【Vol.75】更紗とおしゃべり

更紗(さらさ)のルーツは、インドで生まれた木綿の染色布。

驚きをもって迎えられた鮮やかな色と柄はさまざまな国に渡り、やがて各国で製造されるように。

手の跡が残る昔の更紗は、小さくても生まれた国や時代、技法がわかるほど冗舌で、

それゆえ人々を魅了してきた。いくつもの顔を持つ更紗の味わい方とは?

その名にちなんで更紗好きの染織家と京の裂地(きれじ)商を訪ねてみました。

訪れる人=吉岡更紗(「染司よしおか」六代目当主・染織家)

撮影=原 祥子 文=藤田 優 構成=小西七重

Vol.75はこちら