JT賞共存

お互いが関係し合い、支え合いながら存在する──。「共存」は、自然環境の保全について考え、それを実践するにあたって、欠かすことができないキーワードです。人、動植物、山や海などの大自然……。それぞれがかかわりながら存在する光景は、きっとそれを見た人に気づきや感動を与えるはず。メッセージ性のある一枚を期待しています。

2017優秀賞

画題「獲物を待つ」
吉井勝美(65歳)
無職 福島県福島市


2015年9月に福島県喜多方市の三ノ倉高原花畑を訪れた際の写真です。春は菜の花、夏はヒマワリ、秋はコスモスと、四季の彩りを楽しめるこの花畑を毎年訪れるたび、自然のすばらしさを再発見しています。写真を通じて何らかの貢献ができればと願いながら、撮影を続けています。

2017佳作

画題「新しい住人」
太田誠二 (67 歳)
自営業 新潟県新潟市

2017佳作

画題「テリトリーの道」
能登正俊(70歳)
自営業 東京都府中市

企業コメント

カマキリがきのこに身を隠し、虎視眈々と獲物を待ち構えている優秀賞「獲物を待つ」の迫力に圧倒されました。普段、なかなか目が向かない非常に小さな自然界でも、当然のように共存が成立していることに気付かされます。「なぜ人は自然界と共存できないの?」。カマキリがそう問いかけているようにも思えます。また、佳作の「新しい住人」「テリトリーの道」の2点も、“共存”の様子を的確にとらえた作品です。

JTグループでは、自然と人の共存は持続可能な事業活動のためにも重要であると考え、環境への取り組みを経営の重要課題の一つに位置づけています。事業を展開するすべての国と地域で環境との調和を掲げているほか、「JTグループ環境長期計画」では、温室効果ガスの排出削減による地球温暖化防止、水資源保全、生物多様性保全、資源循環の四つを重点分野と定め、2020年に向けた取り組みを進めています。

日本たばこ産業株式会社

審査員評

巧みなカメラワークで画面に奥行きを出しながらカマキリの動きをとらえた優秀賞は、臨場感のある秀作です。佳作にはカルガモと子供を描いた「新しい住人」、登山客と猿を押さえた「テリトリーの道」と、人間と動物の共存を切り取った2作品が選ばれました。