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環境フォト・コンテスト

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環境大臣賞/環境フォト大賞

(東京海上日動賞[海と空]から)

環境大臣賞/環境フォト大賞
環境大臣賞/環境フォト大賞
画題「空を泳ぐ」
金子誠(30歳)
ダイビングインストラクター
沖縄県恩納村
受賞者のコメント
 2004年7月中旬のよく晴れた日。日中は人でにぎわう沖縄県の真栄田岬も、朝の9時頃はまだ人影もなく、周囲には私一人きりでした。
 海に潜ってふと上を見ると、7月から8月によく見られるキビナゴが群れをなして泳ぎ、水面には青空が広がっています。魚と雲と青い空を夢中でカメラに収めました。
 その美しい海に小さい頃から憧れていた沖縄に住むようになって5年。波も穏やかなうえ、水中でも四季を実感することができるこの海は、これまでいたパラオやオーストラリアの海とはまた違った素晴らしさがあります。
 最近はここでも珊瑚が水温上昇の影響を受け、また開発による赤土の流入などもありますが、その一方で、珊瑚を養殖して海に帰すなど、美しい海を取り戻そうとする運動が熱心に行われています。この美しい自然をいつまでも守り続けたいと考えています。
審査員評価
キビナゴの幼魚の群れがまるで空を飛んでいるような錯覚を覚えさせる作品です。デジタルカメラで撮影した作品ですが、合成ではなく、ワンシャッターで切り取られたもの。澄みきった水の中を泳ぐキビナゴを、海中から撮影したということですが、視覚的な面白さと、タイトルの“空を泳ぐ”が表す雄大さを兼ね備えた作品で、写真的な面白さが光り、見事、環境大臣賞を獲得しました。