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環境フォト・コンテスト

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岩谷産業賞

ふるさと

昨年の受賞作は、農作業に励む「おばあちゃん」の素晴らしい笑顔と、その手の土が自然への感謝と“足る”を知る心を表現した胸熱くする一枚。自然と人が共生する「ふるさと」を大切に想う気持ちは、環境保護への第一歩です。今回も単に田舎の風景や行事を写すのではなく、人のぬくもりと一体となった「ふるさと」の様々な姿を、心のファインダーで切り取ってください。

岩谷産業賞
優秀賞
画題「迎え火」
桑原健二(65歳)
無職
静岡県静岡市
受賞者のコメント
2006年7月13日、静岡県静岡市。旧東海道の難所であった宇津ノ谷峠の麓にある小さな集落・宇津ノ谷の郷で、火を焚いて祖先の霊を迎える、お盆の「迎え火」の光景に出合いました。平安時代にも遡るという歴史ある土地で見た古き良き習慣に、同じように迎え火を焚いた遠い子供の頃を鮮明に思い出しました。先祖を敬う心は、まさにふるさとそのもの。こうした日本人の心の習慣をいつまでも残したいと感じています。
審査員評価
日本人の習慣として心のなかに受け継がれた「迎え火」の様子をしっかり押さえた優秀賞、今日では少なくなった縁側での作業をする農婦の姿が印象深い「縁側」、子供たちが仲良く鐘をつく状況が懐かしい「力を合わせて」、いずれもふるさとの感じをよく表していました。
岩谷産業賞
佳作
画題「縁側」
漆畑淑男(75歳)
無職
静岡県静岡市
岩谷産業賞
佳作
画題「力を合わせて」
高橋勇夫(68歳)
無職
静岡県浜松市
企業コメント
 クリーンで燃焼効率の高い家庭用LPガス「MaruiGas」を、50年以上前に日本全国にはじめて普及させた岩谷産業は、世の中に必要不可欠な「ガス&エネルギー」事業を中心に循環型社会の実現を目指しています。さらにCO2を出さない究極のエネルギーとして、水素の技術開発も45年以上前から積極的に推進。2006年4月には国内最大の液化水素製造プラントを稼働するなど、水素エネルギー社会に向けたインフラ整備を着々と進めています。

 「ふるさと」というテーマでの作品募集を続けていますが、今回はきれいな写真ではあるものの、心に残るものが少ない印象を受けました。そうしたなか、優秀賞「迎え火」は現代では忘れられかけてしまっている、周囲をおそれ、敬い、大切にする気持ちがメッセージとしてしっかりと表現され、心を打ちました。
岩谷産業株式会社