JR東日本賞自然との共生

2020優秀賞

画題「雪ざらし日和」
太田誠二(70歳)
無職 新潟県新潟市


塩沢の「雪さらし」は、冬の終わりを告げる早春の風物詩。少し固めの雪原に、何枚もの越後上布が縞模様に並べられます。撮影日は好天で、雪からのぼる水蒸気に日差しが当たり、鮮やかな光景を作り出していました。南魚沼の気候や、伝統を守る越後人の粘り強さと丁寧さが伝わればと思います。

2020佳作

画題「人馬 共走」
髙橋幸一(70歳)
無職 新潟県五泉市

2020佳作

画題「奥会津を往く」
斎藤敏範(67歳)
無職 福島県福島市

2020次点(五十音順)

「秋の風」早野由香(42歳)埼玉県さいたま市
「自然の恵み」柳瀬真(49歳)新潟県新潟市

企業コメント

一本一本手作りした極細の麻糸を使って織り上げる越後上布。その製作過程に欠かせない「雪さらし」は、気候と雪質が重要といわれています。最高のコンディションに恵まれ、童心に返った大人たちの歓声まで聞こえてきそうな優秀賞「雪ざらし日和」。このように自然と共生する伝統的な手法がいつまでも引き継がれていくことを願わずにはいられません。

JR東日本グループでは、ESG経営を実践し、事業を通じて社会課題を解決することで、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に取り組んでいます。その中の一つの「プラスチックの削減」では、エキナカの直営店舗などのストローを2020年3月までに紙や生分解性素材などに、レジ袋を同年9月までにバイオマス素材などにそれぞれ置き換える予定です。またLIMEX製の名刺も導入しており、紙使用量の削減にも取り組んでいます。

東日本旅客鉄道株式会社

審査員評

優秀賞は、南魚沼市で古くから伝わる伝統がこれからも長く引き継がれていくようにという作者の願いが感じられる作品でした。佳作の「人馬共走」では自然の中で育まれる地域の伝統が、「奥会津を往く」では日本の原風景の移り変わりがそれぞれ写し出されています。