「SBI証券と楽天証券」は、両方の証券サービスに登録することも可能で、使い分けに悩んでいる人も多いかもしれません。
「SBI証券」と「楽天証券」はそれぞれに良さがあり、メリットを生かす方法で使い分けると、効率的な資産運用につなげることができます。
今回は、「SBI証券」と「楽天証券」の使い分けについて徹底解説していきます。
本記事で取り上げた内容を参考にして、理想の資産運用を目指しましょう。
SBI証券と楽天証券を使い分けることで得られるメリットは?
SBI証券と楽天証券を使い分けるメリットは何ですか?
2社を使い分けることで、以下のような4つのメリットが挙げられます。
それぞれの証券が持っているメリットを生かすことで、効率的な投資が可能です。
IPOの当選確率が上がる
未上場の企業が新株の株式や売り出しを行い、証券取引所に上場すること。 今後の成長性が見込まれる企業の株式を上場段階で購入することで、将来的な値上がり益で利益が期待できる。
IPOは応募する投資家が多く、抽選に当たらなければ株式を購入することができません。SBIと楽天のそれぞれで取り扱う株式数が異なるため、複数の証券会社から応募することで抽選確率の上昇が狙えます。
SBI証券と楽天証券はIPO取り扱い株式や取扱数が異なっており、両方の公募株式に応募することで、IPOで幅広い株式に応募することができます。
また、SBI証券と楽天証券で取り扱っているIPO株式の実績も異なるため、確認しておくのがおすすめです。
公式サイトに掲載されている2023年度のIPO取り扱い株式実績は、以下の通りです。
■SBI証券と楽天証券における2023年度のIPO株式
● エアークローゼット ● unerry ● HOUSEI など合計117本 |
|
● INTLOOP株式会社 ● 株式会社AViC ● 株式会社マイクロアド など合計74本 |
そして、同じIPO株式でも、SBI証券と楽天証券では抽選方法が異なります。
それぞれの証券サービスの抽選方法は、以下の通りです。
■SBI証券と楽天証券におけるIPO株式の抽選
● 60%は厳正かつ公正な抽選 ● 30%はIPOチャレンジポイントの申込ポイント数が多い方から配分 ● 10%は投資の知識や経験、資力、SBI証券との取引状況を踏まえて配分先を決定 |
|
● 取引実績や保有資産に関わらず、当選確率は平等 |
それぞれでIPO株式を保有数や抽選方法が異なりますが、両方に応募することで当選確率を引き上げることができます。
SBI証券の方がIPO株数は多くなりますが、両方の証券サービスを活用することをおすすめします。
投資の有益な投資情報を幅広く得られる
SBI証券と楽天証券の両方から、日々の情報収集を効率的に行うことができます。
SBI証券と楽天証券で活用できるツールを用いることで、幅広い情報収集が可能です。
それぞれの証券サービスで利用できるツールは、以下になります。
■SBI証券と楽天証券で利用できる投資情報収集ツール
会社四季報 | |
日経テレコン |
会社四季報とは、会社の決算日や売上高、純利益、自己資本比率(株主資本比率)などの情報を、わかりやすくまとめてあるデータです。
利用料は無料で、年に4回出版されています。
(2023/05/29時点)
日経テレコンとは、過去40年分の新聞や雑誌記事、国内外の企業データベース、人物プロフィルなど、幅広いビジネス情報を収録している会員制ビジネスデータベースサービスです。
会社四季報で確認できる内容として、「売上高」や「純利益」「自己資本比率」をチェックするのがおすすめです。
「売上高」や「純利益」は黒字や利益の有無、「自己資本比率」は総資産の中で返却する必要がない自分資本の割合です。
「自己資本比率」が50.0%以上ならば、安全性は高いと一般的に言われています。
日経テレコンは東証一部上場上場企業の約70%が導入しているツールで、ビジネス情報における情報収集や調査が効率的に進められます。
実際には、50万人以上のビジネスパーソンが利用していて、インターネットから情報収集できる情報は官庁や企業など出典が確かなものに限られるため、情報を整理する際の相当な手間が省けます。
(2023/05/29時点)
各証券会社の両方のツールを活用することで、投資に有益な情報を効率的に集められます。
株の種類や取引銘柄数を増やせる
SBI証券と楽天証券は外国株の取引銘柄数と国が異なり、両方から株式を購入することで持ち株の種類や取引銘柄数を増やすことができます。
SBI証券と楽天証券における外国株の取引銘柄数の違いの一例として、米国株式取扱銘柄数はSBI証券の場合が6,000銘柄以上、楽天証券は約5,000銘柄となっており、同じ株式でも取扱銘柄が大きく異なります。
(2023年5月29日時点)
SBI証券と楽天証券の両方を活用することで、幅広い株取引を実現できて効率的です。
投資でポイントが利用できる
SBI証券と楽天証券を併用することで、それぞれで得られたポイントを投資に活用することができます。
SBI証券はTポイントやPontaポイント、dポイント、楽天証券は楽天ポイントが各証券サービスの利用で獲得でき、ポイントを投資に再活用できます。
また、SBI証券は3種類のポイントの中からメインポイントを選択し、選択したポイントが付与される仕組みです。
それぞれで獲得したポイントを投資に活用し、かかるコストを抑えましょう。
SBI証券と楽天証券を徹底比較!
SBI証券と楽天証券の違いは何ですか?
手数料に大きな差はありませんが、IPO実績や米国株の取り扱い数はSBI証券の方が勝ります。
それぞれの証券サービスの良さを生かして、資産運用を行うのがおすすめです。
SBI証券と楽天証券の違いを、比較してみましょう。
■SBI証券と楽天証券の比較表
国内株式取引手数料(税込) | ||
---|---|---|
10万円まで | 99円 | 99円 |
50万円まで | 275円 | 275円 |
100万円まで | 535円 | 535円 |
プランごとの手数料(税込) | ||
プラン名 | アクティブプラン | いちにち定額コース |
100万円まで | 0円 | 0円 |
200万円まで | 1,238円 | 2,200円 |
300万円まで | 1,691円 | 3,300円 |
以降100万円ごと | +295円 | +1,100円 |
取り扱い | ||
米国株式銘柄数 | 6,000銘柄以上 | 約5,000銘柄 |
取扱外国株 | 9ヵ国(※1) | 6ヵ国 |
投資信託本数 | 2,660本 | 2,653本 |
IPO実績 (2022年) |
92本 | 64本 |
ミニ株(単元未満株) | ○ | ○ |
NISA・つみたてNISA | ○ | ○ |
iDeCo | ○ | ○ |
口座開設数 | 1,000万口座突破 | 900万口座突破 |
ポイント投資 | Tポイント/Pontaポイント/dポイント | 楽天ポイント |
口座開設 |
※国内株式手数料に関して |
---|
SBI証券と楽天証券は国内株式取引手数料が同額ですが、プランごとに必要な手数料やIPO実績、米国株式銘柄数などが大きく異なります。
両方の証券サービスを併用することで多くのIPO株式に抽選できる機会も増えることから、当選確率を引き上げることにもつながり、2つのサービスに登録しておくのが便利です。
楽天証券の特徴
楽天証券の特徴は何ですか?
楽天証券は、現物手数料が安く、投資信託数が豊富に用意されています。
楽天証券の基本スペックを紹介します。
■楽天証券の基本スペック
現物手数料(1日定額制) | 10万円まで | 99円(税込み) |
---|---|---|
50万円まで | 275円(税込み) | |
100万円まで | 535円(税込み) | |
NISA・つみたてNISA | ○ | |
投資信託数 | 2,653本 | |
ミニ株(売買) | ○ | |
口座開設数 | 900万口座突破 |
楽天証券は一般NISAやつみたてNISAが利用でき、現物手数料も安く株取引ができる証券サービスです。
口座開設も900万口座を達成しており、利用者が多いのも信頼感を得られる一面と考えられます。
また、投資信託数も2,653本と数多くのラインアップが用意されています。
楽天ポイントで投資が可能
楽天証券は楽天ポイントから投資が可能で、投資が初心者の方でもリスクを気にせずにはじめることができます。
楽天ポイントの投資対象は、以下のサービスです。
■楽天ポイントの投資対象とサービス概要
投資信託 | ● スポット購入(最低買い付け単位100円から投資信託を購入できる) ● 積立注文(あらかじめ設定している日付や引き落とし方法で、毎月投資信託を購入する) |
---|---|
国内株式 | ● 毎月や毎日での使用ポイント上限設定や、全てのポイントを使用するなどのポイント利用設定で、国内株式が購入できる |
米国株式 | ● 米国株式を1株からの少額投資ができる |
バイナリーオプション | ● 購入代金の一部、または全てに楽天ポイントが利用できる |
バイナリーオプションとは、通貨ペアの為替レートが一定時間を経過後に、指定したレートを上回るか下回るかを予測する取引です。
楽天証券で獲得した楽天ポイントを、4種類の資産運用に活用できて便利です。
楽天カードから投資ができる
楽天証券は保有している楽天カードから、投信積立が利用できます。
投信積立とは、毎月決められた一定金額の投資信託を購入し、積み立てしていく金融商品です。
楽天カードから電子マネー「楽天キャッシュ」をチャージし、電子マネーを楽天証券に活用することで、ポイントを獲得することができます。
また、通常のクレジット決済も可能ですが、積立指定日やポイント還元率が決済方法で異なります。
■楽天キャッシュと楽天カードクレジット決済の違い
楽天キャッシュ(電子マネー) | 楽天カードクレジット決済 | |
---|---|---|
設定可能上限額 | 5万円/月間 | 5万円/月間 |
ポイント還元率 | 楽天カードからのチャージ額に対して一律0.5% | 楽天カード:0.5% 楽天ゴールドカード:0.75% 楽天プレミアムカード:1.0% |
指定日 | 毎月1日~28日から選択できる | 毎月1日、8日(選択不可) |
ポイント投資・SPU | 対象 | 対象 |
楽天キャッシュとは楽天市場、楽天トラベル、ラクマなどのインターネットサービスや、楽天ペイアプリ加盟店で支払いに利用できるオンライン上の電子マネーです。 楽天カードや楽天銀行、ラクマ、楽天ウォレットなどからチャージが可能で、支払いや友達に送ることもできます。
楽天キャッシュで投信積立を行うことで、楽天カードクレジット決済と合わせれば、最大10万円まで積み立てが可能です。
手数料が業界最低水準でお得
楽天証券は業界最低水準の手数料を維持しており、株取引が低コストで実現できます。
楽天証券でかかる手数料は、「超割コース」「超割コース 大口優遇」「いちにち定額コース」があります。
以下に、「超割コース」でかかる現物取引手数料と信用取引手数料を紹介します。
■「超割コース」現物取引手数料で必要な手数料
約定代金 | 取引手数料 |
---|---|
5万円まで | 55円(税込み) |
10万円まで | 99円(税込み) |
20万円まで | 115円(税込み) |
50万円まで | 275円(税込み) |
100万円まで | 535円(税込み) |
150万円まで | 640円(税込み) |
3,000万円まで | 1,013円(税込み) |
3,000万円超 | 1,070円(税込み) |
■「超割コース」信用取引手数料
約定代金 | 取引手数料 |
---|---|
10万円まで | 99円(税込み) |
20万円まで | 148円(税込み) |
50万円まで | 198円(税込み) |
50万円超 | 385円(税込み) |
次に、「超割コース 大口優遇」でかかる現物取引手数料と信用取引手数料を紹介します。
■「超割コース 大口優遇」現物取引手数料
約定代金 | 取引手数料 |
---|---|
5万円まで | 0円 |
10万円まで | 0円 |
20万円まで | 110円(税込み) |
50万円まで | 261円(税込み) |
100万円まで | 468円(税込み) |
150万円まで | 559円(税込み) |
3,000万円まで | 886円(税込み) |
3,000万円超 | 936円(税込み) |
■「超割コース 大口優遇」信用取引手数料
約定代金 | 取引手数料 |
---|---|
約定金額にかかわらず | 0円 |
「いちにち定額コース」は、現物取引と信用取引を合算した、1日の合計取引金額で取引手数料が決定します。
■「いちにち定額コース」で必要な手数料
1日の約定代金合計 | |
---|---|
100万円まで | 0円 |
200万円まで | 2,200円(税込み) |
300万円まで ※以降、100万円増えるごとに1,100円(税込み)が追加される |
3,300円(税込み) |
楽天証券は豊富な手数料のコースが用意されていて、手数料を安く抑えることもできます。
初心者向け情報発信の機会が豊富
投資初心者向けに情報発信を行う機会が多く、本格的に投資をしたい人向けの知識を得ることができます。
投資をはじめた当初は何からはじめたら良いかわからないといった心境になりがちです。
しかし、楽天証券は「楽天証券セミナー」や投資情報メディア「トウシル」、「YouTubeでの解説」など、情報発信が多くされています。
本格的に投資家になりたい人は、楽天証券で豊富な知識を吸収するのにもおすすめです。
「iDeCo」と「つみたてNISA」で将来資産の形成ができる
楽天証券は、「iDeCo」と「つみたてNISA」で将来資産の形成ができます。
iDeCoとは、公的年金にプラスして給付を受けられる私的年金制度の一つです。公的年金と異なり、加入は任意となります。加入の申込、掛金の拠出、掛金の運用の全てをご自身で行い、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受け取ることができます。
出典:厚生労働省
つみたてNISAとは、2018年1月から開始された少額投資非課税制度です。 少額から毎月コツコツ、長期で資産形成を目指したい方向けの制度となります。
楽天証券の「iDeCo」は新規加入者数3年連続1位(2021年時点)を達成しており、申込者数も多く申し込み状況によっては電話がつながりにくいようです。
計画的に資産運用を行っていきたい方は、楽天証券を活用すると便利です。
SBI証券の特徴
SBI証券の特徴は何ですか?
SBI証券の特徴は取引手数料が安く、投資信託数も豊富に取りそろえていて、本格的な投資を行いたい方向けの証券サービスです。
各種NISAやミニ株投資にも対応しており、幅広い資産運用ができます。
SBI証券の特徴を、スペック表で確認していきましょう。
■SBI証券の基本スペック
現物手数料 | 10万円まで | 99円(税込み) |
---|---|---|
50万円まで | 275円(税込み) | |
100万円まで | 535円(税込み) | |
NISA・つみたてNISA | ○ | |
投資信託数 | 2,660本 | |
ミニ株 | ○ | |
口座開設数 | 1,000万口座(※ SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券の口座開設数を含む) |
一般NISAやつみたてNISAなどの選択肢が広く、投資信託数も2,660本で豊富です。
また、口座開設数も1,000万個(※ SBI証券、SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券の口座開設数を含む)で数多くの実績があり、大手の証券会社です。
そして、現物手数料もリーズナブルな水準を維持しており、株取引でより長く使い続けるにはおすすめです。
外国株式の取扱数が9ヵ国で豊富
SBI証券は外国株式の取扱数が9ヵ国で、多くの外国株式を購入することができます。
外国株式とは、海外の企業が発行している株式です。 証券会社を介して、日本在住でも外国の株を取引できます。
具体的には、下記の9ヵ国で外国株式の取り扱いがあります。
- 米国
- 中国
- 韓国
- ロシア(8/18時点では停止中)
- ベトナム
- インドネシア
- シンガポール
- タイ
- マレーシア
9ヵ国の中でも米国株式の取扱銘柄数は6,000銘柄以上で、豊富な銘柄を取りそろえています。
他には、9ヵ国のそれぞれの公式ページで最新ニュースを掲載していて、投資情報も同時に収集することもできて便利です。
SBI証券は外国株式の投資にも向いています。
スピーディーに情報収集ができるツールやアプリを導入
SBI証券は、スピーディーに情報収集ができるツールやアプリを導入しており、快適な環境で株の取引を行うことができます。
使用できるツールやアプリは、以下の通りです。
■SBI証券で使用できるツールやアプリの一例
HYPERSBI2(国内株式版) | ● 初心者からデイトレーダーまで、投資に必要な情報収集や注文、発注を簡単に手早く実施できる |
---|---|
SBI証券株アプリ | ● 投資初心者や経験者、デイトレーダー、長期保有タイプの人を対象に、幅広い用途で活用できる国内株式取引アプリ |
国内株式向けスマートフォンサイト | ● 取引画面やマーケット情報、登録銘柄、入出金画面へのボタンを配置しており、機動的な操作ができる ● 株価自動更新や投資情報もチェックできる ● 直観的なデザインで取引もスムーズにアクセス可能 |
かんたん積立アプリ | ● リスク許容度に合った提案や、一括で積み立て設定を行える機能を搭載している ● スキマ時間で投資信託における保有状況の確認や、積み立て設定を行うことができる ● 初心者も使いやすい設計で、無理なくコツコツと続けられる |
投資信託向けスマートフォンサイト | ● 投資信託に関する取引や検索、ランキングの機能を、スマートフォンに最適化したツール。 ● スマートフォンからアクセスして利用したい人に最適 |
SBI証券米国株アプリ | ● 米国株式投資に役立つニュース、情報、株価やチャート、話題のテーマ、口座管理画面で円やドル表示の資産管理アプリ1つでできる |
株取引に活用できる幅広いツールを用意していて、快適に株の取引や情報収集ができます。
株の銘柄だけではなく普通の利便性にも注目したい人に最適です。
キャンペーンやプログラム情報が豊富でお得に投資できる
SBI証券は、キャンペーンやプログラム情報が豊富でお得に投資できます。
公式ホームページで掲載されているキャンペーンやプログラムは、以下の通りです。
■公式ホームページで掲載されているキャンペーンやプログラムの一例
SBI証券をつかってみようキャンペーン! (エントリー:2023/8/1~2023/8/31) |
①新規口座開設ををすると、抽選で1,000名に2,000円プレゼント ②SBI証券へ初めて国内株式を移管入庫すると、手数料を最大10,000円キャッシュバック |
---|---|
LINEでNISA紹介キャンペーン (エントリー:2023年8月1日~10月31日) |
LINEで紹介した友達や家族がSBI証券でNISA・総合証券口座を開設すると1人につき5,000円分のポイントがもらえる (紹介は3人まで) |
米国株式移管入庫手数料まるっとおまかせプログラム! (常時開催) |
米国株式の移管手数料をSBI証券が全て負担するため、実質無料で入庫可能 |
上記で取り上げた内容は一例ですが、随時キャンペーンやプログラムを開催しています。
更新情報を受け取りたい人は、SBI証券の公式Twitterアカウントをフォローすると、素早く最新情報をチェックできます。
SBI証券のお得な情報が気になる方は、確認しておきましょう。
有名企業の株を数百円で購入できるS株からはじめられる
SBI証券は、有名企業の株を数百円で購入できるS株からはじめられます。
S株とは、SBI証券で売買ができる単元未満株です。 SBI証券の公式サイトには、1株500円で購入可能と記載されています。 また、SBI証券のS株は買い付け手数料が0円で、余分なコストがかからずにS株を購入することができます。
投資信託を購入する時に、購入額に対して一定の割合で徴収される手数料です。 1.0%~3.0%程度が一般的な手数料率で、同一の投資信託でも、販売会社によって買い付け手数料が異なる場合があります。
SBI証券のS株と、他社の証券サービスの単元未満株で必要な取引手数料を比較してみましょう。
■単元未満株で必要な取引手数料の比較表
SBI | 楽天 | auカブコム | マネックス | |
---|---|---|---|---|
手数料率 (税込み) |
買付:無料 売却:0.55% |
買付:無料(0円) 売却:11円/回 |
0.55% | 買付:無料 売却:0.55% |
最低手数料 | 55円 | 同上 | 52円 | 52円 |
手数料を他社の証券サービスと比較してみると、最低水準に近い価格で取引できます。
また、買い付け手数料が一般的な平均手数料率よりも低く、継続して株取引を利用するにはリーズナブルな証券サービスです。
楽天証券とSBI証券のアプリに対する口コミ比較
楽天証券とSBI証券のアプリに対する口コミはどのような内容が多い?
楽天証券とSBI証券のアプリに対する口コミは、ユーザーによってばらつきがあります。
しかし、辛口コメントのみではなく、使いやすいといった評価を受けているのも特徴です。
楽天証券アプリの口コミ
楽天証券アプリの口コミを紹介していきます。
注文の注文照会の表記のデフォルトを選べると有り難いです(注文中のみをデフォルトに出来るとか)。ポートフォリオのような物があると嬉しいです(mypageの編集次第で似たものは作れます)。ほかにも、歩み足を更新出来るボタンや、チャートももう少し扱いやすくなるといいと思います。(僕は米株ですが)プレマーケットの値動きも分かったり、売買が出来るとさらに使い勝手が良くなります。
出典:藤原三郎
楽天証券アプリは使いやすさが魅力ですが、本格的な投資家が利用する場合は、今以上の高機能なアプリが欲しいと考える人もいるようです。
難しい操作がない分、投資初心者は比較的使いやすいアプリなのかもしれません。
他のアプリをも経験ありますが一番使いやすいです。欲を言えば年度や月ごとに実現損益が知りたいので日付検索できるようになったら嬉しいです。また、チャートペアの日足の変更をプルダウンなどでもっと変更しやすくしてほしいです。
出典:どんぐり
先ほどの方の口コミと対照的で、楽天証券アプリが使いやすいといった声も上がっています。
他のアプリの使用経験のある方ですが、楽天証券のアプリが自分に合っているようです。
SBI証券アプリの口コミ
SBI証券アプリの口コミを紹介していきます。
Iphoneで1週間使ってみての感想です。恐らく多くのレビューを受けて改善されたと見えて、かなり使いやすいです。
出典:QazXx
SBI証券アプリは使いづらいといった声がレビューに上がっており、ユーザーの声に耳を傾けて日々改善され、利便性の高いアプリを開発しているようです。
今後のアプリ改善や利便性を考えるなら、SBI証券アプリを利用するのも一案です。
最近の改善は目覚ましく、もはやこのアプリだけで銘柄調査から板見て購入まで出来るぐらいまでになりました。今回のアップデートでチャート・板・歩み値を1画面で見ながら発注出来るようになったのは、もはやPCで発注するのとほぼ同じクオリティになりました。ただ、最良気配値でしか発注出来ないのが激しく惜しいです。スピード発注の画面で板注文と同じ操作が出来るようになれば最高なのですが。期待を込めて星4つ!
出典:....wtf
上記の方も、アプリ動作や機能の改善を喜ぶ声が掲載されています。
PCで発注する場合とほぼ同じクオリティーなどと書かれており、利便性の改善が定期的に行われているようです。
SBI証券の口座開設方法【ステップ順に解説】
SBI証券の口座を開設するためには、どうすればいい?
SBI証券の公式サイトから、数ステップで口座開設ができます。
まずはじめに、公式サイトから口座開設を申し込みましょう。
SBI証券の口座開設を詳しく見る |
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SBI証券の口座開設のやり方は?キャンペーン・特典情報も紹介! |
本人確認書類とマイナンバーを提出する
次に、本人確認書類とマイナンバーを提出します。
スマートフォンで撮影する場合と、スマートフォン撮影以外の提出の2種類があります。
スマートフォンで撮影する場合は、以下のいずれかの書類が必要です。
- マイナンバーカード
- 通知カード+運転免許証
スマートフォン撮影以外の提出は、以下のいずれかの書類を用意しましょう。
マイナンバーカード+下記のいずれか1種類
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 日本国パスポート
- 住民票の写し
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
または、通知カード+下記のいずれか2種類
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 日本国パスポート
- 住民票の写し
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
必要事項を入力する
続けて発行された「ユーザーネーム」と「ログインパスワード」で、ログインを行います。
画面の案内に沿って操作を続け、連絡先や職業、勤め先などの情報を登録していきましょう。
必要書類を受け取る
提出書類の審査等が完了したら、選択した方法で「口座開設完了通知」が送付されます。
「メールで受け取る」を希望した方は、送付された取引パスワード設定ページへのURLに、アクセスし、任意の取引パスワード設定後に、取引を開始できます。
「郵送で受け取る」を希望した方は、登録住所に取引パスワードが記載された郵送物が、簡易書留郵便で届きます。
書類を受け取った後、取引を開始できます。
楽天証券の口座開設方法【ステップ順に解説】
楽天証券の口座を開設するためには、どうすればいい?
楽天証券の口座開設は、下記の数ステップの登録作業で完結できます。
まずはじめに、公式サイトから口座開設を申し込みましょう。
楽天証券の口座開設を詳しく見る |
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楽天証券の口座開設方法は?注意点やお得なキャンペーン情報も解説 |
提出用の本人確認書類を選択しアップロード
次に、提出用の本人確認書類を選択しアップロードします。
提出する本人確認書類を選択し、アップロードを行いましょう。
「スマートフォン+運転免許証」または「個人番号カード」を持っている方は「スマホ本人確認」、それ以外の人は「書類アップロードで本人確認」を実施します。
本人情報を入力する
続いて、氏名や住所などの本人情報を入力していきます。
「スマホで本人確認」を実施した場合、ログインパスワードの登録を行います。
この時に登録したパスワードは忘れないように保管しておきましょう。
また、「書類アップロードで本人確認」を行った場合は、パスワードの登録はありません。
ログイン用IDメールを受け取る
楽天証券の審査完了後、ログイン用IDが送付されます。
「スマホで本人確認」をされた場合、ログインIDがメールで送付され、「書類アップロードで本人確認」を行った場合は、ログインIDと初期パスワードが郵送されます。
初期設定の完了後にマイナンバーを登録する
楽天証券ホームページ内の「ログイン」ボタンよりIDやパスワードを入力し、ログインしましょう。
ログイン後、取引をはじめる際に必要な暗証番号や勤務先情報の初期設定を行います。
注意点として、スマホアプリ「iSPEED」からは初期設定ができません。
初期設定完了後、マイナンバー登録画面に遷移し、マイナンバーの登録が完了後に取引が可能となります。
楽天証券とSBI証券の使い分けに関してよくある質問
楽天証券とSBI証券の使い分けに関してよくある質問は?
楽天証券とSBI証券の使い分けるポイントや、それぞれの証券の違いについて質問が多いです。 また、楽天証券とSBI証券の特徴や口座開設の注意点も、申し込み前に確認しておきましょう。
- 楽天証券とSBI証券を使い分けるポイントは?
楽天証券とSBI証券を使い分けるポイントは、それぞれのメリットを生かした株取引を意識することです。 例えば、SBI証券の方が米国株式の投資信託数が多く、米国株を購入するには適していると考えられます。 一方で、楽天証券で獲得できるポイント「楽天ポイント」は、楽天市場をはじめ幅広いサービスに活用でき、株の取引以外でも幅広い使い方があります。 それぞれでメリットがあるため、良い部分を生かし切れる株取引を行う意識が大切です。
- 楽天証券の特徴は?
楽天証券は一般NISAやつみたてNISAが利用でき、現物手数料も安く株取引ができる部分が特徴的な証券サービスです。 口座開設も800万口座を達成しており、利用者が多いのも信頼感を得られる一面と考えられます。 またミニ株取り扱いが開始され、投資信託数も2,653本と数多くのラインアップが用意されています。
- SBI証券の特徴は?
SBI証券の特徴は、一般NISAやつみたてNISAなどの選択肢が広く、投資信託数も2,660本で豊富です。 また、口座開設数も840万個で数多くの実績があり、大手の証券会社です。 そして、現物手数料もリーズナブルな水準を維持しており、株取引より長く使い続けられます。
- 楽天証券とSBI証券の口座開設で注意すべきことはある?
楽天証券とSBI証券の口座開設で注意すべきことは、提出書類の不備に注意しましょう。 提出書類に不備があると、口座開設まで時間がかかる原因になります。 一度入力した内容を再度確認し、不備がないように提出前にチェックするのがおすすめです。