商船三井賞海は、ひとつ

テーマ:海は、ひとつ

2026優秀賞

画題「外洋の旅へ出発」
岸本紗矢子(40歳)
東京都 会社員


生まれたばかりのウミガメの赤ちゃんたちは、ぎこちなくも懸命に砂浜をクロールし、数々の試練が待ち受ける大海原へ。しかし、大人になれるのはごくわずか。背景には人間の活動も深く関わっています。護岸工事や海岸開発、漂流ゴミの影響により、産卵するウミガメの上陸率が低下しています。同じ地球を借りて生きる存在として、私たちも責任ある行動を取ることが求められています。

2026佳作

画題「海からの贈り物」
矢代麻美(50歳)
東京都 看護師

2026佳作

画題「世界遺産と。」
楠本鮎奈(37歳)
長崎県 会社員

2026次点(五十音順)

「流氷接近」天野克彦(60)北海道
「剱岳-はぐくみの稜線-」高村文啓(31)富山県
「Earth」土屋凪沙(28)沖縄県
「Hello,Blue」土屋凪沙(28)沖縄県
「いつまでもどこまでも」橋野昌子(64)広島県

企業コメント

「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」において、「2050年までのネットゼロ・エミッション達成」を掲げ、目標達成へのロードマップを策定。環境ビジョンを基軸として長期的な視点をもって先駆的に脱炭素を推進し、事業成長を目指して取り組みの深化を図っています。加えて、気候変動と関係性が深い海洋環境やそこに生息する生物の多様性保全に寄与し、自然全体の観点で地球環境の負荷低減を進めています。

初めての海へ果敢に進むウミガメの子の一歩は、平和と未来への希望や、自然と人の共存の尊さ、海洋環境が全ての生命の源であることを思い起こさせます。当社事業を支えている海が小さな命のすみかである事実を象徴的に映し出し、生命の源たる海を未来へ守り継ぐ責任と行動を促す作品です。

株式会社商船三井

審査員評

右側に余白を持たせたことで、壮大な海へ力強く踏み出す希望と対比して水平線の傾きが生まれたてのウミガメの不安な様子を感じさせます。海洋環境が危ぶまれる中、小さな命を題材に地球環境を守りたいと思う作者の気持ちが表現されています。佳作は色彩豊かな「海からの贈り物」、子どもたちに託した未来を感じさせる「世界遺産と。」でした。