JCB CARD W,メリット,デメリット
(画像=Wealth Bridge編集部)

お得に使えるクレジットカードを探しているなら、日本の国際ブランド・JCBが発行している「JCB CARD W」を検討しましょう。年会費無料、高いポイント還元率が魅力のカードで、例えばスターバックスやマクドナルドなどで使えば、通常の何倍ものポイントをもらうことができます。

  1. JCB CARD Wの概要
  2. 人気の「JCBカード S」と何が違うの?
  3. JCB CARD Wのメリット11
    1. ETCカードを無料で発行できる
    2. カフェやレストランでポイントがお得にたまる
    3. 家族サービスにポイントを活用できる
    4. 充実の保険とセキュリティ
    5. WEB上で明細書を確認できる
    6. 年会費無料で維持費ゼロ
    7. Apple PayやQUICPay、nanacoも利用できる
    8. 毎月の利用額に応じてポイントが算出される
    9. ポイント還元率がJCBカード Sの2倍
    10. ポイントが3~21倍になる
    11. 他のクレジットカードと比較してポイント還元率が高い
  4. JCB CARD Wの7つのデメリット
    1. 18歳以上39歳以下しか作れない
    2. 紙の明細書が郵送されない
    3. 端数はポイントにならない
    4. 保険は利用付帯で日本国内では利用できない
    5. 海外では使えないお店もある
    6. メンバーランク制度「JCB STAR MEMBERS」の対象ではない
    7. キャッシング機能は強くない
  5. JCB CARD Wで無料追加できる家族カード
    1. 家族でポイントを効率的にためられる
    2. 本会員と同等の付帯サービスを利用できる
  6. 支払いに困ったときは「スキップ払い」を検討しよう
    1. 「ショッピング利用後分割払い」や「リボ払い」よりわかりやすい
  7. 女性におすすめ!JCB CARD W plus Lについて
    1. 女性向け特典に申し込める
  8. JCB CARD Wの申し込みはどうやるの?
    1. ネット申し込みの手順
  9. クレジットカードを申し込む際の2つの注意点
    1. 1.信用情報を間違えない
    2. 2.支払い方法をチェックする
  10. JCB CARD Wの審査基準・審査難易度について
    1. 審査基準について
    2. 審査難易度について
  11. JCB CARD Wに関するよくある質問
    1. JCB CARD Wは40歳を過ぎたら使えなくなる?
    2. JCB CARD Wのお得な使い方を知りたい。
    3. JCB CARD Wの特徴は何?
    4. JCB CARD Wの追加カードは無料で作成できる?
    5. JCB CARD Wの保険やセキュリティは安心できそう?
  12. JCB CARD Wは高いポイント還元率が魅力のカード

JCB CARD Wの概要

JCB CARD Wってどんなカード?

質問者①
編集部

JCB CARD Wは、様々なJCBカードの中でも高還元率と言われているカードです。

まずはJCB CARD Wの概要を整理しておきましょう。

カード名 JCB CARD W
年会費 永年無料
ポイント還元率 1.00%~10.50%※
申し込み条件 18歳以上39歳以下
たまるポイント Oki Dokiポイント(1000円=2ポイント)
申し込み年齢対象 18歳以上から39歳以下
主なメリット ・高いポイント還元率
・パートナー店での利用でポイントアップ
・年会費永年無料
主なデメリット ・40歳以上は作成できない
・付帯保険は日本では使えない
・紙の利用明細書がない
付帯保険 旅行傷害保険:海外最高2000万円
ショッピングガード保険:海外最高100万円
追加可能なカード 家族カード
ETCカード
QUICPay(クイックペイ)
スマホ決済 Apple Pay
Google Pay
WEBサービス 会員専用サービス「MyJCB」
WEB明細サービス「MyJチェック」
※最大還元率はJCB PREMO に交換した場合

JCB CARD Wは18歳以上39歳以下の人が入会できる、JCBカード屈指のポイント還元率を誇るカードです。年会費は永年無料で、一度作成すれば40歳以降も年会費は無料のまま継続利用することができます。

またポイント還元率は1000円につき2ポイントと、通常のJCBカードの還元率(1000円=1ポイント)の2倍。さらに、提携店である「JCB ORIGINAL SERIESパートナー店」で利用することで、ポイント還元率が最大11倍にアップ。加えてキャンペーンで還元率がさらにアップすることも。ためたOki Dokiポイントは以下のように使えます。

Oki Dokiポイントの使い方

  • 商品と交換する
  • 買い物で使う
  • 支払い金額にあてる
  • マイルや他社ポイントに移行する

人気の「JCBカード S」と何が違うの?

通常のJCBカードとの違いを教えて。

質問者①
編集部

通常のJCBカードでもポイントは貯まりますが、さらにお得にポイントを貯めたい人におすすめです。

ここではJCB CARD WとJCBを代表するスタンダードカード「JCBカード S」の違いを解説していきます。

カード名 JCB CARD W JCBカード S
年会費 永年無料 初年度年会費無料
(翌年以降、1375円※)
※ただし、「MyJチェック」の登録+年50万円以上のカード利用で年会費無料
ポイント還元率 1.00%~10.50%※ 0.50%~10.00%※
申し込み条件 18歳~39歳 18歳以上
ポイント Oki Dokiポイント
付帯保険 旅行傷害保険:海外最高2000万円
(利用付帯)
ショッピングガード保険:海外最高100万円
旅行傷害保険:海外最高3000万円、国内最高3000万円
(利用付帯)
ショッピングガード保険:海外最高100万円
追加可能なカード 家族カード
ETCカード
QUICPay(クイックペイ)
スマホ決済 Apple Pay
Google Pay
WEBサービス 会員専用サービス「MyJCB」
WEB明細サービス「MyJチェック」
おすすめの人 18歳以上39歳以下でポイントを効率的にためたい人 ・40歳以上の人
・国内旅行によく行く人
※最大還元率はJCB PREMO に交換した場合

JCB CARD WはJCBカード Sと比較して、申し込み条件が39歳までと限られています。ただポイント還元率はJCBカード Sの2倍のため、ポイントを効率的にためたい人はJCB CARD Wがおすすめです。

JCBカード Sについては年齢制限はなく、JCB CARD Wにはない国内旅行にかかる保険がついています。国内旅行に頻繁に行ったり、40歳以上でJCB CARD Wに申し込めない人は検討してみてはいかがでしょうか。

JCB CARD Wのメリット11

JCB CARD Wのおすすめポイントを知りたい。

質問者①
編集部

JCB CARD Wは、ETCカード発行手数料と年会費が無料です。さらにカフェやレストランの利用が非常にお得になる魅力的なカードです。

ここではJCB CARD Wのメリットを見ていきます。ポイント面に加え、保険・セキュリティなど11点の多彩なメリットがありますので、ぜひ確認しておきましょう。

ETCカードを無料で発行できる

JCB CARD WではETCカードを発行手数料及び年会費無料で追加発行することができます。もちろんETCカードの利用分も通常の2倍、1000円につき2ポイントがたまっていきます。

加えて、NEXCO東日本など道路事業者が提供している「ETCマイレージサービス」も利用でき、高速道路の通行料金に応じたポイント「ETCマイレージ」も同時にためることができます。以下、主な道路事業者のETCマイレージのポイント付与率をまとめてみました。

主な道路事業者別ポイント付与率

  • NEXCO東日本・中日本・西日本:10円につき1ポイント
  • 神戸市道路公社:50円につき3ポイント
  • 愛知県道路公社・福岡北九州高速道路公社・広島高速道路公社:100円につき1ポイント

仮にNEXCO東日本・中日本・西日本管轄の高速道路で1万円を使った場合、1000ポイントが付きます。

さらに、例えば高速道路のSAやPAにも入っているスターバックスや出光SSなどのJCB ORIGINAL SERIESパートナー店でJCB CARD Wを使えば、Oki Dokiポイントもより早くたたまっていきます。頻繁に高速道路を利用している人なら使い勝手がいいカードでしょう。

またETCカードは手発行数料と年会費も無料のため、旅行や帰省などで年に数回しか高速道路を利用しない人でも一枚持っておいて損はありません。

カフェやレストランでポイントがお得にたまる

JCB CARD WをJCB ORIGINAL SERIESパートナー店で利用すると、ポイント還元率が通常の2倍以上になり、ポイントを効率的にためられます。カフェやレストランでは「スターバックス」や「木曽路」、「一休」、「庄や」などがパートナー店です。

【レストラン・カフェ】JCB ORIGINAL SERIESパートナー店の一例とポイント倍率

  • スターバックス:11倍
  • 和民:4倍
  • 木曽路:3倍
  • 一休.comレストラン:3倍
  • 庄や:3倍

上記のレストラン・カフェで5000円利用した場合のポイント還元率をまとめてみました。

1カ月に5000円利用した場合
通常 10ポイント
スターバックス 55ポイント
和民 20ポイント
木曽路 15ポイント
一休.comレストラン
庄や

「塵も積もれば山となる」ではないですが、上記のレストラン・カフェをよく利用する人は、JCB CARD Wを利用していれば、気付いたときにはまとまったポイントがたまっていることでしょう。

-人気のJCB ORIGINAL SERIESパートナー店

レストラン・カフェ以外にも、JCB ORIGINAL SERIESパートナー店で人気のお店はたくさんあります。

人気のJCB ORIGINAL SERIESパートナーとポイント倍率

  • マクドナルド:21倍(2022年1月31日まで)
  • モスバーガー:11倍(2022年3月31日まで)
  • オリックスレンタカー:7倍
  • 洋服の青山・AOKI:6倍
  • Amazon:4倍
  • メルカリ:3倍
  • ビックカメラ:3倍
  • ニッポンレンタカー:3倍
  • 出光SS・シェルSS:3倍
  • 成城石井:3倍

日常用品からレンタカー、家電量販店、ネットショッピングまで非常に幅広いジャンルのお店があることがわかります。

家族サービスにポイントを活用できる

JCB CARD Wでためたポイントは家族サービスにも使うことができます。例えば以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。

家族サービスに使うポイント活用法

  • JCBトラベル オンラインギフトにポイントを交換して、旅行時に使う
  • ポイントを商品カタログから家族が喜びそうなものに交換する
  • ポイントをApp Store & iTunes ギフトカードに交換してプレゼントする

上記以外にもポイントの交換先が豊富にあるため、家族が喜びそうなもの・サービスをチョイスできることでしょう。

充実の保険とセキュリティ

万が一のことを考えてチェックしておきたい保険とセキュリティ面ですが、JCB CARD Wは年会費永年無料にも関わらず、どちらも充実しています。

JCB CARD Wの付帯保険

  • 旅行傷害保険(死亡・後遺障害の場合):海外最高2000万円
  • ショッピングガード保険:海外最高100万円

ショッピングガード保険では、購入した商品が破損・盗難などに遭ってしまった場合に補償を受けることができます。そのため、海外旅行にJCB CARD Wを持っていけば安心感が増すことでしょう。

またセキュリティ面についても、国内唯一の国際ブランドだけあり、セキュリティ機能に優れたICチップを搭載するなど、第三者による不正利用を防ぐ取り組みを高いレベルで実施しています。

WEB上で明細書を確認できる

JCB CARD Wに申し込むと、WEB明細サービス「MyJチェック」に自動登録され、WEB上で明細書を確認することができるようになります。また紙の明細書が郵送されることはありません。

そのため、わざわざ個人情報が詰まった明細書を処分する手間もなくなります。なお、紙の利用明細書が必要になった場合は、MyJチェックからダウンロードすることができます。

年会費無料で維持費ゼロ

JCB CARD Wは年会費・維持費がかからず、リーズナブルな点もメリットです。例えば、JCBカード Sの年会費は初年度が無料ですが、次年度より1375円がかかります(ただし、条件を満たせば年会費無料)。

また他の国際ブランドのクレジットカードも年会費がかかるものは珍しくありません。年会費・維持費のかからないJCB CARD Wは、得することはあっても損はしないクレジットカードといえます。

-JCB CARD EXTAGEよりも、JCB CARD Wの方がお得!

18歳以上29歳以下が申し込める「JCB CARD EXTAGE」と比較しても、JCB CARD Wは以下のようにお得なことがわかります。

JCB CARD EXTAGEとの比較

  • ポイント還元率がJCB CARD Wのほうが良い(JCB CARD W:1~10%、JCB CARD EXTAGE:0.75%~10.25%)
  • JCB CARD EXTAGEは初回更新時(5年後)に審査され、自動的に年会費のかかるJCBカード Sに切り替わる(ただし、JCBカード Sも条件を満たせば年会費無料)
  • JCBカード S更新前に退会した場合、カード発行手数料が2200円/1人かかる
※最大還元率はJCB PREMO に交換した場合

JCB CARD Wは、解約手数料がかからず、40歳以降も年会費がかかりません。加えてJCB CARD EXTAGEよりもポイント還元率が高いです。

申し込み対象はJCB CARD EXTAGEが29歳以下に対して、JCB CARD Wは39歳以下です。JCB CARD EXTAGEの申し込み対象になっている人も、JCB CARD Wを検討してみてはいかがでしょうか。

Apple PayやQUICPay、nanacoも利用できる

JCB CARD WはApple PayやQUICPay(クイックペイ)などに対応しているほか、セブンイレブンなどでの支払いでポイントがたまる「nanaco」へチャージすることもできます。

nanacoを利用する際にQUICPay機能がついたnanacoカードとJCB CARD Wを紐付けて支払いをすれば、「nanacoポイント」とJCB CARD Wの引き落とし分の「Oki Dokiポイント」の両方をもらうことが可能です。

-貯まったポイントはnanacoへの移行がお得!

JCB CARD Wを使ってたまったOki Dokiポイントの使い道の一つに「他社ポイントへの移行」がありますが、他社ポイントへ移行するのであれば、交換レートの高いnanacoへの移行がおすすめです。なおnanacoポイントへ移行すると還元率は1%となります。

移行できる主な他社ポイントと交換レート

  • nanacoポイント:Oki Dokiポイント1ポイント → nanacoポイント5ポイント
  • dポイント:Oki Dokiポイント1ポイント → dポイント4ポイント
  • 楽天ポイント:Oki Dokiポイント1ポイント → 楽天ポイント3ポイント
  • Pontaポイント:Oki Dokiポイント1ポイント → Pontaポイント4ポイント

このようにnanacoポイントへの移行は他の他社ポイントと比べてもお得なことがわかります。とくにセブンイレブンやイトーヨーカドーなどでよく買い物をする人はnanacoポイントへの移行をお考えください。

毎月の利用額に応じてポイントが算出される

JCB CARD Wでは会計ごとの金額ではなく、毎月の利用額合計に対しポイントが算出されます。基本的に1000円につき2ポイントがたまっていきます。

日付 利用金額 ポイント数
1月1日 500円 0
1月10日 1000円 2
1月14日 500円 4
1月23日 700円 4
1月31日 2300円 10ポイント
合計5000円 10ポイント

例えば上記の場合、1ヶ月の利用金額合計は5000円のため、「10ポイント」が付与されます。

これがもし会計毎の換算であればどうでしょうか。1000 円に1ポイントつくカードであれば、1000円以上利用している1月1日の1000円と1月31日の2300円の合計3300円に対してポイントが算出されるため、ポイント数は「6」にとどまります。

このように毎月の利用額合計でポイントが計算されるJCB CARD Wでは、1000円以下の少額の支払い分も取りこぼすことがありません。利用額が少額の人も、もったいないと感じることは少ないはずです。

ポイント還元率がJCBカード Sの2倍

JCB CARD Wでもらえるポイントは通常のJCBカード Sと比較して2倍です。

JCB CARD Wと通常のJCBカード Sのポイントの違い

  • JCB CARD W:1000円につき2ポイント
  • JCBカード S:1000円につき1ポイント

たとえ使い始めはそれほど差がなくても、長年使っていると、この2倍のポイント差は大きくなっていくでしょう。

-JCBカード SとJCB CARD Wのポイントの比較

JCBカード SとJCB CARD Wで貯まるポイントにどれくらいの差が出るのか、比較してみましょう。

利用額 JCB CARD W JCBカード S
10万円 200ポイント 100ポイント
50万円 1000ポイント 500ポイント
100万円 2000ポイント 1000ポイント
250万円 5000ポイント 2500ポイント
500万円 1万ポイント 5000ポイント

例えば利用額100万円であれば、1000ポイントの差が出ます。仮に、還元率1%相当になるnanacoポイント(1ポイント→nanacoポイント5ポイント)へ移行したとすると、5000円の差が出ることになります。

JCBカード SとJCB CARD W、どうせ使うのであれば2倍のスピードでポイントがたまるJCB CARD Wのほうがお得といえます。

ポイントが3~21倍になる

JCB CARD Wの魅力の一つが「高い還元率」です。ポイント還元率は他のJCBカードの2倍ですが、さらにJCB ORIGINAL SERIESパートナー店で利用することで、ポイントが3~最大21倍付きます。

JCB ORIGINAL SERIESパートナー・ポイント倍率

  • マクドナルド:21倍(2022年1月31日まで)
  • スターバックス:11倍
  • Amazon:4倍
  • メルカリ:3倍
  • ウエルシア・ハックドラッグ:3倍
  • ビックカメラ・ソフマップ・コジマ:3倍
  • やまや:3倍

また、JCBが運営するポイント優待サイト「Oki Dokiランド」を経由して、各通販サイトでショッピングをするだけで、ポイントが最大20倍になります。

Oki Dokiランドとは

  • Amazonや楽天のほか、Yahoo!ショッピングなど、約400店舗が出店しているポイント優待サイト

ポイント倍率は店舗によって異なります。以下がポイント20倍になる店舗です。

Oki Dokiポイント20倍対象店舗

  • ノートンストア
  • セキュリティソフト【マカフィー・ストア】
  • ウイルスバスター公式トレンドマイクロ・オンラインショップ
  • ウイルスバスター公式トレンドマイクロ・オンラインショップ(モバイル)

欲しい物があればぜひOki Dokiランド経由で買い物をして、お得にポイントをためましょう。

他のクレジットカードと比較してポイント還元率が高い

JCB CARD WはJCB以外のクレジットカードと比較しても還元率は高めです。以下、JCB CARD Wを含めた、人気のクレジットカードのポイント還元率をまとめてみました。

JCB CARD W dカード リクルートカード ライフカード
還元率 1.00%~10.50%
※最大還元率はJCB PREMO に交換した場合
1~4.5% 1.2~4.2% 0.3~3.3%
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。

※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります

JCB CARD Wの還元率は際だって高いことがわかります。

JCB CARD Wの7つのデメリット

JCB CARD Wのおすすめしない点ってなに?

質問者①
編集部

JCB CARD Wは、入会に条件があり39歳以下でないと申し込みできません。40歳以上の人は一般カードを申し込む必要があります。

続いて、JCB CARD Wのデメリットを7つ解説します。メリットだけでなく、デメリットも把握した上で、申し込みを検討するようにしましょう。

18歳以上39歳以下しか作れない

JCB CARD Wの入会条件は18歳以上39歳以下のため、40歳以上の人はカードを作ることができません。ただし、申し込み時に39歳以下であれば、40歳以上になっても年会費無料でJCB CARD Wを使い続けることができます。

-家族カードは40歳以上でも作れる

JCB CARD Wは39歳以下ではないと作れませんが、家族カードであれば40歳以上の人でも作成することができます。

家族カードとは

  • クレジットカード契約者である本会員の家族が作れるカードのこと

家族カードはJCB CARD Wの本会員と同様の付帯サービスを利用することができます。そのため海外ショッピング保険も付いており、またETCカードやApple Payも利用可能です。

なお、家族カードに審査はありません。審査に通りにくいといわれる学生や専業主婦(夫)、高齢者まで手軽に作成することができます。

紙の明細書が郵送されない

JCB CARD Wでは紙の明細書は郵送されないため、WEB明細サービス「MyJチェック」を利用し、WEB上で確認することになります。

紙の利用明細書が欲しい場合には、MyJチェックを開いて印刷しなければなりませんが、人によっては手間だと感じる人もいるでしょう。

端数はポイントにならない

JCB CARD Wでは1000円につき2ポイントが付与されますが、例えば1050円の50円部分など、端数はポイントに換算されません。とくにその月の利用合計金額が1900円や2950円など、1000の倍数に近い場合はもったいないと感じることでしょう。

保険は利用付帯で日本国内では利用できない

JCB CARD Wの保険は利用付帯かつ日本国内では利用することができません。

JCB CARD Wの保険内容>

  • 旅行傷害保険(死亡・後遺障害の場合):海外最高2000万円
  • ショッピングガード保険:海外最高100万円

利用付帯のため、交通機関やパッケージツアーの料金をJCB CARD Wで支払った分にのみ上記保険は適用されます。また上記保険内容を見るとわかるとおり、補償の対象は海外のみである点は頭に入れておきましょう。

海外では使えないお店もある

VISAやMastercardなどほかの国際ブランドに比べると、JCB CARD Wを含めJCBのクレジットカードは、海外で利用できないお店が多いです。

これはVISAやMastercardなどと比較して、海外のJCBカードの加盟店が少ないためです。さまざまな国に頻繁に行く人はJCBのカードと併せて、VISAやMastercardのカードも持っておくと安心でしょう。

メンバーランク制度「JCB STAR MEMBERS」の対象ではない

JCB CARD Wは、JCBのメンバーランク制度「JCB STAR MEMBERS(JCBスターメンバーズ)」の対象から外れています。

JCB STAR MEMBERSとは

  • JCBカードを1年間で一定金額以上利用している人が対象。メンバーズランクに応じてOki Dokiポイントが通常より多く貰えたり、キャンペーンの抽選口数がアップしたりする、JCBカードをお得に利用できるサービス

そのためJCB CARD Wはいくら利用しようと、ポイント還元率が上がるなどのJCB STAR MEMBERSの特典を受けることができません。

ただし、JCB CARD Wのポイント還元率は、ほかのJCBカードの2倍です。一方、JCB STAR MEMBERSの特典におけるポイント還元率は最大でも1.7倍です。

つまり、ポイント還元率の面から見ればJCB CARD WはJCB STAR MEMBERSの対象になる必要がないといえます。人によっては大きなデメリットとは感じられないでしょう。

キャッシング機能は強くない

JCB CARD Wはキャッシングには強くありません。

キャッシングとは

  • クレジットカードに付いている、現金を借りられるサービスのこと

JCB CARD Wのキャッシング機能は、ショッピング枠の一部をキャッシング枠として使えるというものです。そのため別でキャッシングも利用したい人は、JCBのキャッシング専用のカード「FAITH(フェイス)」の利用を検討しましょう。

FAITHはWEBなら約5分で申し込みができるほか、審査が最短即日で完了するため、手軽に申し込める点も特徴です。

JCB CARD Wで無料追加できる家族カード

無料で追加できる家族カードがあるの?

質問者①
編集部

はい、無料で家族カードが追加できます。家族全員でポイントを貯めることができることができるのでおすすめです。

JCB CARD Wでは、契約者である本会員の家族が利用できる「家族カード」も無料で追加利用することができます。家族カードは審査無しで追加でき、さらにJCB CARD Wと同等のサービスを受けられる点が特徴です。

また2022年3月31日まで、家族カード入会で最大4000円分プレゼントされるキャンペーンも実施中です。ここでは家族カードのポイントについて見ていきましょう。

家族でポイントを効率的にためられる

家族カードの利用分もJCB CARD Wと同様の還元率(1000円につき2ポイント)でポイントが付与されます。家族カード利用分のポイントは本会員に付与されるため、家族全員でポイントをためることができます。

例えば、本会員がJCB CARD Wで年間50万円、家族カードでも年間50万円を利用したとしましょう。合計2000ポイントが貯まる計算になりますが、1ポイント=5円相当で計算すると、家族カードの利用によって本会員だけよりも5000円分お得にポイントをためられたことになります。

このように、家族カードを使うことでより多くのポイントを効率的にためることができます。

本会員と同等の付帯サービスを利用できる

本会員だけでなく、家族カードの利用者(家族会員)もJCB CARD Wに付帯するサービス・保険を利用することができます。

JCB CARD Wに付帯する主なサービス・保険

  • ETCカード、QUICPay追加
  • Apple Pay、Google Pay設定
  • 海外旅行傷害保険、ショッピングガード保険

このように家族カードでもETCカードが発行できるほか、海外旅行保険もついてくるため、旅行に行く家族が家族カードを使用するとメリットを大きく享受できるでしょう。

-家族カードもETCカードの発行ができる

JCB CARD Wだけでなく、家族カードでもETCカードの発行は可能です(家族カード1枚につきETCカード1枚)。そのため高速道路をよく利用している家族会員がETCカードを発行するのがおすすめです。

ただし、家族カードのETCカード申し込みはウェブ上からはできません。入会申込書を請求した上で返送する必要があるため、多少手間がかかってしまう点は心に留めておきましょう。

支払いに困ったときは「スキップ払い」を検討しよう

「スキップ払い」ってなに?

質問者①
編集部

ショッピング1回払いのお支払い月を先延ばしにすることができるサービスです。

JCB CARD W及びJCBのカードでは、利子はかかってしまいますが支払い月を最長6カ月先まで延ばせる「スキップ払い」を利用することができます。

以下、スキップ払いの概要です。

手数料率 公式サイト参照
利用可能枠 公式サイト参照
注意点 ・スキップ払い登録後、支払月の再延長は不可
・リボ払いや分割払いなどへの変更不可

手数料率はカードの種類によって異なりますが、「今、お金がないけれどどうしても欲しいものがある」という場合には利用を検討してみてはいかがでしょうか。

スキップ払い利用シーン例

  • 今はお金がないけれど・・・
  • なるべく早く旅行の予約を取りたい
  • 発売中の数量限定の商品を買いたい
  • コンサートの予約を取りたい

「ショッピング利用後分割払い」や「リボ払い」よりわかりやすい

お金がないときにスキップ払いと合わせて検討したいのが、毎月の支払い金額を抑えることができる「ショッピング利用後分割払い」や「リボ払い」です。

「ショッピング利用後分割払い」と「リボ払い」の違い

  • ショッピング利用後分割払い:希望の分割回数で返済していく支払い方法
  • リボ払い:毎月、一定の支払い額を金利と合わせて返済していく支払い方法

どちらも支払い金額を分割するため、毎月の支払い額を抑えることができます。ただし両者ともに、支払っている期間に応じて利息が膨らむため、支払い総額がいくらになるのかを事前に把握しづらいというデメリットがあります。

一方、スキップ払いは事前に総額でいくら支払うのかを算出できるため、シンプルでわかりやすいというメリットがあります。

女性におすすめ!JCB CARD W plus Lについて

女性におすすめのJCB CARD W plus Lってどんなカード?

質問者①
編集部

女性ならではの保険やサービスに申し込むことができるカードで、カードのデザインも素敵です。

女性はJCB CARD Wだけでなく、女性向け特典が充実している「JCB CARD W plus L」もおすすめです。以下、JCB CARD W plus LとJCB CARD Wを比較してみます。

カード名 JCB CARD W plus L JCB CARD W
年会費 無料
ポイント還元率 1.00%~10.50%
※最大還元率はJCB PREMO に交換した場合
申し込み条件 18歳~39歳
貯まるポイント Oki Dokiポイント
追加可能なカード 家族カード
ETCカード
QUICPay(クイックペイ)
付帯保険 ・旅行傷害保険:海外最高2000万円(利用付帯)
・ショッピングガード保険:海外最高100万円
スマホ決済 Apple Pay
Google Pay
女性向けの特典 ・女性のための保険サポート
・ギフトカードがもらえるチャンス「LINDAの日」
・会員向け優待や割引特典「LINDAリーグ」
-

このようにJCB CARD Wに女性向けの特典が加わったのがJCB CARD W plus Lです。そのため、女性はJCB CARD Wに申し込むよりJCB CARD W plus Lのほうがメリットは大きいといえます。

女性向け特典に申し込める

JCB CARD W plus Lの主な特典を詳しくみていきましょう。

主な女性向けの特典

  • LINDAの日:毎月10日、30日にルーレットであたると2000円分のJCBギフトカードがプレゼントされる
  • 毎月の優待&プレゼント企画:JCBトラベルで使える旅行代金やペア旅行鑑賞券などのプレゼント企画が開催される
  • LINDAリーグ:@cosmeやアビステ(ABISTE)など女性のキレイを応援する協賛企業「LINDAリーグ」による、会員向けの優待や割引特典などを実施
  • 女性のための保険サポート:通常疾病に加え、女性特有の疾病の治療費用を補償する

なお、女性のための保険サポートは任意でのオプション保険です。月々の保険料は年齢に応じて290円~、入院保険金は日額で3000円(女性特定疾病は6000円)、手術保険金は3万円(女性特定疾病は4万円)になります。

JCB CARD Wの申し込みはどうやるの?

JCB CARD Wの申し込み方法を教えて。

質問者①
編集部

ネットで申し込み後、本人確認があり入会審査に続きクレジットカード発行となります。

JCB CARD Wにかぎらず、クレジットカードの申し込みに慣れていない人はどのように申し込めばいいのか戸惑うこともあるでしょう。まずクレジットカード作成に必要なものは以下の2点です。

クレジットカード作成に必要な物

  • クレジットカード利用代金の支払い口座:銀行口座もしくは郵便貯金口座
  • クレジットカード利用代金の支払い口座:銀行口座もしくは郵便貯金口座

上記2点を用意すればJCB CARD Wをはじめとしたあらゆるクレジットカードを申し込むことができます。

ネット申し込みの手順

利用代金の支払い口座と本人確認書類を用意できたら、次はいよいよ申し込みです。ここではJCB CARD Wのネット申し込みの方法について順を追って解説していきます。

-1.本人情報を入力

最初に各種本人情報を入力します。主な項目は以下のとおりです。

必要な本人情報

  • 名前
  • 生年月日
  • 職業
  • 年収
  • メールアドレス
  • 利用代金支払い口座情報

いずれも間違いがないように入力しましょう。

-2.本人確認方法を選択

本人情報を入力したら本人確認方法を選択します。ネットで本人確認をする場合、本人確認方法は主に以下の3つです。

ネット申し込み時の本人確認方法

  • 運転免許証の番号を入力する
  • 本人確認書類をアップロード
  • 支払い口座設定時に口座情報を入力する

-3.入会審査に通ればクレジットカード発行

本人確認の手続きをして申し込みを完了したら、入会審査が行われます。この入会審査に無事通ればクレジットカードの発行になります。

-4.クレジットカードの郵送

クレジットカードは指定した住所へ郵送されます。本人確認で運転免許証の番号を入力した人は運転免許証を掲示する必要があるため、用意しておきましょう。

クレジットカードを申し込む際の2つの注意点

クレジットカードを申し込む時の注意点ってなに?

質問者①
編集部

信用情報を正しく入力することで適正な審査が行われます。記入間違えや漏れのないように注意しましょう。

クレジットカードの申し込み時に注意すべき点を2つ紹介します。

1.信用情報を間違えない

氏名や生年月日、支払い口座番号など各種信用情報は正しく入力します。入力ミスをしてしまうと審査に落ちる原因になってしまう恐れがありますので、入力後はしっかり確認しましょう。

2.支払い方法をチェックする

支払い方法の確認は徹底しましょう。支払い方法には利用した金額を一括で支払う「1回払い」のほか、複数回に分けて支払う「分割払い」、一定金額を毎月支払う「リボ払い」などさまざまな方法があります。

なかにはリボ払いやスキップ払いなど、手数料がかかる支払い方法もあるため、間違うと「1回払いのつもりだったのにリボ払いの設定になっていて、手数料も支払っていた」なんてことにもなりかねません。そのような不要なミスで損をしないためにも、十分チェックしましょう。

JCB CARD Wの審査基準・審査難易度について

JCB CARD Wの審査基準や審査難易度について教えてほしい。

質問者①
編集部

銀行系なので多少は厳しい面もあるかもしれませんが、若年層をターゲットとしたカードのため、それほど厳しくはないと思われます。

JCB CARD Wを作成するには審査を通過しなければなりません。ここでは気になるJCB CARD Wの審査基準・審査難易度を解説していきます。

審査基準について

JCB CARD Wの審査基準は公表されていませんが、JCB CARD Wの申し込み対象から推測することができます。

JCB CARD Wの申し込み対象:18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。一部、お申し込みになれない学校があります。
(引用:JCB公式サイト|JCB カード W

以上の内容から審査基準は以下の項目だと推察できます。

JCB CARD Wの審査基準

  • 18歳以上39歳以下であるか
  • 本人または配偶者に安定的な収入があるかどうか
  • 信用情報に問題ないかどうか

まずは「年齢が18歳以上39歳以下かどうか」、また申し込み対象の記載にあるとおり、「本人または配偶者に安定継続収入があるかどうか」は審査されるでしょう。またクレジットカード一般の基準である「信用情報に問題ないかどうか」も、審査基準の一つであることが推測できます。

審査難易度について

審査難易度も公表されていないものの、学生や専業主婦(夫)でも発行できるカードであることから、それほど厳しくないと推測できます。

もちろん、どんな人でも作成できるわけではありませんが、「過去に金融事故を起こした」「すでに借入額が膨大」など、一般的に審査にマイナス影響を与える実績のない18歳以上39歳以下の人は、前向きに申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

JCB CARD Wに関するよくある質問

最後にJCB CARD Wに関するよくある質問をまとめました。疑問を解消した上で、JCB CARD Wを申し込むかどうか判断しましょう。

JCB CARD Wは40歳を過ぎたら使えなくなる?

40歳以降も使い続けることができます。年会費は無料のままで、他のカードへの切り替えもありません。

JCB CARD Wのお得な使い方を知りたい。

スターバックスやセブンイレブンなどJCB ORIGINAL SERIESパートナー店で使うことで、もともと高いポイント還元率をさらにアップさせることができます。また、たまったポイントを他社ポイントに移行するのであれば、交換レートが最も良く、還元率1%相当になるnanacoポイントがおすすめです。

JCB CARD Wの特徴は何?

JCB CARD Wには「年会費永年無料」「高いポイント還元率」「JCB ORIGINAL SERIESパートナー店でポイント還元率アップ」などの特徴があります。

JCB CARD Wの追加カードは無料で作成できる?

ETCカードや家族カードなど追加カードも無料で作成できます。

JCB CARD Wの保険やセキュリティは安心できそう?

保険については海外旅行傷害保険が最高2000万円、海外ショッピング保険が最高100万円付帯しており、海外旅行に行く際には安心材料の一つになるでしょう。セキュリティについても日本の国際ブランドJCBが不正利用の防止に対する各種取り組みをしています。

JCB CARD Wは高いポイント還元率が魅力のカード

JCB CARD WはJCBカード Sの2倍のポイント還元率を誇るカードです。さらにマクドナルドやスターバックス、セブンイレブンなどのJCB ORIGINAL SERIESパートナー店で利用することで、よりお得にポイントをためることができます。

JCB CARD Wは年会費無料で維持費はゼロです。また年会費のかかるカードへの切り替えもありませんので、作成における金銭的なデメリットはありません。申し込み対象である18歳以上39歳以下に当てはまる人は、ぜひ申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

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