基本の巻きずし「【材料の準備】 卵焼きをつくる」巻きずし(1)

愛情をいっぱい詰め込んで、くるくるぎゅっと巻いた、巻きずし。お花見に、行楽に、子供の運動会にも。誰もがお重の蓋を開けたとたん、「わ~っ!」と顔を輝かせること請け合い。

材料(4本分)

卵 3個、砂糖 大さじ1、昆布茶 小さじ1/3、塩 少々、サラダ油 大さじ1/2

つくり方

  1. 1

    ボウルに卵を割りほぐし、砂糖、塩と、昆布茶を水大さじ1(分量外)で溶いたものを加えてよくかき混ぜる。

  2. 2

    フライパンにサラダ油を引いて中火で熱し、1.を1/3量ほど流し入れる。

  3. 3

    ゆっくりと大きく混ぜ、半熟に火が通ったら手前から奥に向かって丸める。

  4. 4

    手前の空いたところへ残りの1.の半量を流し、固まってきたら、奥の丸めた生地を手前に折りたたんで巻く。

  5. 5

    4.の生地を奥に寄せ、残りの1.をすべて流し入れて、同様に巻く。

教える人:枝元なほみ

基本の巻きずし「【材料の準備】 卵焼きをつくる」

1981年、劇団転形劇場の研究生となり、1年後そのまま劇団員となる。1983年のヨーロッパ 7か国ツアーから各公演に参加。その後、 1989年の劇団解散まで国内外の各公演に参加。劇団活動中、生活費稼ぎのために、友人の経営する無国籍レストランの厨房にて料理を仕事としたことで、さまざまな食材、スパイスなどに鍛えられ、しだいに料理にはまる。劇団解散に時を同じくして、フリーの料理人となる。友人の紹介で女性週刊誌の料理ページの仕事をもらい、メディアデビュー。そのまま料理の仕事を続けて、今日にいたる。<食>を広い視点で捉えた料理にファンが多い。近著『かくし味は旅を少々』(スィッチ・パブリッシング刊)をはじめ、著書多数。枝元なほみさんと「チームむかご」のHPは、http://mukago.jp/


文 鹿野真砂美
撮影 馬場敬子
着付け・木村智華子(シックスセンス)