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環境フォト・コンテスト

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堀場製作所賞

地球のささやき

ほんのわずかな変化の積み重ねが、将来の大問題につながる環境問題。いま、地球が発する小さなサインをしっかり受けとめ、それにきちんと対処していくことが求められています。「地球のささやき」に真摯に耳を傾けた作品をお待ちしています。

堀場製作所賞
優秀賞
画題「難破船」
阿部孝(48歳)
会社員
埼玉県鳩山町
受賞者のコメント
数年前の春に東北地方を旅行中、午後の日を浴びながら国道7号を新潟方面に向かっていたときのこと。国道わきの海岸に、サビついた船が打ち上げられていました。周囲には船の備品や積み荷、生活用品といったものが散乱し、大小の油の塊が岩に打ち付けられています。魚の生態への心配、漁業への影響、さまざまな思いが頭に浮かび、記録に残しておかなければと考え、シャッターを切りました。
審査員評価
台風など巨大な船も沈没させる自然の猛威と、放置された船が地球を汚染していく様がひしひしと伝わる、重厚感ある「難破船」、稲に群がる鳥たちを細やかな視点で切り取った「初秋の出発」、鉄塔の巣に戻る鳥をとらえた「住めば都」と力作が揃いました。
堀場製作所賞
佳作
画題「初秋の出発」
高橋洋(57歳)
自営業
栃木県足利市
堀場製作所賞
佳作
画題「住めば都」
黒瀬邦彦(45歳)
歯科医
岡山県賀陽町
企業コメント
 今回優秀賞となった「難破船」。ここにある貨物船やそれが担う海運は、人間の英知がつくり上げた文明の一つといっていいでしょう。しかし、こうして無惨にも打ち上げられた難破船を目の当たりにすると、いかに自然の力が偉大なものかを思い知らされます。同時に、人間の文明は自然との共生の上にしか成り立たないことを教えてくれます。
 そしてまた当社が開発、製造している分析・計測機器も、人類の英知が生み出した技術の結晶。その仕事は、地球が発する警告、つまり「地球のささやき」を計測、分析し、私たちに知らせることです。地球からのどんな小さな警告も聞き逃さぬよう技術を磨き、今後も地球環境の保護に貢献していきたいと考えています。
株式会社堀場製作所