大日本印刷賞大気のうた

テーマ:大気のうた

2024優秀賞

画題「高原に舞う」
林 昌尚(65歳)
福井県越前市 無職


作品の撮影地である福井県池田町の部子山には、県内で数羽しか確認されていないイヌワシのうちの1〜2羽が飛来します。また、同地のヒヨドリバナの蜜源を求めて、毎年7月末ごろになると、大陸からはるばる海を越えてアサギマダラがやってきます。このような豊かな生態系を壊してはならないという切実な決意を持ち、今後もこの場所の撮影を続けていきたいと思います。

2024佳作

画題「冬光と影」
林 巧(34歳)
滋賀県彦根市 会社員

2024佳作

画題「Mosaic」
松井大典(46歳)
新潟県魚沼市 自営業

2024次点(五十音順)

「龍の帰り道」篠﨑英治(42) 山形県鶴岡市
「神域」武石和朗(39) 新潟県西蒲原郡
「朱に染まる」戸次貴之(48) 福岡県北九州市
「山頂の野生馬」三好啓司(75) 宮崎県西都市
「大地の咆哮」横江憲一(64) 北海道札幌市

企業コメント

社会に貢献し、人々の暮らしを豊かにする志を持ち続ける。DNPは、このような想いを「未来のあたりまえをつくる。」という言葉に込めました。「DNPグループ環境ビジョン2050」では2050年のありたい姿を掲げ、事業活動によるマイナスの影響を抑えてプラスの価値を提供し、地域生態系との調和を図ります。活動の一環として本社で育成している「市谷の杜」は、このほど第43回「緑の都市賞」※で国土交通大臣賞を受賞しました。
※公益財団法人都市緑化機構主催 (https://urbangreen.or.jp/grant/3hyosho/green-city)

優秀賞の「高原に舞う」は、高原に立つ撮影者が見上げた視界に青空と森が広がり、そこにアサギマダラというチョウが飛んできます。遠方から飛来するチョウとのことですから、羽を休めに来たのでしょうか。空・虹・木々、チョウへと目線が移ることで感じる自然の多様なスケールが印象的です。かけがえのない大自然と、そこで生きる小さな命をいとおしむ撮影者の気持ちが込められた素晴らしい作品です。

大日本印刷株式会社

審査員評

1頭のアサギマダラを仰ぎ見るようにして、周囲の空気感と共に撮られた優秀賞。ふわふわと浮かぶその姿からは安らぎも覚えます。佳作の「冬光と影」は、冬の木々と影のコンビネーションが美しい作品。「Mosaic」は、雲を少し入れたことで写真としての価値が高まりました。