【株初心者必見!】おすすめの証券口座5選!_2
(画像=Wealth Bridge編集部)

「失われた30年」という言葉もあるように、日本経済は長らく停滞しています。

先行きが不透明な時代を生き抜くために、企業からの給与だけに頼るのではなく、投資によって資産を形成したいと考えている方も増えているようです。

そこで今回は株式投資の初心者に向けて、株式投資の勉強法や流れ、おすすめの証券会社などを解説します。

  1. 【初心者必見】株式投資の基本を勉強しよう
    1. 株式投資の仕組みとは?
    2. 株価とは?
    3. 株式投資のメリットとデメリットを把握しよう
  2. 株式投資における利益について勉強しよう
    1. 売買差益(キャピタルゲイン)とは?
    2. 配当金とは?
    3. 株主優待とは?
  3. 株式投資における損失について勉強しよう
  4. 株式投資の流れを勉強しよう
    1. ①証券口座を開設する
    2. ②開設口座に入金する
    3. ③購入したい株を選ぶ
    4. ④株を購入する
  5. 株式投資の税金について勉強しよう
  6. 株式投資の初心者におすすめの勉強法
    1. 証券会社の公式サイトで学習する
    2. 書籍や新聞で学習する
    3. インターネットを利用して学習する
    4. 投資シミュレーションの活用やセミナー受講で学習する
  7. 株式投資初心者はいくらから投資をスタートすればいい?
    1. 業界初のリアルタイム取引が可能な楽天証券のかぶミニ™
    2. 500円から有名企業の株主になれるSBI証券のS株
    3. 1株から取引できるマネックス証券のワン株
  8. 【種類別】初心者におすすめの銘柄
    1. 初心者の方におすすめの国内株
    2. 初心者の方におすすめの単元未満株
    3. 初心者の方におすすめの米国株
  9. 【迷ったらここ!】株初心者におすすめの証券会社
    1. SBI証券
    2. 楽天証券
    3. マネックス証券
    4. 松井証券
    5. auカブコム証券
  10. 株式投資に関するよくある質問【初心者向け】
    1. 株はいくらから始めるのがおすすめ?
    2. ポイントがお得に貯まる証券会社はある?
    3. 初心者は何を基準にして銘柄を選べばいい?
    4. 証券会社による違いはある?

【初心者必見】株式投資の基本を勉強しよう

友人や知人から「株式に投資している」あるいは「株で利益がでた」という話を耳にした方もいるでしょう。

ただ、一言で「株」といってもなんとなく「リスクがある金融商品」というイメージがあり、これまで敬遠してきた方もいることと思います。

そのような株初心者の方に向けて、ここでは株式投資の基本について解説します。

株式投資の仕組みとは?

まず「株式投資」の仕組みから解説します。

企業が事業を営み、拡大するためには資金が必要となります。株式会社の主な資金調達方法は以下のとおりです。

資金調達方法調達手段
エクイティ・ファイナンス新株発行
・公募増資
・株主割当増資
・第三者割当増資 など
デット・ファイナンス融資実行
・金融機関からの融資
・公的融資
・社債 など
アセット・ファイナンス資産売却
・資産の売却
・在庫処分 など

「株式投資」とは、上表のエクイティ・ファイナンスにより発行された「株」に対する投資を指します。

下図は株式会社と投資家の関係性を表した図です。

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(出典:みずほ証券)

投資家は、株の購入を通じて株式会社へ出資を行います。出資を受けた企業は、調達した資金を活用して、新製品開発や設備投資などを行い事業の拡大を目指します。

その結果、事業拡大に成功すると、購入した株式自体の価値が向上するなど、投資家はさまざまな利益を期待できるのです。

つまり、「株式投資」とは「株の購入により企業を応援する制度」といえるでしょう。

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株価とは?

では、なぜ株式投資は利益や損失が発生するのでしょうか。それは「株価」が変動するためです

「株価」とは、それぞれの企業が発行している株式に対する「1株あたりの価格」のことです。この価格はさまざまな要因により、日々変動します。たとえば、株価の上昇や下落には以下のような理由があげられます。

株価の上昇要因株価の下落要因
・企業の業績がアップした
・企業が新製品を発表した
・有力企業と提携した
・景気が上向いた
・企業の業績が下落した
・企業が不祥事を起こした
・企業にとって不利な法律が施行された
・企業が進出する他国の政治が混乱している

注意点としては、必ずしも上記の要因通りに株価が変動しない点です。企業の業績がアップした場合であっても、当初の計画に満たない場合は株価が下落することもあります。このように1つのポイントだけでは、株の価格変動を判断できないため、企業のあらゆるポイントを多面的に判断することが重要です。

この株価について、購入時点よりも高くなった時点で売却した場合は「利益」となり、下落した時点で売却した場合は「損失」となります。

なお、2018年10月1日以降、株の売買を行える取引所(東京証券取引所など)では、100株単位での売買に統一されました。そのため、通常の売買では「株価 × 100」の資金が必要となります。

参考までに日本を代表する企業の株価と最低購入価格をいくつか紹介します。

企業名株価最低購入価格 (株価 × 100)
ファーストリテイリング7万8,420.0円784万2,000円
トヨタ自動車1,896.5円18万9,650円
三菱商事4,336.0円43万3,600円
※ 2023年1月31の終値を掲載

株式投資のメリットとデメリットを把握しよう

昨今、株式投資にチャレンジする人が増えています。日本証券業協会の発表によれば、、個人株主数は8年連続で増加し、2021年度末には6,460万人(延べ人数)にまでのぼりました。

では、なぜ株式投資が注目されているのでしょうか。それは株式投資をスタートするに値するメリットがあるからです。

以下に株式投資のメリットとデメリットをまとめました。

株式投資のメリット株式投資のデメリット
・利益獲得(資産増加)を狙える
・株式総会への参加などにより会社の意思決定に関与できる
・経済や企業の情報に敏感になれる
・損失が発生するリスクもある

株式投資をはじめたいという人の多くは、資産を増やしたいという目的をもっているのではないでしょうか。その他にも、企業の意思決定に関与できる点、世の中の経済活動に敏感になれる点は、1人のビジネスパーソンとしてもメリットといえるでしょう。

一方、デメリットとしては、どのような企業の株であっても「必ず利益が出る」という保証はなく、常に損失が発生するリスクがある点があげられます

これはすべての投資に共通することではありますが、リスクを十分に理解した上で株式投資をはじめるようにしましょう。

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株式投資における利益について勉強しよう

では、株式投資における「利益」とはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは株式投資の利益として、以下の3つを解説します。

売買差益(キャピタルゲイン)とは?

売買差益(キャピタルゲイン)とは、前述したとおり株式の売却により得られる利益を指します。

以下に取引の例をまとめます。

日付取引利益/損失
1月10日1株1,000円で100株分を購入した10万円分の株式を保有
2月15日株価が1,300円となったため、100株すべて売却した13万円(1,300円×100株)で売却
13万円 - 10万円(購入価格)で3万円の利益が発生
※ 手数料などは割愛

このように1月10日に10万円で購入した株を、株価が上昇した時点で売却したとします。その場合、売却価格 - 購入価格の差額が「売買差益(キャピタルゲイン)」となるのです。

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たとえば、米国のアマゾン・ドット・コムは2013年当時、1株12~13USD(1ドル130円として約1,500円~1,700円)程度でした。その後、大きな成長を遂げた結果、2021年の年末頃には190USD(1ドル130円として約2万5,000円)近くまで高騰しています。

このように売買差益(キャピタルゲイン)は、企業の成長に伴い大きな利益も狙える点が魅力といえます。

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配当金とは?

配当金とは、株を保有しているだけで獲得できる利益のことを指します。

株式を発行した企業は、利益の一部あるいは全部を配当金として、株主へ還元します。配当金の額は銘柄によって異なるため、配当金で利益を得たいのであれば「配当利回り」が高い株式の銘柄を購入することが重要です。

なお、配当利回りは以下の計算式で算出可能です。

配当利回り = 1株あたりの年間配当金の額 ÷ 1株あたりの株価 ×100

参考までに配当利回りが高い銘柄を、以下に紹介します。

企業名1株あたりの株価1株あたりの配当金配当利回り
商船三井3,290円560円+17.02%
日本郵船3,175円510円+16.06%
JT2,650.5円188円+7.09%
※ 株価は2023年2月1日の終値を掲載しています。
※ 配当金は2023年2月1日時点の予想値です。

株主優待とは?

株式保有により得られる利益として「配当金」を紹介しましたが、「株主優待」もその一つです。

株主優待とは、株主に対して自社の商品や割引券などを贈る制度です。「権利確定日」と呼ばれる日付に株式を保有していれば、株主優待をもらえるため、株式の売却タイミングには注意しましょう。

以下に投資家から人気が高い株主優待をまとめました。ぜひ、銘柄選択時の参考にしてください。

企業名株主優待内容
すかいらーくホールディングス■100株~299株
年間4,000円の株主優待カード
■300株~499株
年間10,000円の株主優待カード
■500株~999株
年間16,000円の株主優待カード
■1,000株~
年間34,000円の株主優待カード
日本マクドナルドホールディングス■100株~299株
優待食事券1冊
■300株~499株
優待食事券3冊
■500株~
優待食事券5冊

※バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品引換券が6枚ずつで1冊
イオン■100株~499株
買い上げ金額合計×3%を半年ごとにキャッシュバック
■500株~999株
買い上げ金額合計×4%を半年ごとにキャッシュバック
■1,000株~2,999株
買い上げ金額合計×5%を半年ごとにキャッシュバック
■3,000株~
買い上げ金額合計×7%を半年ごとにキャッシュバック

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株式投資における損失について勉強しよう

株式投資における利益については解説したとおりですが、前述したように投資には「損失」がつきものです。

たとえば、株式を売却するタイミングによっては、以下のように損失が発生するリスクがあります。

日付取引利益/損失
1月10日1株1,000円で100株分を購入した10万円分の株式を保有
3月20日株価が800円となったため、100株すべて売却した8万円(800円×100株)で売却
10万円(購入価格) - 8万円で2万円の損失が発生

企業の不祥事や業績悪化は、株価を大きく下落させる要因となります。また、万が一企業が倒産すると、株券は「ただの紙切れ」になってしまうこともあるのです。

そのため、常に経済の動きや企業の情報にアンテナをはり、最新かつ正確な情報を元に判断しましょう。

また、投資スタイルにも注意が必要です。

より大きな利益を得るために、値動きが激しい銘柄や配当利回りが高い銘柄を狙うという投資スタイルもありますが、株の初心者は中長期的な保有を前提として、信頼できる企業の株を購入することをおすすめします。

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株式投資の流れを勉強しよう

ここまで、株式投資の概要やメリット・デメリットについて解説しました。では、株式投資はどのような流れで行えばよいのでしょうか。

ここでは株式投資の流れについて、以下の4ステップで説明します。

①証券口座を開設する

株式投資を行うためには、証券口座が必要となります。そのため、まずは証券会社で証券口座を開設しましょう

現在、日本には約270社の証券会社が存在しますが、それらは「対面証券(または店舗型証券)」と「ネット証券」の2つに大別されます。それぞれの特徴は以下のとおりです。

対面証券・実店舗を有している
・担当営業がつく(ことが多い)
・手数料などは高め
ネット証券・オンライン上でのやり取りが中心
・手数料は安め
・取扱商品が豊富
・PCやスマートフォンからいつでも取引ができる

なお、最近は手数料が安いネット証券が大きく口座数を伸ばしています 。ネット証券会社であれば、口座開設手続きもオンラインでスピーディーに対応してくれるため、これから株式投資をスタートする初心者の方にもおすすめといえるでしょう。

ネット証券会社を選ぶときのポイントは以下のとおりです。

ネット証券会社選びのポイント理由
取引手数料売買手数料を抑えて投資コストを下げる
取扱商品数豊富な取扱商品数により、投資の幅を広げる
ツールの機能性初心者でも扱いやすいツールやアプリを選び、取引時のストレス軽減や誤操作を防止する
サービス内容初心者に対するフォローの手厚さやお得なポイント制度など、株式投資をよりお得に行えるサービスを活用する

これらのポイントをチェックし、自分自身にもっとも合う証券会社を選びましょう。

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②開設口座に入金する

証券口座の開設が完了しても、すぐに株式投資ができるわけではありません。

株式を購入するためには、購入資金が必要です。そのため、証券口座の開設が完了したら、当該口座へ株式の購入資金を入金しましょう。

入金方法は証券会社によっても異なりますが、証券口座への振込やATMからの入金などがあげられます

なお、繰り返しになりますが株式投資は損失が発生するリスクがあります。そのため、数ヶ月分の生活費を確保した上で、余剰資金を株式投資に充てるようにしましょう。

③購入したい株を選ぶ

証券口座への入金が完了すると、実際に株式を購入することができます。現在、日本株を購入できる証券取引所は、4箇所ありますが、 中でも最も規模が大きいのは、東京証券取引所です。なお、東京証券取引所は市場の再編が行われ、2022年4月より3つの市場区分に整理されました。具体的には以下のとおりです。

市場区分銘柄数特徴
プライム市場1,836社グローバルな投資家との建設的な対話の実効性が担保された企業が集まる市場。
流通株式時価総額が100億円以上の企業のみ
スタンダード市場1,448社公開された市場における投資対象として十分なガバナンス水準を備えた企業向けの市場。
流通株式時価総額10億円以上の企業のみ。
グロース市場517社高い成長の可能性を有する企業向けの市場
(出典:東京証券取引所「市場区分見直しの概要」)

このように上場している市場により基準は異なります。そのため、気になっている銘柄がどの市場へ上場しているのかをチェックすれば、企業のおおよその属性を把握可能です。

また、上表の記載のとおり東京証券取引所へ上場している会社数は、約3,800社にものぼります。株式投資の初心者の方は、「製品を愛用している企業」や「報道でみたユニークな商品を取り扱う企業」など、普段の生活における身近な企業から調べてみるのもよいでしょう。

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④株を購入する

購入対象の株が決まったら、その株を購入しましょう。

株の購入方法は「指値(さしね)注文」と「成行(なりゆき)注文」の2種類があります。それぞれの特徴は以下のとおりです。

指値注文項目成行注文
希望する売買価格を指定して注文する特徴希望する売買価格を指定せず注文する
希望する価格で株式を購入できるメリット注文から売買成立までのスピードが速い
希望価格に達しなかった場合は売買が成立しないデメリット希望しない価格で売買が成立することがある

指値注文は「1株1,000円になったら買う」あるいは「1株500円になったら売却する」というように、売買価格を指定して注文を行います。

一方で成行注文は注文を出したタイミングで、一番有利な相手と売買が成立します。たとえば、「成行売り注文」を出した場合、そのタイミングで最も高い「買い注文」を出している人と売買が成立します。逆に「成行買い注文」を出した場合は、そのタイミングで最も安く「売り注文」を出している人と売買が成立します。

それぞれメリットやデメリットがあるため、自分の投資スタイルや購入したい銘柄などを総合的に判断 して、注文方法を選択するとよいでしょう。

株式投資の税金について勉強しよう

株式を購入し、売却差益や配当金で利益が発生した場合は税金を支払う必要があります。それらの税金の種類と税率は以下のとおりです。

所得税15%
住民税5%
復興特別所得税0.315% (所得税額×2.1%)
合計20.315%

なお、株式投資の税金は自らで確定申告を行い、納付する必要があります。

「確定申告が苦手」あるいは「確定申告はできるだけ避けたい」という方は、確定申告が不要な特定口座、あるいは非課税枠があるNISA口座の開設を検討しましょう。

株式投資の初心者におすすめの勉強法

株式投資を成功させるために「投資についてさらに勉強したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。ここでは、そのような方に向けて初心者にもおすすめの勉強法を紹介します。

証券会社の公式サイトで学習する

1つ目の勉強法は、証券会社の公式サイトで学習する方法です。

証券会社の多くは、利用者の増加や取り込みを1つの目的として、初心者をはじめとするさまざまなレベルの投資家に向けた学習コンテンツやサービスを提供しています。

その中でも、特に注目したい証券会社を紹介します。

楽天証券:日経新聞の記事が閲覧可能

楽天証券は、口座開設者に対して「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で提供しています。

日経テレコン(楽天証券版)で利用できるサービスは以下のとおりです。

  • 日本経済新聞(朝刊・夕刊)・日経産業新聞・日経MJなどの閲覧(3日分)
  • 過去1年分の新聞記事検索
  • 日経速報ニュースの閲覧

株式投資で成功するためには、質が高い最新の情報にアンテナをはっておく必要があります。

どの証券会社で口座を開設するか迷っている株式投資初心者の方は、楽天証券も選択肢に入れましょう。

\日経テレコンが無料で読める/

松井証券:初心者向けの動画コンテンツを豊富に提供

初心者に優しい証券会社としても有名な松井証券は、動画で投資を学べる「マネーサテライト」というメディアを運営しています。

「動画で投資を学習する」という言葉を耳にすると、やや難解なイメージを持たれる方も多いかもしれません。ただ、松井証券ではコンテンツの一部にお笑い芸人のマヂカルラブリーさんを起用するなど、初心者であっても楽しめるコンテンツを豊富に提供しています。

松井証券 マネーサテライト (マヂカルラブリーさん出演コンテンツ)

なお、松井証券で日本株を購入する場合、「25歳以下」または「1日の取引金額合計が50万円まで」は手数料が無料となっています。さらに、ヘルプデスクも第三者機関から12年連続で高い評価を受けているため、株式投資で困ったときは初心者の心強い味方となってくれるでしょう。

\サービスが手厚い/

SBI証券:テキストと動画で基礎知識を学べる

SBI証券も、投資初心者向けの学習コンテンツが充実している証券会社の1つです。

SBI証券では「投資基礎講座」として、Webサイト上で投資に関するさまざまな知識を解説したコンテンツを提供しています。このコンテンツをみれば、株式投資はもちろん、投資信託や債券投資など幅広い投資の知識を学べます。

株式投資に関するテーマとしては、以下のとおりです。

■日本の株価指数(インデックス)

  • 日経平均株価とは
  • TOPIX(東証株価指数)とは
  • JPX日経インデックス400とは
  • 東証マザーズ指数とは

■アメリカの株価指数(インデックス)

  • NYダウとは
  • S&P500とは

■国内株式ゼミナール

  • はじめての投資~入門編
  • どの銘柄を、いつ買えばいいの?
  • チャートの見方
  • イチから始めるテクニカル分析!

■ステップアップで基礎をマスター!

  • はじめての信用取引
  • IPO(新規上場株式)とは
  • 立会外分売とは
  • ライツオファリングとは

また、SBI証券のおすすめサービスに関する動画も提供しているため、「証券会社が多すぎて悩んでしまう」という方はチェックしておくとよいでしょう。

\ネットで投資について学べる/

書籍や新聞で学習する

2つ目は、書籍や新聞で学習する方法です。

株式投資の知識は、大きく2つに分けられます。1つは各国の経済動向や企業のビジネス状況など日々アップデートされる知識、もう1つは株式投資の仕組みや投資手法などのある程度普遍的な知識です。

前者を学ぶ場合は、経済情報を中心に取り扱った新聞の購読をおすすめします。最近では電子版を提供している新聞社も多いため、スマートフォンやタブレットを活用してスキマ時間で知識を身につけられます。

株式投資に関する普遍的な知識を身につけたいという方は、書籍での学習がおすすめです。投資には難しい専門用語などがつきものですが、初心者向けの書籍であればイラストやアニメをふんだんに利用していたり、かみ砕いて説明してくれるため、容易に理解できるでしょう。

以下に株式投資初心者におすすめしたい書籍をいくつか紹介しておきます。書籍選びの参考にしてみてください。

書籍名著者概要
世界一やさしい 株の教科書 1年生 ジョン・シュウギョウ BIG4と呼ばれる大手会計法人を経営コンサルタントとして渡り歩いた著者による投資初心者に向けた書籍です。
「シンプル、分かりやすく、楽しく」の3つのキーワードで解説しており、投資の基本が詰まったおすすめの1冊です。
ゼロから始められる! マンガ 株 超入門 監修:泉 正人
マンガ家:ベナオミ
「お金の教養」を学べるファイナンシャルアカデミーグループ代表の泉氏が監修した株の入門書です。
マンガと図解で株を説明しているため、初心者でも楽しく投資を学べるでしょう。
いちばんカンタン! 株の超入門書 改訂3版 安恒 理 シリーズ80万部を突破した 『株の超入門書』の第3版です。2022年4月の東証再編にも対応しており、最新情報を図解でわかりやすく学べます。

また、東洋経済新報社の「会社四季報」には、上場企業に関する豊富な情報が掲載されています。投資の幅を広げるという意味でも、一度は読んでおきたい書籍といえるでしょう。

インターネットを利用して学習する

3つ目は、インターネットを利用して学習するという方法です。

前述したように証券会社が運営するメディアやコラムなどはもちろん、有名投資家が個人的に運営しているブログや大手投資メディアのサイトなど、インターネットを活用すれば投資に関する豊富な情報を学べます。

とくにTwitterなどのSNSでは、さまざまな投資家が情報を発信しています。SNSはこちらから情報を収集する必要がないため、効率的に投資に関する知識を学べるでしょう。

なお、注意点としてはインターネットには誤った情報も少なくないという点です。

最終的に投資は自己責任となるため、インターネットに存在する情報を鵜吞みにするのではなく、参考情報として扱うようにしましょう。

投資シミュレーションの活用やセミナー受講で学習する

4つ目は、投資シミュレーションを活用したり、セミナーを受講しながら投資を学ぶ方法です。

実際に投資をする前に雰囲気をつかんでおきたいという方には、投資シミュレーションがおすすめです。投資シミュレーターの中には、東京証券取引所からリアルタイムでデータを取得しているものもあり、本番さながらの取引体験を積めるのが特徴です。

以下に人気が高い投資シミュレーターを2つ紹介します。

また、投資に関する詳しい知識を身につけたい人は、投資家などが開催しているセミナーへの参加をおすすめします。とくにネット証券各社は、オンラインセミナーなどを多数開催しています。なお、当日参加できない人に向けてアーカイブ配信がある点も嬉しいポイントといえるでしょう。

株式投資初心者はいくらから投資をスタートすればいい?

ここまで株式投資の基礎や勉強法について解説しました。では、株式投資初心者の場合はいくらから投資をスタートすればよいのでしょうか。

より大きな利益を望むのであれば相応の運用資金が必要ですが、投資初心者の場合は取引自体に慣れるところから始めたほうがよいでしょう。実際に利益や損失が発生した場合、さまざまな感情によって冷静な判断が難しくなるからです。

まずは少額取引からスタートして、徐々に投資資金を増やしていくとよいでしょう。

なお、少額投資可能なサービスを以下に3つ紹介します。

業界初のリアルタイム取引が可能な楽天証券のかぶミニ™

かぶミニ™
(出典:楽天証券)

「かぶミニ™」は 楽天証券が提供する単元未満株サービスです。

かぶミニ™はリアルタイムで取引可能で、銘柄を購入・売却したい時にすぐ取引できる点が特徴です。楽天ポイントの利用もでき、「ポイントの使い道がない」という方も気軽に取引することが可能です。

また手数料が売却時一律11円と、業界最低水準です。2023年12月27日まではNISA口座内での取引の場合は売却時の手数料が無料になるため、NISA口座を開設する方はチェックしておきましょう。

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500円から有名企業の株主になれるSBI証券のS株

おすすめの証券口座
(出典:SBI証券)

S株」は、SBI証券が提供している単元未満株サービスです。

前述したとおり、通常は100株単位での売買が基本ですが、証券会社が提供する単元未満株サービスでは1株単位からの売買が可能です。そのため、少ない資金であっても有名企業の株主になれるのがメリットです。

なお、SBI証券のS株は買付手数料が無料であるため、投資コストを抑えられる点も嬉しいポイントといえるでしょう。

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1株から取引できるマネックス証券のワン株

ワン株」は、マネックス証券が提供している単元未満株サービスです。

ワン株はSBI証券同様に買付手数料が無料です。また、マネックス証券は「貸株サービス」を提供していますが、この単元未満株も対象となっています。そのため、買い付けた単元未満株を貸し出すことで、貸株金利を受け取ることが可能です。

さらに、マネックス証券は「ferci(フェルシー)」という投資SNSサービスも運営しています。このサービスでは、投資家とコミュニケーションをとったり、1株から投資できる機能も有しています。

「新しい投資の形」として、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

\SNSサービスで情報収集/

【種類別】初心者におすすめの銘柄

株式投資の基本について理解ができたので、実際に銘柄を選択しようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、株式投資の初心者におすすめの銘柄を種類別に紹介します。

初心者の方におすすめの国内株

「日常生活でなじみがある企業に投資したい」あるいは「普段愛用している商品を販売している企業の株が欲しい」という人には、国内株への投資がおすすめです。

国内株式は各種情報も入手しやすく、値動きの傾向をつかみやすい点が特徴といえるでしょう。

国内株式でおすすめの銘柄は以下の3つです。

おすすめの企業
  • 伊藤忠商事
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ
  • 日本ガイシ

伊藤忠商事 <8001>

株価4,080円
投資に必要な金額40万8,000円
1株あたり配当金(年間)140円(2022年3月期、下限)
配当利回り(年率)3.43%
出典:SBI証券伊藤忠商事(2023年2月2日現在)

伊藤忠商事は、総合商社大手であり「5大商事」の一角をなす企業です。

繊維や食料に強く、傘下にファミリーマートなどの有力企業があります。直近5年のチャートを見ると2020年以降、株価が伸び続けているのがわかります。

伊藤忠商事は連続増配しているため、投資家からの人気が高まり、投資に必要な資金がさらに増える可能性もあります。

脱炭素社会や循環型社会に向けたビジネスを推進しているため、非エネルギー事業に投資をしたい人にはおすすめの1社といえるでしょう。

三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306>

株価935.6円
投資に必要な金額9万3,560円
1株あたり配当金(年間)32円 (2023年3月期予想)
配当利回り(年率)3.42%
出典:SBI証券三菱UFJフィナンシャル・グループ(2023年2月2日現在)

三菱UFJフィナンシャル・グループは、三井住友フィナンシャルグループやみずほフィナンシャルグループとならび、3大メガバンクと呼ばれています。

2005年に三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディングスが統合して誕生した巨大総合金融グループです。

2022年度第3四半期の業務純益は1兆3,815億円となり、通期の目標である1兆5,000億円を確実に達成するとみられています。

その豊富な資金力を活用して、新規事業創出プログラムやデジタルトランスフォーメーションへ出資するなど、新たなビジネスモデルへの創出にも積極的にチャレンジしています。

日本碍子 <5333>

株価1,767円
投資に必要な金額17万6,700円
1株あたり配当金(年間)66円(2023年3月期 予想)
配当利回り(年率)3.73%
出典:SBI証券日本碍子(2023年2月2日現在)

日本碍子はライフラインである電力を安定的に送るための送電線や、鉄塔や機器との間を確実に絶縁するための器具で、世界トップクラスのシェアを誇る企業です。

半導体製造装置用セラミックスにおいては、業界を引き続き牽引しています。円安の影響もあり、電力向けの不調や燃料費増などを吸収し連続営業増益を達成しています。

原燃料価格高騰や中国のロックダウンにともなう需要減少の影響により一部の事業は減益となりましたが、引き続きチェックしておきたい銘柄の1つといえます。

初心者の方におすすめの単元未満株

前述したとおり、単元未満株とは1単元(100株)に満たない単位で取引できる株式を指します。少額投資が可能なため、株式投資初心者の方にはおすすめのサービスといえます。

単元未満株でおすすめの銘柄は以下の3つです。

おすすめの企業
  • トヨタ自動車
  • 日本郵船
  • 日本たばこ産業

トヨタ自動車 <7203>

株価1,880.5円
投資に必要な金額18万8,050円
1株あたり配当金(年間)52円(2022年)
配当利回り(年率)2.76%
出典:SBI証券トヨタ自動車(2023年2月2日現在)

トヨタ自動車は、日本を代表する1社であり、3年連続で世界自動社販売台数1位の座を獲得しています。

2023年3月期 第2四半期の決算では営業利益1兆1,414億円、通期では営業利益2兆4,000億円を視野にいれており、そのビジネス規模は日本でも突出した存在となっています。

わずか1,000円札を2枚用意すればトヨタ自動車の株主になれるというのは、初心者にとっても魅力的といえるでしょう。

日本郵船 <9101>

株価3,165円
投資に必要な金額31万6,500円
1株あたり配当金(年間)510円(2022年度 予想)
配当利回り(年率)16.11%
出典:SBI証券日本郵船(2023年2月2日現在)

日本郵船は、国際的な海上運送業などの総合物流事業を中心とした大手海運会社です。

2022年度の売上高は2兆7,000億円、営業利益は2,700億円を予想しており、好調なビジネス状況を維持しています。

なお、日本郵船をはじめとする海運業界は業界再編や物流のひっ迫などを受け、海上運賃が高騰したため、ここ最近は莫大な利益を稼ぎだしています。その結果、利益が配当金という形で株主へ還元されています。

日本たばこ産業 <2914>

株価2,629円
投資に必要な金額26万2,900円
1株あたり配当金(年間)188円(2022年度 予想)
配当利回り(年率)7.15%
出典:SBI証券日本たばこ産業(2023年2月2日現在)

日本たばこ産業は、たばこをはじめとして医薬品や加工食品を製造しています。かつて存在した日本専売公社のたばこ事業を承継したため、現在でも財務省の所管となっています。

なお、たばこ事業は日本をはじめ、アジア(フィリピン、台湾)やヨーロッパ(イタリア、スペイン、英国)などにも展開しており、海外事業の売上が高いのが特徴といえます。

この銘柄も配当利回りの高さが魅力の1つです。

初心者の方におすすめの米国株

米国株とは、世界トップの経済大国であるアメリカ合衆国で取引されている株式です。その成長性の高さから、米国株に力を入れているネット証券会社も多いため、手軽に投資が可能となっています。

初心者の方におすすめの米国株は以下の3つです。

おすすめの企業
  • アップル(AAPL)
  • コカ・コーラ(KO)
  • テスラ(TSLA)

アップル(AAPL)

売上高(億ドル)3,943(2022年9月期)
営業利益率+30.28%
営業キャッシュフロー(億ドル)率+17.40%
EPS(ドル)6.1021
出典:楽天証券(2023年2月2日現在)

アップルはiPhoneやMacbook、iPadなどを製造し、日本でも多くのファンを抱える企業です。自社の工場を持たない「ファブレス企業」で、建物や機械装置などの減価償却が少ないため、利益率の高さが魅力です。

しかし、新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、2022年11月に生産拠点がある中国河南省鄭州でロックダウンが起きたこともあり、iPhone14など最新機種の製造遅れが危惧されています。

参考:日本経済新聞「Apple、iPhone Pro供給に遅れ 中国ゼロコロナ政策余波

\米国株取扱い数が豊富/

コカ・コーラ(KO)

売上高(億ドル)428.1(2022年12月期 予想)
営業利益率+26.534%
営業キャッシュフロー(億ドル)率-
EPS(ドル)2.1860
出典:楽天証券日本経済新聞(2023年2月2日現在)

コカ・コーラは、日本でも多くの発泡性飲料を販売する企業です。約200ヵ国以上の消費者に製品を提供しています。

自社ブランドが世界中に広く認知されている点が、コカ・コーラ株の最大の強みと言えるでしょう。

一方で、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、コカ・コーラ社はロシアから撤退しました。世界情勢がコカ・コーラ社の株価にどのように影響を及ぼすのか、注視する必要があるでしょう。

参考:ロイター「焦点:コカ・コーラやマックも、ロシア撤退企業が直面する商標乱用

テスラ(TSLA)

売上高(億ドル)814.6(2022年12月期)
営業利益率+16.768%
営業キャッシュフロー(億ドル)率-
EPS(ドル)3.380
出典:楽天証券日本経済新聞(2023年2月2日現在)

テスラは、電気自動車の製造・販売を通して、持続可能な社会の実現に向けて歩む企業です。

創業者である起業家のイーロン・マスク氏は、このテスラ社をはじめTwitterを買収するなど、常に注目を浴びていることでも有名です。

なお、テスラは2021年に電気自動車の販売台数で世界トップの座を獲得しています。

近い将来、自動車業界が再編され電気自動車が主役になると期待している人には、おすすめの銘柄です。

【迷ったらここ!】株初心者におすすめの証券会社

最後におすすめのネット証券会社を5社紹介します。どの証券会社も魅力的なサービスを展開しており、多くのメリットを有しています。

それぞれの特徴などを踏まえた上で、自分に合う証券会社を探してみてはいかがでしょうか。

     
※国内株式手数料に関して
SBI証券:2023年9月30日(土)発注分からオンライン取引のみ無料化
楽天証券:2023年10月1日(日)発注分から無料化

SBI証券

【株初心者必見!】おすすめの証券口座5選!始め方や銘柄も紹介
(画像=SBI証券より引用)

■SBI証券の詳細

会社名 株式会社SBI証券
証券口座数 840万口座以上(2022年3月現在)
国内株式手数料(税込) スタンダードプラン:最低55円~
アクティブプラン:1日の約定代金が100万円までなら0円
投資信託数 2,658件
IPO投資 対応(2021年度の年間実績は117社)
つみたてNISA 対応:185本
NISA 対応:2,589本
ポイント投資 対応
単元未満株 対応
出典:SBI証券(証券口座数を除き2022年11月20日現在)

SBI証券は、豊富な投資信託数が魅力の証券会社です。特に外国株式の銘柄は、他社と比べると銘柄が多く用意されています。SBI証券では以下の9ヵ国の外国株式を取り扱っています。

外国株式
  • 米国
  • 中国
  • 韓国
  • ロシア
  • ベトナム
  • インドネシア
  • シンガポール
  • タイ
  • マレーシア

SBI証券は、幅広い外国株式に投資したい人に向いているといえます。

1日の約定代金が100万円までなら現物取引の手数料が0円です。 SBI証券の気になる点はメンテナンスの頻度です。メンテナンスは週に1回、土日に集中しています。メンテナンス中は、該当するサービスを利用できません。平日働いて土日の貴重な時間を使って取引したい人には、気になるでしょう。

しかしメンテナンスを頻繁に実施することは、サービスを安全に利用してもらうために大切なことです。トラブルが起きないよう管理を徹底している証拠ともいえます。

メンテナンスの予定時刻は、SBI証券のホームページに掲載されます。確認しておけばメンテナンス時間を避けて取引できるため、大きなデメリットとはいえないでしょう。

SBI証券チャンネル【公式】 - YouTubeチャンネルより

\取り扱い商品が充実/

楽天証券

【株初心者必見!】おすすめの証券口座5選!始め方や銘柄も紹介
(画像=楽天証券より引用)

■楽天証券の詳細

会社名 楽天証券株式会社
証券口座数 800万口座以上(2022年6月現在)
国内株式手数料(税込) 「超割コース」
現物取引:55円~
信用取引:99円~
「超割コース(大口優遇)」
現物取引:0円~
信用取引:0円
「いちにち定額コース」
100万円まで:0円
200万円まで:2,200円
300万円まで:3,300円
以降100万円増えるごとに1,100円追加
カスタマーサービスを利用して取り次ぎで取引した場合の取引手数料は1回3,575円~
投資信託数 2,644本
IPO投資 対応(2021年の年間実績は74件)
つみたてNISA 183件
NISA 投資信託本数:2,560本
米国株式:約4,600銘柄
中国株式:約920銘柄
アセアン株式:250銘柄
海外ETF:約390銘柄
ポイント投資 対応
単元未満株 買取請求のみ
出典:楽天証券(証券口座数を除き2022年11月20日現在)

楽天証券は2022年11月20日時点で2,644本と、SBI証券と同等の数の投資信託を取り扱う証券会社です。

また投資信託サービスを利用すると、残高に応じて楽天ポイントが貯まります。貯めた楽天ポイントは楽天市場などでも使えるため、普段から楽天ポイントを貯めている人には向いています

楽天証券では楽天カードや楽天銀行を経由して取引代金を支払うこともできます。楽天のサービスを連携すると手続きに手間も掛からず管理も楽です。

しかし楽天証券はポイント制度がわかりづらいとの意見も見られます。

【楽天ポイントと楽天証券ポイントが煩わしすぎる】

・楽天ポイント=楽天スーパーポイント
・楽天ポイントコース→SPUが上がる
・楽天証券証券ポイントコース→SPUが上がらない

という認識でOK?

出典:たろ@お金を守るプロ@t1me_and_m0ney

楽天のサービスに慣れていなければ、使い始めのうちは操作に苦労するかもしれません。

\楽天ポイントユーザー向け/

マネックス証券

マネックス証券.jpg
(画像=マネックス証券より引用)

マネックス証券の詳細

会社名 マネックス証券株式会社
証券口座数 218万口座(2022年10月現在)
国内株式手数料 現物取引:55円~
信用取引:99円~
一日定額手数料コース:550円
ワン株(単元未満株):0円(買付時)
新規公開株 公募・売出株式:0円(参加費用・購入時手数料)
立会外分売:0円(買付手数料)
投資信託数 1,281件
IPO投資 対応(2022年11月時点で43件)
つみたてNISA 157件
NISA 1,265本以上
ポイント投資 対応
単元未満株 対応
出典:マネックス証券(証券口座数を除き2022年11月20日現在)

マネックス証券は国内株式手数料がSBI証券と同様、低く設定されている証券会社です。コストを抑えて投資したい人に向いています。

しかしマネックス証券は大手他社と比べると、投資信託本数はやや少ないことがわかります。以下の表で確かめましょう。

■投資信託本数比較一覧表

会社名 マネックス証券 楽天証券 SBI証券 松井証券
投資信託本数 1,281件 2,644件 2,658件 1,636件
出典:マネックス証券楽天証券SBI証券松井証券(2022年11月20日現在)


マネックス証券の投資信託本数はマネックス、楽天、SBIと比べれば少ないですが、米国株取引における手数料が0ドルの場合もあるのがメリットです。

手数料
  • 取引手数料:約定代金の0.495%(0米ドル~22米ドル)
  • 為替手数料:買付時無料、売却時25銭

さらに「マネックスポイント」を使えば米国株と中国株の国内手数料を抑えられます。海外ETFの買付手数料も実質無料なので、外国株を中心に投資したい人に向いています

マネックス証券はツールの強化や投資情報の発信にも注力しており、株価などの最新情報を常に知っておきたい人や投資について勉強したい人に役立つ証券会社です。

\米国株投資をしたい方向け/

松井証券

【株初心者必見!】おすすめの証券口座5選!始め方や銘柄も紹介
(画像=松井証券より引用)

■松井証券の詳細

会社名 松井証券株式会社
証券口座数 139万口座(2022年3月末時点)
国内株式手数料 現物取引:26歳以上0円~、25歳以下無料
ベストマッチ:改善約定代金×30%(税込33%)
IPO、PO:0円(購入時手数料)
立会外分売:0円(買付手数料)
投資信託数 1,636件
IPO投資 対応(3件)
つみたてNISA 178件
ポイント投資 対応
単元未満株 対応
出典:松井証券(証券口座数を除き2022年11月20日現在)

松井証券は創業100年の実績を持ち、サポートの充実に注力している証券会社です。ロボアドバイザーサービスの「投信工房」を使うと初心者に対しても、どのような投資をすれば良いかわかりやすく解説してくれます。

簡単な質問に回答するだけで自分に合う投資方法が見つかり、少額から投資できて購入時手数料も無料です。自分で投資信託を見つける手間が省けるでしょう。

しかし松井証券はこの記事で紹介した他の証券会社と比べ、IPO銘柄が他社と比べると少ないことがわかります。参加したいIPOがあっても、松井証券からは参加できない可能性があります。IPO抽選を気にせずサポート面にポイントを置いている人は、松井証券で取引口座を開設すると良いでしょう。

\初心者サポートが充実/

auカブコム証券

【株初心者必見!】おすすめの証券口座5選!始め方や銘柄も紹介
(画像=auカブコム証券より引用)

■auカブコム証券

会社名 auカブコム証券株式会社
証券口座数 148万口座(2022年10月現在)
国内株式手数料(税込) 「ワンショット手数料」
現物株式:55円~
信用取引:99円~
「1日定額手数料」
現物株式・信用取引共通:0円~
デイトレ信用取引:無料
25歳以の国内現物株式取引:無料
フリーETF:0円
プチ株:52円~
プレミアム積立:0円
投資信託数 1,622本
IPO投資 対応(2022年11月時点で年間20件)
つみたてNISA 178本
NISA 国内株式ファンド:274本
海外株式ファンド:540本
バランスファンド:764本
ポイント投資 Pontaポイント
単元未満株 対応
出典:auカブコム証券(証券口座数以外は22年11月20日現在)

auカブコム証券の魅力は手数料の安さです。1日の約定代金に応じて手数料が決まるワンショット手数料と、1日の約定代金が100万円までは手数料0円の1日定額手数料の2つが選べます。自分の取引スタイルに応じて、コースを選択すれば手数料を安く抑えることが可能です。

またauカブコム証券ではPontaポイントを使って投資信託の買い付けができる「ポイント投資」も提供しています。Pontaポイントは、投資信託の月間平均保有残高24,000円以上から加算対象となり、加算率が変化します。

■Pontaポイントの加算率(年率)

月間平均保有残高 100万円未満 100万円以上~3,000万円未満 3,000万円以上
通常銘柄 0.05% 0.12% 0.24%
当社指定銘柄 0.005%

Pontaポイントを使って投資信託の購入代金に充てることが可能です。

auカブコムの外国株は、米国株しか取り扱いしていません。中国など世界中にある企業へ直接投資できないため、国を問わず幅広く投資したい人には不便に感じるでしょう。

\Pontaポイントが使える/

株式投資に関するよくある質問【初心者向け】

株式投資についてなんとなくは、理解できたような気がする

質問者①
編集部

最後に株式投資についてよくある質問を紹介していこうか。

株はいくらから始めるのがおすすめ?
初めての投資のために用意すべき金額に決まりはありません。自分が「投資したい」と思ったタイミングで、余裕のある金額でスタートすることをおすすめします。

投資金額をどの程度にしようか悩むのであれば、毎月自由に使える金額の範囲内で始めることを意識しましょう。自由に使えるお金を理解するには、自分が毎月使っているお金を以下の3つに分けるといいでしょう。
3つに分ける
  • 普段の生活で必ず使うお金
  • 将来使う予定のあるお金
  • しばらく使う予定のないお金
「しばらく使う予定のないお金」が余剰資金に当てはまります。余剰資金の10%分の金額で投資するといったように、自分なりの基準を設けましょう。
ポイントがお得に貯まる証券会社はある?
多くの証券会社は金融商品の取引、保有でポイントを付与する制度を設けています。ポイントは投資信託の買付や株式手数料として使えます。ポイントをお得に貯めたい人は、楽天証券やSBI証券を利用することをおすすめします。

ポイント還元率は証券会社によって異なります。

■証券会社別のポイント還元率比較表
楽天証券 SBI証券
一律0.5% 最大2.0%
証券会社が提携しているクレジットカードを利用すると、一般にポイント率も上がります。また付与されるポイント数は証券会社によって異なります。少しでも投資しながらポイントを多く貯めたいという方は、還元率にも注目してみましょう。
初心者は何を基準にして銘柄を選べばいい?
銘柄を決めるには、3つの項目を意識しましょう。
項目
  • 自分が知っている企業
  • 少ない投資額でスタートできるところを選ぶ
  • 株主優待や配当金
知らない企業に投資するより、身近な企業や業界からスタートするのがおすすめです。身近な企業であれば、親近感を持ち、利用者として商品やサービスの良さや悪さが理解できます。

少ない金額で投資できる企業を選ぶことも大事です。リスクを抑えながら少しずつ投資知識を身に付けていきましょう。

株主優待には割引券や食料品など、さまざまな種類があります。配当金に注目して選ぶ方法もあります。
証券会社による違いはある?
証券会社には、それぞれ特徴が異なります。
証券会社の特徴
  • SBI証券→総口座数が840万以上とネット証券の中で最多
  • 楽天証券→取引手数料がネット証券の中で最低基準
  • マネックス証券→外国株の取扱数が多く、手数料も安い
  • auカブコム証券→Pontaポイントが貯まる証券会社
  • 松井証券→100年以上の実績を誇り顧客サポートに注力
証券会社の特徴を把握し、自分に合う証券会社を選んで口座を開設しましょう。
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