翡翠(ひすい)なす「煮びたしのアレンジ(1)そうめんにのせて」なすの煮びたし(1)

煮びたしのアレンジ(1) そうめんにのせて

キリリと冷えたそうめんになすの穏やかな甘味がからむ。かけ汁の油のコクも加わって、さっぱりしながらも食べごたえあり。

材料(2人分)

なすの煮びたし(冷やしたもの)2本分、青ねぎ(小口切り)適量、大葉(せん切り)適量、そうめん 150g、煮びたしの煮汁 200ml、醤油 大さじ2、味醂 大さじ1、かつお削り節 3g

※かけ汁の材料となる醤油+味醂+かつお削り節は、市販のめんつゆを薄めて代用できる。
※だしは、素材の味が引き立つだしの引き方を参照

つくり方

  1. 1

    かけ汁をつくる。鍋に煮びたしの煮汁、醤油、味醂を入れて火にかける。煮立ったらかつお削り節を一気に入れて弱火にし、3分ほど煮込んで火を止める。

  2. 2

    粗熱がとれたら、キッチンペーパーを敷いたざるで漉す。かつお削り節をキッチンペーパーごとぎゅっと絞る。冷蔵庫で冷やしておく。

  3. 3

    そうめんをゆで、ざるに上げてから冷水にとり、しっかりもみ洗いをして表面のぬめりをとる。水気をしっかりと切り、器に盛る。

  4. 4

    3.にかけ汁を回しかけ、食べやすい大きさに切ったなすの煮びたし、青ねぎ、大葉をのせる。好みでおろした青柚子の皮を振りかけてもおいしい。

教える人:前沢リカ

翡翠(ひすい)なす「煮びたしのアレンジ(1)そうめんにのせて」

東京・下北沢にある、季節の野菜を中心とした和食の店「七草」の前沢リカさん。素材そのものの味を丁寧に引き出す料理は、どこか懐しい味わいのものばかり。こぢんまりとした心地良い店内には、自然体のもてなしの心があふれている。http://nana-kusa.net/


文・鹿野真砂美
撮影・馬場敬子
着つけ・木村智華子(シックスセンス)