aiaiときどきブログ
タテとヨコ
第3回 (2008/02/29)
神田錦町の学士会館にあるLATINで会食をした。とてもいい空間だった。 内装はアールデコ調らしいが、第一印象は、ハリポタのホグワーツ魔法学校。 天井が高いので、目線がいつもより上に向く。 日本人は「吹き抜け」好きではあるが、 こういう「全部吹き抜けちゃってる」ような空間は 日常的にあまりないので、それだけである種の非日常感を味わえる。 食事をとりながらの会話もおおいに弾んだ。
インテリアデザイナーの内田繁が、日本建築と西洋建築について、 こんなことを書いている。
日本の空間と西洋の空間とを比較してみると、日本の空間に水平性を感じ、 西洋の空間に垂直性を感じるのは私だけではないだろう。 立って歩くことを好む民族、『立俗』としての西洋社会の思考性は、 つねに天に向かうものであり、遠くを見る眼差しであった。…… 日本の空間デザインがつねに『水平の感覚』をもつのは、 『坐る』という身体感覚、そして『眺める』という視線が 生み出したものなのである。――『インテリアと日本人』
タテに伸びる空間とヨコに広がる空間では、外界の切り取り方が違ってくるようだ。 思考の方向性も変わってくるのだろう。
ときどきホグワーツに行って、気分転換、発想転換しよう。
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