旭硝子財団賞自然の中にある幸福

2021優秀賞

画題「友達」
砂田幸子(73歳)
無職 岡山県倉敷市


津山市は、岡山県北部に位置する静かな城下町です。田植えが終わり、初夏の日差しの中、氏神様を祀る小さな神社で遊ぶ子どもたち。カエルを腕に乗せて得意気に見せてくれた仲良し兄妹は、自然の中で遊びながら命の育み方や生き物を慈しむ心を学びます。大人になってもこの気持ちを持ち続けてほしいと願いながらシャッターを切りました。

2021佳作

画題「春に触れて」
松浦嘉人(68歳)
無職 静岡県浜松市

2021佳作

画題「達成感! 開放感! 至福の時!」
板橋昭子(55歳)
会社員 東京都練馬区

2021次点(五十音順)

「手と手」坂本千恵子(62歳)北海道江別市
「葦原の贈り物」塩田敏夫(79歳)栃木県小山市
「木は友達」白木勇治(70歳)京都府福知山市
「里山の朝」三宅憲二(73歳)京都府宮津市

企業コメント

旭硝子財団は、地球環境の修復を願って、地球サミットが開催された1992年に「ブループラネット賞」を創設。以来、地球環境問題の解決に向けて著しい貢献をした個人またはグループを毎年2件ずつ顕彰しています。同時に、世界の環境分野の有識者にアンケート調査を始め、その結果と「環境危機時計」の時刻を29年間継続して発表しています。新たに2020年から「日本人の環境危機意識調査」もスタート。これからも人類の真の豊かさを実現するために活動を続けていきます。

優秀賞「友達」は、二人の子どもの表情に目が奪われますが、よく見ると小さなカエルと遊んでいるところでした。手のひらについた泥や落ち葉から察するに、たった今捕まえたばかりなのかもしれません。子どもの頃に多くの人が味わったであろう小動物を捕まえたときのワクワク感が、写真から伝わってくるようでした。

公益財団法人 旭硝子財団

審査員評

好奇心あふれる子どもの様子をとらえた優秀賞はテーマに合った良作です。「春に触れて」からはピンクと黄色の花の色の取り合わせに春の訪れを感じ、「達成感!開放感!至福の時!」からは大パノラマを独り占めにしている幸福感が伝わってきます。