王子ホールディングス賞森と仲間たち

テーマ:森と仲間たち

2024優秀賞

画題「夢中なひととき」
萩野恭伍(29歳)
北海道登別市 獣医師


人、動物の健康と地球環境がつながっているという考え方「ワンヘルス」が広まりつつあります。一方で動物と人間のあつれきが問題視され、北海道でもシカの増加による農業被害やロードキル、鉛中毒問題などが起こっています。そんな中で出合った1頭のシカと夢中なひとときを過ごし、森とのつながりを実感。共に豊かに暮らせる環境を残したいとの想いを新たにしました。

2024佳作

画題「仲良くぎゅーぎゅー!」
佐野文男(54歳)
北海道函館市 自営業

2024佳作

画題「森のシャワー」
宮野達也(34歳)
福島県会津若松市 調理師

2024次点(五十音順)

「樹林の目覚め」落合正和(62) 静岡県静岡市
「森に落ちた光」河原祥泰(29) 大分県大分市
「森に舞うホタル」佐々裕成(26) 大阪府守口市
「押すなよ!絶対押すなよ!」西岡尚央(47) 北海道帯広市
「森に生きる」山西典夫(70) 高知県香南市

企業コメント

近代日本経済の祖・渋沢栄一の提唱による「抄紙会社」設立から150年。王子グループは森林を健全に育て、森林資源に根付いたものづくりを続けています。国内外で約60.3万ha、東京都の約3倍に及ぶ「王子の森」は、再生可能な森林資源の生産と同時に、水源涵養かんようやCO2吸収、生物多様性保全などにも貢献。また、バイオマスプラスチックやセルロースナノファイバーなど、プラスチックに代わる木質由来の新素材開発も推進しています。

2023年に北海道で撮影された優秀賞「夢中なひととき」。シカが立ち上がりながら柔らかな葉を食む姿はとてもりりしく、躍動感があります。また、水面にかかるもやと木の葉の鮮やかな緑がとても神秘的で、森の静謐せいひつさが伝わってくるようです。森にすむシカとみずみずしい木々、そして背景の豊かな水源が、それぞれ深く関わり合い、まさに森を通じた仲間同士であることを再確認できる一枚です。

王子ホールディングス株式会社

審査員評

優秀賞は、農地を荒らすシカの問題が注目されている中、豊かな自然の中であれば、このように美しいシカの姿が捉えられることを教えてくれています。佳作の「仲良くぎゅーぎゅー!」「森のシャワー」も、それぞれ撮影者の視点でテーマ「森と仲間たち」を切り取っています。