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環境フォト・コンテスト

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環境大臣賞/環境フォト大賞

(コニカミノルタ賞[光と色]から)

環境大臣賞/環境フォト大賞
環境大臣賞/環境フォト大賞
画題「虹の水田」
横田康治(57歳)
翻訳業
高知県高知市
受賞者のコメント
高知県の土佐町にある、心安まる天空の棚田。人が造りだした水田に投げかけられた夕映えのきらめきが、人と自然の「光と色」の調和を見せてくれます。

高地にあるこの地の田植えは桜もすでに散った5月末。澄んだ空気、清い水、燦々と注ぐ陽光に育まれ、10月の刈り取りまでにおいしいお米に成長します。撮影の日は微妙な空模様。太陽が山並みに沈むとき、残照が雲に反射し、その光彩が水田に映り込んだ瞬間をとらえました。

今、食の安全性が大きな話題になっています。食文化の根源は土からの恵みである食べ物。その安全性、安定性を守るには、地球環境のすべてを本来の姿に戻す必要があるのではないかと感じています。
審査員評価
景勝地として知られる高知県土佐町・相川の棚田で、夕焼けに染まった雲と、その様子を色鮮やかに映し出す水田の光景をとらえています。夕暮れ時まで手作業で田植えに勤しむ農夫の姿には、昔から連綿と続く営みが感じられます。自然の光と色がつくりだすこの光景を失いたくないという作者の思いが伝わるとともに、人物をポイントに農村が抱える今日的状況を併せて画面を構成。日本の原風景の一つである棚田を単なる美しい光景として表現するのではなく、問題意識とともにとらえたことが評価され、見事環境大臣賞に輝きました。