「LINE証券」は、日本国内で幅広いユーザーを持つ「LINEアプリ」を使って手軽に投資できる「スマホ投資サービス」です。
本記事ではLINE証券の特徴やメリット・デメリットを、実際の口コミ・評判とともに解説します。
「投資をはじめたいけれどハードルが高い」「もっと手軽に投資をしたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
LINE証券(ライン証券)の口コミ・評判
実際にLINE証券を使っている人の反応は?
スマホで手軽に始められる点や、ポイントが使える点が多く評価されています。また、タイムセールを逃したという口コミもあるので、こうした後悔をしないためにはLINE証券からの告知を見逃さないよう注意しなければいけません。
ここではLINE証券に関する口コミ・評判のいくつかを、良いものと悪いものに分けてご紹介します。
1-1. 良い口コミ・評判
1株から投資できる
性別:男性
年齢:30代
職業:個人事業主株式投資のために証券口座を作ろうと思いましたが、何だか敷居が高いように感じていました。しかし、LINEで証券口座を開設できると知り、手軽に感じたので、LINE証券を選びました。 LINE証券には「いちかぶ」という1株単位で取引ができる株が多くあり、少額の投資から始めて上手くいけば徐々に投資額を増やしていく、というようにリスクを最小限に抑えた取引ができることが大きなメリットだと感じました。
出典:クラウドワークス
性別:女性
年齢:30代
職業:正社員LINEアプリから簡単に株式が購入できるということで口座を開設してみました。 LINEアプリから手軽に株式投資ができるだけではなくて、1株から購入できる制度があるので、気軽に投資ができて便利です。 また人気の株式なども簡単にランキングで分かるようになっているので、とりあえず話題の株を買ってみられてたのしいです。
出典:クラウドワークス
キャンペーンが豊富
性別:女性
年齢:20代
職業:正社員こちらの口座を開設しようと思った理由は、新規アプリをダウンロードせず、普段から愛用しているLINEアプリから気軽に始められると思ったからです。 少額から始められますし、使い方も簡単です。何よりもキャンペーンが豊富なので、途中でサボりがちになっても口座を開設しておいて損はしないと思います。 デメリットを挙げるなら、初心者向けっぽいので、中上級者の方にはシンプルすぎるのかもしれません。
出典:クラウドワークス
全体的に、スマホで手軽にはじめられ、少額で投資ができることに対して、良い印象を持っている口コミが多くありました。投資の勉強のきっかけとしてはじめるのも良さそうです。
1-2. 悪い口コミ・評判
悪い口コミ・評判も事前に知っておくことで、利用する場合の対策も考えておくことができます。
商品・銘柄数が少ない
性別:男性
年齢:30代
職業:正社員資産の分散を目的にLINE証券を開設しました。使ってみた感想ですが、単元未満株の購入ができ、コストも安いため、気に入って使っています。株価が1万円以上の株を一株ずつ購入できるのはメリットと思いました。ちょっと残念なのは投資信託の種類が少ないこととニーサに対応していないことです。そのため今は単元未満株をLINE証券、その他を他社で利用しています。
出典:クラウドワークス
性別:女性
年齢:30代
職業:正社員1株から取引できるいちかぶに魅力を感じて口座開設しました。ですがこのいちかぶは一部の銘柄でしか対応していなかったので、個人的には期待外れに感じました。チャートも見づらく、分析するのに不十分です。また、LINE証券は取り引き手数料無料を売りにしていますが、株価にスプレッドがかかります。普通に手数料がかかる場合より不明瞭で分かりづらいです。
出典:クラウドワークス
LINE証券(ライン証券)の特徴
LINE証券の特徴
- LINE Pay・LINEポイントに対応
- 投資信託の自動積立サービス
- 初心者にもやさしい投資情報の提供
- 徹底した安全対策
LINE証券とはどんな証券会社なの?
SNSサービスLINE傘下であるLINE Financialと野村ホールディングスの共同出資証券会社です。少額から投資が始められ、投資初心者にもやさしい点が特徴です。
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 10万円:99円 50万円:275円 100万円:535円 |
つみたてNISA銘柄数 | 9銘柄 |
米国株(個別株)取扱銘柄数 | ― |
投資信託銘柄数 | 33銘柄 |
IPO実績(2021年) | 11社 |
最低購入単位 | 1株 |
最短口座開設日数 | 翌営業日 |
2-1. LINE Pay・LINEポイントに対応
LINE証券は「LINE Pay」「LINEポイント」にも対応しています。
LINE Payから手軽に投資資金の入出金ができ、出金手数料もかかりません。
また簡単に「つみたて設定」を行うことができ、コツコツと資金を増やしていけます。
LINE Payの入出金方法
LINE Payで入金 | LINE Payへの出金 | |
---|---|---|
入出金方法 | ・LINE Pay残高から入金 ・LINE Payに連携している 銀行口座からチャージして入金 (デビット払い) | ・LINE Payのアカウントへの出金 |
受付時間 | 原則24時間 ※LINE Payに連携している 銀行口座からチャージして入金 (デビット払い)については、 銀行のシステムメンテナンス等 によって利用できない場合あり | 原則24時間 |
反映タイミング | 即時反映 | |
入出金手数料 | 無料 |
他に銀行振り込みやクイック入金という入金方法もありますが、普段からLINE Payを利用している人はLINE Payでの入出金の方がスマートフォンから簡単に入金ができ、手数料などの面から考えてもおすすめです。
貯まったLINEポイントは1ポイント=1円として、LINE口座への入金や「つみたて投資」にも使えます。
「いちかぶ(単元未満株)」の購入で資金が少し足りないときなどに、LINEポイントから入金できて便利です。
LINEポイントの入金方法
LINE口座への入金 | 「つみたて投資」への入金 |
---|---|
LINE証券の入金画面で入金に利用するポイント数を入力 | 「つみたて設定」を行う際に 「LINEポイントを利用する」欄にチェックを入れる |
投資初心者の方は貯まったポイントが投資に使えるため、無理せず気軽に始められるでしょう。
2-2. 投資信託の自動積立サービス「つみたて投資」
LINE証券は、2020年6月から「投資信託のつみたて投資」のサービスを提供しています。
投資信託は投資のプロが運用し、得られた利益を投資家に分配する金融商品です。
「つみたて投資」は少額からはじめられるので、投資初心者にもおすすめです。
少額から始められ、投資のプロが厳選した33銘柄の中から購入できます。投資初心者の方にとって始めやすい投資方法です。
2-2-1. 毎月最低1000円から投資信託の「つみたて投資」ができる
LINE証券が提供する「投資信託のつみたて投資」は、毎月最低1000円の少額からはじめられ、購入手数料も全銘柄無料です。
毎月投資可能な上限は10万円で、余裕のある月は投資額を増やすなど、後から設定の変更もできます。
2021年12月3日時点で取り扱う投資信託は33銘柄ですが、「つみたて投資」は一部のブル・ベア型ファンドを除く29銘柄の中から選択できます。
2-2-2. 「LINE Pay」との連携で簡単にはじめられる
「LINE Pay」との連携で、「つみたて設定」は最短1分で簡単にはじめられます。
以下の4ステップで、契約締結できます。
引落し方法は「LINE Pay残高」か「LINE Pay銀行口座」から選び、すでに銀行口座登録済みの場合は新たに銀行連携の手続きをする必要はありません。
また、引落し手数料は無料です。
2-2-3. 貯まったLINEポイントを利用できる
買い物でLINE Payを使って貯めたLINEポイントも1ポイント=1円として、毎月自動で「つみたて投資」に回すことができます。
毎月のつみたて投資はLINE Pay残高もしくはLINE Pay銀行口座から引き落としされますが、「つみたて設定」を行う際にLINEポイントを利用する欄にチェックを入れると、引き落とし時点ですべてのLINEポイントが利用される仕組みです。
例えば、西友での月1万円分の買い物をLINE Payで支払いをすれば、LINEポイントが50ポイント貯まります。この50ポイントも50円分として、つみたて投資の自動引き落としの際に充当されます。
毎日の買い物でLINE Payをお得に貯めて、貯まったポイントは無駄なく「つみたて投資」で活用できて便利です。
2-2-4. シミュレーション機能で将来の資産額を確認できる
将来の資産額が確認できる「つみたてシミュレーション」機能が使えます。
毎月のつみたて金額・期間・運用方針を選択するだけで、将来の資産額の目安がわかるため非常に便利です。
また、シミュレーション画面から注文画面にそのまま移動し、スムーズに注文できます。
「つみたて投資」のイメージを掴むために、一度シミュレーション機能を利用してみるとよいでしょう。
2-2-5. 「つみたて投資」のメリットは?
「つみたて投資」のメリットは大きく分けて4つあります。
① 毎月最低1000円からはじめられる
「つみたて投資」は、毎月最低1000円からの少額ではじめられます。
上限は10万円で、その範囲内で投資額を後から増やしたり減らしたりもできます。
② 投資タイミングに迷うことがない
「つみたて投資」は、毎月決まったタイミングで一定の金額をコツコツ投資する自動積立サービスです。
自分で売買のタイミングを見極める必要はなく、忙しい方でも無理なく続けられるメリットがあります。
③ 時間の分散効果が得られる投資方法
「つみたて投資」は決まった金額を定期的に投資するので、時間の分散効果が得られ、相場の動きによって発生する価格変動リスクを低減できます。
一定の金額での購入になるので、投資信託の価格が高くなると少なく、安くなると多く購入することになり、一括購入と比較して平均購入単価が安くなると期待できます。
④ 分散・長期投資により元本割れの可能性が低くなる
分散投資を長期間行う「つみたて投資」は、元本割れの可能性が低い投資方法だといわれています。
投資信託は価格変動を続けますが、過去の実績から保有年数が長期になるほど運用成果が出ることがわかっています。
将来の成果を保証するわけではありませんが、無視できないデータとして多くの投資家が注目しているのも事実です。
2-3. 初心者にもやさしい投資情報を提供している
LINE証券では、投資先に迷う場合でも、「割安な銘柄」「人気優待銘柄」「好業績予想銘柄」「高配当利回り銘柄」など、20種類以上のカテゴリーに情報が整理されていて便利です。
企業の決算速報をわかりやすいレポートにしてLINEで通知する機能や、AIによる「株価トレンド予想」も、投資初心者をサポートします。
企業に関するニュースや業績情報、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)など、相場分析に欠かせない情報もLINEアプリから入手可能です。
スマホひとつで取引から情報収集まで簡単にできますので、投資初心者でも投資について学びながら資産運用を進められます。
2-4. 徹底した安全対策でセキュリティ面でも安心できる
LINE証券は徹底した安全対策で、投資家が安心して利用できる配慮をしています。
主な3つの取り組みをご紹介します。
徹底した安全対策3つの取り組み
- 専用の取引暗証番号
- 資産の分別管理
- 個人情報の取り扱い
・専用の取引暗証番号
LINEのパスワードとは別に、6桁の取引暗証番号を登録します。
スマホの盗難・紛失の際も、取引暗証番号の入力が必要となるため出金されてしまう心配はありません。
・資産の分別管理
法令に従って資産の「分別管理」を行っており、万一倒産した場合でも資産はユーザーに返還されます。
また、分別金の不足に備えて「日本投資者保護基金」にも加入しているので安心です。
証券会社は、法律で義務付けられている「分別管理制度」を厳格に守っています。 分別管理とは、証券会社が、お客さまからお預かりする資産(金銭や株式、債券などの有価証券)と、証券会社自身の財産とを厳格に分離し、管理することによって、お客さまの資産を保全することです。
引用:日本投資者保護基金
・個人情報の取り扱い
取得する個人情報を必要最低限とし、通信や保管の際には暗号化するなど適切な処理が行われています。
LINE証券(ライン証券)の魅力的なキャンペーンをご紹介!
魅力的なキャンペーン
- 株ジャンボキャンペーン
- 口座開設から最大30日間いちかぶ取引コストが0円!
- LINE FX口座開設&1取引だけで最大5000円プレゼント!
- 友だち招待プログラム
LINE証券の口座開設でお得なキャンペーンはあるの?
口座開設で株の購入代金最大1000円相当がプレゼントされるキャンペーンや、それ以外にもいくつかのお得なキャンペーンがあります。期間限定キャンペーンもあるので、申し込み期限を過ぎないように注意しましょう。
2021年12月29日時点で開催しているキャンペーンは、以下の通りです。
各キャンペーンの内容を詳しく解説します。
3-1. 株の購入代金プレゼントキャンペーン
LINE証券で口座開設をし、簡単なクイズ2問に正解すると、株の購入代金がプレゼントされるお得なキャンペーンです。
キャンペーンを活用するには、キャンペーンにエントリーしてから口座開設の申し込みをする必要があるため注意しましょう。
LINE証券の口座開設後、簡単なクイズに2問答えるだけ!1問以上の正解で、対象銘柄からお好きなものをお選びいただけます。
引用元:LINE証券
3-4. 友だち招待プログラム
友だちを紹介してLINEポイントがもらえるキャンペーンです。
LINEにログインして招待URLを発行し、そこから友だちが口座を開設してログインすると500ポイントがプレゼントされます。
最大100人の口座開設が対象となり、合計最大5万ポイントの獲得が可能です。
毎月招待数が多い上位10名に1万ポイントがプレゼントされるWチャンスもあり、貯まったポイントは投資資金として活用できます。
紹介された友だちも、招待URLからの口座開設で200ポイント、口座開設後にLINE公式アカウントから通知されるアンケートに回答することで300ポイントが受け取れます。
LINE証券(ライン証券)のメリット
LINE証券のメリット
- 少額から投資できる
- 手数料は業界最低水準で安い
- 取引できる時間が長い
- LINEアプリで取引から情報収集まで可能
- 「株のタイムセール」がお得
LINE証券を使うとどんな魅力があるの?
少額から投資ができ、手数料も安く設定されています。初心者にもやさしく、投資デビューを考えている人にとっては大きなメリットです。「LINE Pay」や「LINEポイント」にも対応している点から、普段からLINEを利用している人にも始めやすい証券会社でしょう。
各メリットを詳しく解説します。
4-1. 少額から投資できる
LINE証券のメリットとして、数百円~数千円の少額から投資できることが挙げられます。
一般的な株取引では、100株単位(単元株)での取引となり、まとまった資金を必要とするケースが大半です。
しかし、LINE証券は「いちかぶ(単元未満株)」で取引でき、少額で有名企業の株を持つチャンスがあります。
例えば1株2000円の場合、通常の株取引では最低20万円(100株)が必要ですが、「いちかぶ(単元未満株)」では2000円(1株)単位で購入可能です。
さらに取扱銘柄数は1000以上あり、時価総額ベースで国内株式の約88%をカバーしています。
また投資信託では100円から個別投資ができ、「つみたて投資」は毎月最低1000円から可能です。
往復の日中取引コストが業界最低水準。
引用元:LINE証券|「手数料」いちかぶの取引コスト
さらに、東証の休憩時間や取引終了後も取引できます。
夜間に1株単位で取引できるのはLINE証券だけです。
少額からはじめられ、かつ多くの選択肢から選べるのは、大きなメリットといえるでしょう。
4-2. 手数料は業界最低水準で安い
LINE証券は、各種取引手数料が安く設定されているメリットもあります。
例えば、現物取引手数料は「SBI証券」「楽天証券」など、大手ネット証券と同等で業界最低水準です。
また、「信用取引の売買手数料」「投資信託の購入手数料」「IPOの購入手数料」は無料で、コストを抑えて取引できます。
投資において手数料など取引コストを抑えることは、効率よく利益をあげるのに重要なポイントとなるので、証券会社選びの際に「手数料」は注目すべき項目のひとつです。
4-3. 取引できる時間が長い
LINE証券では、東証の取引時間内だけでなく、取引時間外でも取引可能な商品が用意されています。
取引時間は銘柄のグループごとに異なり、夜間取引ができる銘柄もあるのは大きなメリットです。
銘柄のグループと取引時間を以下にまとめます。
【グループAの銘柄】
(日中取引)9:00~11:20、11:30~12:20、12:30~14:50
(夜間取引)17:00~21:00
※ETFは夜間取引の対象外です。
【グループBの銘柄】
(日中取引)9:00~11:20、12:30~14:50
引用:LINE証券公式サイト
日中は忙しい方も、「夜間取引」を活用すればじっくり株取引ができますね。
4-4. 専用ツールは不要!LINEアプリで取引から情報収集まで可能
4-4-1. 普段利用しているLINEアプリからLINE証券にログインできる
普段から「LINEアプリ」を利用している方なら、「ウォレット」タブを開いて「証券」ボタンを押すだけでLINE証券にログインできます。
または、LINE証券のブラウザを開いてトップ画面の「ログイン」を選択し、登録メールアドレスとパスワードの入力でログインすることも可能です。
普段使っている「LINEアプリ」から取引できるので、専用アプリやツールをダウンロードする必要がありません。
この点は他の証券会社と比べても大きな違いであり、新たにアプリをダウンロードしたり取引専用ツールをいくつも使いこなすことがハードルに感じる人にはおすすめのポイントです。
ログイン後、銘柄は「検索」機能を使ってピンポイントで探せるほか、「1株3000円以下で買える」「お気に入りが多い」「高業績予想」などさまざまなカテゴリーから選ぶことも可能です。
チャートや取引画面もシンプルなデザインで、初心者でも利用しやすいといえるでしょう。
4-4-2. LINEアプリで情報収集もできる
LINE証券はLINE公式アカウントとの連携が充実しており、普段使い慣れている「LINEアプリ」から情報収集できるのでたいへん便利です。
LINE公式アカウントから取引画面が開けますし、決算速報など大切な投資情報をLINEの通知機能で受け取ることもできます。
参加条件を満たしている方のみ、株のタイムセールの告知もLINE公式アカウントから届きます。
万が一LINE公式アカウントをブロックしていた場合には通知が届かないので、有益な情報を見逃さないためにもLINE公式アカウント追加は行いましょう。
LINEは日本国内で最もメジャーなSNSアプリとして知られており、情報収集しながら手軽に投資をはじめるのにピッタリです。
また「AI株価トレンド予想」など、投資初心者に役立つ機能も充実しています。
4-5. 「株のタイムセール」がお得
LINE証券では「株のタイムセール」を実施し、3~7%割引で対象銘柄をお得に購入するチャンスを提供しています。
不定期開催のセールで、参加条件を満たしている場合、タイムセール当日にLINE公式アカウントから対象銘柄発表の告知がされます。
株のタイムセールでは、参加条件を満たす方1人につき対象銘柄から1銘柄、決められた株数を購入することが可能です。
取引手数料がかからずに割引価格で購入できるので、翌日の始値で売るとかなりの高確率で利益が出ることが期待できます。
参加条件を満たしている必要がありますが、参加者全員が対象銘柄を割引価格で必ず購入できるのは魅力的なキャンペーンですね。
LINE証券(ライン証券)のデメリット
LINE証券のデメリット
- 投資信託の取扱銘柄数が少ない
- NISA口座に対応していない
- 出金に口座の事前登録が必要
LINE証券はデメリットはないの?
NISA口座に対応していない点や、投資信託の取扱銘柄数が少ない点が投資スタイルによってはデメリットであると考えられます。豊富な銘柄数の中から投資先を選びたい人にとっては、他の証券会社を検討した方がいいかもしれません。
実際にLINE証券で取引をはじめる前に、デメリットも理解しておきましょう。
各デメリットや対策について解説します。
5-1. 投資信託の取扱銘柄数が少ない
LINE証券は2019年8月にサービスを開始したばかりの新しいネット証券で、他社に比べると取り扱う金融商品が少ないのがデメリットです。
例えば投資信託の取扱銘柄数は、2021年12月3日時点で33銘柄です。
「楽天証券」の2665銘柄、「SBI証券」の2634銘柄と比較すると、見劣りするかもしれません。
ただし、初心者にもおすすめできる銘柄に絞り込んでいるとの見方もでき、「初心者向けのサービスならではで選びやすい」と感じる方も少なくないようです。
投資信託の取扱銘柄数が多い方がよい方、または外国株・債権・ETFなどLINE証券が取り扱っていない金融商品も購入したい方は、他のネット証券との併用も検討できるでしょう。
5-2. NISA口座に対応していない
NISA口座を開設して、「非課税のメリットを活用して投資したい」と考えている方も少なくないでしょう。
LINE証券のデメリットとして、NISA口座に対応していないことが挙げられます。
ただし「つみたてNISA」は、2021年度(2022年3月まで)を目処に対応を開始する予定となっており、それまでにLINE口座を開設しておくのもよいでしょう。
LINE証券では、2021年5月から「LINEのiDeCo」をスタートするなど、新しいサービスの導入にも積極的です。
「iDeCo」も非課税のメリットがある制度で、老後資金を作りたい方におすすめです。
5-3. 出金に口座の事前登録が必要
出金口座への振込は、口座事前登録が必要です。
また、反映のタイミングは即時でないため注意が必要です。
反映タイミング
0時~15時の受付:翌営業日
15時~24時の受付:翌々営業日
※土日祝日の非営業日にお手続きした場合、反映タイミングは翌々営業日となります。
引用:LINE証券「入出金ルール」
「LINE Pay」への出金は、手続き後「LINE Pay」のアカウントに即時反映されます。
LINE証券(ライン証券)がおすすめな方の特徴
LINE証券がおすすめな方の特徴
- 気軽に少額で株式投資がしたい
- なるべく手数料をかけたくない
- スマホで株式投資をしたい
LINE証券はどんな人におすすめ?
LINE証券は、LINEアプリがあれば少額から始められ、初心者におすすめの証券会社です。LINE PayやLINEポイントとも連携でき、いろいろなキャンペーンも行われいてお得に簡単に始められます。
ここまでは特徴やメリット・デメリットをまとめてきました。
ここからはLINE証券がおすすめな方の特徴を3つ解説します。
6-1. 気軽に少額で株式投資がしたい
気軽に少額で株式投資がしたい方におすすめです。
「いちかぶ(単元未満株)」では1株単位で取引ができ、一般的な株式取引が100株単位であることを考えると、少額の資金でもはじめやすいことがわかるでしょう。
また投資信託は100円から、「つみたて投資」は月々最低1000円から取引可能です。
加えて、口座開設キャンペーンで最大1000円相当分の株がプレゼントされるなど、リスクを抑えつつ株式投資をはじめたい方にピッタリのサービスを提供しています。
株式投資にはさまざまなメリットがあり、銘柄選定をうまく行うことができれば、莫大な利益を狙うことができます。ただし当然ながら、株式投資にも元本が減ってしまうなどのデメリットがありますので、事前にしっかりと金融や経済に関する知識を身に付けることが必要です。特に投資初心者は、まず少ない金額から慣れていくことが大切。
引用元:LINE証券|株取引は投資初心者でも運用できる?
6-2. なるべく手数料をかけたくない
なるべく手数料をかけたくない方にもおすすめの証券会社です。
現物取引の手数料は大手ネット証券と同等の業界最低水準で、信用取引の売買手数料、投資信託・IPOの購入手数料は無料です。
加えて、以前は出金手数料が220円かかっていましたが、2021年11月1日より銀行口座への出金手数料が無料になり利用しやすくなっています。
また「LINE Pay」を使うと、出金手数料は従来通り無料で即時反映されます。
6-3. スマホで株式投資をしたい
スマホで株式投資したい方にもピッタリです。
スマホを使った取引に特化していて、取引画面は直感的でシンプルなデザインが特徴です。
パソコンの前に張り付くのではなく、場所を選ばずスマホで手軽に投資をはじめたい方も少なくないでしょう。
普段利用している「LINEアプリ」を使うため、投資初心者にとってハードルが低いといえます。
6-4. LINE証券がおすすめではないケース
反対に、LINE証券があまり合わない方や、他の証券会社と併用したほうがいいケースもあります。
LINE証券がおすすめではないケース
- 高額の取引がしたい
- NISAなど様々な金融商品に投資したい
以下で詳しく解説します。
6-4-1. 高額の取引がしたい
LINE証券では発注上限数量および発注上限金額が、他社と比較して低く設定されているため、高額の取引がしたい方にはおすすめできません。
例えば、ETFの1注文あたりの発注上限数量は500口、株式は500株です。
また、1注文あたりの注文上限金額は1000万円に設定されています。
「SBI証券」の発注上限金額は3億円ですから、比較すると物足りないと感じるかもしれません。
他の証券会社も比較検討したり、LINE証券で投資に慣れてきてから他の証券口座も開設するのも一つの方法ですね。
6-4-2. NISAなど様々な金融商品に投資したい
「つみたてNISA」に関しては、2021年度(2022年3月まで)を目途に対応を開始する予定です。
金融機関によって取り扱う金融商品が異なるため、事前に確認し使い分けるなどの工夫をおすすめします。
LINE証券(ライン証券)と徹底比較!おすすめネット証券3選
おすすめネット証券3選
- LINE証券
- SBI証券
- 楽天証券
他のネット証券と比較したいです。
以下に並べられた証券会社のように、ネット証券は他にもたくさんあります。LINE証券と比べて、本当に自分に合っているネット証券を探してください。
LINE証券以外にも数多くの証券会社があり、どれにしようか迷ってしまうかもしれません。
ここではLINE証券を含めて、おすすめネット証券を3つご紹介します。
各ネット証券の特徴を比較して、証券会社選びの参考にしてください。
会社名 | |||
手数料(10万円あたり) | 99円 | 99円 | 99円 |
手数料(50万円あたり) | 275円 | 275円 | 275円 |
手数料(100万円あたり) | 535円 | 535円 | 535円 |
積立nisa銘柄数 | 9銘柄 | 175銘柄 | 182銘柄 |
IPO実績(2021年) | 11社 | 122社 | 74社 |
投資信託銘柄数 | 33銘柄 | 2,680銘柄 | 2,687銘柄 |
外国株 | - | 9カ国 | 6カ国 |
米国株取扱銘柄数 | - | 4200銘柄 | 3966銘柄 |
米国ETF取扱銘柄数 | - | 307銘柄 | 324銘柄 |
口座開設最短日数 | 翌営業日 | 翌営業日 | 翌営業日 |
7-1. LINE証券
項目 | 詳細 |
---|---|
手数料 | 10万円:99円 50万円:275円 100万円:535円 |
つみたてNISA銘柄数 | 9銘柄 |
米国株(個別株)取扱銘柄数 | ― |
投資信託銘柄数 | 33銘柄 |
IPO実績(2021年) | 11社 |
最低購入単位 | 1株 |
最短口座開設日数 | 翌営業日 |
おすすめポイント
- 現物取引手数料が業界最低水準
- 1株数百円から投資可能
- スマホ操作に特化
7-1-1. 現物取引手数料が業界最低水準
LIEN証券は国内株式の実質取引コストとなるスプレッドが業界最低水準です。
さらに、信用取引の売買手数料、信託投資・IPOの購入手数料も無料で、取引コストを抑えて投資したい方におすすめです。
7-1-2. 1株数百円から投資可能
LINE証券は、1株数百円から投資できるのも魅力です。
1株単位の購入でも、配当金や株主優待を受けられる場合もあります。
一般的な株式取引は100株単位(単元株)で多額の投資資金が必要ですが、少額の資金で有名企業の株を持つことが可能なのです。
7-1-3. スマホ操作に特化!最短翌営業日に口座開設可能
普段からLINEを使用している方にとって取引画面は使いやすく、シンプルで直感的に操作できるデザインで、投資初心者の方もすぐに慣れると考えられます。
「LINEアプリ」から口座開設の申し込み手続きができ、最短翌営業日に口座開設できます。
7-2. SBI証券
【SBI証券の概要】
項目 | 詳細 |
---|---|
証券会社名 | SBI証券 |
手数料 | 10万円:99円 50万円:275円 100万円:535円 |
つみたてNISA銘柄数 | 176銘柄 |
米国株(個別株)取扱銘柄数 | 4857銘柄 |
投資信託銘柄数 | 2634銘柄 |
IPO実績(2021年) | 122社 |
最低購入単位 | 1株 |
最短口座開設日数 | 翌営業日 |
おすすめポイント
- 口座開設数No.1の大手ネット証券
- 豊富な取扱銘柄数
- Tポイントの利用可能
7-2-1. 口座開設数No.1の大手ネット証券
SBI証券は、2023年3月期で証券口座開設数1,000万を突破し、口座開設数や国内株式個人取引シェアなどさまざまな部門でNo.1を誇る大手ネット証券です。
業界最低水準の手数料など、総合的に質の高いサービスを提供しており、初心者でも安心して利用できるでしょう。
7-2-2. 豊富な取扱銘柄数
SBI証券は、外国株・債権・投資信託など豊富な取扱銘柄数でも業界トップクラスです。
外国株は9ヵ国に対応し、少額でも世界を股にかけた分散投資が可能です。
またIPO取扱銘柄数も業界最多水準で、幅広い選択肢から投資チャンスを狙えます。
7-2-3. Tポイントの利用可能
Tポイントを1ポイント=1円として投資に利用できます。
2021年11月からはPontaポイントサービスも開始し、マルチポイントサービスを提供しているのも魅力です。
三井住友カードで積立投資をすると、決済額に応じてVポイントも貯まります。
7-3. 楽天証券
【楽天証券の概要】
項目 | 詳細 |
---|---|
証券会社名 | 楽天証券 |
手数料 | 10万円:99円 50万円:275円 100万円:535円 |
つみたてNISA銘柄数 | 182銘柄 |
米国株(個別株)取扱銘柄数 | 4554銘柄 |
投資信託銘柄数 | 2665銘柄 |
IPO実績(2021年) | 74社 |
最低購入単位 | 1株 |
最短口座開設日数 | 翌営業日 |
おすすめポイント
- 無料で使える高性能取引ツール
- 楽天ポイントが利用可能
- 楽天経済圏でお得
7-3-1. 無料で使える高性能取引ツール
楽天証券では、パソコン用のトレーディングツール「マーケットスピード」や、スマホ用トレーディングツール「iSPEED」など、投資スタイルに合わせて使える高性能取引ツールを無料で提供しています。
初心者からアクティブトレーダーまで、あらゆるタイプの投資家をサポートする力強い取引ツールです。
7-3-2. 楽天ポイントが利用可能
楽天証券では、「投資信託」「国内株式」「バイナリーオプション」で、ポイントでの投資が可能です。
投資信託は100円から購入可能で、楽天ポイントを1ポイント=1円で利用できます。
また投資資金が少し足りない場合も、ポイントと現金を組み合わせられて便利です。
「楽天ポイントコース」を設定し、ポイントで500円以上の投資をすると、楽天市場での買い物がポイント+1倍になりさらにお得です。
7-3-3. 楽天経済圏でお得
楽天証券は、楽天経済圏でさらにお得に投資できます。
楽天銀行口座と連携すると振込手数料が無料になり、入出金の手間を省いてスムーズに取引できるほか、楽天銀行口座の優遇金利(0.10%)が適用されます。
また、楽天カード決済で100円につき1ポイントが獲得でき、さらに保有残高が10万円以上あると毎月4ポイントもらえてお得です。
LINE証券(ライン証券)の各種手数料
LINE証券の各種手数料
- 現物取引
- いちかぶ(単元未満株)
- 信用取引
- 投資信託
LINE証券の手数料は安いの?
各種手数料は、ネット証券の中でも最安水準と言われています。手数料の安さを重視する人にとっては、非常に魅力的なポイントです。
ここでは、各種手数料をわかりやすく表にまとめてご紹介します。
8-1. 現物取引
LINE証券では、東京証券取引所に上場している約3700銘柄を100株単位(単元株)で取引できます。
取引金額は高額になると考えられますが、大きなリターンが期待できる投資方法です。
現物取引では、約定代金に応じて以下のように手数料が設定されています。
約定代金 | 取引手数料 |
---|---|
5万円 | 55円 |
10万円 | 99円 |
20万円 | 115円 |
50万円 | 275円 |
100万円 | 535円 |
150万円 | 640円 |
3000万円 | 1013円 |
3000万円超 | 1070円 |
引用:LINE証券「手数料」
8-2. いちかぶ(単元未満株)
LINE証券の「いちかぶ(単元未満株)」では、1株数百円からの取引が可能です。
対象銘柄は大型株や中小型株、新興市場株を含めて1500以上の銘柄があります。
株式取引は100株単位での取引が一般的ですが、いちかぶでは1株単位で取引できます。1株数百円から購入できるのは、投資に回せるまとまった資金がない方や投資を勉強したい方にとっても始めやすい株取引です。
いちかぶの取引手数料は無料ですがスプレッドが発生し、このスプレッドが実質取引コストとなります。
いちかぶのスプレッドは以下の通りです。
グループ | 取引時間帯 | スプレッド(片道) |
---|---|---|
グループA | (日中)9:00~11:20、12:30~14:50 | 0.35% |
(日中)11:30~12:20 (夜間)17:00~21:00 | 1.0% | |
グループB | (日中)9:00~11:20、12:30~14:50 | 0.35% |
例えば市場価格が1000円の「グループB銘柄」を日中に購入する際、スプレッドは0.3%かかるため、購入価格は1003円、売却価格は997円となります。
「手数料」ではなく「取引コスト」とする理由は、以下の通りです。
LINE証券は当社とお客様との間で取引を行う、相対取引を採用しております。そのため、当社が取引所(東京証券取引所)から銘柄を仕入れる際に生ずるリスクプレミアムを、取引コストというかたちで、お客様に提示する取引価格に含めております。
引用:LINE証券「手数料」
8-3. 信用取引
LINE証券の信用取引は、約定代金に関わらずいつでも売買手数料が無料です。
信用取引とは、現金や有価証券を担保にして証券会社から資金や株式を借りて売買する取引方法で、手持ち資金の約3倍の取引ができます。
例えば33万円の資金を用意すると100万円の取引ができ、少ない資金に対して大きなリターンが期待できます。
ただし、損失が大きくなるリスクもあるため、仕組みを理解した上で投資をはじめることが重要です。
信用取引の売買手数料は無料ですが、金利や貸株料などの取引コストが発生します。
取引コスト | 信用新規買い | 信用新規売り |
---|---|---|
金利 | 2.80% | ― |
貸株料 | ― | 1.15% |
品貸料(逆日歩) | 受取る | 支払う |
管理費 | 信用建玉1株につき11銭/月 | 信用建玉1株につき11銭/月 |
名義書換料 | 55円/1単元 | ― |
配当金相当額 | 受取る | 支払う |
管理費は、1単元1株の銘柄の場合信用建玉1株につき110円で、月あたりの最低金額は110円、最高金額は1100円です。
名義書換料について、ETF/ETNは1単元につき5.5円で、大幅な株式分割が行われた場合などは減額される場合があります。
8-4. 投資信託
LINE証券では、投資信託の全銘柄を購入手数料無料で提供しています。
「投資信託」とは、投資家から預かった資金をまとめて投資のプロが運用する金融商品で、利益が発生すると投資家に分配する仕組みです。
最低100円から投資可能で、毎月1000円からの「つみたて投資」にも対応しています。
投資信託の購入手数料は無料ですが、取引するにあたり間接的に支払われるコストがあります。
例えば、運用期間中に信託財産から間接的に「運用管理費用(信託報酬)」「成功報酬」「売買委託手数料」などが差し引かれます。
投資信託で発生するコストなどはファンドによって異なるため、目論見書などで確認するようにしましょう。
LINE証券(ライン証券)の口座開設から取引開始まで
実際にLINE証券で口座開設するときはどうすればいい?
公式サイトから、LINEアカウントでログインし口座開設の申し込みを行います。ネット証券は、ネットで申し込みが完結できる点もメリットの一つです。
9-1. LINE証券の口座開設手順
口座開設手順
- 申込情報の入力
- 携帯電話認証
- 本人確認書類の送付
- 審査後に口座開設完了
LINE口座の特徴やメリット・デメリットをまとめましたが、自分のライフスタイルに合うと感じた方はさっそく取引を開始しましょう。
ここでは、口座開設の手順をわかりやすく解説します。
LINE証券の口座開設は、LINEアプリ上で完結できます。普段からLINEを利用している方にとって簡単に申し込める点はポイントです。
9-1-1. 申込情報の入力
公式サイトを開き、「無料口座開設」をクリックします。
キャンペーンを利用する場合は、必ず該当するキャンペーンのエントリーページから口座開設手続きを行いましょう。
「LINEアカウントでログイン」して、画面の案内に従い本人情報などを入力します。
9-1-2. 携帯電話認証
申込手続きで入力した電話番号に、SMSで6桁の認証コードが送信されます。
SMSで認証番号を確認したら、LINE証券のページに入力してください。
上手くいかない場合は「再送信」をタップし、手続きを進めます。
9-1-3. 本人確認書類の送付
スマホを使って「かんたん本人確認」、または郵送により本人確認書類を送付します。
本人確認書類の組み合わせは以下の通りです。
本人確認書類の組み合わせ一覧
- マイナンバー通知カード+運転免許証
- マイナンバー個人番号カード
- マイナンバー入りの住民票の写し+運転免許証
- マイナンバー入りの住民票の写し+健康保険証
「かんたん本人確認」を使うと翌営業日の口座開設が可能です。
9-1-4. 審査後に口座開設完了
LINE証券による審査が行われ、審査完了後にLINEメッセージか「はがき」でお知らせを受け取ります。
LINEメッセージを受け取った場合は、そのまま取引開始手続きを行ってください。
簡単なアンケートに答えると口座開設は完了で、その後いつでも取引できる状態になります。
9-2. LINE証券の取引方法
取引方法
- 証券口座に入金する
- 各種取引を行う
- 資金を出金する
口座開設が完了すると、いよいよ取引可能です。
ここでは、LINE証券で実際に取引する方法をわかりやすく解説します。
9-2-1. 証券口座に入金する
取引を行うために、まず口座に投資資金を入金する必要があります。
入金方法は以下の4通りです。
口座に投資資金を入金する方法
- LINE Payから入金
- LINE Payに登録している銀行口座から入金
- 提携金融機関のインターネットバンキングから即時入金(クイック入金)
- LINE証券の入金専用口座へ振込
① LINE Payから入金
入金画面から手数料無料で手続きします。
② LINE Payに登録している銀行口座から入金
入金画面のデビット支払いから、手数料無料で手続きします。
③ 提携金融機関のインターネットバンキングから即時入金(クイック入金)
入金画面から利用する金融機関を選択し、金融機関のウェブサイトの画面に従って手続きします。
振込手数料は無料です。
④ LINE証券の入金専用口座へ振込
入金専用口座(入金画面で確認可能)へ振り込みます。
振込手数料は自己負担です。
9-2-2. 各種取引を行う
取引画面の右上にあるタブから取引したい項目を選択し、各種取引を行います。
株購入の際は、「株の値上がりによる利益を期待する」「配当や株主優待を活用する」など、自分の投資目標や投資スタイルに合わせて銘柄を選びましょう。
株の購入方法には、主に以下の2つがあります。
株の購入方法
- 成行注文
- 指値注文
・成行注文
取引価格を指定せず、市場の株価で売買を行う注文方法です。
約定しやすいものの、希望価格とは大きく剥離するリスクもあります。
・指値注文
売買する取引価格を指定する注文方法です。
希望通りの価格で購入できるものの、約定がつきにくいリスクもあります。
株の売却も、購入と同じように「成行注文」「指値注文」で行います。
9-2-3. 資金を出金する
証券口座から金融口座へ出金する場合は、取引画面の「メニュー」→「出金」をタップします。
出金先は「LINE Payに出金する」「銀行口座に出金する」から選択します。
リアルタイムに出金を反映させたい場合は、LINE Payへの出金を選びましょう。
いずれの場合も出金手数料はかかりません。
9-3. LINE証券の基本的な取引ルール
基本的な取引ルールを表にまとめます。
取引時間 | いちかぶ取引 | 取引所取引 |
---|---|---|
【グループA】 (日中取引)9:00~11:20、11:30~12:20、12:30~14:50 (夜間取引)17:00~21:00 【グループB】 (日中取引)9:00~11:20、12:30~14:50 | 【前場】 9:00~11:30 【後場】 12:30~15:00 | |
注文方法 | ・スマートフォンアプリ ・スマートフォンやパソコンのブラウザ | |
口座 | 特定口座のみ | |
取扱商品 | ・いちかぶ取引 1500銘柄以上 ・取引所取引 約3700銘柄(東証上銘柄) ・iDeCo ・IPO ・投資信託 33銘柄 |
LINE証券(ライン証券)に関するよくある質問
- LINE証券のメリットは何ですか?
- 普段使っている「LINEアプリ」から気軽に投資をはじめられることです。 専用ツール・アプリを別途ダウンロードする必要はなく、口座開設の申し込みから取引まで、スマホひとつで完結します。 場所を選ばずスキマ時間を活用できることや、少額からの投資が可能であるなど、他にもさまざまなメリットがあります。
- LINE証券のデメリットは何ですか?
- 2021年12月3日時点で、NISA口座に対応していないことがデメリットといえるでしょう。 運用益が非課税になるNISA口座を活用したい方は、他のネット証券を併用するなど工夫することをおすすめします。 「つみたてNISA」に関しては今後対応を開始する予定があるため、それまで待つこともできるでしょう。
- どんな人におすすめですか?
- 「投資はハードルが高い」と感じている初心者におすすめです。 普段使っている「LINEアプリ」で手軽に投資をはじめられます。 また、キャンペーンを活用して実質無料で株を購入できたり、1株数百円で株を購入できたりするので、少額投資を検討している方にもおすすめします。
- 申し込みにかかる時間はどのくらいですか?
- 「LINEアプリ」から最短3分で申し込み可能です。 本人確認書類(マイナンバーカードと運転免許証など)を手元に用意しておくと、手続きをスムーズに進められます。
- 申し込みから取引開始まで何日くらいですか?
- 申し込みから最短翌営業日に取引開始できます。 最短で取引開始するには、「かんたん本人確認」を活用してオンラインで完結させる必要があります。 郵送は時間がかかるため、急ぎの場合は注意が必要です。
- 口座開設は誰でもできますか?
- 日本国内に居住の20歳以上70歳以下の方が申し込みできます。
- IPOの取り扱いはありますか?
- LINE証券では、2021年6月1日よりIPO(新規上場株)サービスを開始しました。 抽選・購入手数料は無料で、100%完全抽選です。
- どのようなツールで取引しますか?
- 基本的にスマホの「LINEアプリ」を使って取引します。 スマホやパソコンのブラウザからもアクセス可能です。
- LINE Payは使えますか?
- 「LINE Pay」から証券口座への入出金が可能です。 LINEポイントでの入金もできて便利です。
LINE証券(ライン証券)の会社概要
項目 | 詳細 |
---|---|
社名 | LINE証券株式会社 |
設立 | 2018年6月1日 |
株主(持株比率) | ・LINE Financial株式会社(51%) ・野村ホールディングス株式会社(49%) |
口座数 | 100万口座突破(2021年10月時点) |
取引サービス | ・いちかぶ(単元未満株) ・取引所取引(現物取引・信用取引) ・投資信託 ・FX取引サービス「LINE FX」 ・個人型確定拠出年金「LINEのiDeCo」 ・IPO(新規上場株) |
取引ツール | LINEアプリ |
金融商品取引業者は、業務及び財産の状況に関する事項を記載した説明書類をウェブサイト又は営業所に備え置く方法により開示しています。また、店頭FX業者は、店頭FX取引に関するリスク情報をウェブサイトで公表していますので、業者を選定する際の参考にしてください。
引用元:金融庁|「投資を行っている方へ」外国為替証拠金取引について(III 信用できる金融商品取引業者と取引を行いましょう)
まとめ
LINE証券は「LINEアプリ」を使って手軽に投資できる「スマホ投資サービス」で、普段「LINEアプリ」を利用している方や投資初心者にもおすすめです。
少額から取引できるので、リスクを抑えて手軽に投資をはじめられるメリットもあります。
投資に関心があるものの「ハードルが高い」と感じている方は、口座開設キャンペーンを活用して無料で株取引を体験してみるとよいでしょう。