タカラレーベン賞水と暮らしの幸せ

テーマ:水と暮らしの幸せ

2022優秀賞

画題「初めての手押しポンプ」
佐藤幸雄(57歳)
会社員 福島県郡山市


5月末の暑い日に孫たちとお祭りに行ったところ、手押しポンプが据え付けられた井戸を見つけました。ポンプを押して水を出してみせると、最初驚いていた孫たちが、次第に服が濡れるのも構わず、水遊びに夢中になりました。蛇口をひねれば水が出る便利な現代、井戸は水のありがたさを実感できる貴重な存在。こうした情景を後世まで残したいものです。

2022佳作

画題「花より水遊び」
阿部高嗣(51歳)
会社員 愛媛県今治市

2022佳作

画題「野菜洗い」
三戸律子(78歳)
無職 山口県宇部市

2022次点(五十音順)

「放水」井沢雄治(64歳)埼玉県大里郡寄居町
「田植日和」乗松賢二(78歳)愛媛県松山市
「王手」平野昌子(53歳)神奈川県横浜市
「WATER HEART」森岡剛洋(48歳)三重県桑名市
「大師の水」安井治夫(81歳)香川県高松市

企業コメント

タカラレーベンは2022年に創業50年を迎える不動産総合デベロッパーです。企業ビジョン「幸せを考える。幸せをつくる。」を基に、新築分譲マンション事業をコア事業としながら、社会的な課題解決を目指して、全国で再生可能エネルギーを活用したエネルギー事業を推進しています。太陽光発電のほか、バイオマス発電にも取り組み、地域が抱える牛ふん処理問題の解決も目指しています。

優秀賞の「初めての手押しポンプ」は、くみ上げた水と、子供たちの楽しそうな表情が印象的です。自然と触れ合いながら健やかに過ごす一コマからは、暮らしの中の幸せが伝わってきます。地域を流れる地下水や古くから続く景観など、地域ごとにかけがえのない財産があります。地域と密接に関わりながら事業を推進する当社との親和性も感じました。

株式会社タカラレーベン

審査員評

優秀賞では井戸水に手を当てて楽しむ子供たちの笑顔に、テ ーマ「水と暮らしの幸せ」がうまく表現されています。「花より水遊び」は、子供たちの元気の良さが光る優れた作品。「野菜洗い」は疎水で野菜を洗う人の姿を写真的に切り取っています。