荒井商店

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【本日の着物】
紺地の久留米絣
+
博多織一捻り(ひともじり)角帯

【今日のひと工夫】
今回からやっと、着物で参加することに! 「最初に買う着物は何にしよう」と散々悩んだ挙句、肩肘張らずに着られて洗える久留米絣を仕立ててみました。網目状の織り方でざっくりした感じの角帯は、リバーシブルに使えるもの。今日は白い面で締めたけれど、次回は、裏側の濃紺にしてみようかな。

2011年1月×日


湯気の立つ鱈ちりに卵とじの雑炊、日本酒をとっぷり注いだ豚肉の常夜鍋…。
ぬくぬくと日本の冬を楽しんだお正月、ではあったけれど、いや、そろそろ正月気分ともきっぱりお別れせねば。
緩んだ心とカラダに渇を入れるべく、ちょい飲み部一行が訪れたのは、新橋にあるエスニック料理店「荒井商店」。
有名フレンチで修行を積んだ若き料理人、荒井隆宏シェフが腕をふるう洗練されたペルー料理で評判のお店です。
エスニックと着物、やや(かなり?)違和感をぬぐえない取り合わせに、店の扉を押す手に緊張が走ります。
記憶に残る第一回ちょい飲み部、「斉藤酒場」を彷彿とさせるこのドキドキ感。
これこそ弛んだ精神が欲していた「初心」というものなのでしょうか。
扉を開けると一斉に、4人に視線が集中します。
なんと今回は、編集部の黒一点・D衛門も着物で初参戦。
男性の着物姿は、女性とはまた違ったインパクトがあると思われますが、まわりのお客様のいつにも増して熱い視線は、D衛門の着こなしが初心者とは思えないほどスマートに板についていたから、ということにしておきたいと思います。
ペルーのビールを傾けつつ、親指の先くらいもある白いトウモロコシに驚いたり、甘味の強いインカのじゃがいもを頬張るうちに、なんとかお店の雰囲気にもなじんだような。
さて本年も、心機一転した我らがちょい飲みに部にお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。

1月の部活報告

創作料理レストラン 荒井商店

創作料理レストラン 荒井商店
連絡先
TEL:03-3432-0368
備考
営/11:30~15:00(14:30ラストオーダー) 18:00~23:00(22:00ラストオーダー) 休/土曜、日曜
所在地
東京都港区新橋5-32-4 江成ビル1階