王子ホールディングス賞森の営み

テーマ:森の営み

2026優秀賞

画題「夏の森の秘密」
山際裕輝(47歳)
北海道 会社員


撮影日は2025年7月5日の15時半ごろ、晴れた日でした。撮影地は北海道遠軽町丸瀬布えんがるちょうまるせっぷにある山彦の滝です。滝の裏側からも自然の素晴らしさを体験できることから、訪れた人だけの「秘密」を楽しめます。近年は熊の出没が多くなったこともあって、このような秘境にある絶景を見に行く機会が遠のき、とても残念に思っているところです。人間も動物も傷つかずに暮らしていきたいですよね。

2026佳作

画題「光射す森」
平野 悟(77歳)
新潟県 自営業

2026佳作

画題「光降る」
佐久間俊輔(65歳)
東京都 無職

2026次点(五十音順)

「では行ってきまーす!」石原美代子(70)埼玉県
「森のひそひそ話」佐藤 章(52)北海道
「僥倖を待つ」千原慶士(67)和歌山県
「魁夷とこころひとつ」羽吹桂一(62)埼玉県
「森の記憶」日浦嘉孝(78)香川県

企業コメント

王子グループは「木を使うものには、木を植える義務がある」という考えの下、100年以上前から持続可能な森林経営を実践。現在、社有林「王子の森」は国内外で63.6万haにまで広がっています。近年は祖業の紙にとどまらず、環境に配慮したサステナブルパッケージやバイオエタノール、医薬品といった、木質バイオマスビジネスを次世代の中核ビジネスに位置付け、さらなる成長と進化を目指しています。

青空・滝・森が一体となった神秘的な風景が多くの支持を集めました。森が育む水の循環や生命の営みを想起させ、自然の力強さを同時に感じさせます。秘境を思わせる景観に「訪れてみたい」「こうした自然を残したい」という声が多く上がり、美しさと神秘性を兼ね備えた本作品は「森の営み」を体現した一枚です。

王子ホールディングス株式会社

審査員評

手前の洞窟部分が額縁効果のようになって伝えたい部分が強調されています。青空と雲の対比と見上げるように木々が立ち、流れる滝がすがすがしく感じられます。作者が伝えたかった「秘境の場所」をうまく切り取った作品です。佳作「光射す森」はブナの森に精霊が生まれるような神秘性が、「光降る」は深遠な空気感がよく表現されています。