JT賞共存

テーマ:共存

2018優秀賞

画題「象の行進」
佐々木 勲(57歳)
会社員 神奈川県横浜市


スリランカでは、かつて多くの象と人間が共存していましたが、ハンティングなどの影響で激減し、1986年には絶滅危惧種に指定されてしまいました。写真は、そんなスリランカのピンナワラにある「象の孤児院」の象たちです。大きな象が群れをなし、住民の生活するエリアを歩く姿に圧倒されました。

2018佳作

画題「子鹿物語」
瀬川全澄 (43歳)
会社員 大阪府吹田市

2018佳作

画題「触れ合い」
木下安雄(71歳)
無職 静岡県浜松市

2018次点(五十音順)

「生きる」岡田真美(43歳)愛媛県松山市
「談笑」鈴木康雄(69歳)千葉県印西市
「食べられるのかな」高橋隆久(66歳)鹿児島県熊毛郡
「稲刈りまだ終わらないね!」手島岱月(72歳)新潟県南蒲原郡
「信頼関係!」宮田博史(61歳)奈良県奈良市

企業コメント

JTグループでは、持続可能な事業活動の実現のためにも自然と人の共存は重要であると考えており、地球環境への取り組みを経営の重要課題の一つと位置付けています。事業活動を行うすべての国と地域で環境との調和を掲げ、「JTグループ環境長期計画」では、温室効果ガスの排出削減による地球温暖化防止、水資源保全、生物多様性保全、資源循環を4つを重点分野として、2020年に向けた取り組みを進めています。

優秀賞は、スリランカのピンナワラにある象の孤児院の象たちが、水浴びにいく場面を収めた一枚です。観光客が落とすお金が保護資金になりますが、そもそも人工物によって怪我をした象もいるため、共存というテーマを深く考えさせられます。佳作には、いずれも人間と動物が関わり合う様子を切り取った「子鹿物語」「触れ合い」という2 作品を選出しました。

日本たばこ産業株式会社

審査員評

生活空間の中の象の行進という驚きある光景をしっかりとらえた優秀賞、鹿と人物のふれあい、夕日、右側で座る人物を優れた構図で押さえた「子鹿物語」、日常の中でのカモメとの出会いを描いた「触れ合い」と、力作が集まりました。