「JCB CARD W plus L」は、「年会費無料」かつ「ポイント高還元」なお得なクレジットカードです。女性向けの特典が充実しているのも特徴で、特に20~30代の大人女性から人気です。JCB CARD W plus Lのサービス内容やメリット・デメリットをご紹介します。
目次
- JCB CARD W plus Lの特徴とは
- JCB CARD W plus Lは追加機能も盛りだくさん
- JCB CARD W とJCB CARD W plus Lの違いは大きく2つ
- JCB CARD W plus Lの特典!ポイント還元率20倍も可能
- JCBギフトカードが当たるかも?毎月10日・30日はLINDAの日
- JCB CARD W plus Lの新規入会特典!Amazon最大1万2000円キャッシュバック
- JCB CARD W plus Lカードのメリット
- JCB CARD W plus Lのデメリット
- JCB CARD W plus Lへの申し込み方法について
- JCB CARD W plus Lカードに関するQ&A
JCB CARD W plus Lの特徴とは
JCB CARD W plus Lカードってどんなカード?
JCBカードW plus Lは、18歳~39歳が対象のWシリーズにおいて、女性をターゲットにしたサービスに重点を置いたカードです。以下では特徴を詳しく紹介します。
JCB CARD W plus Lの特徴やメリット、受けられる特典などをまずは見ていきましょう。
JCB CARD W plus Lのスペック・特徴まとめ
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~10.50% ※最大還元率はJCB PREMO に交換した場合 |
還元率のメリット |
・数あるクレジットカードのなかでも還元率は最高水準 ・AmazonやスタバなどのJCB優待店ならさらに還元率がアップ |
たまるポイント | OkiDokiポイント |
ETCカード | 無料 |
付帯保険 | 海外旅行(利用付帯):最高2000万円 海外ショッピング:最高100万円 |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
タッチ決済 | JCBのタッチ決済、QUICPay |
注目ポイント | ・女性特有の疾病保険が充実 ・コスメやファッションなどキャンペーンが豊富 |
キャンペーンのメリット | ・Amazonでのお買い物で最大10万円が当たるキャンペーンを実施 ・マクドナルドモバイルオーダーならポイント20倍 ・家族カード入会で最大4000円分のギフトカードプレゼント キャンペーン期間:2021年11月16日~2022年1月15日 |
キャンペーンのデメリット | AmazonやセブンイレブンなどJCB優待店を普段利用しない人は あまり恩恵が受けられない |
申し込み条件 | 18~39歳(新規申し込みの年齢条件) |
JCB CARD W plus Lの特徴
年会費永年無料のJCBカードW plus Lは、高いポイント還元率や充実した女性特有の疾病保険など、女性にうれしいサービスが盛りだくさんなクレジットカードです。全国のパパ・ママの投票による「MAMADAYS総選挙2020」ではJCBカードW plus Lがお金部門の最優秀賞を受賞しました。
-通常より2倍のポイントが貯まる高還元率のカード
JCB CARD W plus Lの最大の魅力は、「ポイント還元率の高さ」です。スタンダードなJCBカード Sでは、毎月の利用金額1000円ごとに「Oki Dokiポイント」が1ポイントたまります。
Oki DokiポイントとはJCB独自のポイントで、1Oki Dokiポイント=3~5円相当として利用可能です。
一方、JCB CARD W plus Lの場合は、ポイントが2倍になります。例えば、10万円分の買い物をJCBカード Sで支払った場合、Oki Dokiポイントは100ポイント(350~500円相当)たまります。それがJCB CARD W plus Lだと200ポイント(700~1000円相当)になるということです。
毎月10万円利用を1年間続けると、年換算で2400ポイント(最大1万2000円相当)がたまる計算になります。それだけのポイントがあれば、普段よりもちょっといい化粧品を買ったり、豪華なランチを楽しんだりもできるはず。
JCB CARD W plus Lは、年会費無料のクレジットカードのなかで還元率はトップクラスです。お得にお買い物や食事を楽しみたい方にはうってつけのカードといえます。
- JCB CARD W plus L はWeb入会・39歳以下限定のクレジットカード
JCB CARD W plus Lは、申し込み資格が「18~39歳まで」となっているのも特徴です。40歳以上の新規申し込みはできませんが、資格があるうちに1度発行すれば40歳を超えてもそのまま使い続けられます。もちろん年会費も永年無料です。
また、申し込み方法はインターネットを通じてのみ可能で、18歳以上39歳以下であれば主婦や大学生でも入会できます(審査あり)。ETCカードや家族カードも無料で作れるので、20~30代のご家族にもおすすめです。
- JCBオリジナルシリーズの優待店を活用すればさらに還元率アップ
今回ご紹介しているJCB CARD W plus Lは、JCBオリジナルシリーズ(JCB ORIGINAL SERIES)のカードです。JCBを代表するクレジットカードラインアップで、そのなかにはJCBカード S、JCBゴールドカード、JCBプラチナカードなども含まれます。
そのJCBオリジナルシリーズは2021年、12年ぶりにリニューアルされました。カードデザインが変更されたり、タッチ決済へ対応したり、セキュリティ面・利便性ともに大幅に向上しました。
また、JCBオリジナルシリーズのパートナー店舗(優待店)というものがあり、これらの店ではさらにお得にOki Dokiポイントがためられます。例えば、スターバックスやマクドナルドなどでクレジットカードを利用すれば、10倍以上のポイント還元を受けられます。
- スターバックス
- マクドナルド
- モスバーガー
- セブンイレブン
- ビックカメラ
- 高島屋
- 成城石井
- ウェルシア・ハックドラッグ
- アオキ・洋服の青山
- 出光昭和シェル
- 一休.com
- JCBトラベル
- JCB CARD W plus Lは女性向け保険を追加できる
JCB CARD W plus Lは、女性向けの保険サポートが充実しているのも特筆すべき点です。女性に特化した付帯保険を用意しているクレジットカードは決して多くありません。乳がんや子宮筋腫、妊娠合併症などの女性疾病に対応しており、月額290円から加入できます。
「乳がん」は女性がかかるがんのなかで最も罹患率が高く、死亡数も年々増加傾向にあります。万が一の時の備えとしても心強い味方になってくれるでしょう。
保険内容 | 補償金額 |
疾病入院保険金 | 日額3000円(女性特定疾病 +3000円) |
疾病手術保険金(入院中) | 3万円(女性特定疾病 +1万円) |
JCB CARD W plus Lは追加機能も盛りだくさん
JCB CARD W Plus Lには追加機能がある?
JCB CARD W Plus Lにがさまざまな付帯機能や付帯サービスがあります。
ETCカード・家族カード・タッチ決済
JCB CARD W plus Lの利用者は、ETCカード・家族カードを無料で発行することもできます。また、2021年のリニューアルによってタッチ決済が使えるようになったのもうれしい点。完全非接触で支払いを済ませることができ、物理的なやり取りが生じないので防犯だけでなく感染症拡大防止の観点からも優れています。
ETCカード | 無料 |
家族カード | 無料(生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方) |
非接触決済 | タッチ決済 |
対応電子マネー | QUICPay |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
付帯保険について
JCB CARD W plus Lでは国内旅行に対する保険はありませんが、海外旅行傷害保険が利用付帯となっています。
海外旅行傷害保険の種類 | 保険金額 |
死亡後遺障害 | 最高2000万円 |
傷害治療/疾病治療 | 1回の事故・病気につき100万円まで |
携行品損害 | 1旅行中20万円まで(保険期間中100万円まで) |
賠償責任 | 100万円まで |
救援者費用 | 100万円まで |
ショッピング保険 | 100万円まで |
※詳しい補償内容については公式サイトをご確認ください。
付帯サービスについて
JCB CARD W plus L は保険だけでなく、海外旅行の際に役立つサービスが豊富です。例えば、世界各地にある「JCBプラザ」では、ご予約や観光に関する問い合わせを日本語でできます。また、旅行代理店のJCBトラベルではカード会員限定のサービス・特典を数多く用意しており、こちらも便利です。
JCB CARD W とJCB CARD W plus Lの違いは大きく2つ
JCB CRAD Wとどう違うの?
女性特有の疾病による入院や手術の費用を想定した「女性疾病保険」が付帯しているのが特徴です。
JCB CARD W plus L と似たカードに「JCB CARD W」というクレジットカードもあります。どちらもJCBオリジナルシリーズのクレジットカードで、加入条件や還元率など基本的なスペックは同じです。
JCB CARD W plus LがJCB CARD Wと異なる点は大きく以下の2点。
- カードのデザインが3種類あり、どれも大人可愛
- 女性向けの疫病保険や特典が充実している
カードのデザインは、「ピンク」「ホワイト」「花柄」があり、いずれもおしゃれでスタイリッシュな印象。花柄のものは「M / mika ninagawa」が手掛けているデザインです。「M / mika ninagawa」は写真家・映画監督として活躍する蜷川実花さんがディレクションをするファッションブランドで、華やかなデザインが特徴です。
疾病保険はすでに紹介した通り、乳がんや子宮がんなどの女性特有の病気に対応しており、月々数百円の保険料で手厚いサポートを受けられます。もちろん、女性疾病保険の加入は任意なので、「保険はとりあえず不要」という方は未加入でも大丈夫です。
また、美容やファッション、グルメなど女性の“キレイ”をサポートする特典も豊富です。
JCB CARD W plus Lの特典!ポイント還元率20倍も可能
JCB CARD W plus L独自の特典は?
Amazonやスターバックスので利用すると還元率が高く、優待特典も豊富です。
スターバックスやセブンでも還元率が高い
JCB CARD W plus L はベースの還元率が通常のJCBカードに比べ2倍と高いカードですが、JCB優待店では還元率がさらにアップします。例えば、スターバックスならボーナスポイントの倍率が10倍、セブンイレブンなら3倍に上がります。
以下に人気優待店の一例を記載しています。もし普段よく使うお店が含まれているなら、JCB CARD W plus Lを使ってポイントをどんどんためましょう。
-各店舗サービス利用時の還元率について
店名 | JCB CARD W plus Lを利用時のボーナスポイントの倍率 |
スターバックス | 10倍 |
マクドナルド (モバイルオーダー限定) |
期間限定21倍(2022年1月31日まで) |
モスバーガー | 期間限定11倍(2022年1月31日まで) |
アオキ・洋服の青山 | 5倍 |
セブンイレブン | 3倍 |
京王百貨店 | 3倍 |
小田急百貨店 | 3倍 |
高島屋 | 3倍 |
-マクドナルドのモバイルオーダーでOki Dokiポイント倍率アップ
2021年12月8日〜2022年1月31日の期間は、マイクドナルドのモバイルオーダー利用時にJCBオリジナルカードで支払うとポイントが20倍となります。さらに、もしJCB カード W、JCBカード W plus Lの場合はさらに+1倍。トータル21倍のポイントが還元されます。
店舗だけじゃない!Amazonでも還元率アップ!
還元率が上がるのは実店舗だけではありません。Amazonや楽天など人気のオンラインショッピングサイトでもボーナスアップの特典が用意されています。例えば、Amazonの場合、JCB CARD W plus L会員限定で還元ポイントが最大4倍までアップします。
-なぜ Amazonでも還元率がアップするのか?
AmazonはJCBの優待店の一つ。それゆえポイント還元率が元々高く、通常のJCBカードの場合でも最大3倍ですが、JCB CARD W plus Lをお使いなら+1倍になり、還元率にして2%にも上ります。
また、ポイントアップ特典とは別に、Amazonではキャンペーンも定期的に開催されています。例えば、2021年11月16日~2022年1月15日の期間は「最大10万円が当たるキャンペーン」を開催。「ネットショッピングはAmazon一択!」という方にとって、JCBカード W plus Lはとてもお得なクレジットカードであるといえるでしょう。
- JCB CARD W plus LはAmazon利用で業界屈指の高還元率
Amazonユーザーに対して、独自の還元システムを用意するクレジットカードは少なくありません。ただその中でも、JCBカード W plus Lは「対Amazonのポイント還元率」が最高水準です。以下の表を見ていただければわかる通り、Amazon公式クレジットカードにも匹敵するほどです。
クレカ名 | 年会費 | Amazon還元率 |
JCB CARD W plus L | 永年無料 | 2% |
Orico Card THE POINT | 永年無料 | 1~5%以上 ※カテゴリ制限あり |
Amazon Prime Mastercard (プライム会員) |
永年無料 | 2% |
Amazon Mastercard (非プライム会員) |
永年無料 | 1.5% |
JCBカード S | 初年度無料 翌年条件付き無料 |
1.5% |
dカード | 永年無料 | 1~5%以上 ※カテゴリ制限あり |
楽天カード | 永年無料 | 1.5% |
グルメやエンタメ関係の優待特典について
JCBカード W plus Lのユーザーは、「JCB LINDA」という専用サイトがあり、各協賛企業(LINDAリーグ)がJCBカードW plus L会員のために優待や割引特典、賞品の抽選キャンペーンなどを実施しています。そのジャンルもさまざまで、グルメ・エンタメ関連では以下のような企業がLINDAリーグに参加しています。
-グルメやエンタメ関係協賛企業の例
【スターバックス】
スタバカードを登録すれば「スターバックス リワードプログラム」に参加できる。登録したスタバカードでお買い物するたびにStarがたまり、ドリンクやフードなどに交換可能。
【一休.comレストラン】
女性向けのタイムセールを開催。中には40%オフになるお得なプランも数多く用意。
【JCBトラベル】
JCB会員専用の旅行会社。カード会員限定のサービスやお得なツアーが豊富で、「旅行券プレゼント」「高級ホテル宿泊特別プラン」などの企画を実施。
ファッション関係の優待特典について
ファッション関係の協賛企業も多く、グローバルワークやローリーズファームなどの直営ストア「.st(ドットエスティ)」や、海外アイテムを購入できる「BUYMA」などがその一例です。
-ファッション関係協賛企業の例
【.st(ドットエスティ)】
グローバルワーク、ローリーズファーム、ニコアンドなど30ブランドの公式Webストア。会員限定特典が充実しており、会員ランクに応じて最大7%のポイント還元を受けられる。
【BUYMA】
海外在住の約12万人の個人出品者から、国内未入荷アイテムから世界のトレンドアイテムまで幅広い商品を購入できる。
【Laxus】
4万種類にも及ぶハイブランドバッグをレンタルできるサブスクサービス。交換も自由で、往復の送料も無料。
【ABISTE】
大人の女性に人気のコスチュームジュエリーブランド。日本全国160店舗を構え、海外店舗も展開中。会員限定のプレゼント企画などを実施。
美容関係の優待特典について
仕事、家事、育児で忙しい女性にとって、美容関係のサービスが充実しているのもうれしいポイント。美容関係では以下のような協賛企業があります。
-美容関係協賛企業の例
【ワタシプラス】
資生堂公式オンラインショップ。資生堂の人気・おすすめの化粧品を購入できる。
【ネイルクイック】
関東を中心に50以上の店舗を構えるネイルサロン。短時間でネイルができるジェルネイルなど施術メニューが豊富。
【@cosme】
化粧品や美容商品のクチコミ・新着情報を紹介する日本最大の美容総合サイト。初回550円でお試しできる「コスメ定期便」も人気。
【ロクシタン】
厳選した植物素材を使った商品を数多く手掛ける、南フランス発の化粧品ブランド。
JCBギフトカードが当たるかも?毎月10日・30日はLINDAの日
LINDAの日って?
毎月10日と30日は「LINDAの日」であり、ルーレットで2,000円分のJCBギフトカードが当たるチャンスがあります。
JCB CARD W plus L会員向けの特典はこれだけではありません。毎月10日・30日は「LINDAの日」。この日に特設サイトでルーレットを回して当たりが出ると2000円分のJCBギフトカードが当たります。
その他お得な優待・プレゼント情報
その他にも「大磯プリンスホテルの宿泊ご招待券のプレゼント」「箱根小涌園 天悠の特別優待プラン」など、うれしい優待や特典が満載。公式のインスタグラムアカウント(@jcb_linda_wl)でも最新情報が公開されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
JCB CARD W plus Lの新規入会特典!Amazon最大1万2000円キャッシュバック
JCB CARD W plus Lの新規入会特典はある?
JCB CARD W plus Lではリニューアルキャンペーン実施中です。
2022年1月31日まで新規入会キャンペーンも実施されています。JCBオリジナルシリーズに新規入会し、会員アプリへログイン(MyJCBアプリ)、Amazonでカードを利用すれば利用金額の20%がキャッシュバックされます。
キャッシュバック上限額は1万2000円。つまりAmazonで6万円分の買い物をJCB Card W plus Lで支払えば、新規入会キャンペーンの恩恵を最大限に受けることができます。家電やブランド品、ジュエリーなど、大きな買い物を控えている方はこの機会をお見逃しなく。
リニューアルキャンペーン実施中!JCBタッチ決済で利用額20%キャッシュバック
さらにJCBオリジナルシリーズのリニューアルを記念して、「新デザインでタッチ決済!20%キャッシュバックキャンペーン」も実施中です。2021年12月8日~2022年3月31日の期間中に新規入会もしくはカードの切り替えを行った方が対象となるキャンペーンで、タッチ決済の利用金額の20%をキャッシュバックしてくれます(JCB CARD W plus Lの場合のキャッシュバック上限額は1000円)。
Apple Payを通じてJCBのタッチ決済をした場合もキャンペーンの対象となります。なお、QUICPayの利用分は対象外になるので注意しましょう。
JCB CARD W plus Lカードのメリット
JCB CARD W plus Lカードを使うとどんな魅力がある?
家族カードやETCカードの年会費は永年無料になる、OkiDokiランド経由のネットショッピングでポイント還元率がお得になるなどのメリットがあります。
JCB CARD W plus Lは、還元率や女性向けの優待・サービスに優れたクレジットカードです。ここで改めてメリットを確認しておきましょう。
家族カードやETCカードの年会費も永年無料
JCB CARD W plus Lの年会費はもちろんのこと、家族カードやETCカードの年会費も永年無料なのは大きなメリットです。夫婦や親子でJCB CARD W plus Lの家族カードを持つことで、ポイントをさらにためやすくなるでしょう。年会費無料で利用できる上に、家族カード利用分のポイントも一緒にためられます。
また、ETCカードの発行や年会費も無料なので、「車をあまり利用しない」という方でも気軽に持ちやすいのではないでしょうか。たとえマイカーを持っていなくても、旅行や出張などレンタカー利用時にETCカードがあると便利です。
海外旅行傷害保険が付帯する
クレジットカード選びではポイント還元の仕組みだけでなく、「海外保険が付帯されているかどうか」も重要です。その点、JCB CARD W plus Lは死亡保険最高2000万円、傷害治療費最大100万円など補償内容が充実しています。
ただし、JCB CARD W plus Lの保険適用は「利用付帯」です。海外旅行に行く際には、旅行に関する費用を少なくとも一度はクレジットカードで支払うようにしましょう。
海外旅行傷害保険の種類 | 保険金額 |
死亡後遺障害 | 最高2000万円 |
傷害治療/疾病治療 | 1回の事故・病気につき100万円まで |
携行品損害 | 1旅行中20万円まで(保険期間中100万円まで) |
賠償責任 | 100万円まで |
救援者費用 | 100万円まで |
ショッピング保険 | 100万円まで |
※詳しい補償内容については公式サイトをご確認ください。
Oki Dokiランド経由のネットショッピングでポイント還元率がさらにアップ
クレジットカードは一般的に還元率が1%を超えると高還元率カードと呼ばれます。JCB CARD W plus L の基本の還元率は1%なので、通常のポイント還元率でも十分優秀です。さらにポイントを効率よくためたい方は、「Oki Dokiランド」を積極的に活用しましょう。
-Oki Dokiランドってなに?
Oki Doki ランド は、JCBが運営するポイント優待サイトです。Oki Dokiランドを経由して、お目当てのネット通販サイトで買い物をすれば最大20倍のポイントがたまります。以下は提携ショップの一例です。
- 楽天
- 楽天トラベル
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
- ビックカメラ.com
- ベルメゾンネット
- ニッセンオンライン
- じゃらん
- JAL
- ホテルズドットコム
- ユニクロオンラインストア
- さとふる
- ふるさと本舗
- ふるなび
対象となるネット通販サイトの幅も広く、「楽天」や「Yahoo!ショッピング」、「ユニクロ」、「ニッセン」などジャンルもさまざま。身近なお店も数多くラインナップされているので、Oki Dokiランドを利用しない手はありません。
JCBオリジナルシリーズのサービスを利用できる
JCBプラザなどJCBオリジナルシリーズの各種サービスを使えるのも、JCB CARD W plus Lのメリットです。特に、海外旅行や海外出張時に利用したいサービスが充実しています。
会員向けサービス | 内容 |
JCBプラザ | 世界の主要都市に設置されたサービス窓口でご予約や観光に関する問い合わせができる。 |
JCBプラザコールセンター | 海外渡航前に、現地JCB加盟店のレストランやオプショナルツアーなどを電話で手配できる無料サービス。 |
JCBプラザ ラウンジ | フリードリンクやマッサージ機など、ラウンジならではのサービスを利用可能。設置都市はホノルルやグアム、パリ、ソウル、シンガポールなど。 |
海外レンタカーサービス | 提携している海外レンタカー会社でJCBカードを使うと、5~25%の割引が受けられる。 |
獲得したポイントをいろいろな商品と交換できる
ポイントの使い勝手がいいのもJCB CARD W plus Lの大きなメリット。カード利用でためたOkiDokiポイントは、さまざまな商品と交換できます。ポイントで交換できる商品の一例は以下の通り。
- nanacoポイント 1ポイント=5ポイント
- dポイント 1ポイント=4円
- Pontaポイント 1ポイント=4ポイント
- 楽天ポイント 1ポイント=3ポイント
- ANAマイル 1ポイント=3マイル
- JALマイル 1ポイント=3マイル
もちろん、Oki DokiポイントをJCB CARD W plus Lの利用金額の支払いに充当することも可能です。その場合は1ポイント=3円となります。
-おすすめはnanacoポイント!QUICPayを駆使すればポイントの2重どりもできる
Oki Dokiポイントの交換先としておすすめなのが「nanacoポイント」。通常利用1000円でたまる1Oki Dokiポイントをnanacoポイントに交換した場合、還元率が1%と他のポイントなどに交換するより高くなります。nanacoポイントの利用先も幅広く、セブンイレブンやイトーヨーカドー、デニーズなどいろいろなシーンで使えます。
さらに、QUICPayが搭載されているnanacoカードを、JCB CARD W plus Lに紐づければ「ポイントの2重どり」が可能です。「nanacoカードでの支払い」と「QUICPay利用分のカード引き落とし」の両方に対してポイントがたまります。
月々の利用状況をスマホでいつでも管理できる
会員専用ウェブサービス「MyJCBアプリ」を活用すれば、月々の利用状況をスマホで管理できます。使い過ぎ防止にも役立ち、水道・ガス・電気代や携帯電話代などカテゴリごとに自動でグラフ表示もしてくれます。カードの利用状況を逐一確認できるので、支出管理もしやすくなるでしょう。
さらにJCBのクレジットカードは、マネーフォワードやZaimなどの家計簿アプリと連携することも可能です。そうすることで現金とクレジットカードの支払いを一括で確認できるのでとても便利です。
JCB CARD W plus Lのデメリット
JCB CARD W plus Lカードのデメリットはある?
39歳以下の新規申し込みはできない、VISAやMastercardでは発行できないなどのデメリットがあります。
続いて、JCB CARD W plus Lカードのマイナス面を見てみましょう。
100円単位は切り捨て、端数に対してポイントは還元されない
JCBのクレジットカードのポイントシステムは1000円単位が基本です。そのため「1000円未満の利用額に対してポイント還元がされない」というのがデメリットの一つ。例えば、ある月のカード利用金額が5900円だった場合、5000円に対してのみポイント還元が行われます。端数である900円は切り捨てられてしまいます。
ただ一方で、JCB CARD W plus Lは、その月のトータルの利用金額に対してポイントが付与されます。クレジットカードのなかには、1回あたりの利用金額に対してポイントを付与するケースも少なくありません。その場合、最小単位に満たない決済はすべて切り捨てられてしまうので、ポイントがたまりづらくなってしまいます。以下のように「合計金額か、1回ごとか」でも最終的にたまるポイントの総額は異なることを覚えておきましょう。
【ポイントシステムによっても還元されるポイント総額が変わる】
(1000円ごとに1ポイントたまる場合)
利用金額(円) | 決済1回ごとにポイントを付与 | 月の利用金額トータルでポイント付与 |
1000 | 1 | |
900 | 0 | |
1200 | 1 | |
5000 | 5 | |
1万3200 | 13 | |
400 | 0 | |
600 | 0 | |
700 | 0 | |
2500 | 2 | |
2万5500 | 22 | 25 |
JCBのポイントアッププログラムは対象外
JCBには「JCBスターメンバーズ(JCB STAR MEMBERS)」という優良会員制度があります。残念ながら、JCB CARD W plus Lは対象外となっています。
JCBスターメンバーズは、JCBカードの利用金額に応じてお得な特典を得られたり、ポイント還元率がよくなったりする仕組みです。ただ、最上ランクに位置付けられている「ロイヤルαPLUS」でも、ランク適用中のポイントアップ幅は70%(通常の1.7倍)です。
還元率だけを見れば、JCB CARD W plus Lはもともと高く設定されているので、十分お得といえるでしょう。
なおJCBスターメンバーズのランクは1年間据え置きです。ランク決めの集計期間は12月15日~翌年12月16日まで。この間のカード利用金額合計によってランクが決定されます。JCBスターメンバーズのポイントアッププログラムの一例は以下の通りです。
集計期間中のご利用合計金額(税込) | メンバーランク名称 | JCBザ・クラス/JCBゴールド ザ・プレミア/プラチナ | ゴールド/ネクサス |
300万円以上 | ロイヤルα(アルファ)PLUS | ランク適用中のポイントが 70%UP |
ランク適用中のポイントが 60%UP |
100万円以上 | スターα(アルファ)PLUS | 60%UP | 50%UP |
50万円以上 | スターβ(ベータ)PLUS | 30%UP | 20%UP |
30万円以上 | スターe(イー)PLUS | 20%UP | 10%UP |
※カードのポイントプログラム名称が「Oki Doki for ORIGINAL」・「Oki Dokiポイント CLASSIC」・「Oki Doki for Debit OS」・「Oki Doki for OS(Biz)」・「Oki Doki for OS(法人)」・「Oki Doki for Debit OS(法人)」の場合
40歳以上だと新規申し込みはできない
「40歳以上の人は申し込めない」というのもJCB CARD W plus Lの特徴であり、人によってはデメリットとなります。新規で申し込めるのは「18~39歳」の方のみ。一度入会すれば40歳以降の方でも継続利用は可能ですが、新規申し込みについてはあくまで39歳までとなっfています。
「40歳の大台が見えてきている」、そんなアラフォーの方は今がチャンスなので機会を逃さないよう早めに申し込んでおくのがおすすめです。また、女性向けのサービスが充実しているJCB CARD W plus Lですが、男性の方も申し込み可能です。
書面・紙媒体での明細書は発行されない
JCB CARD W plus Lでは、カードの利用明細はインターネット上でしか確認できません。「カードの利用明細を書面で確認したい」という方にとっては、デメリットとなってしまうでしょう。書面の利用明細は毎月定期的に届くので確認を忘れることが少なく、確かに便利な面もあります。
しかし、ウェブ明細ならいつでもカードの利用状況を確認可能です。また紙明細の場合は、個人情報の観点から処分に困ったり、シュレッダーの手間がかかったりもしてしまいます。環境負荷の面でもウェブ明細は優れています。
VISAやMastercardの国際ブランドでは発行できない
JCBはクレジットカードの国際ブランドです。国際ブランドとは、世界の各国や各地域で共通して利用できるクレジットカードブランドのこと。JCBのほかにはVISAとMastercardが有名です。また、American Express(アメックス)、Diners Clubなどもクレジットカードのステータスブランドとして知られています。
世界的なシェアではVISAとMastercard が1位、2位となっており、それに応じて対応している店舗数もこの2ブランドが多い傾向にあります。ただ日本に限ってみれば、JCBは普及率が高く、VISAに次ぐ国際ブランドです。国内で利用する分には、不便さはほとんど感じません。
カードが届くまでに1週間程度の時間がかかる
JCB CARD W plus L は審査通過後からカードが手元に届くまで、おおよそ1週間ほどの時間がかかります。「すぐにでもクレジットカードが必要」という方にとっては、デメリットになってしまうかもしれません。
JCB CARD W plus Lへの申し込み方法について
具体的な申し込み方法は?
JCBカードW plus Lの発行には、オンラインでの申し込みが必要です。具体的な必要書類も確認してみましょう。
続いて、JCB CARD W plus Lへの申し込みをする際の流れを見てみましょう。
まずはインターネットでお申し込み
JCB CARD W plus Lは、ウェブ申し込み限定のカードです。郵送での申し込みはできません。具体的な申し込み手順は以下のような流れです。
- JCB CARD W plus Lの公式サイト上で「カードを申し込む」をクリック
- 希望するカードデザインを選択後、規約内容を確認して同意をクリック
- 氏名、生年月日、職業、年収、メールアドレスなどの必要事項を入力
- 指定した金融機関サイトで支払い口座の設定を行う
- 本人確認方法の設定、付帯サービスの設定などを行う
- 最後に入力情報を確認して「申し込む」をクリックして完了
申し込みが完了すると審査結果のメールが届き、審査が通過したらあとはクレジットカードが届くのを待つだけです。
必要書類はほとんどなし!銀行口座情報を事前に用意しておこう
申し込み時に必要な書類はほとんどありませんが、支払い用口座の情報は事前に用意しておきましょう。クレジットカードの引き落とし口座の支店名や口座番号、名義などが必要になります。設定口座が本人確認の代わりとなるので、免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類は申し込み時には不要です。
なお、設定できる銀行口座は、メガバンクや地方銀行、ネットバンクなど、幅広い金融機関に対応しています。ただし、金融機関ごとにサービス利用可能時間が決められているので、その時間外には申し込みはできません。
JCB CARD W plus Lカードに関するQ&A
最後に、JCB CARD W plus Lカードに関するQ&Aを紹介します。
Q JCB CARD W とJCB CARD W plus Lの主な違いは?
年会費やポイント還元率、家族カードの有無、海外旅行保険などスペックはJCB CARD Wと同じです。異なるのは「カードデザイン」と「女性向けの保険・サービス」です。JCB CARD Wのよさをそのままに、女性会員にうれしいサービスが充実しています。
Q JCB CARD W plus Lは、どんな人におすすめ?
JCB CARD W plus L は、JCBカード Sと比べてポイント還元率が2倍です。JCB優待店にはAmazonやセブンイレブン、マクドナルド、ビックカメラなど日常でもよく使うようなお店が数多くそろっています。「普段使いでポイントをためたい」という方にはぴったり。
また、女性向けの特典や保険が充実しているので、「20~30代の女性」に特におすすめできるクレジットカードです。
Q 男性でもJCB CARD W plus Lに申し込みはできる?
JCB CARD W plus Lは、18~39歳の方であれば性別問わず発行可能です。最近では美容やファッションに気を使う男性も増えてきています。「LINDA」の協賛企業のなかに、よく利用するお店やサービスがあるのであれば、たとえ男性でもお得に便利に使えるでしょう。
Q JCB CARD W plus Lは40歳を過ぎたら使えない?
JCB CARD W plus Lは、39歳までにカードを発行していれば、40歳を過ぎてもそのまま継続的に使えます。他のカードやランクの高いカードへ自動で切り替わることもなく、年会費も永年無料です。もちろん、希望すれば別のカードへの切り替えはできます。
Q JCBカードW plus Lの入会審査は厳しい?
ネット上ではJCBカードW plus Lの審査は「通過しやすい」や「通過するのが難しい」など、双方さまざまな意見が見られます。ただ、JCBは申請者の審査基準を明確には公表していないので、「一人ひとり状況は違う」というのが結論です。
なお、申し込み資格は「18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。」と、はっきりと書かれているので、まずはこれに当てはまれば申請してみるのがいいのではないでしょうか。
Q カードを退会後、保険だけ継続できる?
カードを退会してしまうと、カードに付随する海外旅行保険も自動的に解約となります。JCB CARD W plus L向けの女性疾病保険も同様です。
なお、女性疾病保険の補償開始日は、申し込んだ月の2カ月後の1日0:00AM(深夜)から補償が開始されます。例えば、申し込み日が2月12日の場合は、補償開始は「4月1日0:00AM」となります。
Q 保険金を請求する際はどうすればいい?
JCBカードの引受保険会社は「損保保険ジャパン株式会社」です。海外保険の場合は、「損保ジャパンJCB事故受付デスク(JCBカード自動付帯サービス専用)」へまずは電話しましょう。海外渡航中に「医師の診断書」や「事故証明書」などが必要になる場合もあるので、保険金請求を考えたらまず受付デスクの指示を仰ぐのが先決です。
また、女性疾病保険の保険金請求は「事故サポートセンター」が問い合わせ先です。連絡先は以下の通りです。
・海外旅行傷害保険の問い合わせ先
損保ジャパンJCB事故受付デスク(JCBカード自動付帯サービス専用)
0120-258-554(受付時間9:00AM~5:00PM 日・祝休)
・女性疾病保険の問い合わせ先
事故サポートセンター
0120-919-393(受付時間:24時間・年中無休)
解約時の連絡先:損保ジャパンカスタマーセンター
0120-582-058(受付時間:9:00AM~5:00PM 土・日・祝休)