切り株が、あじさいやキノコといった森の恵みを喜んでいる。ファンタジーのような世界観の優秀賞「森の中のほほえみ」は、森で育まれるさまざまな生命の活動は喜びに満ちており、これからも絶えることなく未来が続いていくことを想像させます。「森と生きる、森と歩む」という募集テーマを、「森そのもの」で見事に表現しています。
王子ホールディングスでは、2050年のGHG排出実質ゼロを目指す「環境ビジョン2050」を、その達成に向け2030年度までの削減目標などを定めた「環境行動目標2030」をそれぞれ新たに制定しました。また、国内外で57万haにおよぶ広大な「王子の森」を維持、管理し、累計1億トン以上のCO2を吸収。このほか、「SILBIO BARRIER」や「PaPiPress」をはじめ、プラスチックに代わる木材由来の新素材・新製品の研究開発にも力を注いでいます。
優秀賞は切り株の様子を擬人化してとらえたユニークな作品で、見る側にもほほえみが浮かんできます。佳作には厳しい環境に生きる人の暮らしぶりが伝わる力作「人馬一体」と、森と共に生活する農家の方を印象的に描いた「森の恵み」が入選しました。