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環境フォト・コンテスト

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王子ホールディングス賞

森の仲間たち

生命の宝庫である森。それは、自然の豊かさを実感できる場所であり、一方で環境破壊に直面する現実を私たちに知らせてくれる場所でもあります。動物、植物、昆虫など、「森の仲間たち」の営みを通して、“環境のいま”を表現してください。かわいさや健気さ、美しさ、また厳しさなど、さまざまな観点から切り取られた独創的な一枚を楽しみにしています。

王子ホールディングス賞
優秀賞
画題「葉影の集い」
山田健太郎(69歳)
無職
大阪府羽曳野市
受賞者のコメント
2012年の7月末、奈良県御所市、九品寺の前庭にてハスの開花の様子を撮影しました。花はまだ蕾で残念でしたが、ふと足下を見ると、水面の涼しげな葉の上に数匹のカエルが集っており、思わず引き込まれるようにカメラを向けました。この静かな田園風景が、悠久の地であることを願っています。
審査員評価
葉の上で議論しているようなカエルの様子がユーモラスな優秀賞、倒木から芽生える命に悠久の自然を感じる「朽ちる」、左側の猿のいたわるような表情が心に残る「新しい家族」。いずれの入賞作からも、この環境を守りたいという作者の思いが伝わってきます。
王子ホールディングス賞
佳作
画題「朽ちる」
古屋 治(65歳)
公民館勤務
長野県下諏訪町
王子ホールディングス賞
佳作
画題「新しい家族」
増田恵美子(44歳)
主婦
東京都八王子市
企業コメント
優秀賞は、はっとするような鮮やかな緑のハスの葉の上で、思い思いにくつろぐカエルたちが、とてもユーモラスな作品です。佳作 2点もそれぞれ印象的で、テーマにふさわしい作品であると同時に、このような景色が貴重になりつつあることをあらためて考えさせられました。
 王子グループは、国内外に約19万ヘクタールの社有林を保有し、持続的森林経営と絶滅危惧種の保護などを通じた生物多様性保全に取り組んでいます。2009年には、北海道猿払川に棲む淡水魚イトウの保護のため、他組織と共同で保全協議会を設立。近年では安定した個体群が確認されており、取り組みが成果を結びつつあります。また、2004年より開催している環境教育プログラム「王子の森・自然学校」は第10回の節目を迎えました。
王子ホールディングス株式会社