基本の巻きずし「【材料の準備】 椎茸の甘辛煮をつくる」巻きずし(1)

愛情をいっぱい詰め込んで、くるくるぎゅっと巻いた、巻きずし。お花見に、行楽に、子供の運動会にも。誰もがお重の蓋を開けたとたん、「わ~っ!」と顔を輝かせること請け合い。

材料(4本分)

干し椎茸 中8枚、砂糖 大さじ1、味醂、醤油 各大さじ1と1/2

つくり方

  1. 1

    干し椎茸は軸の部分をもぎ取る。

  2. 2

    小鍋に1.と水1と1/2カップ(分量外)を入れて中火にかけ、10分ほどゆでてふっくらと戻す。

  3. 3

    水分が減ったところへ、砂糖、味醂、醤油を加え、落とし蓋をして弱火で15分ほど煮る。

  4. 4

    最後に落とし蓋をはずし、汁気がなくなるまで煮詰める。

教える人:枝元なほみ

基本の巻きずし「【材料の準備】 椎茸の甘辛煮をつくる」

1981年、劇団転形劇場の研究生となり、1年後そのまま劇団員となる。1983年のヨーロッパ 7か国ツアーから各公演に参加。その後、 1989年の劇団解散まで国内外の各公演に参加。劇団活動中、生活費稼ぎのために、友人の経営する無国籍レストランの厨房にて料理を仕事としたことで、さまざまな食材、スパイスなどに鍛えられ、しだいに料理にはまる。劇団解散に時を同じくして、フリーの料理人となる。友人の紹介で女性週刊誌の料理ページの仕事をもらい、メディアデビュー。そのまま料理の仕事を続けて、今日にいたる。<食>を広い視点で捉えた料理にファンが多い。近著『かくし味は旅を少々』(スィッチ・パブリッシング刊)をはじめ、著書多数。枝元なほみさんと「チームむかご」のHPは、http://mukago.jp/


文 鹿野真砂美
撮影 馬場敬子
着付け・木村智華子(シックスセンス)