カメラのキタムラ賞写真の力~レンズがとらえた瞬間~

写真でなければ気づけない瞬間があります。肉眼では見逃し、動画でも見過ごしてしまう、そんな一瞬を切り取り、そこに価値を見いだすのが写真の醍醐味です。求めているのは写真でしか表現できない刹那の輝きと、そこに込めたあなたのメッセージ。世界中であなただけが気づいたその一瞬の光景を、私たちにもぜひ共有させてください。

2017優秀賞

画題「雪国の戦い」
田原武児(65歳)
無職 神奈川県鎌倉市


2016年2月の北海道。道東にある風蓮湖では伝統の氷下待ち網漁が行われており、おこぼれを狙うオオワシやオジロワシが集まってきます。餌をめぐる空中戦は大迫力で、世界のバードウォッチャーの憧れであることも納得です。このすばらしい光景が永遠に続くことを祈ってやみません。

2017佳作

画題「生存競争」
田中耕太郎(67 歳)
パート 福岡県糸島市

2017佳作

画題「放たれる雷光」
山下徹志(39 歳)
会社員 鹿児島県鹿屋市

企業コメント

優秀賞の「雪国の戦い」は、オホーツク海に面した別海町に代々伝わる氷下待ち網漁で、仕掛けた餌に群がる天然記念物のオオワシなどの戦いをうまくとらえています。佳作の「生存競争」とともに、海、魚、鳥、人間それぞれが生きていくにはバランスが必要である――ということに気づかせてくれます。また、もう一つの佳作の「放たれる雷光」は、噴火と雷という迫力の瞬間を巧みに切り取った1枚です。

キタムラグループでは、美しい自然をテーマにした写真コンテストをはじめ、さまざまな環境活動を実施しています。代表的なのは、店内の写真現像機(ミニラボ)から出る廃液の安全な処理や、使用済みの電池、インクカートリッジ、フィルムケースの適正回収の推進です。また、事業活動におけるCO2排出量の削減にも取り組んでいます。これからも環境に配慮した活動と写真文化の発展を両立させていきます。

株式会社キタムラ

審査員評

野生の鳥たちの生きるための戦いを迫力を持って切り取った優秀賞は、作者の力量が感じられる作品です。佳作も、2羽の鳥の対比がユニークな「生存競争」、火口近くで稲光が上がる様子を押さえた「放たれる雷光」と、“瞬間”をとらえた力作が揃いました。