「葛のお菓子」で涼しく(1)

葛の水無月

 
 
「葛のお菓子」で涼しく(1)

◎葛の水無月

夏の到来を感じる、冷たい風物詩。
ぷるぷる新鮮な葛の水無月

表面に甘納豆を散らばせた水無月は、
葛そのものをシンプルに味わうお菓子。
甘納豆の食感が、
葛のやわらかさを一層引き立ててくれる。

 
 

材料(15×15cmの流し缶一台分)

葛粉(本葛)70g、水280cc、グラニュー糖140g、湯(調整用)150cc、小豆の甘納豆50g
※オーブンシートを型の直径に合わせた幅に2枚切り、型の中に十字に敷き込んでおく。

つくり方

  1. ボウルに葛を入れる。分量の2/3量の水を入れながら、指で葛の塊をつぶすように溶く。
  2. 1.を鍋に漉(こ)しながら入れる。ボウルの底に葛が残るので、とっておいた水を入れてきれいに溶き、残さず鍋に漉し入れる。
  3. グラニュー糖を加えてよく混ぜ、中火にかける。木べらでグラニュー糖を溶かすようにかき混ぜていくと、鍋底からこんにゃく状の半透明の固まりができてくる。
  4. 半透明の固まりが全体の6割程度になったら火からおろし、力強く、かつ素早く練り、全体を半透明のなめらかな糊(のり)状にする。
  5. 再度火にかけ、混ぜながら、熱湯を一気にそそぐと、葛が浮いてくるので木べらでしっかり混ぜる。それをさらに弱火でよく練りながら、透明でコシのある状態にする。
  6. 型に5.を流し込む。
  7. 手に水をつけながら、型の隅まで葛を平らにのばす。
  8. 甘納豆を表面に埋め込むように散らしたら、オーブンシートを折り畳み、上から平らなバットや板などで押さえる。
  9. そのまま常温で冷ましてから、食べる30分ほど前に冷蔵庫で冷やす。
  10. 型からはずして三角形に切る。

教える人
金塚晴子

雑誌やテレビで活躍中の和菓子家。『おもてなし和菓子を手づくりで。』(小学館)や『人気の和菓子 基本のキホン』(講談社)など著書多数。中目黒で和菓子教室「へちま」を主宰。
HPは http://www.hechima.info/

文・鹿野真砂美 
撮影・馬場敬子
 
 

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