
証券口座は1つだけでいいのか、それとも複数開設すべきなのか悩まれる方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、証券口座を複数開設すべきか?という問いに答えた上で、複数開設するメリットやデメリットや、4つの目的別におすすめの証券会社の組み合わせ方まで解説していきます。
目次
証券口座は複数持つべきなのか?

証券口座は複数開設した方がいいの?


複数持つべきです。証券口座を複数持つメリットとしては、証券会社によって特色が異なるため、強みに応じて使い分けられることなどが挙げられます。その他にも以下で多数のメリットを紹介しているので、詳しく見ていきましょう。
証券口座を開設して取引を開始する際、証券口座は1つ開設すれば良いのか、それとも複数開設すべきなのか疑問に思う方も多いことでしょう。
結論としては、証券口座を複数開設すべきかどうかは、自身が行いたい投資方法や投資戦略によって異なります。
例えば「米国株にも投資したい」「IPO(新規公開株)にも投資したい」といった希望がある際には、複数の証券口座を開設する必要が出てきます。
一方で「まずは株式投資を始めてみたい」「よくわからないけど勉強も踏まえてまずは口座を開設したい」と言った目的であれば、複数の口座を開設する必要はそれほどありません。
このように、利用者の状況によって証券口座をどれだけ開設するのが良いかは異なります。早速その具体例を見ていきましょう。
証券口座を複数持つ6つのメリット

証券口座を複数持つとどんないいことがある?


まずは投資を始めてみた段階の場合、複数の口座開設は手続きも多いため必要がないかと思います。しかし新たに違う種類の投資を始めたいときは、その投資にあった証券口座を開設することが重要です。利用できるサービスが証券会社ごとに違ったり、様々なメリットを感じられます。
証券口座を複数開設するメリットは大きく6つあります。ここではそれぞれのパターンについて、具体的に解説をしていきます。
証券口座を複数持つ6つのメリット
- 利用できるサービスが増える
- 取引手数料がお得になる
- IPOの当選確率が上がる
- 証券会社ごとの特長をフル活用できる
- リスクヘッジになる
- 自分に合った証券会社を見つけられる
利用できるサービスが増える
1つ目は、シンプルに使用できるサービスが増えることです。ここにおけるサービスとは、それぞれの証券口座が用意しているポイントなどの仕組みのことを指します。具体的には、クレジットカード支払いにおけるポイント付与や、少額投資、情報媒体の閲覧ができるなど証券会社により様々です。
A社とB社の証券口座をどちらも開設していれば、例えば「A社から得られるニュース情報とB社が公開するチャート情報を元に、投資先を選定する」と言った形で活用することが可能です。
取引手数料がお得になる
続いては、取引手数料がお得になる場合があるという点です。それぞれの証券口座には取引手数料が無料になる上限値があります。上限値を超える投資を行う場合は複数の証券口座から分散して投資を行うほうが一回あたりの投資額は少なくなるため、手数料がお得になるケースです。
取引手数料が安い証券会社であれば、約定金額によっては手数料が100円前後になることが多いため、取引手数料の安い証券会社を複数チェックしておくと良いでしょう。
取引手数料とは?
取引が成立した際に金額に応じてかかる手数料。取引が成立しない場合には手数料はかからない。
IPOの当選確率が上がる
証券口座を複数開設することにより IPO(新規公開株)の当選確率が上がるといったメリットもあります。ここでIPOとは新規に上場する新規株式公開のことを指します。IPOは高値が付く期待も大きく人気の株式です。
そのため株式を買う権利を抽選のもと入手することになります。この権利はそれぞれの証券会社に割り当てられるため複数の証券口座から抽選に参加することで IPOの購入権利を得られる可能性が高くなるというわけです。
証券会社ごとの特長をフル活用できる
それぞれの証券会社によって、公開する表やチャートのビジュアルは異なります。それぞれの証券会社が提供するチャートや可視化機能を活用し、得られた情報を他の証券口座での投資にも活用することで、複数の証券口座を保有する効果を高めることができます。
リスクヘッジになる
万が一証券会社が倒産したりセキュリティの関係でサービスが通常通り使えなくなった場合、複数証券口座を開設しておくことで安心して取引を継続できるというメリットがあります。 複数の証券口座を開設するには少し労力も要しますがリスクヘッジになるという利点があります。
自分に合った証券会社を見つけられる
本格的に投資を行うようになると、自身が参考にしたい情報やそれぞれの指標が明確になってきます。複数の証券口座を開設しておくことにより、どの口座が自身に最も使いやすい機能を持っているかがはっきりとわかるようになります。
また様々な投資先を選定することで、自身が積極的に投資したい出資先も固まって来るかと思います。それぞれの証券会社によって国内株に強みがあったり、外国株に強みがあったりと特徴があるので、自身の投資方法が安定してきた段階で再度1つの証券口座に絞り込むのも良いでしょう。
証券口座を複数持つ4つのデメリット

証券口座を複数開設するとデメリットもあるのでは?


特に証券口座の管理など最初はやや面倒に感じる点もあるかもしれません。その点も踏まえた上で、必要な方にとっての証券口座の複数開設はメリットが多いため、メリット・デメリットどちらも理解しておくことが大切です。
証券口座を複数開設するメリットを解説いたしましたが、もちろん口座を複数持つことによるデメリットもあります。ここでは大きく4つに分けて解説をしてまいります。
証券口座を複数持つ4つのデメリット
- 複数の口座があると管理が大変
- 投資資金が分散する
- 確定申告が必要な場合も
- ID・パスワードの管理が難しい
複数の口座があると管理が大変
まずは複数の証券口座を開設すると管理が大変というデメリットが挙げられます。証券口座は取引によって利益が生まれる一方で損失も生じるものですから、マイナンバーなど個人情報と連携をした登録となっています。
最終的には利益額や損失額を明確にしたり、納税をしたりする必要もあるため、複数の証券口座を用いて投資を行うと最終的に管理に手間がかかってしまうという一面があります。 複数の証券口座で投資を行う場合は、 1年ごとの取引情報をきちんと管理しておくようにしましょう。
投資資金が分散する
当然のことながら証券口座を複数に分けることにより投資資金が分散せざるを得ません。よりスピーディに、ある株価を可能な限り購入したいと思っても、資金を集めたり銀行から振り込んだりと資金を一点に集めなければいけない手間がかかります。
確定申告が必要な場合も
一定度合の利益が取引にて生じた場合には、 毎年行われる確定申告を個人で行い利益に対する規定額を納税する義務があります。複数口座を保有している場合には、 確定申告にて行う申請も複雑になるため、事前に情報を整理しておく必要があります。
株式等の譲渡益は、原則として確定申告が必要となりますが、金融商品取引業者等のどのような口座で取引したかによって手続が異なります。また、株式等の配当等は、原則として確定申告が必要となりますが、一定のものは確定申告不要制度を選択することができます。
引用元:国税庁|株式投資等と税金
ID・パスワードの管理が難しい
証券口座を複数開設するとパスワードの管理も難しいというデメリットがあります。 時には非常に大きな金額を取引することもあるため、 IDやパスワードはより複雑にしておきたいものです。しかし、たくさんのパスワードを記憶するのも困難ですし、かといって紙などに書いて残しておけばそれも危険性が高まります。そのため証券口座を複数開設することは、セキュリティの面でも一定度のリスクがあるということを認識しておきましょう。
複数の証券会社で口座開設するためには
証券口座を複数開設するときに気をつけることは?


証券口座の開設手続きは、提出書類の準備や登録作業の工数など基本的に煩雑なことが多いです。そのため複数の口座開設となるとより労力をかけることになります。滞りなく手続きを完了させるためにも、申し込みの際には事前に必要書類を十分確認しておく必要があります。
証券口座を複数開設するためにはどういった点に注意すれば良いのでしょうか。前提として、銀行口座と同じように、証券口座も1つの証券会社あたり1つの口座しか開設することはできません。
複数の証券会社で口座開設を申し込む
証券会社への口座開設申し込みは、基本的に個人情報を登録し、登録後にパスワード等を設定して取引開始という流れです。この際マイナンバーカードの登録や証明書類の提出、あるいは自分自身の写真を登録することが多くあります。開設を申し込む証券口座が多ければ多いほど、登録作業も多くなりますのでご注意ください。
NISA口座は1人1口座まで
節税になるとよく話題になるNISAですが、この仕組みを活用するためには非課税の口座内で取引を行う必要があります。
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
引用元:金融庁|NISA特設ウェブサイト「NISAとは?」
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
NISA口座は、1人1口座に限り開設できます。ただし、NISA口座内で、つみたてNISA又は一般NISAのどちらか一方を選択する必要があります。
引用元:金融庁|NISA特設ウェブサイト「つみたてNISAに関する注意点」
上記に記載の通り、NISA口座内での取引は、税金がかからなくなるという仕組みです。このNISA口座については、1個人で1つの口座しか開設をすることができません。そのため、最もよく活用する証券会社にてNISA口座を開設すると良いでしょう。
【目的別】証券口座のおすすめ組み合わせ

証券口座を複数開設するときに気をつけることは?


種類が違う投資を始める場合や、少額投資をしたい、IPO(新規公開株)を当てたいなど新たに口座開設する理由は様々だと思います。そのため、口座開設の際は必ず目的に合った証券口座を選ぶことが重要です。
ここでは、以下の4つの目的に合わせて、おすすめの証券口座の組み合わせを解説していきます。
おすすめの証券口座の組み合わせ
- 外国株に投資する場合
- 少額から投資する場合
- IPO(新規公開株)を当てたい場合
- 手数料を安く抑えたい場合
①外国株に投資する場合
外国株に投資をする場合は、「マネックス証券」と「SBI証券」の組み合わせがおすすめです。それぞれの証券会社は以下のような特徴を持っています。
特徴
- マネックス証券:米国株、中国株の銘柄数No.1を誇る
- SBI証券:米国株、中国株以外にも7か国の外国株に投資が可能
なかでも米国株、中国株は世界最大の市場です。取扱実績の優れた証券口座での取引をおすすめします。
②少額から投資する場合
少額投資を行う場合は上記に記載したSBI 証券マネックス証券に加えてPayPay証券 SMBC日興証券もおすすめです。それぞれの証券会社は以下のような特長を持っています。
特徴
- SBI証券:単元未満株(S株)を購入可能
- マネックス証券:単元未満株(ワン株)を購入可能
- PayPay証券:国内株・米国株に1000円から投資可能
- SMBC日興証券(日興フロッギー):国内株に1000円から投資可能
単元未満株とは?
単元未満株とは銘柄ごとに決められている最低売買単位である1単元の株数に満たない端数株式のこと。株主総会における議決権の行使は認められないが、それ以外の利益配当請求権、書類閲覧謄写権、株主代表訴訟提起権等の株主の権利は認められる。
1000円から国内株への投資ができるため、まずは勉強をしたい方にも最適な証券口座です。 少額から投資ができる証券口座には、 初心者にありがたい情報発信やサービスが用意されていることも多くこれから投資を始めたい方はぜひチェックしてみてください。
③IPOを当てたい場合
IPO(新規公開株)を当てたい場合は複数の証券口座から抽選に参加することが当選率向上に繋がることはすでに記載いたしましたが、なかでも「SBI証券」「マネックス証券」「大和証券」がおすすめです。それぞれのIPO取扱い数は以下のとおりです。
2020年のIPO取扱数
- SBI証券:85社
- マネックス証券:50社
- 大和証券:43社
IPO(新規公開株)は購入の権利が抽選であるため、できるだけ多くの証券会社から抽選参加できると理想的です。一方で複数の証券口座を開設することは、管理が複雑になることや、パスワードも覚えなければいけないといったデメリットがあることも説明しました。
どの証券口座から抽選参加しようか迷った際は、こちらの証券会社をまず検討してみてはいかがでしょうか。
④手数料を安く抑えたい場合
とにかく安く手数料を抑えたい場合は「楽天証券」と「SBI証券」の2つがおすすめです。それぞれの証券会社の手数料は以下の通りです。
約定金額10万円 | 約定金額50万円 | 約定金額100万円 | |
楽天証券 | 99円 | 275円 | 535円 |
SBI証券 | 99円 | 275円 | 535円 |
大手証券会社の中でも「楽天証券」と「SBI証券」の2社は手数料が非常に安く、とにかく手数料を抑えたい方にはおすすめの証券会社です。
証券口座を複数持つときのおすすめの証券会社5選
証券口座の複数開設はどの証券会社がおすすめ?


2つ以上の口座を開設するとき、目的に合った証券会社であることに合わせ、取扱銘柄の多さや手数料の安さも重要になってきます。以下で紹介されているような証券会社のそれぞれの特徴を確認して、自分に合ったメリットがある証券会社を選びましょう。
ここでは、証券口座を複数持つ時におすすめしたい証券会社を5つご紹介します。おすすめしたい証券会社は以下の5つです。
会社名 | ![]() |
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手数料(10万円あたり) | 99円 | 99円 | 0円 | 99円 | 99円 |
手数料(50万円あたり) | 275円 | 275円 | 0円 | 275円 | 275円 |
手数料(100万円あたり) | 535円 | 535円 | 1,100円 | 535円 | 535円 |
積立nisa銘柄数 | 175銘柄 | 177銘柄 | 170銘柄 | 151銘柄 | - |
IPO実績(2020年) | 85社 | 38社 | 18社 | 50社 | - |
投資信託銘柄数 | 2,680銘柄 | 2,687銘柄 | 1,506銘柄 | 1,218銘柄 | 30銘柄 |
外国株 | 9カ国 | 6カ国 | - | 2カ国 | - |
米国株取扱銘柄数 | 4200銘柄 | 3966銘柄 | - | 4,297銘柄 | - |
米国ETF取扱銘柄数 | 307銘柄 | 324銘柄 | - | 316銘柄 | - |
口座開設最短日数 | 翌営業日 | 翌営業日 | 3営業日 | 翌営業日 | 翌営業日 |
証券口座を複数持つ時のおすすめ証券会社
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
- マネックス証券
- LINE証券
SBI証券
SBI証券は、数あるネット証券の中でも国内株式個人取引シェア1位の証券会社です。SBI証券の特徴は、以下の通りです。
SBI証券の特徴
- 手数料が最も安い
- IPO取扱銘柄数が最も多い
- ネット証券会社で最多の口座開設者数
SBIは証券はユーザーからの評価も高く、「みんなの株式 2021年ネット証券年間ランキング」では7年連続で1年を獲得しています。もちろん目的に応じてベストな口座は異なりますが、初心者や投資の方向性が定まっていない人であれば、SBI証券の口座を開設して損はないでしょう。
また、SBI証券のおすすめできる理由の一つに「アクティブプラン利用時の手数料の安さ」があげられます。アクティブプランとは、現物取引「1日100万円」までであれば売買手数料が0円で取引できるというお得なプランです。
投資においてはいかに「手数料」というコストを減らせるかが重要ですので、業界トップクラスの手数料の安さを誇るSBI証券はおすすめです。
\充実の運用商品ラインナップ!/

性別:男性
年齢:20代
職業:正社員この証券会社はとにかくバランスのとれた会社です。つまり、IPO投資をやりたい人にもいい。それから株式売買手数料も無料枠も含めて割安に設定されているのでデイトレードやスイングトレードをやりたい人にもいいです。つまり、とりあえず、一つ目の証券会社として口座を開かないのはメリットはあってもデメリットのない証券会社なのです。
出典:クラウドワークス

性別:女性
年齢:50代
職業:正社員SBI証券でつみたてNISAをやっています。なぜSBI証券なのかというと、つみたてNISAの銘柄が豊富で、初心者でも利用しやすいと聞いたからです。100円から積立ができるので、投資ってなんだか怖いという人も、お手軽に始められます。三井住友カードで積立投資をすると、Vポイントも貯まります。ただ、サイトの使い勝手は悪いです。感覚的には使えないので、どこを見ればいいのかイチイチ調べながら使っています。
出典:クラウドワークス
楽天証券

楽天証券は、楽天カードや楽天市場で有名な楽天グループが運営するネット証券です。楽天証券の特徴は、以下の通りです。
楽天証券の特徴
- 楽天ポイントが貯まる
- 売買手数料が安い
- 初心者に親切
楽天証券に特有なおすすめポイントとして、「楽天ポイントが貯まる」があげられます楽天市場や楽天ペイ等を活用している方であれば、資産運用をしながらポイントも有効に活用できる点はメリットといえるのではないでしょうか。
ポイントの貯まり方には数種類ありますが、例えば「楽天カードクレジット決済」であれば、投資信託の積み立て購入額に応じて毎月楽天ポイントを獲得することができます。楽天サービスの利用を検討している人や、すでに利用している人であれば、楽天証券を選んでおけば間違いはないでしょう。
また、楽天証券も手数料の安さには定評があります。「いちにち定額コース」では、1日の約定代金が100万円までであれば、国内株の売買手数料は0円です。資金が限られている投資初心者であれば1日100万円以上の売買をする可能性は低いため、基本的に売買手数料無料で取引できるといえます。
「手数料の安さ」以外の点でも、楽天証券は初心者におすすめです。例えば、初心者向けのキャンペーンはSBI証券等と比較しても多く、ホームページの画面レイアウトも見やすいと評判です。専門用語の解説も豊富なので、初心者に親切な証券会社です。
\初心者に易しいサポート充実!/

性別:男性
年齢:40代
職業:正社員全般的に優れた証券会社だと思います。手数料が相対的に安価の部類ですし、無料ETFも多数用意されており、近年はスマホアプリにまで米国株取引が導入され手軽な取引が可能になりました。楽天証券の売りはなにしろトレードツールだと思います。チャートも見やすいですし、オシレーターなどの様々なデータも好みのカスタマイズが可能です。四季報や日経のデータや速報なども無料で手軽に取得できますし平時は申し分ないレベルです。
出典:クラウドワークス

性別:女性
年齢:30代
職業:専業主婦色々な証券会社を調べている中で、手数料の安さに惹かれて楽天証券で口座を開設しました。また、楽天証券で取引をしていると、楽天市場などの買い物時のポイント付与率がアップするところも気に入っています。あと、取引アプリ「iSPEED」も使いやすく、これまで取引をあまりしたことがなかった自分でも、安心して取引を始めることができました。
出典:クラウドワークス
楽天証券の口座開設方法
STEP1 メールを送信する
楽天会員登録を行い、登録時のアドレスを入力しメールを送信する

STEP2 本人確認を行う
運転免許書または、個人番号カードを提出し本人確認を行う

STEP3 重要書類へ同意する

STEP4 口座開設完了のメールが届く

簡易書留が郵送され、書類に記載のID・初回パスワードをでログインし「初回ログインパスワードの変更」「初回設定」「マイナンバーを登録」を完了後、取引開始可能
松井証券

松井証券は、1948年に開始した老舗の証券会社です。松井証券の特徴は、以下の通りです。
松井証券の特徴
- 老舗の証券会社のため安心
- 手数料が安い
- 情報収集用のツールが無料で使える
先述の通り、松井証券の魅力の一つに「安心感」があげられます。創業100年以上を誇るネット証券であるため、多くの投資家から信頼をよせられています。
手数料の安さも魅力の一つです。松井証券では、1日あたりの現物取引・信用取引の合計金額が50万円までの場合、取引手数料が0円です。SBI証券や楽天証券が100万円までであることと比べると少し劣りますが、初心者にとっては大きな差ではないといえるでしょう。
また、松井証券では便利な情報収集用のツールやアプリが無料で利用できます。例えば「QUICKリサーチネット」では、会社予想、QBR(QUICK企業研究所)予想、QUICKコンセンサス予想などの企業業績を見ることができます。アナリストによる企業ごとのレポートを確認することも可能なので、投資先企業の選定に役立つでしょう。

性別:男性
年齢:30代
職業:公務員松井証券はさまざまなメディアやインターネットで紹介されていて、安心して利用できると思い、利用し始めました。50万円以下の投資であれば手数料無料で売買できる所に魅力を感じています。また、取扱商品の種類がとても多いので、たくさんの選択肢の中から自分が投資したい商品を選ぶことができるのもメリットだと感じています。
出典:クラウドワークス

性別:女性
年齢:50代
職業:個人事業主株に興味はあったけれど、どこの証券会社がよいのかわからなかったです。しかし、兄弟が松井証券で株の取引をしていたので、同じ松井証券にしてみました。使ってみたらアプリやウェブサイトが使いやすく、一日の株取引の約定金額が50万円までなら手数料が無料なので、初心者や大きな金額で取引をしない人にはとても使いやすいと思います。
出典:クラウドワークス
マネックス証券

マネックス証券は、金融サービスグループ「マネックスグループ株式会社」が運営するネット証券です。マネックス証券の特徴は以下の通りです。
マネックス証券の特徴
- 投資情報が多い
- 取り扱い銘柄が豊富
- IPO取り扱い数が多い
投資を始めた方の最初のハードルは、投資に関する情報収集をいかにうまく行うか、という点です。マネックス証券を利用していれば、「会社四季報」やNY・東京の市場についてのレポートをまとめたメールを無料で閲覧することが可能です。
また、IPO(新規公開株)の取扱数が多い点も特徴です。IPOとは、それまで証券取引所に未上場だった企業が上場する際に、新株の発行や売出をおこなう株式のことを指します。
IPOは全体で86社(2019年時点)ありますが、そのうちマネックス証券のIPO取り扱い数は45社です。(2019年時点)つまり、IPOのうち半数以上をマネックス証券から申し込むことができ、IPOに興味のある方にとっては適したネット証券であるといえます。
マネックス証券は、IPOのみならず米国株や中国株の取扱数にも定評があります。特に米国株の取扱数は4500をこえ、大型銘柄のみならず中小型銘柄も豊富に取り扱っています。
\100円から始められる投信つみたて!/

性別:男性
年齢:40代
職業:正社員株価の実積チャートがシンプルで非常に見やすいです。画面全体を通して見やすくデザイン性にも優れていると思います。以前、別の証券会社のチャートをスマートフォンで見た際、非常に見づらい思いをしたことがありますがマネックス証券は比較にならないほど見やすいので操作していても疲れにくく継続して利用させて頂いています。
出典:クラウドワークス

性別:女性
年齢:40代
職業:アルバイト・パート手数料なども魅力でしたが、一番は銘柄スカウターがとても便利でした。ほかの証券会社でも銘柄の売り上げや決算などを見るとこができますが、銘柄スカウターはファンダを調べるうえで、とても便利です。特に決算の売り上げや利益、資産や今後の予想、アナリスト予想などがとても見やすくデザインされているので、初心者でも調べやすく、今ではほかのツールは使えません。これだけでも口座開設するメリットがあります
出典:クラウドワークス
LINE証券

LINE証券は、多くの人々が毎日使うLINEを運営するLINE株式会社のグループ会社であるLINE Financialと野村ホールディングスの共同出資により設立された企業です。スマホでの投資にも対応していて、直感的にだれもが投資に参加できるようなシステムを提供しています。特徴としては、大きく以下の3点があげられます。
LINE証券の特徴
- LINEとも機能が一体化している
- 自動売買でのアドバイザーサポート
- LINEならではのキャンペーン
- 1株数百円から投資可能
このように信頼性も高く、利便性も高いLINE証券ですが、NISAの利用ができないなどのデメリットもあります。
\1株数百円から株を始められる!/

性別:男性
年齢:30代
職業:個人事業主株式投資のために証券口座を作ろうと思いましたが、何だか敷居が高いように感じていました。しかし、LINEで証券口座を開設できると知り、手軽に感じたので、LINE証券を選びました。 LINE証券には「いちかぶ」という1株単位で取引ができる株が多くあり、少額の投資から始めて上手くいけば徐々に投資額を増やしていく、というようにリスクを最小限に抑えた取引ができることが大きなメリットだと感じました。
出典:クラウドワークス

性別:女性
年齢:40代
職業:専業主婦友人に勧められて口座開設したのですが、使い慣れているLINEアプリから操作できるので開設しやすいと感じました。また投資初心者だったのですが、1株からの購入が可能なため、投資金額が少なくても取引しやすいのが魅力です。サイト内はすっきりとして見やすく扱いやすいし、キャンペーンが豊富でお得だと思いました。
出典:クラウドワークス
証券口座を複数持つ場合の確定申告・損益通算はどうなる?

複数の証券口座を持っていたら確定申告は必要?


複数口座を保有している場合、確定申告が必要になるケースはあります。例えば源泉徴収ありの特定口座で利益が発生し、他の口座で損失が発生した場合は損益を合算して確定申告することで還付を受けられます。確定申告の手続きは面倒と感じるかもしれませんが、税金を払い過ぎないためにも必要なことです。
証券口座を複数持った場合「利益が出た口座と損失が出た口座があるけれど、確定申告はどうすればいいの?」といった状況は容易に想像できるかと思います。
結論、別の証券口座間(例えばA社の利益とB社の損失)で損益通算する場合には、A社B社双方の情報を整理した上で、自身で確定申告を行う必要があります。
なお、源泉徴収ありの特定口座で取引した場合、各証券口座ごとの利益と損失は、各証券会社が損益通算をした上で納税額の計算から源泉徴収、そして納税までを行ってくれるため自身で申告等の処理を行う必要はありません。
金融商品取引業者等に「特定口座」を開設している場合は、この特定口座での取引については、「簡易申告口座」か「源泉徴収口座」を選択することができます。
引用元:国税庁|「株式・配当・利子と税」特定口座
「簡易申告口座」の場合は、金融商品取引業者等から送付される特定口座年間取引報告書により簡易に申告することができます。
「源泉徴収口座」の場合は、さらに、その口座内における譲渡益について、申告不要を選択することができます。
確定申告の際に用意するものは、以下の3つです。
確定申告の際に用意するもの
- 印鑑
- 源泉徴収票
- 一年の取引の損益が計算できる書類
一年の取引の損益が計算できる書類は、特定口座年間取引報告書などを用意します。
複数の証券口座を開設している場合、3点目の「一年の取引の損益が計算できる書類」をまとめるのにはやや時間を要するかと思いますので、早めの準備をしておくと良いでしょう。
証券口座を複数持つ場合のよくあるQ&A
証券口座を複数持つ場合、初心者であるほど質問が多く出るかと思います。 ここでは、よくある質問についてお答えしていきます。
- 1つの証券会社で複数の口座をつくれる?
- ひとつの証券会社においては、1人1つしか口座開設の申し込みをすることはできません。
- NISA口座は複数の証券会社で開設できる?
- NISA口座の開設は、1人当たり1口座しか開設不可能です。基本的にどの証券口座でもNISA口座の開設は可能ですので、日頃よく使う証券口座にてNISA口座も開設を行うと良いでしょう。
- 証券口座を複数持つときの選び方は?
- 証券口座を複数開設する際は、取扱商品や取扱ツールを確認し、自身の投資スタイルにあった証券会社を選ぶと良いでしょう。各企業ごとに連携したポイントを活用した投資ができるサービスもあるため、日頃よく使うサービスとの相性も確認できると理想的です。