伊藤忠商事賞地球のめぐみ

2020優秀賞

画題「大地から萌え出る」
佐藤克實(72歳)
無職 東京都世田谷区


北海道留寿都村の5月下旬〜6月いっぱいはアスパラガスのシーズン。「今が収穫の始まり」と教えていただいた直売所の裏に回ると、一面真っ茶色の大地から萌え出たアスパラの穂先が羊蹄山に向かって伸びていました。アスパラの生育にはメリハリのある四季が大切ですが、近年は不作の年も多いそうです。

2020佳作

画題「棚田を護る」
金子幸子(85歳)
無職 山口県宇部市

2020佳作

画題「芝さくらの里山」
原田今朝弘(75歳)
無職 広島県広島市

2020次点

「惜日」吉塚勇雄(83歳)福岡県糸島市

企業コメント

伊藤忠商事では、創業時からの「三方よし」の精神に基づき、本業を通じた持続的な企業価値の向上と、社会的責任を果たすことの両立を目指しています。国内外で幅広い分野の事業を展開する総合商社にとって、環境問題は重要な経営課題の一つです。絶滅危惧種アオウミガメ保全活動の支援や、アマゾンの環境・生態系保全プログラムの支援など、多様な形で持続可能な社会の実現に貢献しています。

北海道の春、雪解けとともに萌ゆるアスパラガス。優秀賞「大地から萌え出る」は、この小さなアスパラガスの新芽を天高く伸びる竹に見紛うような、植物の力強い生命力を見事に切り取った作品です。また厳しい冬を越えて、上を向いてすくすくと成長していく様子に日本経済の未来への期待も重ね合わせて選出しました。

伊藤忠商事株式会社

審査員評

優秀賞は、赤茶色の大地とグリーンのアスパラという色の対比や、レンズワークを駆使して生命の息吹や季節感を表現した素晴らしい作品です。佳作の「棚田を護る」は農夫を含む情景のとらえ方が秀逸で、「芝さくらの里山」は色のバランスが見事でした。