株式投資をする前にまず本で勉強する人も多いのではないでしょうか。しかし投資に関連した本はたくさんあるため、独力で自分に合ったものを探すのは至難の業です。

本稿では、さまざまなテーマの中から投資の勉強につながるおすすめの本を50冊選びました。それぞれに簡単な解説とレビューをまとめているため、本選びの参考にしてください。

目次

  1. 本で株の勉強を始めよう
  2. 自分に合う本の選び方
  3. 初心者におすすめ!株について知識を深めるための14選
  4. もっと株を極めたい!中〜上級者向けの株本15選
  5. 著名投資家の教えを学べる株本8選
  6. 投資のマインドを学べる株本7選
  7. 話題になっている書籍6選
  8. 番外編:「会社四季報」とは
  9. 本で投資を学ぶ時のポイント
  10. 本で得た知識は投資をして活かそう
  11. 初心者は要注意!株式投資で気をつけるポイント
  12. 株に関する本についてのQ&A
  13. 株を本で勉強するなら、自分のレベルに合わせたものをチョイスしよう

本で株の勉強を始めよう

投資は本で学ぶべきですか?

質問者①
編集部

本で学ぶのも方法の一つです。もちろんセミナーやウェブサイトなどで学ぶこともできます。どの勉強法が優れているかはその人の目的や取り組める時間によって異なるため、一概にこれがいいとは言えません。しかし気軽に学習するには本が向いているケースもあるでしょう。

自分の資産は、目的を達成するために着実に増えているでしょうか。資産が増えていない人は、株式投資を上手に活かしきれていない可能性があります。

日本銀行が公表している「2021年第3四半期の資金循環(速報)」によると、2021年9月末時点の日本の家計資産は約1999兆円8000億円に達しました。この約2000兆円にもなる家計資産は過去最大で、増加の背景には株高があるようです。

個人が保有する金融資産は前年同期比5.7%増の1999兆8000億円と過去最大に膨らみ、2000兆円に迫った。株高・円安で個人が保有する株式や投資信託の評価益が膨らんだ。

出典:2021年12月20日付 日本経済新聞

【日経平均(配当込み)のリターン】

リターン 100万円投資した場合
1年あたり 累積
1年 6.66% 6.66% +6万6600円
3年 15.05% 52.29% +52万2900円
5年 10.63% 65.72% +65万7200円

※2021年末時点
出典:日本経済新聞社 日経平均プロフィル 日経平均トータルリターン・インデックス

日本の家計資産を押し上げたように、株式投資には資産を増やす力があります。

しかし投資にはリスクがあるため、必ず増えるわけではありません。そこで少しでも資産を増やす確率を上げるために本を読んで勉強しましょう。

必ず利益を得られる保証はありませんが、まったく知識がないまま投資を始めるよりは有利なはずです。

自分に合う本の選び方

本がたくさんあり過ぎて選べません。どうやって選べばいいでしょうか?

質問者①
編集部

自分のレベルに合った本を選ぶことが大切です。タイトルだけでなく、目次やサンプルも確認して判断しましょう。書店はもちろんインターネットでも目次などが確認できる場合もあります。どうしても決められない場合は、割り切って2~3冊買うのもいいでしょう。

株式投資に関する本はたくさんあります。どのように本を選べばいいのでしょうか。本の選び方について以下4つの目的に分けて解説します。

  • まず基本を知りたいなら
  • さらに株を極めたいなら
  • 著名投資家の手法を知りたいなら
  • 株に対する考えを深めたいなら

まず基本を知りたいなら

株やお金の基本を知りたい人は、どういう本を選ぶのがいいのか紹介します。

初心者は「株とはどういうものか」を説明してくれるものを選ぼう

まったくの初心者の場合、「そもそも株式とはどういうものか」について丁寧に解説された本を選ぶといいでしょう。株式が発行される理由や株主と企業の関係、株式投資で利益を得られる理由など基礎的な事項を丁寧に解説されたものが該当します。

株式取引には、業績の分析やチャート(株価の推移を表したグラフのこと)分析の把握が望ましいですが最初はハードルが高いかもしれません。まずは、投資に関する基礎知識をしっかりと理解しその後に分析の本を選んでみてはいかがでしょうか。

わかりやすさ重視なら漫画もおすすめ

わかりやすさを重視したいなら漫画で解説されたものがおすすめです。絵が占める割合が大きいため、情報量は多くないかもしれません。しかし視覚的に理解しやすかったり文章もわかりやすく書かれていたりするケースが多いため、初心者にとってもハードルが低いでしょう。

漫画形式のものは、投資の基礎知識となる内容が多い傾向です。あくまでも入門用としてとらえ実践にはより本格的な内容の本で知識を補完するとよいでしょう。

忙しい会社員ならインデックス投資を学ぶのがおすすめ

株式投資は、企業や株価の分析が欠かせません。しかし忙しい会社員にとって時間を捻出することは簡単ではないでしょう。

そこでおすすめなのが「インデックス投資」です。投資における「インデックス」とは、市場の動きを示す指数を意味しており、例えば「日経平均」のような株価指数などを指します。

これらの指数に一致するよう設計された商品が「インデックス型投資信託(インデックスファンド)」です。インデックス型投資信託を購入することを一般的にインデックス投資といいます。

インデックス投資なら投資の知識がなくても指定した指数に一致するようなリターンが期待できるため、忙しい会社員でも取り組みやすいでしょう。

今まで忙しくて投資に時間を割けなかった会社員の人も、インデックス型投資信託について解説された本でインデックス投資を学んでみてはいかがでしょうか。

学生なら「お金について」知ろう

学生のうちは、株式にこだわりすぎずお金全般について理解できる本を選ぶといいでしょう。なぜなら社会に出るとお金についてさまざまな決定を行う機会が増えるからです。

例えば勤務先によっては、企業年金について「確定給付型(DB)」「確定拠出型(DC)」などいくつかの種類から選ぶ必要があるかもしれません。

また金融商品の基本的な知識も必要です。例えば社会に出て定期的に収入を得られるようになればクレジットカードが契約できるようになります。しかしお金に関する基本的な知識がない場合、例えばクレジットカードのリボ払いを多用してしまい債務が大きくなってしまう可能性もあるでしょう。

社会に出る前に、お金にまつわるさまざまな基本的な知識を得ることでリスクを避けることも可能です。

さらに株を極めたいなら

すでに投資を始めていて、さらに株について理解を深めたい・もっと利益を出したいと考える人が選ぶべき本はどのような本なのでしょう。

短期投資を目指すなら「チャート分析」の本を

短期間で利益を得たいならチャート分析に関する本を選びましょう。

チャート分析とは

株価にまつわる指標で売買の判断を行う「テクニカル分析」の一つ。チャートの形状などで売買の判断を行う方法です。

四半期に1度しかない業績の発表を待つより日々の株価の値動きをヒントにできるため、短期売買に向いています。チャート形状には、典型的なものがあり、その後の株価の値動きを表すとされています。

例えばM字型に現れるチャート形状を「ダブルトップ」といい一般的に下落を示すサインです。チャート分析では、このようなサインを読み取り売買の判断を行います。

中~長期投資をしたいならファンダメンタルズを解説した本を

中長期投資を行うなら「ファンダメンタルズ分析」を解説した本が向いているでしょう。

ファンダメンタルズとは

株式における「ファンダメンタルズ」とは、一般的に企業の財務状況のことです。短期的には、不規則に動く株価も中長期的にはファンダメンタルズに従って推移するとされています。

ファンダメンタルズ分析では「損益計算書(PL)」「貸借対照表(バランスシート)」「キャッシュフロー表」などが分析対象です。これらの読み取り方について解説した本を選ぶといいでしょう。

少額投資をしたいならETF(上場投信)に関するものを

少額で投資を始めたい場合は、「ETF」に関する本を選びましょう。

ETFとは

Exchange Traded Fundsの略で和訳すると「上場投資信託」です。証券取引所に上場しているため、上場株式のように売買ができます。

値動きは、上述した「インデックス型投資信託」と同じく指数に連動するように設計されています。日本の株式銘柄は、一般的に100株を1単元として売買するため、投資金額が大きくなりやすい傾向です。例えば1株2000円の株価であれば100株購入するのに20万円の資金が必要になります。

一方でETFは、1株(1口)単位で売買できる銘柄もあるため、少額でも投資しやすいのが特徴です。少額から投資を始めたい人は、ETFを説明した本を選ぶといいでしょう。

ローソク足について解説した本で分析方法を学ぶ

ローソク足とは

株価チャートの一つで株価の4本値(始値・高値・安値・終値)をローソクの形で表したものです。チャートと同じようにローソクにも典型的な形状があり売買のサインを表すとされています。

特に短期投資を行う人は、ローソク足の分析方法について解説した本が向いているでしょう。

例えば縦に長い長方形で始値<終値となる「陽の丸坊主」は一般的に買いのサインとされています。

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=岡三オンラインより引用)

ほかに長い長方形で始値>終値となる「陰の丸坊主」は一般に売りのサインとされています。

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=岡三オンラインより引用)

また高値と安値の中間の水準で始値=終値となる「十字線」は一般にトレンド転換のサインです。

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=岡三オンラインより引用)

このようにローソク足にはいくつも種類があるため本で学ぶのをおすすめします。

売買のサインを逃したくないなら「出来高」を学ぶ

出来高(できだか)とは

株式の取引量を指しチャート分析と同じく売買シグナルの一つと見ることができます。例えば株価の上昇局面では、出来高が増加する傾向にあるため、出来高が急増した際は一般的に買いのサインです。

出来高の分析は、チャート分析と併用すればより効果的でしょう。短期的な売買を行う人は、出来高について解説した本も選ぶことがおすすめです。

チャート分析を深めたいなら「移動平行線」の解説本を

移動平均線とは

株価の一定期間の平均値を線で結んだ指標です。チャート分析に用いられる指標のなかでも代表的な存在といえるでしょう。一時的に不規則な動きを見せる株価も一定の期間で平均された移動平均線なら短期的な値動きに惑わされず大まかな傾向(トレンド)を捉えやすくなります。

移動平均線は、一般的に株価チャートと合わせて用いられる傾向です。過去の平均となる移動平均線は、株価よりも遅く動きます。例えば一般的に株価が移動平均線を下回っているときは下落トレンド、反対に上回っているときは上昇トレンドです。トレンドに合わせた売買に向いているでしょう。

移動平均線は、ほかにもさまざまな活用法があります。チャート分析を深めたい人は、移動平均線について解説された本で勉強してみましょう。

「バリュー株」についても本で知識をつけよう

バリュー株とは

「バリュー(Value)」とは、価値のことです。株価は、バリューを無視して本来の価値よりも安い価格で取引される場合がありますが、そのような株式を「バリュー株」といいます。例えば「本来の価値は100円にもかかわらず80円で取引されている」というような株式のことです。

理論上は、20円の値上がりが期待できるでしょう。バリュー株に投資する「バリュー投資」は、ポピュラーな投資手法の一つです。しかし「株式の本来の価値とはなにか」について初心者が評価することは難しいかもしれません。

バリュー投資に興味があるなら本で学んでみましょう。

著名投資家の手法を知りたいなら

株式投資で成功した先人の手法を知ることができることも本の魅力です。オマハの賢人「ウォーレン・バフェット」や13年間で年間29%ものリターンを挙げた「ピーター・リンチ」など世界的に有名な投資家の投資法について触れることができるでしょう。

彼らがどのように成功したのか知りたい人は、著名投資家について紹介された本を選んでみてはいかがでしょうか。

株に対する考えを深めたいなら

技術的な知識ではなく株式に対するイメージを捉えることも大切です。株式投資の知識が十分でもいざ取引をはじめると冷静に取引できないかもしれません。

どんなマーケット環境でも冷静に取引したいなら望ましい投資マインドについて解説された本を選ぶといいでしょう。

初心者におすすめ!株について知識を深めるための14選

初心者向けの本には、どのようなものがありますか?

質問者①
編集部

株式の仕組みについて解説されたものが多い傾向です。初心者が抱きがちな「そもそも株式とは?」という疑問に答えることが主な目的でしょう。 業績やチャートの見方といった基本的な分析方法について書かれているものもあります。最初は難しいかもしれませんが入門用なら繰り返し読めば理解できるものが多いでしょう。 また投資に限らずお金全般に関する考え方「金融リテラシー」について書かれたものもあります。保険や税金など投資以外のことにも詳しくなりたい場合は、金融リテラシーについて書かれた本を選びましょう。

まずは初心者におすすめの本を紹介します。

世界一やさしい株の教科書1年生

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=ソーテック社より引用)
出版社 ソーテック社
著者 ジョン・シュウギョウ
発売日 2014年12月4日

株の知識がなくても楽しく読める

『世界一やさしい株の教科書1年生』は、経営学修士(MBA)取得し会計法人で経営コンサルタントとして活躍していた韓国の「ジョン・シュウギョウ」氏によって書かれた本です。株式取引のルールを「シンプル、分かりやすく、楽しく」解説しています。

投資の基本的な考え方のほか、移動平均線にまつわる「グランビルの法則」まで1冊で株式投資に必要な知識を幅広くカバーしています。

みんなからの評判

レビューでは「わかりやすい」といったポジティブな評価が目立ちます。タイトルのとおり投資初心者でも理解できるようわかりやすく書かれている点が好評を得ているようです。レビューでも初心者におすすめる内容が多く見られました。

ただし主に基礎的な内容について書かれていることから「実用性の低さ」について指摘する意見も散見されます。この本は、あくまで入門用として捉え理解が深まったら改めて別の本で知識を補完したほうがいいかもしれません。

いちばんカンタン!株の超入門書 改定2版

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=高橋書店より引用)
出版社 高橋書店
著者 安恒理(やすつねおさむ)
発売日 2018年1月19日

株の知識全般を基本から学べる

『いちばんカンタン!株の超入門書 改定2版』は、マネー誌などで活躍するライター「安恒 理(やすつね・おさむ)」氏の著書です。「そもそも株とは」といったような疑問から取引の方法まで、株式投資の知識がまんべんなく盛り込まれています。イラストが多く使用されているため、初心者でもわかりやすく学べるでしょう。

みんなからの評判

レビューでは「基礎的な知識がわかりやすくまとめられている」という評価が多くあるようです。分量の少なさや図解の多さが好評で、初心者向けにおすすめする意見が多く見つかります。

ネガティブな意見はあまり見られませんが本で解説されている内容は「インターネットなども得られる」という意見はありました。タイトルからも入門書として読まれることが想定されるため、発展的な内容はあえて割愛したのかもしれません。

そのため「自分で調べる手間を省きたい」「自分で調べて理解できなかった」といった人は、こちらの本を選んでみてはいかがでしょうか。

全面改訂 超簡単 お金の運用術

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=朝日新聞出版より引用)
出版社 朝日新書
著者 山崎元
発売日 2013年9月13日

何から手をつけていいかわからない人にこそおすすめ

楽天証券経済研究所の「山崎 元(やまざき・はじめ)」氏によって書かれた本です。山崎氏は、東京大学卒業後、国内外の金融機関で活躍してきました。『全面改訂 超簡単 お金の運用術』では、投資の基本を初心者向けに具体的な商品名を交えながら説明しています。

運用の専門家による入門書で投資を始めてみてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

わかりやすいという評価が多いですが「情報の古さ」について指摘する意見が多く見られました。本書では、非課税で運用できる制度「NISA(ニーサ)」についても触れていますが、当初と現在ではルールが変更されています。

本で紹介されているNISAや個別の金融商品などついては、読者側で最新の情報にアップデートする姿勢が望ましいでしょう。もっとも本で解説されている運用のコツは基本的に色あせないものです。発行から時間が経っていますが今からでも十分に参考になるでしょう。

今さら聞けない投資の超基本

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=朝日新聞出版より引用)
出版社 朝日新聞出版
著者 泉美智子(監修:奥村彰太郎)
発売日 2021年3月22日

投資の超基本を知りたいならコレ!

ライフプランを切り口に投資を解説した本です。いきなり投資のイロハを語る本が多いなか、この本はまず「人生の三大資金」「資産寿命」といった生涯の家計収支について解説されています。「そもそもなぜ投資が必要なのか」という疑問を持つ人に向いているでしょう。

もちろん投資に関してもしっかりと触れています。「iDeCo(イデコ)」「NISA」といった制度のほか、株式・債券・投資信託・FX・金・不動産などの商品まで解説されているため、投資にまつわる知識を幅広く網羅できるでしょう。

みんなからの評判

「情報の網羅性」についてよいレビューが見られました。ライフプランから個別の商品まで解説されているため、1冊で投資が網羅的に理解できると好評なようです。証券会社に口座を開設する方法も画像を交えて解説されている点もわかりやすく投資を始めやすいとポジティブな意見が見られます。

基本的な内容にとどまるためか、やはり「情報が薄い」とするレビューもありました。専門的な内容は中~上級者向けの本に譲りこちらはあくまで入門用として考えるといいでしょう。

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=インプレスより引用)
出版社 インプレス
著者 高井浩章
発売日 2018年3月16日

経済や金融について物語で学ぶ

『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密』は、経済記者・デスクとして20年以上のキャリアを持つ「高井 浩章(たかい・ひろあき)」氏によって書かれた小説です。中学2年生の主人公が「そろばん勘定クラブ」でお金について学んでいくストーリーを通じて読者も金融や経済の知識が身についていくことが期待できます。

投資というより、お金や経済全般のリテラシーを習得したい人におすすめの本です。また物語を通じて学べるため理解しやすくほかの本で挫折した経験がある人も取り組みやすいでしょう。

みんなからの評判

「読み物としても面白い」というレビューが多く見られるのは、小説形式で書かれているこの本ならでは特徴でしょう。投資に関する本は初心者向けでも理解できなかった人は、こちらの本を試してみるといいかもしれません。

反対に「小説風で読みづらい」という真逆の意見もありました。単にお金や経済の知識を得たい人にとって小説形式は冗長的に感じる人もいるようです。要点だけ知りたい人は、別の本が向いているでしょう。

たった7日で株とチャートの達人になる! 改訂版

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=ダイヤモンド社より引用)
出版社 ダイヤモンド社
著者 ダイヤモンド・ザイ編集部
発売日 2014年4月17日

チャートの読み取り方が身につく

マネー誌「ダイヤモンド・ザイ」編集部が手がけるチャート分析についてわかりやすく解説された本です。ローソク足の成り立ちなど基本的な内容からウィークリートレード・デイトレードといった短期取引の方法まで7日間でチャート分析が身につく内容となっています。

後半では、付録として楽天証券の取引ツール「マーケットスピード」を使った具体的な取引方法についても解説されているため、本書があればテクニカル分析をすぐに実践できるでしょう。

みんなからの評判

「初心者がテクニカル分析を学ぶならおすすめ」といった評価が集まりました。図やイラストが多くわかりやすく解説されていることや、短期間でチャート分析の基本が身につくことが評価されているようです。

「ファンダメンタルズ分析については解説されていない」というレビューも見られます。本書は、チャート分析に特化した本なので業績などを分析したい人には向かないでしょう。ファンダメンタルズ分析を行いたい人は、別の本を参考にしましょう。

マンガでわかる最強の株入門

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=新星出版社より引用)
出版社 新星出版社
著者 安恒理(やすつねおさむ)
発売日 2017年5月31日

漫画形式で投資の基本がわかる!

『マンガでわかる最強の株入門』は、投資初心者の主人公が「億り人(株式投資で1億円を稼ぐ人)」目指す漫画を通じて株式投資を解説している本です。漫画ながら株式の基本的な知識から信用取引まで幅広く解説しています。

また漫画とは別に解説ページも含まれているため、読み進めれば十分投資の知識が身につくでしょう。投資を学べる本は、文字を主体に書かれたものが多い傾向です。しかし普段読書をしなかったり忙しくて読む時間が取れなかったりする人には、ハードルが高いかもしれません。そういった人は、本書で手軽に投資を学んではいかがでしょうか。

みんなからの評判

漫画形式で書かれているため、やはり「読みやすい」というレビューが多く見られます。また基本的ながらファンダメンタルズ分析やテクニカル分析まで書かれているため、入門用におすすめとする意見が集まりました。投資の経験がなく普段本も読まない人に向いているでしょう。

なかには「予想より難しい」というレビューもありました。本書は、漫画をうたっていますが読み進めれば投資の基本的な知識がしっかり身につくように書かれています。内容が薄いわけではないため、あくまで投資の本として臨みましょう。

株でゆったり月20万円。「スイングトレード」楽すぎ手順

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=著者ブログより引用)
出版社 ぱる出版
著者 尾崎式史
発売日 2018年4月14日

初心者におすすめのスイングトレードについて手順がわかる

『株でゆったり月20万円。「スイングトレード」楽すぎ手順』は、スイングトレードを行うための手順を解説した本です。

スイングトレードとは

数日~数週間程度で取引を終える投資スタイルを指します。

1日で取引を終える「デイトレード」よりは保有期間が長いですが、一般的には短期投資の一つです。銘柄選びの方法や売買のタイミングまで解説されているため、投資の経験がない人でもイメージしながら読み進められるでしょう。

みんなからの評判

評価の高いレビューでは「シンプルな内容」にポジティブな意見が見られました。内容がわかりやすく初心者でもスイングトレードやチャート分析について理解しやすいと好評を得ているようです。

シンプルな内容のためか、低評価のレビューでは反対に「内容が薄い」というネガティブな意見も見られました。初心者向けの本のため、発展的な内容はあえて避けたのかもしれません。スイングトレードについてさらに知りたい場合は、別の本もあわせて読むといいでしょう。

世界一やさしい 株の信用取引の教科書 1年生

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=ソーテック社より引用)
出版社 ソーテック社
著者 ジョン・シュウギョウ
発売日 2015年9月12日

信用取引の基本をわかりやすく学ぶ

信用取引とは

株式取引の一つで証券会社の資金や株式を借りて売買する方法を指します。通常の現物取引とは異なり買いだけでなく売りから取引を始められるため、値下がり時でも利益を得ることが可能です。

本書は、仕組みがやや複雑な信用取引について初心者でも理解できるように仕組みや注意点について解説しています。これまで信用取引をしたことがない人は、本書で勉強してみてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

レビューは、おおむね好評です。「信用取引についてわかりやすく解説されている」という意見が多く見られました。仕組みだけでなく売買のポイントについて解説されている点についても好感している読者が多いようです。

反対に「わかりにくい」といったレビューも見られました。内容のわかりやすさは、読み手によっても異なるため、理解できなかった読者もいるようです。これは、いずれの本にもいえるため、複数の本を読むことでより理解を目指すといいでしょう。

臆病者のための億万長者入門

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=文藝春秋より引用)
出版社 文藝春秋(文春新書)
著者 橘玲(たちばなあきら)
発売日 2014年5月20日

投資を始めるのに不安がある人なら

「臆病者のための億万長者入門」は、株式だけでなく生命保険や投資信託、また年金や宝くじまで幅広く仕組みを解説した1冊です。株式では「臆病者のための株式投資法」と銘打ち有効な投資法として「世界株投資」や「複利効果」を解説しています。

株式投資に不安がある人でも本書を読めば、投資に踏み切ることができるかもしれません。

みんなからの評判

レビューでは「確実に儲かる話はない」ということが理解できたと好評価が集まりました。本書では「ウマい話はどこにもない」とし読者に注意を促しています。これから投資を始める人にとってその心構えを身につけられたことを好感しているようです。

低評価となったレビューのいくつかは、著者の主張に対して批判的なものでした。投資や経済に関する考え方は人にもよるため、受け入れられない読者もいるようです。やや社会批評的な内容もあるため、純粋に投資だけの勉強をしたい人は避けたほうがいいかもしれません。

新版 知らないと損する 池上彰のお金の学校

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=朝日新聞出版より引用)
出版社 朝日新書
著者 池上彰
発売日 2019年10月11日

経済やお金の仕組みをやさしく解説

テレビでも有名なジャーナリスト池上彰氏による著書です。投資に限らず保険や税金のほか給料の決められ方や暗号資産(仮想通貨)にいたるまでお金にまつわるさまざま仕組みについてわかりやすく解説されています。

お金だけでなく経済や社会の仕組みについても知りたい人は、本書を選びましょう。

みんなからの評判

解説で人気の著者だけあって、「読みやすい・わかりやすい」といった評価が多く集まりました。お金にまつわるさまざまな分野を広く解説している点についてもポジティブな意見が見つかります。

「解説が物足りない」とし、低い評価となったレビューもありました。「入り口としておすすめ」という高評価は多いため、まずは本書で総論を学びより専門的に知りたい分野が見つかれば別の本で補完するといいでしょう。

また、すでに知りたいことが決まっている人は、その分野に特化した本を選ぶのがおすすめです。

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=ダイヤモンド社より引用)
出版社 ダイヤモンド社
著者 足立武志
発売日 2019年1月24日

初心者も知りたいファンダメンタルズが学べる

本書は公認会計士の著者がファンダメンタルズ分析について解説した本です。「会社四季報」や「決算短信」の読み方といった実践的な内容が紹介されているため、初心者でもすぐにファンダメンタルズ分析を行えるでしょう。

テクニカル分析は、売買タイミングを計るときに向いていますが銘柄の絞り込みにはファンダメンタルズ分析が欠かせません。銘柄選びを理論的に学びたい人におすすめの本です。

みんなからの評判

ファンダメンタルズ分析について高い評価が見られるだけでなく「売買タイミングがわかる」という評価も見つかりました。本書は、主にファンダメンタルズ分析について解説していますが、実はチャート分析についても触れています。両方の分析を1冊で学べる点が好評を得たようです。

一方「専門用語があり読みづらい」という評価も見つかりました。財務指標には、専門的な用語もあるため、なかには理解しづらい部分もあるかもしれません。「わかりやすい」と評価するレビューもあるため、読み手にどのぐらいの投資知識があるのかによっても異なるようです。

ETFはこの7本を買いなさい 世界No.1投信評価会社のトップが教えるおすすめ上場投資信託

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=ダイヤモンド社より引用)
出版社 ダイヤモンド社
著者 朝倉智也
発売日 2017年6月22日

ETF入門なら本書

本書は、SBIグループの投資信託評価会社「モーニングスター株式会社」の代表取締役社長の朝倉智也氏によって書かれたETF(上場投資信託)の入門書です。世界的なインデックスファンドへの流れを解説しながらETFの有効性について解説しています。

銘柄にもよっても異なりますがETFは1株(1口)単位で取引できるため、少額で投資を始めやすいでしょう。無理のない金額で投資を始めたい人は、本書でETF投資を始めてみてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

本書を通じETFを理解できた読者が多いようで「ETFの勉強におすすめ」といったレビューが多く集まりました。専門家の著者が具体的な7銘柄を挙げながらわかりやすく解説しているため、投資初心者でも簡単に読み進められたようです。

発行が2017年のため、「情報が古い」という意見も散見されました。時間の経過を考慮しなければいけませんがETFの基本的な仕組みに大きな変化はありません。入門用としては、十分参考になるでしょう。

マンガでわかる バフェットの投資術

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=スタンダーズより引用)
出版社 スタンダーズ
著者 ループスプロダクション、総監修:濱本明
発売日 2021年5月26日

漫画でバフェットの人生と哲学がわかる

本書は漫画を通じ著名な投資家「ウォーレン・バフェット」氏の人生を学べる内容となっています。幼少期からガムの販売や新聞配達でお金を稼いできたことや人生最初の投資で失敗した経験などバフェット氏の有名なエピソードに触れられる内容です。

本書は、バフェット氏の投資にまつわる格言についても紹介されています。バフェット氏について知りたい人は、まずは本書で学んでみてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

「初心者でも理解できる」という評価が多く見られました。本書は、漫画を通して勉強できるため、投資の知識がない人でも抵抗なく読み進められるでしょう。また「中長期投資の大切さがわかる」といったレビューもあり漫画ながらきちんと投資の勉強になっているようです。

低評価のなかには「漫画以外の部分もある」とするものもありました。本書は、漫画以外の解説ページも含まれるため、全編漫画を期待した読者の評価が低くなったようです。

もっと株を極めたい!中〜上級者向けの株本15選

取引に慣れてきました。次のステップに行くにはどのような本が向いているでしょうか?

質問者①
編集部

まずは、今までの取引で失敗したこと・わからなかったことを補完できるものを選びましょう。例えば金利上昇による株価の下落に遭った場合、金利と株式の関係について解説された本が参考になります。 もし取引が順調で思い当たるものがない場合は、分析手法を深化させる本が適しているでしょう。ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析は奥が深いため、勉強にゴールはありません。より高度な方法について解説された本を選ぶといいでしょう。

中級者から上級者向けの本を紹介します。

株で1億円!このエントリーチャンスを狙い撃て!!

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=著者ブログより引用)
出版社 ぱる出版
著者 尾崎式史
発売日 2018年10月30日

エントリーポイントを見極める

エントリーポイントとは

一般的に買いのタイミングのことを指します。

本書は、チャート分析について解説したものですが、特にエントリーポイントの見極め方について掘り下げていることが特徴です。移動平均線や出来高を利用してエントリーポイントを探る手法について学べるでしょう。

基本的なチャート分析が身についており特にエントリーポイントについて理解を深めたい人は、本書を選んでみてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

「シンプルでわかりやすい」というレビューが多く見られました。本書が解説するエントリーポイントを見極めるツールとチャンスが多くの読者に伝わっているようです。本記事では、中~上級者向けの本としていますが投資を始めたばかりの人にも向いているでしょう。

一方で「一般的な内容にとどまる」といったようなレビューも見られました。チャート分析が十分身についている人には、物足りないかもしれません。ほかの本もあわせて読むといいでしょう。

システムトレード 基本と原則 トレーディングで勝者と敗者を分けるもの

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=パンローリングより引用)
出版社 パンローリング
著者 ブレント・ペンフォールド
発売日 2011年7月

勝ち続けるトレーダーたちの共通点を探る

本書は「マーケットの魔術師」と呼ばれるトレーダー16人のインタビューを通じて成功したトレーダーの考えに触れられる本です。ただしインタビューは13章ある本書の一部で、全体的にはどんな取引にも当てはまる「普遍的な原則」について解説されています。

なおタイトルの「システムトレード」とは、一般的に自動売買を指す言葉ですが本書は主に裁量取引(任意のタイミングで人が行う取引)について解説された本なので注意しましょう。

みんなからの評判

取引の手法というより「資金管理や心構えについて勉強になった」というレビューが多く見られます。株式投資に望ましいマインドを手に入れたい人に向いているかもしれません。本書の特徴でもある「著名トレーダーへのインタビューが参考になる」という評価も見られました。

「タイトルと内容が異なる」というレビューもありましたが、これはやはり「システムトレード」という言葉から自動売買に関する本だと誤解したと考えられます。

投資脳を鍛える!株の実戦トレーニング

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日経BP
著者 窪田真之
発売日 2009年5月7日

株式チャートの一問一答

本書は、楽天証券経済研究所の所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏が、実際の上場企業を材料にテクニカル分析・ファンダメンタルズ分析を解説したものです。クイズ形式のため、読み進めやすいですがある程度の知識は望ましいでしょう。

本書には、前作『右脳でわかる!株式投資力トレーニング』があります。そのため初心者は、まずそちら読むといいかもしれません。

みんなからの評判

「簡潔で読みやすい」という評価が多く見られます。本書は、132ページの小ぶりな本のため、なかには「1時間で読み終えた」というレビューもありました。読書の習慣がない人でも、本書なら比較的読み進めやすいでしょう。

読みやすい本ではありますが、決して内容が薄いわけではありません。本書は、当時現役のファンドマネージャーであった著者が株式投資についてポイントを絞った解説を行っています。読み進めればテクニカル分析を基本が十分身につくでしょう。

オニールの空売り練習帖

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=パンローリングより引用)
出版社 パンローリング
著者 ウィリアム・オニール、ギル・モラレス
発売日 2005年10月20日

空売りをうまく利用する

成長株を探し出す手法「CAN SLIM(キャンスリム)」で知られる「ウィリアム・オニール」氏の著書です。空売り(値下がり時に利益となる取引)を仕掛ける際の手法を具体的に解説しているほか、世界的な投資家の考え方にも触れられる一挙両得な1冊といえるでしょう。

空売りの入門用としてだけでなく、著名投資家がマーケットをどのように観察しているのか知りたい人にもおすすめできる本です。

みんなからの評判

「チャートが見やすく、多い」と好感するレビューが見られました。本書は、空売りを仕掛けるタイミングを実際の株価チャートを用いて解説しています。難しいイメージがある空売りも本書ならわかりやすく学べるでしょう。

ただしやはり「内容が難しい」という意見もあります。「ティック(価格変化の最小単位)」といった専門用語が特段の説明なしで登場するため、知識がない人には読みづらいかもしれません。中級者以上の方におすすめの本です。

トレーディングエッジ入門―利益を増やしてドローダウンを減らす方法

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=パンローリングより引用)
出版社 パンローリング
著者 ボー・ヨーダー
発売日 2008年5月15日

株式投資に必要なエッジを学ぶ

取引における「エッジ」とは「確率的に優位な状態」のことです。本来株価が上がる(下がる)確率は50%ですが、時に上がりやすい(下がりやすい)局面があります。本書は、そのようなエッジを見つけ出す手法が解説されているため、投資で利益を得るためのヒントになるでしょう。

なお「ドローダウン」とは最大資産からの下落率を指します。

みんなからの評判

本書の評判は、おおむね良好で「相場が動く理由がわかる」といった評価が集まりました。相場の本質的な意味を理解できたと感じる読者が多かったようです。また「内容が濃い」という意見も見られました。

ただし内容は、簡単ではないかもしれません。高評価なものでも「何度か読み返した」というようなレビューがありました。本書は、ある程度取引の経験がある人でないと読み進めることは難しいかもしれません。投資家として次のステップに進みたい人は、本書を選んでみてはいかがでしょうか。

株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日経BP
著者 ジェレミー・シーゲル
発売日 2005年11月28日

長期的に利益を上げ続けるためには

本書は、投資の神様ともいわれる「ウォーレン・バフェット」氏の投資手法の正しさをペンシルベニア大学経営大学院教授の「ジェレミー・シーゲル」氏が過去100年以上にわたるデータから立証した大作です。「成長の罠」に陥らず平均を上回る銘柄を突き止めました。

銘柄選びに悩んだら本書が解決のカギになるかもしれません。

みんなからの評判

本書は、好評なレビューが多く「王道」「投資戦略の基本」といった意見が見られました。バフェット氏は、バリュー株の長期投資家として知られますが、その手法を過去のデータを根拠に語られている点に納得感を感じる読者が多いようです。

本記事では、本書を中~上級者向けの本としていますが、「初心者にもおすすめ」という意見もありました。もちろん難しい意見も見られますが、興味があるなら初心者でも購入してもいいかもしれません。

デイトレード

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日経BP
著者 オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ
発売日 2002年10月21日

デイトレーダーに必要な心構えを解説

本書は、デイトレーダーに求められる心構えについて解説した本です。「トレーディングにおける7つの大罪」「成功をつかむための12の法則」など投資で成功するためのマインドがわかりやすく解説されています。

デイトレードは1日以内に取引を終える、短期投資のなかでもより短い期間で取引を繰り返す方法です。本格的なトレーダーデビューを考えている人は、まずこの本から始めてみてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

本書は「メンタル面で参考になった」と好評です。投資経験のある読者が多いようで、本書が示す心構えについて共感する意見が多く見られました。投資初心者でもこれから投資を始める前に一読しておくといいかもしれません。

本書は、主に投資に対する心理的なスタンスについて書かれているため、「取引手法は別の本で学んだほうがいい」という意見も見られました。デイトレードというタイトルですが実際にデイトレードを始める場合は、テクニカル分析などについて解説された別の本を読むといいでしょう。

相場サイクルの見分け方<新装版>

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日経BP
著者 浦上邦雄
発売日 2015年03月20日

相場サイクルの流れを把握

一般的に株式市場は「金融相場」「業績相場」「逆金融相場」「逆業績相場」の4つのサイクルを循環していると考えられています。本書では、日本テクニカルアナリスト協会会長などを務めた「浦上邦雄(うらかみ・くにお)」氏が各相場サイクルで期待できる株式の種類をわかりやすく解説。

相場サイクルは、繰り返し現れるため、見分け方を習得すれば取引に活かせる機会が何度も訪れるでしょう。

みんなからの評判

本書は「相場の原理原則がわかる」というようなレビューが多く見られます。特に近年は、本書が指摘する「金融相場」のとおり、金融緩和による株高が起こったことも読者の納得感に一役買っているでしょう。

「長期投資向きでデイトレードには不向き」という意見もありました。相場サイクルは、中央銀行の金融政策にもよりますが、金融政策は急激には変化しない傾向です。短期的な売買シグナルをつかむ手法とはいえないため、本書は中長期投資を検討している人に向いているでしょう。

株で本当に儲けるヤツは、「業種別投資法」を知っている

出版社 洋泉社(2020年2月宝島社へ吸収合併)
著者 長谷部翔太郎、石川泰久
発売日 2009年9月2日

25の業種ごとの投資方法を徹底分析!

本書は、業種ごとに企業や株価の特性が異なることに着目し「自動車」や「総合商社」など25の業種ごとに投資法を解説した本です。

2022年1月18日時点で上場企業は、3800社を超えています。個別に分析していては時間がかかり、非効率です。本書なら銘柄をある程度大まかに把握できるため、効率的に分析できるでしょう。

みんなからの評判

レビューでは「業種の理解が進んだ」というような評価が見られました。業種ごとの主要企業や株価の特徴について解説され相場の局面ごとにどのような業種への投資が有効なのか理解できたというポジティブな意見が見つかります。

なかには、本の内容について有効と高い評価をつけながらも「情報は次第に古くなる」という指摘するレビューもありました。本書の発行は、2009年とやや古く当時とは状況が異なる業界もあるでしょう。本書に臨む際は、その点を考慮することが大切です。

説のファンドマネジャーが見た日本株式投資100年史

出版社 クロスメディア・パブリッシング
著者 山下裕士
発売日 2020年6月1日

明治から令和まで株式投資をめぐる歴史

外資系金融機関「フィデリティ」のファンドマネージャーとして長く活躍してきた山下裕士氏が戦前・戦後・高度成長・バブルとその崩壊、さらにそれ以降の相場まで100年あまりの株式相場を解説しているのが本書です。歴史を把握できれば今後の投資にも活かせるかもしれません。

また著者がファンドマネージャー時代に企業をどのように分析していたのかについても触れているため、分析手法を学びたい人にもおすすめです。

みんなからの評判

「実体験が書かれている」といった点にポジティブな印象を持った読者が多く見られました。本書では、著者の1960年からの運用者としての長い歴史がつづられています。運用の当事者として相場の変遷が具体的に語られている点が読者の心をつかんだようです。

著者がじかに体験してきた証券業界の動きをオーバーラップさせながら、 株式相場のどこを見て、どう考えるのがよいのかといった知識や相場観を中心に解説。

出典:クロスメディア・パブリッシング

本書では「任天堂」「ファナック」など2022年現在でも上場している銘柄について著者がどのようにそれらの企業を見てきたのか描かれています。単なる歴史物ではなく投資を学べる本として十分参考になるでしょう。

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=東洋経済新報社より引用)
出版社 東洋経済新報社
著者 渡部清二
発売日 2018年6月15日

「会社四季報」を活用するためのノウハウ本

2000ページを超える「会社四季報」を毎号読み続ける著者が解説する、会社四季報の活用法を記した1冊です。会社四季報を使って、株価が大きく上昇する銘柄を探す方法を事例でわかりやすく解説しています。

すべての上場企業がまとめられた会社四季報は、すでに購読している投資家も多いかもしれません。しかしその使い方に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。本書で会社四季報を使いこなしてみてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

「ファンダメンタルズ分析の参考になった」というレビューが多く見られました。本書は、値上がりが期待できる銘柄を会社四季報で探す方法について解説しています。同時にどのような企業なら値上がりするのかについても理解が進む点は魅力的です。会社四季報を読んでいない人でも企業分析の参考になるでしょう。

反対に「会社四季報に関係ない話も多い」とネガティブな意見も見られました。純粋に会社四季報の読み方だけを知りたかった読者も一定数いるようです。

先物市場のテクニカル分析

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=きんざいSTOREより引用)
出版社 きんざい
著者 ジョン・J・マーフィー
発売日 1990年5月24日

テクニカル分析ならこれ!

外資系金融機関「メリルリンチ」の元テクニカル分析の責任者「ジョン・J・マーフィー」氏の著書です。発行から30年以上経ちながら増刷を重ね2022年現在でも支持されているテクニカル分析のバイブルといえるでしょう。

本書では、テクニカル分析の基本的な理念のほか、チャートのパターンや出来高、移動平均など分析に必要なノウハウが詰め込まれています。先物取引をしない人にもきっと役に立つでしょう。

みんなからの評判

長年支持されている本だけあり、レビューは高評価のものが多く見られました。特に本書がテクニカル分析を幅広く解説している点が好感されているようで「ほぼ網羅されている」といった評価が多く見つかります。網羅性の高さから本書を辞書のように使っている読者もいるようです。

また本書は、568ページある大作ですが「わかりやすい」というような意見も見られました。本格的にテクニカル分析に取り組みたい人におすすめしたい1冊です。

フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために

出版社 フォレスト出版
著者 フィリップ・A. フィッシャー
発売日 2000年10月1日
※原書は1958年

バフェットにも影響を与えた

本書は「ウォーレン・バフェット」氏にも影響を与えた「フィリップ・A. フィッシャー」氏が個人投資家向けに投資法を解説したものです。わかりやすい言葉で書かれているため、初心者でも読み進めやすいでしょう。

内容は、実践的です。大きなリターンが期待できる銘柄を見極めるための方法を紹介し、その後は売買のタイミングにまで解説が及びます。著名投資家の具体的な取引手法を知りたい人は、本書をご一読ください。

みんなからの評判

全体的に評価が高く多くの人が参考にできたようです。「説明が具体的」や「現代にも通用する」といったレビューが多く集まりました。

低評価のレビューの多くは、日本語訳に関するものでした。本書の本質的な価値に大きな影響はないかと思われますが、パンローリング社から訳者が異なる『株式投資で普通でない利益を得る』も出版されています。

英語に抵抗がなければ原書『Common Stocks and Uncommon Profits』を読んでもいいかもしれません。

勝てるROE投資術

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日経BP
著者 広木隆
発売日 2014年11月19日

投資価値とタイミングを見極めたい人へ

ROEとは

Return On Equityの略で和訳すると自己資本(株主資本)利益率のことです。投資家の資本で企業がどれだけ利益を得たかを表しています。一般にROEが高いほど企業価値が高いとされ、近年では株価指数の採用基準に用いられるなど注目されている指標の一つといえるでしょう。

本書では、マネックス証券チーフストラテジストの広木隆(ひろき・たかし)氏がROEを用いた実践的な投資方法をわかりやすく解説しています。業績を重視する人は、本書で分析に厚みを持たせてみてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

ROEに特化したやや応用的な本でありながら「わかりやすい」というレビューが多いのは、著者の軽快な筆回しによるところでしょう。バックテストの結果を示し「ただROEが高ければいいというわけではない」という気づきがある点にも読者は満足しているようです。

「難しかった」というレビューもありました。「入門から中級者向け」といったレビューもあることからファンダメンタルズ分析についてまったく知識がない人だと理解できない部分もあるかもしれません。

金利を見れば投資はうまくいく

出版社 クロスメディア・パブリッシング
著者 堀井正孝
発売日 2016年1月22日

「炭鉱のカナリア」金利の詳しい解説

「炭鉱のカナリア」とは、危険を察知するためのツールを指します。本書は国内最大の規模を持っていた投資信託「グローバル・ソブリン(通称:グロソブ)」の元ファンドマネージャーの著者が、炭鉱のカナリアとなる金利と投資の関係について詳しく解説しています。

各国の中央銀行の存在感が増している現在、金利の動向は重要です。本書を通じて金利の変化に負けない投資を目指しましょう。

みんなからの評判

読者の多くは、わかりやすさについて好感しているようです。本書は、金利を通じて米国から新興国、欧州や日本まで景気の大まかな流れについて解説されています。金利と経済の関係について理解が進んだようで「自分の投資に活かしたい」という声も見られました。

一方「短期トレードには向かない」といった声も見られます。金利の変化は、一般的にゆっくりと起こるため、上述した「相場サイクルの見分け方」と同じく短期取引には活用しにくいかもしれません。

著名投資家の教えを学べる株本8選

著名な投資家には、どのような方がいますか?

質問者①
編集部

まず「ウォーレン・バフェット」氏は外せないでしょう。バフェット氏が率いる投資会社「バークシャー・ハサウェイ」の1964~2020年までの累積リターンは280万%を超えています。これは、100万円が2兆8000億円になる驚異的な成績です。 バフェット氏の投資手法は、バリュー株の投資家として知られています。2020年には、日本の商社株への投資が話題となりました。

著名な投資家の考えや手法を学べる本を紹介します。

史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=徳間書店より引用)
出版社 徳間書店
著者 メアリー・バフェット、デビッド・クラーク
発売日 2008年1月31日

投資の神様バフェットの言葉

本書は「ウォーレン・バフェット」氏の2人の弟子によって書かれました。息子ピーター氏の元妻「メアリー・バフェット」氏とバフェット家と古い友人でもある「デビット・クラーク」氏です。両氏は、師からの学びをノートに書き留めており本書にはその教えが紹介されています。

投資の神様が弟子にどんなことを教えていたのか知りたい人は、ぜひ本書をご覧ください。

みんなからの評判

本書は、ウォーレン・バフェット氏の投資に限らないさまざまな警句がまとめられています。「投資の心構えが知れた」といった意見だけでなく、「人生の教訓になった」といったレビューも多く見られるのは本書の特徴でしょう。

低評価は、あまり見られませんが、なかには物足りなさを感じた読者もいるようで「知っているような内容だった」というレビューもありました。投資や人生の心構えに自信がある人には、必要ないかもしれません。

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日経BP
著者 メアリー・バフェット、デビッド・クラーク
発売日 2002年5月16日

バフェットの投資戦略を学ぶ

本書も上述した「バフェットの教訓」と同じ2人によって書かれました。こちらは「ウォーレン・バフェット」氏の投資手法について書かれており同氏がどのように銘柄を選んで大きなリターンを得てきたのか23章にわたって詳しく解説されています。

投資の神様の銘柄選びを知りたい人は、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

本書には、バフェット氏の投資手法を習得するツールとして演習問題が付いていますが「問題を解いて知識を整理できた」と好評です。読むだけではなかなか知識が身につかない人も本書で演習問題を解きながら読み進めれば修得しやすいでしょう。

「本の後半が難しい」というレビューも散見されました。本書は前半を「基礎編」、後半を「応用編」としており、なかには理解が難しい人もいるかもしれません。理解できない場合は、何度か繰り返して読むか、あるいは別の初心者向けの本で知識を補完するようおすすめします。

賢明なる投資家 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=パンローリングより引用)
出版社 パンローリング
著者 ベンジャミン・グレアム
発売日 2000年9月19日
※原書は1949年

ベンジャミン・グレアムの生み出したバリュー投資とは?

著者の「ベンジャミン・グレアム」氏は、バリュー投資の生みの親として有名です。上述したフィリップ・A. フィッシャー氏と同じくウォーレン・バフェット氏に影響を与えた人物としても知られています。

私がこの本の初版を読んだのは一九五〇年の初め、一九歳の時でした。そのとき、それまでに読んだ投資関連のすべての本の中で、最高の一冊だと思いました。そしてその思いは今も変わっていません。

出典:パンローリング「序文 ウォーレン・バフェット」

バフェット氏は「私の85%はグレアムからできていて、残り15%はフィッシャーからできている」と述べています。

本書は、1949年に書かれた古典ですが現代にも通ずる部分はあるでしょう。バリュー投資の源流に触れたい人は、ぜひ蔵書に加えてください。

みんなからの評判

本書は「投資の基本がわかる」というポジティブな評価が多く見られました。単に株式のバリュー投資に関する解説だけでなく債券やファンドについても触れているため、投資全般について知識が身につく点が好評なようです。「初心者には難しいけど勉強になる」という意見もありました。

「デイトレーダーには向かない」という意見も見つかります。本書は、中長期でバリュー投資を行いたい人に向いているでしょう。短期的な取引を行いたい人は、テクニカル分析について解説された本がおすすめです。

株で富を築くバフェットの法則[最新版] --不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=ダイヤモンド社より引用)
出版社 ダイヤモンド社
著者 ロバート・G・ハグストローム
発売日 2014年4月24日

バフェットはどのように企業に投資してきたか

本書は「ウォーレン・バフェット」氏の投資手法について具体的な9つのケーススタディでわかりやすく解説されています。また「バフェットの投資心理学」と銘打ち投資の神様がどのように相場を乗り越えているかについても触れられました。

バフェット氏の投資方法・投資マインドをより詳しく知りたい人は、本書が向いているでしょう。

みんなからの評判

本書は、バフェット氏の投資手法を実際のケースや心理面まで解説しており「長期投資の教科書」とするレビューが見られました。投資を長いスパンで考えている人のうちバフェット氏の取引手法を参考にしたい人に向いているでしょう。

「理解に知識が必要」というレビューもありました。本書は、バフェット氏が実際に投資した9銘柄をベースに投資法を解説しています。しかし理解するためには、ファンダメンタルズ分析の知識が望ましいでしょう。

PRINCIPLES(プリンシプルズ)人生と仕事の原則

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日本経済新聞出版社
著者 レイ・ダリオ
発売日 2019年3月25日

世界最大級ヘッジファンド創業者の原則

本書は、世界最大級のヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエイツ」を率いる「レイ・ダリオ」氏が自身の生い立ちや行動原則について解説したものです。

具体的な取引手法について解説しているものではありませんが著者が大切にしている価値観について触れることができます。本書は、投資だけでなく人生で成功するためのヒントになるでしょう。

みんなからの評判

本書は「さまざまな教えがある」というレビューが多く見られました。投資を理解するための本というより、組織論・人生論という捉え方をしている読者が多いようです。本書では、著者が失敗を経ていかにファンドを強くしてきたかが書かれており読者はそこに共感しているようすがレビューから読み取れます。

一方、本書は600ページ近い大作で冗長的に感じた読者もいるようです。読書の習慣がない人は、読破が難しいかもしれません。

ピーター・リンチの株で勝つ ―アマの知恵でプロを出し抜け

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=ダイヤモンド社より引用)
出版社 ダイヤモンド社
著者 ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド
発売日 2001年3月8日
※原書は1989年

伝説の投資家ピーター・リンチの投資法

「ピーター・リンチ」氏は、ウォーレン・バフェット氏などと並ぶ著名な投資家の一人です。フィデリティの元ファンドマネージャーで1977~1990年の13年間でファンドを700倍以上にしました。

本書では、有望株の探し方やポートフォリオ、売買のタイミングまで解説しています。リンチ氏の投資手法を知りたい人は、本書を選びましょう。

みんなからの評判

本書は「長期投資家におすすめ」という声が多く寄せられています。また投資にまつわる本ながら「おもしろい」というレビューも多く見られました。リンチ氏のユーモアあふれる言い回しで堅苦しい雰囲気なく解説しているため、多くの読者は気軽に読み進められるようです。

一方「回りくどい」というようなレビューもありました。端的に情報を集めたい人にリンチ氏のジョークは不要だったのかもしれません。リンチ氏の取引手法についてだけ知りたい人は、別の方法で情報を集めるようおすすめします。

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=KADOKAWAより引用)
出版社 KADOKAWA
著者 Cis(しす・個人投資家)
発売日 2018年12月21日

日本の個人投資家cis氏が語る投資法

「cis(しす)」氏は、著名な日本の個人投資家です。2000年に21歳で300万円を元手に投資をはじめ、資産を230億円まで増やしました。

本書は、著者の経歴に触れながら主に相場に向かう心構えについて解説されています。またcis氏がどのようなどのようなタイミングで取引しているかについても触れているため、エントリーポイントについての参考にもなるでしょう。

みんなからの評判

「学ぶところが多い」というレビューが多く見られました。本書は、cis氏の成功談だけでなくわずかな時間で5億円失ったライブドアショックなどの失敗についても触れられています。本書が「リスクは絶対にある」と実体験をもって解説したことが読者にも伝わったようです。

「直接的には参考にならない」といったレビューもありました。取引手法を具体的に解説しているわけではないため、その点が知りたかった読者は期待を満たせなかったようです。本書は、あくまで相場に向かう心構えを知るための本として読んだほうがいいかもしれません。

デマークのチャート分析テクニック

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=パンローリングより引用)
出版社 パンローリング
著者 トーマス・R・デマーク
発売日 2002年8月

チャート分析の第一人者のテクニックを知る

「トーマス・R・デマーク」氏は、チャート分析の第一人者です。多くのチャートツールで採用されているテクニカル指標「TDシーケンシャル」は著者が開発しました。

本書は、チャートの専門家の著者がテクニカル指標や取引のテクニックについて解説しています。短期トレーダーはもちろん、中~上級者の多くの投資家にとって参考になるでしょう。

みんなからの評判

「難しい」というレビューが目立ちます。本書は、チャート分析について本格的に解説されており、ある程度知識がないと読み進めることが難しいようです。初心者がチャート分析を学ぶ場合は、別の本を選んだほうがいいかもしれません。

チャート分析上級者やシステムトレーダー(プログラミングなどを通じ自動売買を行う人)は好まれるようで「アイディアの宝庫」というレビューも見られました。本書は、ある程度テクニカル分析について理解がある方に向いているでしょう。

投資のマインドを学べる株本7選

投資マインドを学ぶ意味はありますか?

質問者①
編集部

合理的に投資を行うために投資マインドは必要と言えるでしょう。 例えば買値より株価が下がったとき、つい私たちは買値を基準に考えてしまいますが、株価は私たちの買値を気にして動いていません。私たちの損益がどうなっていようが、今後の値上がりに期待できないなら売却が合理的です(さらなる値下がりを防げるため)。 このような判断を自分が損を抱えている状態でもできる強い精神を持つため、投資マインドを学ぶ意味はあるといえるでしょう。

投資マインドを学べる本を紹介します。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=筑摩書房より引用)
出版社 筑摩書房
著者 ロバート・キヨサキ
発売日 2013年11月6日

お金に困らないための「考え方」

ハワイ出身の実業家「ロバート・キヨサキ」氏によって書かれた、お金に対する望ましい姿勢を解説した本です。多くの収入を得ていたにもかかわらず生涯お金に困った「貧乏父さん」と裕福になった「金持ち父さん」を対比させ、お金に対する考え方が重要と私たちに訴えます。

金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる

出典:筑摩書店

「金持ち父さんシリーズ」は、世界で累計4000万部を突破する人気図書です(2021年4月時点)。本書でお金持ちになるためのマインドを身につけてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

好評な意見が多く「若いときに知りたかった」というようなレビューも見られます。本書は、具体的なお金持ちになる手法が書かれているわけではありません。しかしお金持ちのマインドを理解できたことが読者の満足度につながっているでしょう。

一方、具体的な手法に期待した読者のレビューは低評価となりました。本書は、あくまでお金や投資に対する心構えを知る本だと割り切り具体的な方法については別の図書を参考にするようおすすめします。

マーケットの魔術師

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=パンローリングより引用)
出版社 パンローリング
著者 J.D.シュワッガー
発売日 2001年8月

トップトレーダー達の考え方

本書は「魔術師」と呼ばれるトレーディングの成功者17人に行ったインタビュー集です。例えば3万米ドルを8000万米ドルまで増やした「マイケル・マーカス」氏や16年間で25万%の利益を獲得した「エド・スィコータ」氏などいずれも非凡なトレーダーの考えに触れることができます。

彼らがいかにしてトレードに成功できたのか、本書でその秘密を探ってみてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

「トレーダーに共通点があるのに驚いた」というレビューが見られました。本書は、先物や通貨、株式などのトレーダーが登場しますが、投資対象が異なっても成功者には共通する部分があることに気付けたことを好感しているようです。「トレーダーの話がおもしろい」と読み物としての魅力もあるとするレビューもありました。

「長期投資の参考にはならない」というレビューも見つかりました。トレーダーは、一般に短期的な売買を行うため、長い期間で投資を考えている人には、参考になりにくい部分もあるかもしれません。

となりの億万長者 成功を生む7つの法則

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=ハヤカワオンラインより引用)
出版社 早川書房
著者 トマス・J・スタンリー、ウィリアム・D・ダンコ
発売日 2013年8月23日

1万人以上の億万長者に聞いた!成功の秘訣

本書は、富裕層マーケターの著者が1万人以上の億万長者にインタビューとアンケートを行い、そこから導き出した「7つの法則」について解説されています。

富裕層の多くは、私たちと変わらない職業や家庭を持っているとするのが本書の主張です。では、彼らとそうでない人たちを分けるのはなにか、その秘密を本書で触れてみてはいかがでしょうか。

みんなからの評判

「価値観が変わる」というレビューが多く寄せられています。本書では、億万長者に対する典型的なイメージの多くは当てはまらないことがデータとともに示され多くの読者に驚きを与えているようです。

「新しいことが知れるわけではない」というレビューも見られました。本書で億万長者は、意外に倹約的と示されていますが億万長者になるための特効薬のような方法を期待した読者には、満足いかない内容かもしれません。

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日本経済新聞出版社
著者 バートン・マルキール
発売日 2019年7月23日
※原著は1973年

負けにくい投資戦略

プリンストン大学教授でアメリカン証券取引所理事などを歴任した著者が「インデックスファンドへの投資が最適だ」とデータを使って論じているのが本書です。インデックスファンドは初心者向けの商品とされますが、本書の内容はやや上級者向けといえるでしょう。

「現代ポートフォリオ理論」や「CAPM(資本資産価値モデル)」など証券投資を定量的に分析する手法についても論じられています。一定の知識がないと理解できない部分もあるかもしれません。

みんなからの評判

本書が主張するとおり「インデックスファンドの優位性がわかった」とするレビューが多く見られました。客観的なデータを用いて論じ、多くの読者に説得力を感じさせたようです。インデックスファンドを検討しつつもなかなか投資に踏み切れない人は、本書を読んで改めて検討してみてはいかがでしょうか。

レビューは、全体的に高評価です。しかし本書は、インデックスファンド以外の商品・投資法について批判的な内容をはらんでいるため、受け入れがたい読者もいたようです。

敗者のゲーム

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日本経済新聞出版社
著者 チャールズ・エリス
発売日 2015年1月27日※原書は1985年

投資で負けないためには

本書のタイトル「敗者のゲーム」とは「ミスをしないプレーヤーが勝つゲーム」という意味です。本書では、米国公認証券アナリスト協会会長などを歴任した著者が現代は、市場に勝つことが難しくなったとして投資を敗者のゲームとしました。

上述した「ウォール街のランダム・ウォーカー」と同じくインデックスファンドへの投資を勧めています。これからインデックスファンドへの投資を考えている人の背中を押す1冊となるでしょう。

みんなからの評判

おおむね評価が高く「投資は投機と異なると理解できた」というレビューもありました。本書は、市場に勝とうとする投資家の姿勢をいさめ、インデックスファンドで長期投資を行う王道的な運用を勧めています。投資にマネーゲームのような印象を持っていた読者は、考えを改めるきっかけになったようです。

インデックスファンドを勧める内容なだけに「株式投資の参考にはならない」というレビューもありました。株式投資の分析方法を知りたい人は、別の本を選んだほうがいいでしょう。

マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日経BP社
著者 マックス・ギュンター
発売日 2005年12月26日
※原書は1976年

多くの投資家が目を通すベストセラー

本書は、スイスの銀行家を父に持つ著者がスイスの銀行界や投機筋で暗黙の了解として培われた投機のルール「チューリッヒの公理」を解説したものです。私たちが相場に向かうときリスクや欲などについてどのように考えるべきか示しています。

英国で1976年に出版され、金融マンの間で読み続けられてきた名著。正しいリスクの取り方を身につけ、資産を積みあげていくための鉄則を凝縮した一冊。

出典:日経BP

本書は、主に「投機」について解説された本で短期投資家に向いているでしょう。もちろん中長期投資家が参考に読むこともおすすめします。

みんなからの評判

「投資家としての心得の考え方がわかる」といったレビューが多くみられました。本書が解説する12の公理は私たちに投資に臨む際の心構えを教えてくれます。投機に関して書かれた本ですが、本書の教えは短期トレーダーから長期保有の投資家まで全般に通用するでしょう。

「リスクを求める方向けの本」というレビューも見られました。本書は「分散投資の誘惑にまけないこと」や「長期投資を避けよ」といった一般にリスクが高くなりやすい教えも含まれています。実践するには、ある程度の経験も求められるでしょう。

投資哲学編 投資で一番大切な20の教え

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日経BP
著者 ハワード・マークス
発売日 2012年10月24日

バフェットも推薦!投資の思考法

本書は破綻債権への投資で知られる「オークツリー・キャピタル」創業者の著書です。著者の投資哲学を端的な20の言葉で表し、それに対して本人が解説を行い読者に理解を促す構成となっています。

オークツリー・キャピタルは、リーマンショック時に大きな利益を稼いだ「逆張り(相場の流れと反対方向に投資すること)」のファンドです。本書でも逆張りについて解説がなされました。市場を上回るリターンを追求したい人に向いているでしょう。

みんなからの評判

本書は「ウォーレン・バフェット」氏が推奨した本としても有名です。レビューもおおむね好評で「投資に臨む際の態度がわかる」「投資をするなら知っておきたい」といった高い評価が集まりました。

一方「読みづらい」という声も見つかります。本書は、筆者の哲学的な教えがまとめられているものです。具体的な取引手法というよりは、概念的なもののため、イメージしづらい部分があるかもしれません。すでに投資の経験が一定以上ある人に向いているといえるでしょう。

話題になっている書籍6選

最近は、どのような本が話題ですか?

質問者①
編集部

たくさんありますが、本記事では株主優待で有名な「桐谷さん」の著書のほか、SNSで有名な「はっしゃん」氏や人気ウェブサイト「リベラルアーツ大学」の運営者などの著書を選びました。 ここでは取り上げませんが近年は米国株式に関する本も多いようです。いずれも人気の本ですが本の内容が求めるべきレベルにあるか、確かめることもわすれないようにしましょう。

定年後も安心! 桐谷さんの株主優待生活 50歳から始めてこれだけおトク

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=祥伝社より引用)
出版社 祥伝社
著者 桐谷広人
発売日 2018年10月31日

テレビでも話題!株主優待で有名な桐谷さんの書籍

株主優待を使って生活するスタイルがテレビで取り上げられ、「桐谷さん」の愛称で有名な桐谷広人氏の著書です。これから株式投資を始める人向けに投資の始め方やおすすめの株主優待銘柄84本を紹介しています。

桐谷氏は、コミカルに取り上げられることが多いですが投資歴34年のベテランです(本書発行時点)。株主優待を目的に投資を始めようと考えている人は、本書を参考にしてみてはいかがでしょうか。

本書では、「原資を目減りさせずに豊かな生活を送る方法」をお伝えします。 その方法とは、ずばり「いい優待がついた株に投資する」というものです。

出典:祥伝社

みんなからの評判

本書は、投資初心者と思われる読者から「わかりやすい」というレビューが多く寄せられています。具体的な銘柄にも言及されていることから、銘柄選びの経験がない方も参考にしやすいでしょう。

初心者に向けられたためか、内容の物足りなさを感じた読者もいたようです。本書に限らず入門用に書かれた本は、全体的にそういったレビューが見られます。

本を選ぶ際は、自身の投資レベルに応じたものを選ぶことが大切でしょう。購入前に目次やサンプルに目を通し、求めるレベルにあったものを選ぶようおすすめします。

株で資産3.6億円を築いたサラリーマン投資家が教える 決算書「3分速読」からの“10倍株”の探し方

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=KADOKAWAより引用)
出版社 KADOKAWA
著者 はっしゃん
発売日 2021年10月21日

ファンダメンタルズの基本「決算短信」の簡単な見方

著者は、会社員でありながら3億円を稼いだ人気の個人投資家です。「グロース株(成長株)」への投資で成功した著者が実際のチャートや決算短信を用いながら値上がりが期待できる銘柄の実践的な探し方を解説しています。

グロース株は、バリュー株と対になる考え方です。ファンダメンタルズ分析を深めるために本書を利用してはいかがでしょうか。

みんなからの評判

本書のレビューは「情報量が多い」といったポジティブな意見が集まりました。タイトルからは、簡単な内容をイメージさせますが、いい意味で裏切られた読者が多いようです。もっとも「わかりやすい」というレビューも多いため、内容が難解というわけではないでしょう。

低評価のレビューは、ある程度知識がある読者から「内容が薄い」といった評価からつけられているようです。同じ本でも真逆の意見が見られるのは、読者の知識レベルの違いによるものと考えられます。

ファンダメンタルズ分析に自信がある人は、本書を購入する前に目次などで内容を大まかに確認して判断しましょう。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日経BP
著者 ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド
発売日 2019年1月15日

数値で判断する大切さを伝える本

「ファクトフルネス」とは、データや事実をもとに世の中を正しく把握する考え方です。本書は、医師でギャップマインダー財団の創立者となる著者が「教養がある人ほど思い込みが強く世の中を正しく認識できていない」という事実を指摘します。

賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく

出典:日経BP

投資を直接解説する本ではありませんが、株式投資家に望ましい定量的な判断能力を培うヒントになるでしょう。

みんなからの評判

「思い込みに気付かされた」というレビューが多く寄せられました。本書はクイズを使いながら、私たちが抱きがちな誤解を明らかにします。例えば私たちは世界の貧困が悪化しつつあると思いがちですが実は極度の貧困層は20年で半減したことをデータに基づいて紹介しています。

もっとも、本書の考えでいえば本書の内容を妄信することも危険です。あくまで本書は、世の中を正しく認識するためのヒントとし実際の判断は私たちが行うことこそが「ファクトフルネス」の入り口となるでしょう。

本当の自由を手に入れる お金の大学

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=朝日新聞出版より引用)
出版社 朝日新聞出版
著者 両@リベ大学長
発売日 2020年6月19日

インターネット発「リベ大」が教えるお金の教養

人気ウェブサイト「リベラルアーツ大学(通称:リベ大)」の運営者による著書です。「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」の5つの視点からお金について幅広く解説しています。金融リテラシーを高めたい人に向いているでしょう。なお資産運用については、インデックスファンドおよび高配当株式、不動産投資について解説されています。

みんなからの評判

好評なレビューが目立ちます。お金にまつわるさまざまな知識をわかりやすく解説しているため、多くの人が参考にできたようです。投資初心者でも簡単に読み進められるでしょう。

一方、「ウェブサイトやYouTubeと内容が重複する」というレビューがいくつか見られました。著者の考えをすでに知っている人は、新しい発見は少ないかもしれません。本書は「リベ大」を知らない人、著者の考えを読み返したい人に向いているでしょう。

実践 行動経済学

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=日経BPより引用)
出版社 日経BP社
著者 リチャード・セイラー、キャス・サンスティーン
発売日 2009年7月13日

ノーベル賞を受賞した教授が教える正しい選択

著者の「リチャード・セイラー」氏は、人間の合理的とはいえない経済行動を研究する「行動経済学」の権威で、2017年にノーベル経済学賞を受賞しました。本書では、お金にまつわる人間の非合理的な行動についても指摘しています。

お金の問題に臨むときどのような態度でいればいいか、一つのヒントになるでしょう。投資以外の言及も多いですが、本書はこれから投資に臨む人の強い味方になってくれるでしょう。

みんなからの評判

経済学の本ながら「読みやすい」というレビューが多く見られました。本書は非合理的な人間が正しい選択をするためのヒントが書かれています。投資行動に活かせる部分もきっとあるでしょう。行動経済学の入門書に本書を選んでみてはいかがでしょうか。

「参考にならない部分も多い」というレビューもありました。本書は米国の社会保障への言及がありますが日本人の私たちにはあまり関係がありません。本書に書かれているものがすべて投資に活かせるわけではない点には注意しましょう。

年率10%を達成する! プロの「株」勉強法

出版社 クロスメディア・パブリッシング
著者 栫井駿介(かこいしゅんすけ)
発売日 2021年6月1日

YouTubeでおなじみ「つばめ投資顧問」代表が教える株式勉強法

本書は、YouTuberとしても活動する「つばめ投資顧問」代表によって書かれました。複利運用の効果や積立投資・一括投資の違い、また個別株の投資法などについて解説されています。

また開設すべき証券会社口座のほかNISA・iDeCoといった制度など解説は投資周辺の知識にも及びます。本書を読めば株式投資について幅広く学べるでしょう。

みんなからの評判

本書は、投資初心者から「わかりやすい」といった評価や「なぜ投資が大切なのかわかった」というレビューが多く寄せられました。本書がわかりやすく伝える投資の意義が多くの人に伝わっているようです。またiDeCoやNISAといった読者の関心が高い点も解説されていたことを好感しているレビューもありました。

一方で本書は投資経験者には物足りない内容だったようで、レビューでそのことを指摘する読者が散見されます。また長期投資を推進していることから「短期投資家には向かない」といったレビューも見られました。

番外編:「会社四季報」とは

四季報には何が掲載されているのですか?

質問者①
編集部

国内に上場するすべての企業データが集められているほか、独自に特集として紹介する有望銘柄も投資家に注目されます。

株本のおすすめ50選。解説&評判と一緒に一挙公開
(画像=東洋経済新報社より引用)

『会社四季報』は、1936年6月に創刊された「株式会社東洋経済新報社」が年4回定期発行している本です。国内に上場する企業データが網羅されており、独自に紹介する有望銘柄も注目されています。

ビジネス、投資、就職、およそ日本の会社を知るには欠かせない情報ハンドブック。

出典:東洋経済新報社

『会社四季報』の読み方について解説される本があるのは、それほど多くの投資家に愛読されている証拠といえるでしょう。ほかのマネー誌とは一線を画す株式投資家のバイブルのような存在です。

『会社四季報』は、書店や定期購読で手にすることができますが「ネット証券」が提供するツールなどでも無料で読むことができます。『会社四季報』を読んでみたい人はネット証券で口座開設してみてはいかがでしょうか。ネット証券については後述します。

会社四季報が読めるネット証券の例

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券 など

本で投資を学ぶ時のポイント

初心者ですが、本ではなく実践で学びたいと思いますがダメでしょうか?

質問者①
編集部

何の知識もない、まったくの初心者がいきなり実践で学ぶのは効率的ではないでしょう。ある程度知識を持った上で実践に活かしていくのがおすすめです。本で基礎的な知識が身についたら、実際に投資をしてみてテクニックを身につけていきましょう。

投資を学ぶうえで本は、有効なツールの一つです。しかし注意点もあります。投資を本で学ぶ際のポイントについて確認しましょう。

1冊だけではなく複数の本を読む

本は、1冊ではなく複数読むようにしましょう。なぜなら一つの本だけで勉強していては、著者の考えを妄信してしまう可能性があります。また選んだ1冊が自分に合わないものだった場合、苦痛で勉強をやめてしまうかもしれません。

自分の知識レベルに合った勉強をする

自分の投資の知識レベルに合った本を選ぶことが大切です。上述した本でも「難しくて理解できなかった」といった意見や反対に「内容が物足りなかった」というレビューが見られました。これは、本と読者のレベルが合っていなかった可能性があります。

そのため自分のレベルを客観的に考えて選ぶようにしましょう。イメージしやすいようにここで本をどのように選べばいいか以下3つのケースそれぞれで解説します。

  • まったくの初心者
  • 多少知識はある人
  • ある程度株式投資の経験がある人

まったくの初心者

投資をしたことがなく知識もない人方は、基礎的な内容のものを選びましょう。例えば株式がどういった証券なのか、また株式投資で利益を得られる仕組みなどについて解説されたものが該当します。

ただし本は、初心者向けをアピールしたタイトルがついたものが向いているでしょう。株式の仕組みについて解説された本のなかには、会社法などから本格的に解説した上級者向けのものもあります。もちろんこれらの知識も大切ですが初心者なら優先度は低いでしょう。また投資から離れ経済やお金に関する本もおすすめです。

多少知識はある人

投資経験はないものの株式の知識がある人の場合、投資の心構えについて解説された本をおすすめします。特に損が出たときの態度については学んでおくべきでしょう。投資を始めれば損失が出るときもありますが冷静に対処しなければさらにマイナスが大きくなりかねません。

投資に対する心構えを解説した本の多くは「損切り(評価損の状態で売却し、損失額を確定させる行為)」について触れています。これらの本を通じて損切りの有効性や必要性について少なくとも知識として修得しておくようにしましょう。

ある程度株式投資の経験がある人

株式投資の経験がある人の読むべき本は、おのずとわかると思いますがあえておすすめするなら分析手法に関するものでしょうか。分析に正解はなく研究は無限に深められます。ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析のいずれでも今よりも技術的に発展できるよう高いレベルで解説されたものを選ぶといいでしょう。

通常の株式投資(現物投資)以外に目を向けるタイミングでもあるかもしれません。同じ株式でも信用取引を行うと利益機会が増えるほか、債券や投資信託なども投資対象に含めると投資の幅が広がります。これらに興味がある場合、本で勉強しておくといいでしょう。

実際に株式などに投資してこそテクニックやセンスが身につく

一概にはいえませんが本の学習だけだと知識が身につかない可能性もあります。実際の投資前に本で学習したい人も多いでしょうが投資を完全に理解してから始める人のほうが少ないでしょう。

本である程度学んだら、完璧な知識でなくても投資を始めていいかもしれません。勉強用と割り切り少額で投資を実践してみましょう。

やや緊張感に欠けますが現実のお金ではなく仮想の資産で投資する「デモトレード」も選択肢の一つです。その際は、できるだけ実際の値動き・ツールに近い環境でできるものを選びましょう。

本で得た知識は投資をして活かそう

株式投資を始めるには、どうしたらいいですか?

質問者①
編集部

証券会社で口座を開設しましょう。おすすめは、ネット証券です。手数料が安いため、低コストで取引ができます。インターネットから申し込み、本人確認書類やマイナンバーの提出などを終えましょう。ネット証券によっては、申し込みから最短翌営業日という速さで取引ができるところもあります。口座開設ができたら証券口座へ投資するお金を入金します。ただし生活費など使う予定のあるお金は入金してはいけません。余剰資金のみ入金しましょう。

株式を本で学習したら実際に投資に活かしましょう。株式を売買するためには、証券会社で口座開設しなければいけません。まだ証券会社の口座を持っていない人のためにおすすめの証券会社と口座開設に必要な書類を解説します。

おすすめのネット証券

これから証券会社の口座を開設するなら「ネット証券」がおすすめです。ネット証券とは店舗を持たずインターネット上で営業する証券会社を指し、株式手数料が安い傾向のため低コストで取引できるでしょう。

ネット証券のサービスは、おすすめポイントがさまざまです。自分に合った証券会社で口座開設すべきですが本記事では、以下5社のネット証券をおすすめします。

株式手数料(※1)(税込み) 少額投資
(1株単位の取引)
おすすめポイント
10万円 50万円 100万円
SBI証券
(アクティブプラン)
無料 無料 無料 可能 IPO取り扱い実績トップクラス
楽天証券
(いちにち定額)
無料 無料 無料 ─(※2) 楽天ポイントで日本株・米国株が買える
松井証券 無料 無料 1100円 ─(※3) 電話で投資の相談ができる
マネックス証券 110円(※4) 495円(※4) 550円(※5) 可能 高機能分析ツール「銘柄スカウター」が使える
LINE証券 99円 275円 535円 可能 最大7%割引の株価で買える「タイムセール」が魅力

※1.2022年1月18日時点。手数料コースが複数ある場合、最も安くなるよう計算
※2.「買取請求」は可能
※3.売却のみ可能
※4.取引毎手数料コースの場合
※5.一日定額手数料コースの場合
※データは各社公式サイトより

SBI証券

「SBI証券」は、大手ネット証券の一角でIPO(Initial Public Offering:新規上場)の取扱実績トップクラスの証券会社です。

IPOは、基本的に抽選で当選した人が購入できますが、すべての証券会社で抽選が行われるわけではありません。IPO投資に興味があるならSBI証券で口座を開設しましょう。

【IPO取扱実績(2021年3月通期)】

証券会社名 取扱実績
SBI証券 80社
みずほ証券 58社
SMBC日興証券 47社
大和証券 44社
野村證券 41社
マネックス証券 40社
岡三証券 32社

出典:SBI証券HPより

楽天証券

「楽天証券」は、楽天グループのネット証券でグループの共通ポイント「楽天ポイント」を使ったサービスに強みがあります。楽天証券では、楽天ポイントで国内株式と米国株式に投資が可能です。

現金を使わずに取引できるため、取引に慣れるまでの練習にも向いているでしょう。株式ではありませんが投資信託とバイナリーオプションの購入にも楽天ポイントが利用できます。

また楽天ポイントは、使うだけでなく貯めることも可能です。楽天ポイントを貯めている人は、楽天証券で口座開設しましょう。

楽天証券で楽天ポイントが貯まる取引(一部)

  • 国内株式:手数料100円で1ポイント
  • 外国株式:手数料100円で1ポイント
    ※楽天銀行と連携し「ハッピープログラム」にエントリーした場合

松井証券

「松井証券」は、創業1918年の老舗ネット証券です。1998年に国内で初めて本格的なインターネット取引を開始しました。

松井証券の強みは「相談しながら株式投資できる」点です。ネット証券は、実店舗や営業員を持たないため、通常は投資相談ができません。しかし松井証券は「株の取引相談窓口」として電話で相談できるサービスを提供しています。

サポートダイヤルと異なり、銘柄探しや投資の判断まで幅広い相談が可能です。もちろん最終的な投資判断は、自身で行う必要がありますが相談しながら投資を始めたい人は、松井証券が向いているでしょう。

マネックス証券

マネックス証券の強みは、日本株分析ツール「銘柄スカウター」です。個別銘柄の情報が集約されておりさまざまな機能で業績を簡単に分析できます。ファンダメンタルズ分析を重視したい人には、特に重宝するでしょう。

【銘柄スカウターの分析機能(一部)】

長期業績グラフの表示 過去10期以上の業績をグラフで表示ができる
10年スクリーニング 過去10年間の業績などからスクリーニング(銘柄の絞り込み)ができる
銘柄カルテ 各銘柄の業績トレンドやアナリスト評価などを一つの画面に表示させたもの

※出典:マネックス証券公式サイト

LINE証券

「LINE証券」は、主にスマートフォンでの取引に特化した「スマホ証券」の一角です。強みは、不定期に行われる「タイムセール」で対象の株式を最大7%割引の株価で買うことができます。

例えば株価が1万円で7%割引なら9300円で買えるため、すぐに売れば1株あたり700円の利益が出ます。つまりタイムセールは、最大7%の利益が得られる可能性がある魅力的なサービスといえるでしょう。

ただし対象の株式は、購入に上限があり上限に達した場合は終了します。そのため誰でも簡単に買えるわけではありません。しかし購入できれば利益が出やすいサービスなので興味がある人は、口座開設しておくといいでしょう。

口座開設に必要な書類

口座開設の手続きは、ネット証券ごとに異なります。しかしいずれでも原則「本人確認書類」と「マイナンバー確認書類」の提出は必須です。前者は犯罪収益移転防止法などで後者は税法などで提出が定められています。

マイナンバーを提出しなかった場合、罰則はありますか?

現在の法律では、マイナンバーを提出されなかった場合の罰則は定められていません。 ただし、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」や、「所得税法」「租税特別措置法」などの法律により、税に関する手続きにおいては、お客様から証券会社へのマイナンバーの提出義務や、証券会社から税務署への提出書類等におけるお客様のマイナンバーの提供義務が定められています。

出典:野村証券「よくあるご質問(FAQ)」

提出できる書類には、それぞれ以下のようなものがあります。実際には、各ネット証券で確認してください。

【証券会社の口座開設に必要な書類】

書類の例
本人確認書類 ・運転免許証
・健康保険証
・住民票の写し など
マイナンバー確認書類 ・マイナンバーカード
・通知カード
・マイナンバーが記載された住民票の写し など

※証券会社ごとに提出できる書類は異なる

初心者は要注意!株式投資で気をつけるポイント

初めて株式に投資します。気をつけるべきことはなんでしょうか?

質問者①
編集部

無理のない投資をすることが大切です。例えば取引に慣れるまでは、投資金額を少額にし万が一の誤発注に備えるなどの工夫が望ましいでしょう。もちろん取引に慣れてきても投資額は、余剰資金の範囲内にとどめておくことが大切です。

初めて株式投資を行う場合、以下の3つに注意しましょう。それぞれに解説します。

  • まずは少額からスタートする
  • 集中投資はリスクが高いため避ける
  • 投資は余裕資金内に収める

まずは少額からスタートする

取引に慣れるまでは、誤発注などのトラブルも懸念されます。注文を間違えても約定してしまった取引は、基本的に訂正できません。そのため最初の投資は少額に抑えておきましょう。

しかし日本の上場株式は、一般的に100株を1単元として売買するため、少額だと買えない銘柄もあります。例えば株価が1万円の銘柄は、最低でも100万円(1万円×100株)ないと取引できません。

少額で株式投資を始めたい場合は「単元未満株」を取引できる証券会社がおすすめです。単元未満株とは、単元株(100株)に満たない株のことで1~99株までのことを指します。単元未満株を取引できる証券会社なら、1株単位で株式が売買可能です。

例えば株価が1万円の銘柄なら1万円、株価500円の銘柄なら500円という少額から買付ができます。上述したネット証券5社のなかでは「SBI証券」「マネックス証券」「LINE証券」の3社が単元未満株の売買できるサービスを提供しています。

集中投資はリスクが高いため避ける

投資は、基本的に「分散投資」を心がけましょう。一般的に特定の銘柄に資金を集める「集中投資」は、リスクが高い方法です。仮に集中投資した企業が破たんした場合は、資産の大部分を失ってしまうでしょう。

分散投資を行っていれば仮に1銘柄大きな損失となっても他の銘柄でカバーできる可能性があるため、損失を分散させることができます。もちろんあえて銘柄を限定して投資する方法もあるでしょう。

本記事で紹介した本のなかにも分散投資を否定するものもあります。例えば「マネーの公理」では「分散投資の誘惑に負けない」という見出しで解説している部分もありました。

集中投資も一つの投資スタイルとなるため、完全に否定することはできません。しかし投資初心者の場合は、基本的に分散投資からスタートすることをおすすめします。集中投資は、経験を積んでから取り組んではいかがでしょうか。

投資は余剰資金内に収める

初心者に限りませんが投資は、使う予定が当面ない余剰資金で行うことが大前提です。生活資金や近い将来に使う予定がある資金での投資は、おすすめできません。

なぜなら余剰資金と異なり期間の制約が大きく普段より不利な条件での投資が想定されるからです。生活費を投資につぎ込んでしまい損失で生活するための費用の支払いが滞るのでは本末転倒でしょう。

株に関する本についてのQ&A

初心者にもわかりやすい本はありますか?
本記事では『今さら聞けない投資の超基本」(著:泉美智子)をおすすめします。全体的にわかりやすい言葉で解説されているだけでなくライフプランから投資を解説しているため「なぜ投資が必要なのか」という点で理解を深めることができるでしょう。 網羅性も高くiDeCoやNISAといった制度のほか株式のほか債券や不動産などさまざまな商品・資産について解説されている点もおすすめできるポイントです。
株に関する本を活用するためには?
なによりも実践が大切です。一概にはいえませんが実体験が伴わない知識は、身につきにくいでしょう。知識はあったほうが望ましいですが必要最低限の知識を習得できたら取引を始めてもいいかもしれません。その際は、勉強用と割り切り少額から始めることをおすすめします。
株を始めたいのですが、どうすればいいですか?
証券会社で口座開設を行いましょう。本記事では、手数料が低いネット証券をおすすめします。ネット証券は、実店舗や営業員がいないため、基本的に投資相談できません。しかし本で投資知識を学ぶならそのデメリットも緩和されるでしょう。 なお「松井証券」は、ネット証券ですが電話で投資相談できる「株の取引相談窓口」というサービスを提供しています。
株式投資を学ぶ意味とは?
選択肢を増やせる点で意味があります。預貯金も資産運用の一つと考えれば選択肢が預貯金に限られるより株式も選べるほうが有利です。検討して株式投資を選択肢から外す判断もあるでしょうが最初から選択肢として持たないよりは納得感を得られるのではないでしょうか。
株を始める際に気をつけなければならないことはありますか?
取引に慣れるまでは、少額・分散投資を心がけましょう。また余剰資金で行うことが大前提です。株式には、さまざまなリスクがあるため、必ず利益を得られるわけではありません。1社に全財産を集中して投資するよりも少額で分散して投資すれば損失はある程度抑えられるでしょう。
本以外にも株式投資の情報を得る方法をありますか?
SNSを利用することも方法の一つです。個人投資家はもちろん多くの金融機関がSNSを通じて投資の情報を発信しています。 ただしSNSから流れてくる情報の信ぴょう性には、注意しましょう。金融商品取引法第158条で禁止されていますが悪意をもって虚偽の情報を発信し株価操作をたくらんでいるケースも考えられます。 情報はうのみにせず裏付けを取り、慎重に判断しましょう。

株を本で勉強するなら、自分のレベルに合わせたものをチョイスしよう

株式投資を勉強できる本は、たくさんありますが 自分のレベルに合わせたものを選びましょう。ミスマッチな本を選んでしまうと有意義な勉強ができません。購入前には、できるだけ目次などで本の内容をある程度確認すると安心です。

修得した知識は、実際の取引に活かしましょう。口座を持っていない人は、証券会社で口座開設することが必要です。手数料の観点から本記事では「ネット証券」をおすすめします。本人確認書類とマイナンバー確認書類が手元にある場合は、早速口座開設してみてはいかがでしょうか。

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