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環境フォト・コンテスト

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王子製紙賞

森の仲間たち

昨年の優秀賞「小さな仲間」は、年々減りゆく自然のなか、日溜りを求めるカエルのけなげな姿をとらえたすばらしい作品でした。環境保全事業として、森づくりを進めていると、そこは植物や昆虫、小動物から小鳥まで、すべての生き物にとって生命力に溢れた空間であることに気づかされます。今年もそんな豊かな森に息づく命の輝きをとらえた写真をお待ちしています。

王子製紙賞
優秀賞
画題「きのこの誘い」
杉本 石(58歳)
主婦
高知県高知市
受賞者のコメント
2005年の7月上旬、自宅近くにある竹林へ、ウスキキヌガサタケを撮りに出かけました。早起きして現地へ着くと、地面から1つだけ白い軸が顔を出しています。やがて軸から笠が出て、その下に華やかな黄色のマントが広がり、まるで妖精のような姿になりました。しばらくするとどこからか次々と蝶が集まり、表面の液を吸っています。幻想的な風景に心打たれるとともに、今後も身近にある自然を撮り続けていきたいと思いました。
審査員評価
環境大臣賞に輝いた「三兄弟」、笠を広げた幻想的なウスキキヌガサタケとそこに群れ集う蝶との共生の様子をしっかりとらえた「きのこの誘い」、色調が美しい「夢中」、餌を求めるミノムシの姿を写した「みのむし 花散歩」と、それぞれに森の仲間の様子をよくとらえていました。
王子製紙賞
佳作
画題「夢中」
大城 剛(42歳)
自営業
沖縄県読谷村
王子製紙賞
佳作
画題「みのむし 花散歩」
益子十四夫(81歳)
無職
東京都青梅市
企業コメント
 紙パルプ産業は、再生可能な循環型資源である森林資源を原料に使用することが特徴。王子製紙では「紙づくりは森づくりから」という理念のもと、国内では19万haの社有林を有し、海外では2010年度までに30万haの植林を実現することを目標に積極的に取り組んでいます。また、紙の60%以上を再生利用し、使用エネルギーも化石エネルギーからバイオマスエネルギーなどへの転換を積極的に進めることで、二酸化炭素の排出削減に尽力。企業理念の「環境と文化への貢献」を目指し、地球的視野で環境と調和した企業活動を進めていきます。

 森とのつながりを大切にしたいと選んだテーマは「森の仲間たち」。環境大臣賞の「三兄弟」は、暗いニュースが多い昨今、明るい木立と愛くるしいアオバズクの姿が温かな家庭を彷彿とさせるすばらしい作品でした。
王子製紙株式会社