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環境フォト・コンテスト

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堀場製作所賞

地球のささやき

 苦しみの叫び、喜びの声など、「地球のささやき」に耳を傾けることから、環境とは何かを考えてみてください。うち捨てられ、錆びついた貨物船を写した昨年の優秀賞「難破船」は、人間の英知や文明が地球を傷つけていることを象徴する作品でした。今年もぜひ、多様な生物、環境がかかわり合うこの地球が発した、小さな声を一枚の写真に収めてください。

堀場製作所賞
優秀賞
画題「サンゴの墓場」
松田拓洋(50歳)
福祉施設職員
大阪府泉大津市
受賞者のコメント
2005年5月末、石垣島での撮影です。死んだサンゴが潮流で集められた「ガレ場」がどこまでも広がる様は、さながらサンゴの墓場。同地では年々自然破壊が進み、美しい珊瑚礁が翌年にはヘドロをかぶって死滅していたこともありました。海水温の上昇、海岸線の人工化による潮流変化など意見はさまざまですが、近年こうした場所が増えたという話は地元の人からも聞きます。自分たち観光客も一部原因となっていることを思うと心が痛みます。
審査員評価
優秀賞「サンゴの墓場」は、環境破壊が進む海の状態をドキュメントとして写し出し、作者の嘆きと痛々しさが真に迫る作品でした。イチョウの落ち葉のなかから芽を出す紅葉の、赤と黄の色合いがうまくとらえられた「いのちの輝き」、雪のなかで咲く花を写した「耐える」、ともに小さい命をよく表現していました。
堀場製作所賞
佳作
画題「いのちの輝き」
中村治朗(67歳)
無職
愛知県刈谷市
堀場製作所賞
佳作
画題「耐える」
ねつむつお(65歳)
無職
長野県長野市
企業コメント
「地球のささやき」というテーマで 第1回目から参加しています。写真の題材としては難しいテーマですが、毎回応募される地球の叫びをとらえた作品に、当社の計測・分析機器と同様にいまの地球環境のデータを見せられている思いがします。
 今回の優秀賞「サンゴの墓場」は、まさにその象徴のような作品です。石垣島で撮影されたものですが、当社の製品は石垣島の南、与那国島でも温暖化の観測のために活躍しています。その足もとで、こんなことが起きているのかということに、あらためて驚かされました。
 これからも私たちは、応募作品に見せられた地球のいまを観測していきます。
株式会社堀場製作所