バックナンバー紹介 【vol.34】「夏きもの」いつ着るの?

「シンプル麻」新おめかし帖

涼やかな着心地、じゃぶじゃぶ洗える快適さが魅力の麻。
澄み色小物を合わせたり、新顔のきれい色を選んだり。
シンプルな麻だからこそ、小さな冒険してみませんか?

 

<掲載号>
『七緒』vol.34 夏号
「夏着物」いつ着るの?

なんとなく、無難でマンネリになってません?

「シンプル麻」
新おめかし帖

 

すれ違うだけですうっと涼しい風を感じるような、清涼感あふれるコーディネート。ゆらぎのある縦のラインが美しい
麻着尺は、白鼠の先染め生地に青緑色をぼかし染めしたもの。
個性的な着物を生かすべく選んだのは、青磁色、コバルトブルー、青紫、青緑……あらゆる青を集めた涼やかな染め帯。
あえて色を足さずグラデーションで合わせることで、全身から薄荷(はっか)が香るような印象的な着姿に。
溶かし系の組み合わせを邪魔しないよう、帯揚げ、帯締めはカラーレスな色を選び、品よくまとめたい。
藍染めの絞りの日傘、竹細工のかごバッグを合わせれば、夏の情緒満点。納涼歌舞伎に出かければ、まわりの注目を集めること間違いなし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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