アンティーク帯留めの紐を通す箇所がせまく三分紐がなかなか入りません。

Q:衝動買いしたアンティーク帯留め。紐を通す箇所がせまく三分紐(帯留めを通す際に使う、通常より幅が狭い帯締め)がなかなか入りません。
これってもう使えないのでしょうか?

答える人・森 荷葉さん

アンティークの帯留めは、紐を通す金具が狭いものが多く帯締めの先がなかなか入らないことがあります。
入らないからといって無理すると、金具自体が壊れてしまうこともあるので、注意したいものです。

三分紐で入らない場合は、もう少し細めの二分紐というものがあるのでそれで試してみましょう。

それでも入らない場合は、紐の方に細工をしましょう。
問題になるのが、紐の先端にある結び目。
ここにふくらみがあって入らないことが多いようです。
ですので、その結び目をハサミで切ってしまいましょう。 その際、斜めにカットするとさらに入れやすくなります。

切ったら、紐が解けてしまうのでは?という心配もあるかもしれませんがよっぽどのことがない限り、解けるようなことはありません。
もし気になるようなら、木工用のボンドを先にたらし、ヘラでこするようにしてのばすし、さらに先端を1mmくらい切ると、きれいになりますよ。

それでもどうしても入らない場合は、糸で縫いつけてもいいかもしれません。