神楽坂まつり

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【本日の着物】
白地に藍の板締めの綿麻
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竪絽(たてろ)の染め帯

【今日のひと工夫】
いままでこの綿麻は、透けるのが怖くて襦袢を着ていたけれど、祭りなのでゆかたとして着用。最初は履いていた足袋も、ゆかたには不要かな、と脱ぎ捨て(笑)、帯枕なしでお太鼓を締めて、ともかく軽装をめざした。いやー、快適でした。

神楽坂まつり

2009年7月×日


夏はやっぱり、お祭りですね。……というわけで、ちょい飲み部がカラコロくりだしたのは神楽坂。
料亭や小粋な飲み屋が集う地だけあって、実は、神楽坂のお祭りは屋台がひと味違うんです。
近隣のイイお店が出す毘沙門天前の出張屋台は、だし巻き卵あり、白和えありと、ちょっとした料理屋の趣向。
ゆかたの気楽さでおいしいものとビールを一杯、というのを編集部は毎年、楽しみにしているのです。
飯田橋寄り、神楽坂の一番裾野にたどりつくと、神楽坂まつり名物・阿波踊りがクライマックスを迎えていました。
ヤットサァ~の掛け声とともに汗を光らす菅笠の女性。
博多帯をキリリと締めた男踊りの迫力にドキリ。
踊る阿呆♪になかなかなれないわたしではありますが、お祭りを眺めているだけで脳がジ~ンとするような興奮を覚えます。
ひとしきり阿波踊りを堪能した後、我に返れば、あ、屋台が出ていない!
どうやら神楽坂まつりで店が出るのは、阿波踊りのない初日2日間のようなのでした。
気を取り直し、ちょい飲み部は近くのビール専門店へ。
ベルギービールにはじまり、アジアへ、南米へとそれぞれ気ままにビールで世界の旅に出て、ゆかたの夜は、今宵も深く更けてゆくのでした。

7月の部活報告