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環境フォト・コンテスト

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環境大臣賞/環境フォト大賞

(王子製紙賞[森の仲間たち]から)

環境大臣賞/環境フォト大賞
環境大臣賞/環境フォト大賞
画題「三兄弟」
浜田いつ子(57歳)
主婦
愛媛県今治市
受賞者のコメント
2006年の7月末、市内の神社の一角で子育てをするアオバズク。毎日通い続け、やっと可愛らしい雛たちに出会うことができました。昼間は眠っていることが多いものの、物音に興味を引かれたのか、愛くるしい目でカメラをじっと覗き込んでいます。その豊かな表情に感動しました。
 ここでは毎年、40年以上にわたってアオバズクが子育てをしており、先日雛の一羽が隣家のベランダに落ちたときも、家の人がハシゴをかけ、そっと木に戻してあげたそうです。雛はやがて成長し、立派に巣立っていきました。地域の方々の愛情に包まれ、毎年そこで子育てをするアオバズク。本当に胸の熱くなる話です。私も感謝の思いを込め、そっと撮らせていただきました。
 この地球はそこに暮らすすべての生き物のすみかであって、人間だけのものではない。鳥たちの命のぬくもり、生命の鼓動が、いまも私にそう語りかけてくれます。
審査員評価
 今回の「環境大臣賞/環境フォト大賞」に選ばれたのは、生まれたばかりのアオバズクの兄弟をとらえた、王子製紙賞「森の仲間たち」への応募作品「三兄弟」です。背景の若葉の緑が何ともさわやかで、じっとこちらを見つめる左右のアオバズクと、そっぽを向いた中央のアオバズクのそれぞれの表情が何とも愛らしく、写真としてのコンビネーションも非常に優れています。「来年もこの枝に新しい雛が来てほしい、またそうした自然環境を我々人間も大切に守っていきたい」という作者のやさしい願いが伝わる作品で、第3次審査においても審査員全員が迷わず満点を入れました。