SBI証券は、手数料が低い人気の証券会社で、ネット証券最大手といわれています。SBI証券の国内株取引には、2種類の手数料プランがあり、口座開設するにあたりどちらかのプランを選ぶ必要があります。SBI証券の手数料プランの特徴や選ぶ時のポイント、向いている人について解説します。
また、手数料無料で投資する方法や、2022年に拡充された「米国株式手数料Freeプログラム」もご紹介します。さらに、同じく人気のネット証券である楽天証券の手数料プランと比較しながら、違いをわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
※国内株式手数料に関して |
---|
目次
SBI証券の手数料プランは2種類
SBI証券にはどんな手数料プランがありますか?
SBI証券の国内株取引には、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」という2種類の手数料プランがあります。
「スタンダードプラン」とは、1回の取引金額に応じて手数料が決まるというオーソドックスなプランです。
「アクティブプラン」とは、1日の取引金額の合計額に応じて手数料が決まるプランです。1日の取引金額が100万円までなら、手数料は0円です。
どちらのプランでも、取引金額が大きくなるほど手数料は上がります。
なお、電子交付サービスに申し込むなどの条件を満たすと、国内株式の売買手数料が無料になります。
続いて、それぞれのプランの特徴と、どんな人に向いているかを詳しく解説します。
株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人、以下「当社」)は、2022年6月3日(金)から、住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:円山法昭、以下「住信SBIネット銀行」)の外貨普通預金口座から当社の「米ドル外貨建口座」に米ドルを自動入金できる「米ドル定期自動入金サービス」を提供することとなりましたのでお知らせします。
(引用元:主要ネット証券初!「米ドル定期自動入金サービス」提供開始のお知らせ)
SBI証券の手数料「アクティブプラン」
「アクティブプラン」にはどんな人におすすめですか?
まずは少額から投資したいと考えているなら、「アクティブプラン」がおすすめです。
「アクティブプラン」の特徴と向いている人をご紹介します。
アクティブプランの特徴
「アクティブプラン」では、1日の約定代金の合計額に応じて手数料が決まります。約定代金とは、取引が成立したときの価格である「約定値段」に注文株数を掛けて受け渡しが行われる総代金のことです。現物取引(通常の取引)の「アクティブプラン」の手数料は次の通りです。
1日の約定代金の合計 | アクティブプランの手数料(税込) |
---|---|
100万円まで | 0円 |
200万円まで | 1,238円 |
300万円まで | 1,691円 |
以降100万円増加ごとに | +295円 |
※2023年5月現在
※データはSBI証券公式ホームページより引用
「1日の約定代金の合計が100万円までなら手数料0円」というのは、非常にシンプルで分かりやすい仕組みです。100万円までなら、手数料を気にすることなく投資できます。
また、SBI証券では、現物取引と信用取引でそれぞれ上限が設定されています。そのため、信用取引も活用すれば、手数料0円で1日最大300万円までの取引が可能です。
信用取引の手数料については、後ほど詳しくご紹介します。
アクティブプランはこんな人におすすめ
「アクティブプラン」は、次のような人におすすめです。
アクティブプランはこんな人におすすめ
- まずは少額から投資をスタートしたい投資初心者
- 1日100万円までの取引で投資経験を積みたい方
- 使い勝手を確かめた上で高額投資にシフトしたい方
投資初心者がいきなり1日100万円超の取引をするのはリスクがあります。そのため、初心者には「アクティブプラン」がおすすめです。
また、投資経験がある方で、少額の取引で投資感覚を磨きたいと考えている方にも向いています。取引ごとに手数料が発生する「スタンダードプラン」とは違い、1日100万円までという上限を超えなければ、手数料無料で投資経験を積めるからです。
初めてSBI証券を利用するなら、使い勝手を確かめる意味でも「アクティブプラン」がおすすめです。SBI証券の手数料プランは、あとからでも変更できます。いきなり高額な取引から始めるより、まずは「アクティブプラン」でスタートし、使い勝手が良ければ高額投資に踏み切るのもひとつです。
参考までに、人気の国内株式の株価と約定代金をピックアップしてご紹介します。日本株は基本的に100株単位で売買するため、株価を100倍した金額が約定代金です。
人気の国内株式の株価と約定代金
銘柄名 | コード | 株価 (2023年5月29日時点) |
約定代金 |
---|---|---|---|
イオン | 8267 | 2,888円 | 22万3,400円 |
ANAホールディングス | 9202 | 3,105円 | 24万1,000円 |
東京電力ホールディングス | 9501 | 482円 | 4万7,500円 |
三菱UFJフィナンシャル・グループ | 8306 | 922円 | 7万3,100円 |
楽天グループ | 4755 | 583円 | 6万1,300円 |
トヨタ自動車 | 7203 | 1,970円 | 20万6,300円 |
ENEOSホールディングス | 5020 | 480円 | 5万3,800円 |
商船三井 | 9104 | 3,104円 | 30万9,000円 |
日本たばこ産業 | 3,101 | 2,390円 | 23万9,000円 |
日本航空 | 9201 | 2,785円 | 22万3,200円 |
※SBI証券週間人気銘柄ランキングより引用(2023年5月29日時点)
人気の国内銘柄の多くが100万円以内で買えることがわかります。
株価にもよりますが、100株単位であれば、複数の銘柄を1日のうちに何度か売買することも可能です。また、仮に「1,000株単位で購入したい」などまとまった資金を投資に回したいケースでも、日をまたいで複数回に分けて購入すれば、手数料を0円に抑えることが可能です。
SBI証券の手数料「スタンダードプラン」
「スタンダードプラン」はどんな人におすすめですか?
株価の高い銘柄だと、「スタンダードプラン」が有利になる可能性があります。
続いては、「スタンダードプラン」の特徴と向いている人をご紹介します。
スタンダードプランの特徴
「スタンダードプラン」では、1回の取引ごとに約定代金に応じて手数料がかかります。現物取引(通常の取引)の「スタンダードプラン」の手数料は次の通りです。
現物取引のスタンダードプラン手数料
約定代金 | スタンダードプランの手数料(税込) |
---|---|
5万円まで | 55円 |
10万円まで | 99円 |
20万円まで | 115円 |
50万円まで | 275円 |
100万円まで | 535円 |
150万円まで | 640円 |
3,000万円まで | 1,013円 |
3,000万円超 | 1,070円 |
※2023年5月現在
※データはSBI証券公式ホームページより引用
「スタンダードプラン」では、手数料の1.1%分のポイントが貯まります。付与されるポイントは、Tポイント・Pontaポイント・dポイントの中から好きなポイントを選べます。
スタンダードプランはこんな人におすすめ
「スタンダードプラン」は、次のような人におすすめです。
スタンダードプランはこんな人におすすめ
- 株価が高い銘柄に積極的に投資したい方
- 中長期投資で取引回数を抑えたい方
- まとまった資金を一気に投資したい方
株価が高く、最低投資額が100万円を超える銘柄も存在します。一般的に、株価水準の高い銘柄は「値がさ株」と呼ばれます。
値がさ株(ねがさかぶ)
出典:日本証券業協会
意味
株価水準が高い株式のこと。
解説
一般に、「何円以上の株式=値がさ株」という定義はなく、その時々の相場全体の水準によって変わります。
たとえば、次のような銘柄があります。
「値がさ株」の銘柄と約定代金
銘柄名 | コード | 株価 (2023年5月29日時点) |
約定代金 |
---|---|---|---|
ファーストリテイリング | 9983 | 6万8,480円 | 684万8,000円 |
SMC | 6273 | 6万740円 | 607万4,000円 |
任天堂 | 7974 | 5万6,360円 | 563万6,000円 |
東京エレクトロン | 8035 | 4万8,040円 | 480万4,000円 |
キーエンス | 6861 | 4万6,070円 | 460万7,000円 |
※Yahoo!ファイナンス単元株価格上位より引用(2023年5月29日時点)
最低投資額が120万円の銘柄を購入する場合の手数料は、「スタンダードプラン」なら640円ですが、「アクティブプラン」なら1,238円です。このように、自分が購入したい銘柄によっては、「スタンダードプラン」のほうが有利になるため、購入したい銘柄の株価を事前によく確認しておきましょう。
また、気になった銘柄を購入し、中長期的に保有したい方にも、「スタンダードプラン」がおすすめです。1回の取引ごとに手数料がかかるとはいえ、取引回数が少なければ、大きな負担にはなりません。また、先ほどのように、最低投資額が100万円を超える銘柄にも投資しやすくなります。
相続などでまとまった資金が入り、一気に投資に回したいと考えている方にも「スタンダードプラン」が適しています。仮に2,500万円を500万円ずつ5つの銘柄に投資するケースを想定すると、手数料は「スタンダードプラン」なら5,065円ですが、「アクティブプラン」なら8,181円です。
まとめると、元手が豊富にあり、高額な銘柄に投資したい方には、「スタンダードプラン」が適しているといえます。
手数料プランは変更できる?
SBI証券で手数料プランは変更できますか?
口座開設後、手数料プランはいつでも変更できます。変更が反映されるタイミングに注意しましょう。
続いては、SBI証券の手数料プランを変更するタイミングと、変更手続きの流れを見ていきましょう。
手数料プランを変更できるタイミング
SBI証券の手数料プランの変更は、SBI証券のWEBサイトから可能です。
月曜から金曜の23時29分までに変更手続きをした場合、翌日から変更後の手数料プランが適用されます。土日に変更手続きをした場合、次の火曜日から変更後の手数料プランが適用されます。23時30分から0時まではメンテナンスのため、手数料プランの変更手続きはできません。
なお、変更が完了する前(変更適用日前)に発注した取引のうち、まだ約定していない注文については、変更前の手数料プランが適用されます。変更後の手数料プランを適用したい場合、一度注文を取り消した上で、変更完了後に再度発注しましょう。
また、複数回にわたって手数料プランの変更手続きをした場合、最後に選択した手数料プランが適用されます。
手数料プランを変更する流れ
SBI証券のWEBサイトからマイページにログインしたあと、次の手順で手数料プランを変更できます。
手数料プランを変更する流れ
- 「口座管理」をクリック
- 「お客さま情報 設定・変更」をクリック
- 「お取引関連・口座情報」をクリック
- 「国内株式手数料プラン」で現在適用されている手数料プランを確認
- 「変更」をクリック
変更後は、実際に変更後の手数料プランが適用されているかどうかを忘れず確認しておきましょう。
手数料プランを変更する時以外に、現在適用されている手数料プランを確認したい時も、上記の手順で確認できます。
SBI証券のその他の手数料
SBI証券の国内株の現物取引以外の手数料は安いですか?
信用取引やiDeCoの手数料も業界最安水準です。
続いては、SBI証券の信用取引やNISA、iDeCoの手数料について詳しく解説していきます。
信用取引の手数料
SBI証券の国内株式の信用取引にも、「アクティブプラン」と「スタンダードプラン」の2種類があります。
基本的な仕組みは同じで、「スタンダードプラン」では1日の約定代金の合計額に応じて手数料が決まります。一方、「スタンダードプラン」では1回の取引ごとに約定代金に応じて手数料が決まります。
なお、信用取引とは、現金や株式を担保として証券会社に預け、証券会社からお金を借りて金融商品を売買する取引のことです。信用取引では、預けた現金や株式の約3倍の取引が可能です。
信用取引のしくみ
出典:JPX日本取引所グループ
信用取引とは、顧客が委託保証金を証券会社に担保として預託し、資金又は証券を借りて売買を行う取引です。所定の期限内に、主に反対売買によって弁済します。委託保証金の約3倍までの売買ができること、信用売りが利用できることが主なメリットです。
※信用取引は利便性が高い反面、固有のリスクやコストも存在するため、制度や取引条件について、よくご理解いただいた上でご利用下さい。
SBI証券の信用取引の「アクティブプラン」の手数料は次の通りです。
アクティブプランの手数料
1日の約定代金の合計 | アクティブプランの手数料(税込) |
---|---|
100万円まで | 0円 |
200万円まで | 880円 |
以降100万円増加ごとに | +440円 |
※2023年5月現在
※データはSBI証券公式ホームページより引用
SBI証券の信用取引の「スタンダードプラン」の手数料は次の通りです。
スタンダードプランの手数料
約定代金 | スタンダードプランの手数料(税込) |
---|---|
10万円まで | 99円 |
20万円まで | 148円 |
50万円まで | 198円 |
50万円超 | 385円 |
※2023年5月現在
※データはSBI証券公式ホームページより引用
また、SBI証券では、預り残高等が一定の条件を満たした場合、信用取引の手数料が0円になる「大口優遇」があります。
NISAの手数料
NISA(ニーサ)とは、一定額までの投資で得た利益が非課税になる税金の優遇制度です。通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。しかし、NISAを利用すれば、非課税枠の範囲内であれば、投資で得た利益に税金がかかりません。
NISAを利用する際には、通常の証券口座とは別に、NISA口座を開設します。SBI証券では、NISA口座の開設も可能です。
これまでは、NISA口座の申込後、金融機関における事務処理、及び税務署における他の金融機関でNISA口座を開設していないことの確認(二重口座でないことの確認)がなされた後に口座が開設されていたため、申込から取引開始まで2~3週間程度の期間を要していました。
平成31年1月からは、税務署における二重口座でないことの確認を待たずにNISA口座を開設、取引を開始することが可能となります。
(注)なお、事後的に二重口座でないことの確認が行われますので、仮に二重口座であった場合には、金融機関は、NISA口座で買付け済みの商品を買付日に遡及して一般口座(課税口座)に移管することになります。
(引用元:NISA口座の申込から取引開始までの期間短縮について )
NISAにはいくつかの種類があり、20歳以上の人は、「一般NISA」か「つみたてNISA」のどちらかを選択して口座開設します。
一般NISA
出典:金融庁|NISAとは?
NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
つみたてNISA
出典:金融庁|つみたてNISAの概要
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。購入できる金額は年間40万円まで、購入方法は累積投資契約に基づく買付けに限られており、非課税期間は20年間であるほか、購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。
NISA口座は1人1口座しか開設できません。 ただし開設する金融機関は1年単位で変更可能です。
(引用元:一般NISAの基礎知識)
「一般NISA」と「つみたてNISA」の違いは次の通りです。
「一般NISA」と「つみたてNISA」の違い
一般NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|
制度開始 | 2014年1月 | 2018年1月 |
非課税期間 | 5年間 | 20年間 |
年間非課税枠 | 120万円 | 40万円 |
トータルの非課税枠 | 120万円×5年間=600万円 | 40万円×20年間=800万円 |
投資可能商品 | 上場株式 ETF 公募株式投信 REIT等 |
長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託(金融庁への届出が必要) |
買付方法 | 通常の買付(一括投資) 積立投資 |
積立投資 |
非課税期間の20年間が終了したときには、NISA口座以外の課税口座(一般口座や特定口座)に払い出されます。なお、つみたてNISAでは、翌年の非課税投資枠に移すこと(ロールオーバー)はできません。
(引用元:非課税投資枠の取扱い)
・NISA口座で保有している金融商品が値下がりした後に売却するなどして損失が出た場合でも、他の口座(一般口座や特定口座)で保有している金融商品の配当金や売却によって得た利益との相殺(損益通算)はできません。
・現在、NISA口座以外の口座で保有している金融商品をNISA口座に移すことはできません。また、NISA口座で保有している金融商品を、他の金融機関のNISA口座に移すこともできません。
(引用元:一般NISAに関する注意点)
SBI証券の一般NISAの手数料は次の通りです。
SBI証券の一般NISAの手数料
国内株式 | 買付・売却手数料ともに無料 |
---|---|
外国株式 | 買付手数料のみ無料 ※海外ETFの買付手数料無料の対象国は、米国・中国・韓国のみ |
投資信託 | 買付・売却手数料ともに無料 |
※2023年5月現在
※データはSBI証券公式ホームページより引用
つみたてNISAは投資可能商品が投資信託のみなので、買付・売却手数料ともに無料です。
iDeCoの手数料
iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)とは、自分で金融商品を選んで運用しながら年金を積み立てる私的年金制度です。
iDeCo(イデコ)は、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度です。掛金は65歳*になるまで拠出可能であり、60歳以降※に老齢給付金を受け取ることができます。
出典:国民年金基金連合会|iDeCo公式サイト
*一定の条件があります。
※60歳になるまで、原則として資産を引き出すことはできません。
iDeCoの老齢給付金を受給した場合は掛金を拠出することができなくなります。
iDeCoには、3つの税金の優遇があります。
税金の優遇
- 運用益が非課税になる(約20%の税金がかからない)
- 掛金の全額が所得控除の対象になり、毎年の所得税・住民税を節税できる
- 受取時にも「退職所得控除」や「公的年金等控除」を適用でき税金が優遇される
NISAと比較して特徴的なのが、所得税・住民税を節税できることです。仮に毎月2万円をiDeCoで積み立て、所得税率20%住民税率10%とした場合、毎年7万2,000円もの節税効果を得られます。30年積立を継続したとすると、節税効果だけで216万円にものぼります。
iDeCoは、証券会社以外に、銀行や生命保険会社でも取り扱いがあります。iDeCoは国の制度なので、どの金融機関を利用しても、国民年金基金連合会や事務委託先金融機関の手数料は同じです。たとえば、次のような手数料がかかります。
iDeCoの手数料
手数料(税込) | |
---|---|
初回手数料 | 2,829円 |
口座管理手数料(掛金の拠出時) | 105円(収納1回あたり) 月額66円 |
口座管理手数料(運用のみ) | 月額66円 |
給付事務手数料 | 440円(振込1回あたり) |
還付事務手数料 | 1,488円(還付1回あたり) |
他の年金への移管手続き | 4,400円 |
※2023年5月現在
※データはSBI証券公式ホームページより引用
この他に、運営管理機関である証券会社に支払う手数料もあります。SBI証券では、この手数料を無料としています。金融機関によっては運営管理機関として手数料を徴収するケースもあるため、SBI証券の手数料無料は良心的といえます。
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度で、加入は任意です。 iDeCoはご自分で申し込み、掛金を拠出し、ご自分で運用方法を選んで掛金を運用します。 掛金とその運用益との合計額を給付として受け取ることができます。 iDeCoでは、掛金、運用益、そして給付を受け取るときに、税制上の優遇措置が講じられています。
(引用元:iDeCo(イデコ)の特徴)
SBI証券で手数料を無料にする方法
手数料無料で投資する方法はありますか?
SBI証券のプログラムや手数料プランを使いこなすことで、手数料無料で投資できます。
投資をするなら、少しでも手数料を抑え、利益を最大化したいと考えるのは当然のことです。SBI証券で、手数料無料で投資するには、どんな選択肢があるのでしょうか。続いては、SBI証券を利用して手数料無料で投資する方法をご紹介します。
国内株式の売買手数料が無料になるプログラムがある
SBI証券では、インターネットコース、インターネットコース(プランC)の利用と、電子交付サービス申し込み済でSBIが指定する電子交付設定を行っていることの2つの条件を満たすと、国内株式の売買手数料が無料になります。
電子交付サービスは郵送で交付している書類を、電子サービスに切り替えるだけですので、郵送にこだわりの無い方はぜひ切り替えましょう
米国株式手数料Freeプログラムがある
SBI証券には、2021年7月にスタートした「Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~」があります。総合口座を開設すると、当月と翌月の最大2ヵ月間の米国株式の取引手数料が無料になるプログラムです。
これまではスポット注文のみが手数料無料の対象でしたが、2022年3月からサービスが拡充され、米国株式・ETFの定期買付サービスを活用した場合も、実質的に手数料が無料となりました。
米国株投資に挑戦したい方にとっては魅力的なプログラムです。SBI証券は外国株式の取り扱いに力を入れており、米国株式の取り扱い銘柄数は6,000銘柄を超えています。また、SBI証券は2022年を「米国株式サービス強化元年」と位置づけているため、今後のサービス拡充にも要注目です。
手数料無料期間は、口座開設後にメッセージボックスに通知されます。口座開設したら早めにマイページにログインし、メッセージボックスを確認しましょう。
25歳以下なら国内株式の手数料は0円
SBI証券には、国内株式の現物手数料が0円になる「25歳以下現物手数料0円プログラム」があります。2021年11月までは、キャッシュバックによる実質的な手数料無料化でしたが、2021年12月より完全に手数料が無料化されました。
そのため、25歳以下の方がSBI証券で口座開設すれば、国内株式は無料で売買できます。エントリーなどの手続きも必要ありません。
SBI証券では「未成年口座」の開設も可能で、未成年口座でも手数料無料が適用されます。未成年口座とは、満18歳未満の方が対象となる取引口座です。未成年口座の開設には、親権者の口座開設と同意が必要です。
未成年口座では、親権者等が本人に代わって財産の管理や取引をすることが可能です。満15歳以上になると、本人が財産の管理や取引をすることもできます。本人が18歳になると、一般口座へと移行します。
アクティブプランを選ぶ
26歳以上でも、「アクティブプラン」を選べば、手数料無料で国内株式に投資できます。SBI証券の「アクティブプラン」では、1日の国内株式の取引金額が100万円までなら、手数料は0円です。
また、SBI証券では、国内株式の現物取引と信用取引でそれぞれ1日の約定代金の上限が設定されています。信用取引とは、現金や株式を担保として証券会社に預け、証券会社からお金を借りて金融商品を売買する取引のことです。
現物取引と信用取引を合計すると、1日最大300万円まで手数料無料で取引できます。
NISAを利用する
投資で得た利益が非課税になるNISAを利用して手数料無料で取引する方法もあります。NISAを利用するには、通常の証券口座とは別に、NISA口座を開設する必要があります。NISA口座は、どの証券会社でも開設できるわけではありません。SBI証券は、NISA口座を開設できる証券会社です。
NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」があり、20歳以上の人は、どちらかを選択して口座開設します。
SBI証券の「一般NISA」では、国内株式の買付・売却手数料は無料です。外国株式は買付手数料のみ無料なので、売却手数料がかかることに注意しましょう。また、海外ETFの買付手数料無料の対象国は、米国・中国・韓国のみです。
「一般NISA」でも「つみたてNISA」でも、投資信託を選べば、買付・売却手数料ともに無料です。
ただし、信託報酬という運用コストが発生することには注意しましょう。信託報酬は、預けた資産を管理してもらうコストで、商品ごとに設定されています。そのため、どの証券会社を選んでも、信託報酬は発生します。
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。
つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています(対象商品についてはこちら)。
(引用元:つみたてNISAとは)
一般NISAとは、2014年1月にスタートした、少額からの投資を行う方のための非課税制度です。
例えば投資信託に投資した場合、「普通分配金」と売却時の「譲渡益」が非課税になります。
ただし、他の口座(一般口座や特定口座)で発生した譲渡益や配当金等との損益通算はできません。
(引用元:一般NISAとは )
SBI証券では手数料に応じてポイントが貯まる
投資の手数料に応じてポイントが貯まるって本当ですか?
SBI証券の「スタンダードプラン」では、手数料に応じてポイントが貯まります。
SBI証券で「スタンダートプラン」を選び、国内株取引をすると、手数料に応じてポイントを受け取れます。国内株式の購入では、手数料の1.1%相当のポイントが貯まります。たとえば、手数料が税込1万6,610円なら、167ポイントが貯まります。
付与されるポイントは、Tポイント・Pontaポイント・dポイントの中から好きなポイントを選べます。貯めたポイントは、1ポイント1円として、投資信託の買付に使うこともできます。
国内株式の購入以外に、次のような取引でもポイントが貯まります。
SBI証券の取引でたまるポイント一覧
取引の種類 | ポイント |
---|---|
国内株式を入庫する | 1回につき100ポイント |
三井住友カードで投資信託の積立の買付金額をクレジットカード決済する | 最大2.0% ※Vポイントが対象で、Tポイント、Pontaポイント、dポイントは貯まりません。 |
投資信託を保有する (投資信託の月間の平均保有金額に応じて貯まる) |
通常銘柄:最大0.2% SBIプレミアムチョイス銘柄:最大0.25% |
運用をAIにお任せするSBIラップを利用する (平均運用資産額に応じて貯まる) |
年間0.1~0.2%相当 |
金・銀・プラチナを購入する (月間合計手数料に応じて貯まる) |
1.0%相当 |
※2023年5月現在
※データはSBI証券公式ホームページより引用
また、SBI証券で新規口座開設し、ポイントサービスに申し込むだけで、100ポイントを受け取れます。さらに、家族や友人を紹介することで、紹介者にTポイント5,000ポイント(3名で最大1万5,000ポイント)がプレゼントされる「ご紹介プログラム」もあります。
株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人、以下「SBI証券」)と、株式会社Tポイント・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:北村和彦、以下「Tポイント・ジャパン」)は業務提携契約を締結し、SBI証券において2019年7月20日(土)[予定]より、6,946万人※1が利用する日本最大級※2の共通ポイントサービス「Tポイント」が貯まり、使える「Tポイントプログラム」を導入することとなりましたのでお知らせいたします。
(引用元:新ポイントサービス開始のお知らせ )
SBI証券と楽天証券の手数料はどっちが安い?
SBI証券と楽天証券のどちらで口座開設しようか悩んでいます。手数料が安いのはどちらですか?
手数料が安いのはSBI証券です。しかし、それぞれ異なる強みがあるため、強みを踏まえて使い分けることを検討しましょう。
ネット証券の中でも二大人気を誇るのが、SBI証券と楽天証券です。手数料プランもよく似ているため、どちらで口座開設するか悩む方も多いでしょう。続いては、SBI証券と楽天証券の手数料を比較し、それぞれどんな人に向いているかを解説していきます。
楽天証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠 雄治、以下「楽天証券」)は、 2022年3月31日(木)現地約定分より、米国ETFにおいて、買付手数料無料で取引できる対象銘柄を新たに6銘柄追加し、主要ネット証券で最多※1となる15銘柄の買付手数料を無料にすることをお知らせします。
(引用元:楽天証券、米国ETFの買付手数料無料銘柄を拡充、業界最多の15銘柄に! )
総合ランキング
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | 11位 | 12位 | 13位 | |
会社名 | ||||||||||||||
手数料 (10万円あたり) |
99円 | 99円 | 0円 | 99円 | 99円 | 88円 | 90円 | 99円 | 108円 | 152円 | 88円 | 137円 | 500円 | |
手数料 (50万円あたり) |
275円 | 275円 | 0円 | 275円 | 275円 | 198円 | 260円 | 275円 | 385円 | 524円 | 198円 | 440円 | 2,500円 | |
手数料 (100万円あたり) |
535円 | 535円 | 1,100円 | 535円 | 535円 | 374円 | 460円 | 535円 | 660円 | 1,048円 | 374円 | 880円 | 5,000円 | |
積立nisa 銘柄数 |
177銘柄 | 175銘柄 | 170銘柄 | - | 151銘柄 | - | - | 157銘柄 | - | 7銘柄 | 1銘柄 | 157銘柄 | - | |
IPO実績 (2020年) |
38社 | 85社 | 18社 | - | 50社 | 5社 | 1社 | 19社 | 39社 | 41社 | 7社 | 53社 | - | |
投資信託 銘柄数 |
2,687銘柄 | 2,680銘柄 | 1,506銘柄 | 30銘柄 | 1,218銘柄 | - | 128銘柄 | 1,432銘柄 | 554銘柄 | 1,163銘柄 | 2銘柄 | 1,148銘柄 | - | |
外国株 | 6カ国 | 9カ国 | - | - | 2カ国 | 1カ国 | - | - | 1カ国 | 32カ国 | - | 4カ国 | 1カ国 | |
米国株取扱 銘柄数 |
3966銘柄 | 4200銘柄 | - | - | 4297銘柄 | 973銘柄 | - | - | - | 663銘柄 | - | 700銘柄以上 | 137銘柄 | |
米国ETF取扱 銘柄数 |
324銘柄 | 307銘柄 | - | - | 316銘柄 | 93銘柄 | - | - | 155銘柄 | 663銘柄 | - | 14銘柄 | 25銘柄 | |
口座開設 最短日数 |
翌営業日 | 翌営業日 | 3営業日 | 翌営業日 | 翌営業日 | 当日 | 2営業日 | 5営業日 | 5営業日 | 3営業日 | 当日 | 2週間 | 証券会社 | |
ランキング
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
証券会社 | |||||
売買手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
国内株 銘柄数 |
◎ 178 |
◎ 177 |
○ 152 |
○ 170 |
○ 157 |
外国株 取扱国数 |
9カ国 | 6カ国 | 2カ国 | -- | -- |
投資信託 銘柄数 |
2680 | 2687 | 1220 | 1562 | 1432 |
IPO 対応社数 |
85社 | × NISA口座では IPO購入不可 |
50社 | 18社 | 19社 |
ポイント付与 対象取引 |
株式(国内) 投資信託 |
株式 投資信託 |
株式 暗号資産 (仮想通貨) |
投資信託 | 投資信託 |
付与ポイント | Tポイント Pontaポイント dポイント |
楽天ポイント | マネックス ポイント |
松井証券ポイント | Pontaポイント |
口座開設 |
ランキング
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
証券会社 | ||||||
つみたてNISA 口座開設数(万) |
246.3 | 246.3 | -- | -- | -- | |
取扱 投資信託 銘柄数 |
合計 | 176 | 179 | 172 | 163 | 152 |
インデックス型 | 154 | 117 | -- | 148 | 132 | |
アクティブ型 | 22 | 62 | -- | 15 | 20 | |
購入手数料 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
最低積立金額 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | |
積立頻度 | 毎月/毎週/毎日 | 毎月/毎日 | 毎月 | 毎月 | 毎月/毎日 | |
付与ポイント | Tポイント Pontaポイント dポイント |
楽天ポイント | 松井証券ポイント | Pontaポイント | マネックスポイント | |
口座開設 |
SBI証券と楽天証券の手数料比較
楽天証券にも、SBI証券と同じく国内株取引には2種類の手数料プランがあります。楽天証券の手数料プランは「いちにち定額コース」と「超割コース」です。
「いちにち定額コース」では、1日の約定代金の合計額に応じて手数料がかかります。SBI証券の「アクティブプラン」に相当する手数料プランといえるでしょう。
「超割コース」では、1回の取引ごとに約定代金に応じて手数料がかかります。また、かかった手数料に応じてポイントが貯まります。SBI証券の「スタンダードプラン」に相当する手数料プランといえるでしょう。
続いては、「アクティブプラン」と「いちにち定額コース」、「スタンダードプラン」と「超割コース」の手数料を比較していきましょう。
まず、現物取引の手数料を比較します。
SBI証券の現物取引の手数料
1日の約定代金の合計 | SBI証券のアクティブプランの手数料(税込) | 楽天証券のいちにち定額コースの手数料(税込) |
---|---|---|
100万円まで | 0円 | 0円 |
200万円まで | 1,238円 | 2,200円 |
300万円まで | 1,691円 | 3,300円 |
以降100万円増加ごとに | +295円 | +1,100円 |
※2023年5月現在
※データはSBI証券、楽天証券各公式ホームページより引用
SBI証券と楽天証券の手数料比較表
約定代金 | SBI証券のスタンダードプランの手数料(税込) | 楽天証券の超割コースの手数料(税込) |
---|---|---|
5万円まで | 55円 | 55円 |
10万円まで | 99円 | 99円 |
20万円まで | 115円 | 115円 |
50万円まで | 275円 | 275円 |
100万円まで | 535円 | 535円 |
150万円まで | 640円 | 640円 |
3,000万円まで | 1,013円 | 1,013円 |
3,000万円超 | 1,070円 | 1,070円 |
※2023年5月現在
※データはSBI証券、楽天証券各公式ホームページより引用
1日の約定代金の合計額に応じて手数料がかかる「アクティブプラン」と「いちにち定額コース」を比較すると、SBI証券の「アクティブプラン」のほうが手数料が安くてお得です。
1回の取引ごとに約定代金に応じて手数料がかかる「スタンダードプラン」と「超割コース」は、手数料そのものはSBI証券も楽天証券も同じです。一方、手数料に応じて受け取れるポイントは、SBI証券が1.1%、楽天証券が1.0%です。そのため、ポイントが貯まりやすいのはSBI証券です。
続いて、信用取引の手数料を比較します。
SBI証券の信用取引の手数料
1日の約定代金の合計 | SBI証券のアクティブプランの手数料(税込) | 楽天証券のいちにち定額コースの手数料(税込) |
---|---|---|
100万円まで | 0円 | 0円 |
200万円まで | 880円 | 2,200円 |
以降100万円増加ごとに | +440円 | 3,300円 |
※2023年5月現在
※データはSBI証券、楽天証券各公式ホームページより引用
SBI証券と楽天証券の手数料比較表
約定代金 | SBI証券のスタンダードプランの手数料(税込) | 楽天証券の超割コースの手数料(税込) |
---|---|---|
10万円まで | 99円 | 99円 |
20万円まで | 148円 | 148円 |
50万円まで | 198円 | 198円 |
50万円超 | 385円 | 385円 |
※2023年5月現在
※データはSBI証券、楽天証券各公式ホームページより引用
信用取引でも、「アクティブプラン」と「いちにち定額コース」では、SBI証券の「アクティブプラン」のほうが手数料が安くてお得です。
また、楽天証券では、現物取引と信用取引を合算した1日の合計取引金額で手数料が決まります。そのため、0円で取引できるのは最大100万円までです。一方SBI証券では、現物取引と信用取引でそれぞれ上限が設定されています。そのため、手数料0円で1日最大300万円までの取引が可能です。
SBI証券にも楽天証券にも、預り残高等が一定の条件を満たした場合、信用取引の手数料が0円になる「大口優遇」があります。「大口優遇」の条件を満たすと、楽天証券の「超割コース」では、手数料の2%分がポイントバックされます。
SBI証券がおすすめな人
次のような方には、SBI証券がおすすめです。
SBI証券がおすすめな人
- 手数料を抑えて投資したい方
- 米国株式をはじめ外国株式に投資したい方
- IPO投資に挑戦したい方
手数料が安いと言われているネット証券の中でも、SBI証券の手数料の安さはずば抜けています。
「アクティブプラン」を選べば、信用取引を含めて最大300万円まで手数料無料で取引できます。また、「Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~」や「25歳以下現物手数料0円プログラム」もあります。
せっかく投資で利益が出ても、手数料が高いと、利益が目減りしてしまいます。初めて投資に挑戦する方や、手数料を抑えて投資したい方は、SBI証券を選びましょう。
また、SBI証券は外国株式の取り扱いに力を入れており、6,000銘柄超の米国株式を取り扱っています。「Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~」を活用すれば、最大2ヵ月間にわたって米国株式の手数料が無料になります。米国株式をはじめ、外国株式に積極的に投資したいと考えているなら、SBI証券がおすすめです。
さらに、SBI証券はIPO投資に強いという特長があります。
IPO(新規公開株)投資とは、上場を予定している会社の「株式を買う権利」を手に入れ、上場日に売却して利益を得る手法です。IPOは非常に人気があるため、抽選が行われます。
SBI証券には「IPOチャレンジポイント」という独自の仕組みがあり、抽選に外れたとしても、IPOチャレンジポイントが貯まります。チャレンジポイントを使うことで、次のIPOでの当選確率を上げることができます。IPO投資に挑戦したいなら、SBI証券がおすすめです。
楽天証券がおすすめな人
次のような方には、楽天証券がおすすめです。
楽天証券がおすすめな人
- 楽天ポイントを貯めたい方
- 楽天銀行を利用している方
楽天市場や楽天トラベルをよく利用するなど、日頃から楽天経済圏で生活している方には、楽天証券がおすすめです。
楽天証券の「超割コース」なら、手数料に応じて1.0%の楽天ポイントを受け取れます。また、楽天カード決済で投資信託の積立をすると、決済額に応じて楽天ポイントを受け取れます。さらに、貯まった楽天ポイントで投資信託や国内株式を購入することもできます。
すでに楽天銀行の口座を持っている方や、口座開設予定の方にも、楽天証券がおすすめです。楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」に申し込むと、楽天銀行の普通預金金利が最大年0.1%に優遇されます。
マネーブリッジとは?
楽天銀行口座と楽天証券口座を連携させることにより、いままで以上にシームレスな資金移動が可能となるサービスです。
楽天証券も、SBI証券と比較すると手数料がやや高いものの、数あるネット証券の中では手数料の低い証券会社です。楽天のサービスをよく利用しているなら、楽天証券で口座開設すると良いでしょう。
楽天証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠 雄治、以下「楽天証券」)は、2022年2月25日(金)に金融庁が発表した「NISA口座の利用状況調査(2021年12月末時点(速報値))」より、NISA(少額投資非課税制度、以下「NISA」)(※1)の2021年新規口座開設数が業界最多(※2)であったことをお知らせします。
※1:一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの合算
※2:NISAは、主要ネット証券(口座数上位5社:auカブコム証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券(五十音順))で、iDeCoは、主要運営管理機関でそれぞれ比較(2022年3月30日、楽天証券調べ) (引用元:楽天証券、NISA・iDeCo 2021年新規口座開設数が業界最多に!)
SBIネオモバイル証券の手数料
SBIネオモバイル証券にはどんなメリットがありますか?
Tポイントで投資できるというメリットがあります。
出費を抑えて投資したいなら、Tポイントで株式投資ができるSBIネオモバイル証券も検討しましょう。
SBIネオモバイル証券は、SBIグループの証券会社で、若年層・投資初心者層の資産形成をサポートする目的で、2019年4月からサービスを開始しました。
SBIネオモバイル証券では、Tポイントを「1ポイント=1円」として、株式投資やFXで利用できます。もちろん、現金で投資することもできます。
SBIネオモバイル証券の手数料は、月額制で、月間の株式取引の約定代金に応じて、次のように決まります。取引がない月も、最低金額220円が発生することに注意しましょう。
SBIネオモバイル証券の手数料
月間の株式取引約定代金合計額 | 手数料(税込) |
---|---|
50万円まで | 220円 |
300万円まで | 1,100円 |
500万円まで | 3,300円 |
1,000万円まで | 5,500円 |
以降100万円増加ごとに | +1,100円 |
※2023年5月現在
※データはSBIネオモバイル証券公式ホームページより引用
「まずはポイントで投資してみたい」「せっかく貯まったポイントを有効活用したい」といった方は、SBIネオモバイル証券の利用を検討してみてください。
株式会社SBIネオトレード証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:小川裕之、以下「当社」)は、2022年6月16日(木)から、国内株式のニュース・個別企業情報等の投資に関する情報を配信する新サービス( ツール名:【マーケット情報】 )の提供を開始いたします。
(引用元:ニュース配信を強化!新情報サービス【マーケット情報】リリースのご案内)
証券口座は複数持つのがおすすめ
どの証券会社で口座開設すべきか迷ってしまいます。
証券口座は複数開設し、強みに応じて使い分けることが大切です。
効率よく資産形成するためには、証券口座は複数持ちましょう。
証券会社によって、取り扱っている銘柄や手数料プランは異なります。また、期間限定のお得なキャンペーンが開催されることもあります。
たとえば、SBI証券には「手数料が安い」「IPO投資に強い」といった強みがあります。一方、楽天証券には「楽天ポイントが貯まる」「楽天銀行の金利が優遇される」といったメリットがあります。
SBI証券と楽天証券で口座開設し、「アクティブプラン」と「いちにち定額コース」を選択すれば、2社合計で1日最大400万円まで手数料無料で取引できます。
また、SBI証券では「アクティブプラン」を、楽天証券では「超割コース」を選択しておくのも1つです。1日300万円まではSBI証券の「アクティブプラン」で取引し、株価の高い銘柄を買う時は楽天証券の「超割コース」で取引するなど、銘柄によって使い分けることができます。
口座開設する証券会社を無理に1社に絞る必要はありません。複数の証券口座を開設し、強みに応じて使い分けることが、効率よく資産形成することにつながります。
SBI証券の手数料は業界最安水準
SBI証券は、手数料が安いと言われているネット証券の中でも、業界最安水準の手数料を誇ります。
「アクティブプラン」なら、信用取引を含めると1日最大300万円まで手数料0円で取引できます。また、「Wow!株主デビュー!~米国株式手数料Freeプログラム~」「25歳以下現物手数料0円プログラム」なども用意されており、手数料を抑えて投資したい方に最適です。
そのほかに、米国株をはじめ外国株式の取り扱いが豊富、IPO投資に強いなど、さまざまな強みを持ちます。手数料を抑えて投資したい方や、外国株式に投資したい方、IPO投資に挑戦したい方は、SBI証券で口座開設しましょう。
SBI証券の手数料についてよくあるQ&A
ここからは、SBI証券の手数料に関するQ&Aをご紹介します。
- SBI証券の手数料はいくら?
- SBI証券の国内株取引には、「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」という2種類の手数料プランがあります。
<アクティブプラン>
現物取引1日の約定代金の合計 アクティブプランの手数料(税込) 100万円まで 0円 200万円まで 1,238円 300万円まで 1,691円 以降100万円増加ごとに +295円 1日の約定代金の合計 アクティブプランの手数料(税込) 100万円まで 0円 200万円まで 880円 以降100万円増加ごとに +440円
現物取引約定代金 スタンダードプランの手数料(税込) 5万円まで 55円 10万円まで 99円 20万円まで 115円 50万円まで 275円 100万円まで 535円 150万円まで 640円 3,000万円まで 1,013円 3,000万円超 1,070円 約定代金 スタンダードプランの手数料(税込) 10万円まで 99円 20万円まで 148円 50万円まで 198円 50万円超 385円
※データはSBI証券公式ホームページより引用
- SBI証券のアクティブプランとは何?
- 「アクティブプラン」とは、1日の取引金額の合計額に応じて手数料がかかるプランです。1日の取引金額が100万円までなら、手数料を気にすることなく取引できます。
SBI証券では、現物取引と信用取引でそれぞれ上限が設定されています。そのため、信用取引も活用すれば、手数料無料で1日最大300万円までの取引が可能です。
- SBI証券のスタンダードプランとアクティブプランはどちらがいい?
- 「アクティブプラン」がおすすめなのは、次のような人です。
・まずは少額から投資をスタートしたい投資初心者
・1日100万円までの取引で投資経験を積みたい方
・使い勝手を確かめた上で高額投資にシフトしたい方
「アクティブプラン」では、1日の約定代金の合計額に応じて手数料がかかります。1日100万円までという上限を超えなければ、手数料無料で投資経験を積めるため、投資初心者に向いています。
「スタンダードプラン」がおすすめなのは、次のような人です。
・株価が高い銘柄に積極的に投資したい方
・中長期投資で取引回数を抑えたい方
・まとまった資金を一気に投資したい方
「スタンダードプラン」では、1回の取引ごとに約定代金に応じて手数料がかかります。株価が高く、最低投資額が100万円を超える銘柄に投資するなら、「スタンダードプラン」のほうが有利になる可能性があります。元手が豊富にあり高額な銘柄に投資したい方は、「スタンダードプラン」を選びましょう。
- SBI証券の手数料はいつかかる?
- SBI証券の手数料は注文したときに発生します。「注文照会」や「注文履歴」、「当日約定一覧」には、手数料が加算された金額が表示されます。
無料化の対象となった場合、翌日に手数料分が買付余力に戻されます。
手数料を含めた取引の詳細は、約定日翌日以降の各種履歴や取引報告書等で確認できます。
- SBI証券の手数料無料化はいつ?
- SBIホールディングスは、手数料無料化をかかげています。Bloombergによると、2022年1月に、システム増強にめどがついた段階で、手数料無料化の実施時期を決めると発表したとのことです。北尾社長は、2022年から手数料無料化を始める計画だと語っています。
参照:Bloomberg|SBI、手数料無料化はシステム増強後に時期決定-口座数急増に備え