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環境フォト・コンテスト

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堀場製作所賞

地球のささやき

わずかな水面の揺らぎや鳥の羽ばたき、若葉から差し込む陽光のきらめき──。地球はいつでも、「ささやき」に満ちています。肉眼ではとらえきれない微妙な変化を写真は形にしてくれます。ファインダーを通じて身近な環境を見つめ直し、かけがえのない一瞬を発見してください。自然からのメッセージを伝えてくれる、力のある一枚をお待ちしています。

堀場製作所賞
優秀賞
画題「朝露のヴェール」
藤原敏明(58歳)
学校図書館司書
広島県三原市
受賞者のコメント
ハッチョウトンボは、日本に生息する世界最小種のトンボ。羽を広げてもわずか 2cmほどしかありません。初夏の朝、雨上がりで強い冷え込みとなり、羽根に大きな朝露が付きました。近年は、このトンボが生息する里山の湿原が失われつつあります。人と多くの生きものが共生する里山の維持が、いま緊急の課題です。
審査員評価
朝露をまとったトンボの美しい姿をとらえた優秀賞は、小さな命の輝きを見事に伝えています。「水辺の蛍」は蛍が花に明かりをともしたような神秘性な光景をとらえ、ウキウキと楽しんでいるような「ダンス」は自然を謳歌している様子がほほえましく感じられます。
堀場製作所賞
佳作
画題「水辺の蛍」
澤田 茂(59歳)
会社員
鳥取県八頭町
堀場製作所賞
佳作
画題「ダンス」
清水 守(70歳)
無職
愛知県一宮市
企業コメント
環境計測機器、最先端のエンジン開発をサポートするエンジン排ガス測定器など、HORIBAは地球環境保全に欠かせない分析・計測技術をグローバルに提供しています。1995年には、地球環境専門サイト「gaiapress」を開設。生物多様性の視点から、生物の持つ感覚機能と「分析」との関係性などについて紹介しています。また、環境教育として小学校への出前授業も継続的に行っています。
朝日を浴びるのを待っているのでしょうか。それとも細かなしずくを落とさぬよう、じっと息を潜めているのでしょうか──。普段見ることのないトンボの姿が垣間見られる優秀賞「朝露のヴェール」。バランス、コントラストともに、素晴らしい作品です。佳作には、蛍を提灯のように撮影した「水辺の蛍」、ユーモラスな「ダンス」が選ばれました。
株式会社堀場製作所