楽天証券とマネックス証券の両方で口座開設すべき理由をチェック!両社で迷っている人も必見
(画像=Wealth Bridge編集部)

資産運用を始めるなら、証券会社で口座を開設しましょう。特に「楽天証券」と「マネックス証券」はおすすめです。実は楽天証券とマネックス証券のどちらかを選ぶより、両方で口座を開設したほうが有利な場合があります。なぜ、両方の口座を開設すると有利なのでしょうか。証券会社を選ぶ前に、2社の概要を確認しておきましょう。

目次

  1. 楽天証券とマネックス証券の概要
  2. 楽天証券とマネックス証券の比較表
  3. 証券会社に迷ったら、複数の口座を持つのもアリ
  4. 証券会社を比較する時のチェックポイント
  5. 楽天証券とマネックス証券のメリット・デメリットを一覧で比較
  6. 楽天証券のメリット
  7. 楽天証券のデメリット
  8. マネックス証券のメリット
  9. マネックス証券のデメリット
  10. 楽天証券とマネックス証券の口コミ
  11. 楽天証券とマネックス証券のキャンペーン
  12. 楽天証券とマネックス証券、自分にはどちらが向いている?
  13. 楽天証券の口座開設手順
  14. マネックス証券の口座開設手順
  15. 他の証券会社もチェック!おすすめベスト5
  16. 楽天証券とマネックス証券、両方で口座を開設して「いいとこ取り」もあり
  17. 楽天証券とマネックス証券のQ&A

楽天証券とマネックス証券の概要

楽天証券とマネックス証券は、どのような証券会社ですか?

質問者①
編集部

代表的なネット証券(インターネット証券)です。インターネットを通じて利用者が直接取引を行う証券会社で、国内では1997年の金融制度改革(金融ビッグバン)以降に多く登場しました。

ネット証券では従来の対面型の証券会社と異なり、投資判断や発注まですべて利用者が行わなければなりません。一方、コストが低いことがメリットです。いわば“セルフサービス”の証券会社といえるでしょう。

楽天証券とは

楽天証券とマネックス証券の両方で口座開設すべき理由をチェック!両社で迷っている人も必見
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楽天証券は、1999年に設立された証券会社です。もともと「ディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券」として設立されましたが2003年に楽天グループの一員となりました。

近年は新規口座開設者が急増しており、主要ネット証券における新規口座開設数が2018年から3年連続で1位となりました(楽天証券調べ。2021年12月17日時点)。口座数は、2021年12月に700万を超えています。

楽天証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠 雄治、以下「楽天証券」)は、このたび、証券総合口座数が700万口座を達成したことをお知らせします。加えて、2021年9月末時点で投資信託の積立設定人数が188万人、設定金額は月額700億円超と、それぞれ2017年9月末比で約20倍になったことをあわせてお知らせします。

出典:楽天グループ 楽天証券、証券総合口座数700万口座達成のお知らせ
設立 1999年3月
代表取締役社長 楠 雄治(くすのき・ゆうじ)
資本金 174億9,500万円
本店所在地 東京都港区南青山2-6-21
口座数(2021年12月) 714.1万口座
預かり資産(2022年2月) 15.4兆円

※2022年3月8日時点
楽天証券公式サイトより引用

マネックス証券とは

楽天証券とマネックス証券の両方で口座開設すべき理由をチェック!両社で迷っている人も必見
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マネックス証券は、ソニーの共同出資によって1999年に誕生しました。マネックス(MONEX)という社名は「MONEYの一歩先を行く」という意味を込め、Yを1つ前のXに置き換えて命名されました。

マネックス証券は、アメリカ株式の取り扱いに定評があります。2008年よりアメリカ株式の取り扱いを開始し、2021年9月にはアメリカ市場の取引時間以外でも取引ができる「店頭取引」を主要ネット証券で初めて提供しました。

アメリカ株式に投資したいなら、ぜひ検討したい証券会社です。

設立 1999年5月
代表取締役社長 清明 祐子(せいめい・ゆうこ)
資本金 122億円
本店所在地 東京都港区赤坂1-12-32
口座数(2022年2月) 217.8万口座
預かり資産(2022年2月) 5.8兆円

※2022年3月8日時点
マネックス証券公式サイトより引用

両社ともクレジットカードでの投信積立が可能!

2022年2月、マネックス証券では投資信託の積立をクレジットカード(マネックスカード)で決済できるようになりました。口座引き落としではなく、代金をクレジットカードで支払う方法です。

クレジットカード決済は、積立金額に対してポイントが付与されるというメリットがあります。例えば還元率が1.0%の場合、1万円分を積み立てると100円相当のポイントを受け取れます。

楽天証券の還元率は現在1.0%ですが、マネックス証券は2022年2月に1.1%でスタートしました。還元率1.1%は、他の証券会社と比較しても高い水準といえます。

楽天証券は2022年9月より一部の銘柄でクレジットカード決済の還元率を0.2%に引き下げるため、還元率を重視する方はマネックス証券のほうがよいでしょう。

【証券会社のクレジットカード決済の例】

リリース時期 ポイント還元率
楽天証券
(楽天カード)
2018年10月 1.0%(※1)
マネックス証券
(マネックスカード)
2022年2月 1.1%
SBI証券
(三井住友カード)
2021年6月 0.5%(※2)
auカブコム証券
(au PAYカード)
2022年3月(※3) 1.0%

※2022年3月8日時点
※1 2022年9月より一部の投資信託は0.2%
※2 三井住友カードの一般カード。一部のカードは1.0%または2.0%
※3 2022年3月28日開始予定
楽天証券マネックス証券SBI証券auカブコム証券各公式ページより引用

楽天証券とマネックス証券の比較表

証券会社は比較しなければいけませんか?

質問者①
編集部

証券会社は、口座開設の前に比較することをおすすめします。証券会社によって取扱商品や手数料、取引ツールなどが異なるためです。

例えばマネックス証券では国内株式に1株単位で投資できますが、楽天証券は100株単位でないと投資できません。一方、楽天証券ではアメリカを含む6ヵ国の外国株式に投資できますが、マネックス証券ではアメリカと中国の2ヵ国だけです。

ネット証券は一見同じように見えますが、取り扱う商品やサービスが異なるため事前に確認しておきましょう。本記事の内容も参考にしてください。

楽天証券とマネックス証券の両方で口座開設すべき理由をチェック!両社で迷っている人も必見
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楽天証券とマネックス証券の違いを以下にまとめました。比べてみると、意外に取引手数料や取扱商品などに差があることがわかります。

楽天証券 マネックス証券
国内株式の取引手数料(※1) 50万円 0円 275円
100万円 0円 535円
200万円 1,013円 1,013
1株単位の取引 ──
投資信託の取扱銘柄数 2,655本 1,239本
外国株式の取り扱い 6ヵ国 2ヵ国
アメリカ株式 手数料 0.495%
(0~22ドル)
0.495%
(0~22ドル)
取扱銘柄数 4,768本 4,921本
NISA 一般NISA
つみたてNISA 182本 152本
iDeCo 32本 27本
IPO実績 2020年 38本 50本
2021年 74本 66本

※2022年3月8日時点
※1 各社の手数料が最も安くなるように計算
楽天証券マネックス証券各公式ページより引用

なお、マネックス証券は2022年3月22日より手数料の引き下げを予定しています。楽天証券と異なり無料では取引できませんが、以前よりは低コストで取引できるでしょう。

【マネックス証券 手数料の引き下げの概要】

改定前 改定後
50万円 495円 275円
100万円 550円 535円
200万円 2,200円 1,013円

※2022年3月10日時点
※手数料が最も安くなるよう計算

出典:マネックス証券 国内株式の現物取引手数料(取引毎手数料コース)引下げのお知らせ

証券会社に迷ったら、複数の口座を持つのもアリ

証券会社に迷ったら、複数の口座を持つのもアリ
(画像=Wealth Bridge 編集部)

どの証券会社も一長一短あり、1つに絞れません。どうしたらよいでしょうか?

質問者①
編集部

口座を開設する証券会社は、1つに絞る必要はありません。気になる証券会社があれば、複数開設してもよいでしょう。

むしろ複数の口座を持つほうが、有利になることもあります。例えば株式が強く投資信託が弱いA社と、反対に投資信託が強く株式に弱いB社がある場合、両方で口座を開設すれば株式はA社で、投資信託はB社でというように、取引によって口座を使い分けることができます。

楽天証券とマネックス証券のどちらで口座を開設すべきかわからない場合は、両方で口座を開設するとよいでしょう。

なぜ、両社の口座を持つと有利になるのでしょうか。

各社のメリットの恩恵を受けられる

証券会社は、それぞれ強みが異なります。例えば、楽天証券はマネックス証券よりも多くの投資信託を取り扱いますが、アメリカ株式の取扱数はマネックス証券のほうが上です(2022年3月8日時点)。

どちらか一方の口座しか持っていない場合は、投資信託かアメリカ株式のどちらかで妥協しなければなりません。両方の口座を開設し、投資信託は楽天証券、アメリカ株式はマネックス証券というように使い分ければ、それぞれの強みを活かして取引ができます。

楽天証券とマネックス証券の両方で口座開設すべき理由をチェック!両社で迷っている人も必見
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IPOの当選確率が上がる

IPO(Initial Public Offering)とは

新規上場のことです。上場の直前に証券会社が顧客にIPO株を分配しますが、すべての証券会社で分配が行われるわけではありません。例えば楽天証券で分配されてもマネックス証券では分配されないことがあり、その逆もあります。

参考に、両社のIPOの実績を見てみましょう。前述のとおりIPOは必ず両社で分配されるわけではないため、実績に差があります。

【楽天証券とマネックス証券のIPO実績】

楽天証券 マネックス証券
2017年 7本 49本
2018年 11本 50本
2019年 26本 45本
2020年 38本 50本
2021年 74本 66本

楽天証券マネックス証券各公式ページより引用

一般的にIPOの分配は証券会社ごとの抽選で行われるため、どちらかで申し込むより両社で申し込んだほうが当選確率は上がります。確率は低いですが、楽天証券とマネックス証券の両方で当選することもあるでしょう。

IPOの当選を目指すなら、両社で口座を開設することをおすすめします。

証券会社を比較する時のチェックポイント

証券会社は、どのように選べばよいでしょうか?

質問者①
編集部

少なくとも取引手数料はチェックしましょう。手数料は証券会社によって異なり、もちろん安いほど有利です。

証券会社の手数料は、商品によっても異なります。株式の手数料が安くても、投資信託は高いといったケースもあるでしょう。取引したい商品が決まっているなら、その商品の取引手数料をチェックしてください。

証券会社を選ぶ際は、取り扱う商品やサービスも確認すべきです。また、NISAなどの税制優遇制度が利用できるかどうかもチェックしましょう。

ここまで楽天証券とマネックス証券の概要や違いを紹介しましたが、投資初心者だと両社の違いを把握しても、結局どちらを選ぶか決められないかもしれません。

そもそも、証券会社はどのように選べばよいのでしょうか。一概にはいえませんが、証券会社選びでは以下の5つのポイントを比較することが大切です。

楽天証券とマネックス証券の両方で口座開設すべき理由をチェック!両社で迷っている人も必見
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証券会社の5つのチェックポイント

  • 取引手数料
  • 取引ツールの使い勝手
  • ポイントサービス
  • つみたてNISA・一般NISAの対応
  • キャンペーン

①取引手数料

取引手数料とは、商品を売買する際に発生する手数料です。証券会社ごと、商品ごとに異なります。

証券会社選びでは国内株式の手数料で比較することが多いのですが、取引したい商品が決まっている場合はそちらで比較するとよいでしょう。もちろん、手数料は安いほうが有利です。

国内株式の手数料は、大きく分けて「従量制プラン」と「定額制プラン」があります。前者は1回の取引ごとに手数料を計算し、後者は1日の取引金額で手数料を計算する仕組みです。それぞれ手数料が異なるため、比較する際は注意しましょう。

②取引ツールの使い勝手

証券会社の多くは取引ツールを提供していますが、機能はそれぞれ異なります。登録できる銘柄数や、チャート上に表示できるテクニカル指標の種類などを確認し、多機能なものを選ぶとよいでしょう。

ただし、取引ツールの使い勝手は人によって感じ方が違うため、事前の情報だけでは判断できないかもしれません。仮想のお金で取引を行う「デモ口座」がある場合は、そちらを利用して取引ツールをチェックするのがいいでしょう。

デモ口座がない場合は、思い切って口座を開設してしまうのも手です。証券会社の多くは口座開設に手数料がかかりませんし、使わない場合は口座を閉じることもできます。少額で取引を試し、気に入らなければ口座を閉じましょう。

③ポイントサービス

近年はネット証券を中心に、取引などに応じてポイントを付与するところが増えました。商品の購入代金や手数料に、貯まったポイントを充当できる証券会社もあるので、ポイントサービスの有無や内容で証券会社を選ぶのもよいでしょう。

【各ポイントの証券会社の対応状況】

ポイントが貯まる証券会社 ポイントを使える証券会社
Tポイント SBI証券 SBI証券、SBIネオモバイル証券
Vポイント SBI証券 ──
dポイント SBI証券、SMBC日興証券 SMBC日興証券
Pontaポイント SBI証券、auカブコム証券 SBI証券、auカブコム証券
楽天ポイント 楽天証券 楽天証券
マネックスポイント マネックス証券 マネックス証券
松井証券ポイント 松井証券 松井証券

※2022年3月8日時点
SBI証券SBIネオモバイル証券SMBC日興証券auカブコム証券楽天証券マネックス証券松井証券各公式ページより引用

④つみたてNISA・一般NISAへの対応

NISA(ニーサ)は非課税で資産を運用できる税制優遇制度で、主に「つみたてNISA」と「一般NISA」があります。通常は利益に20.315%の税金がかかりますが、NISAでは非課税です。

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。 NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。

出典:金融庁 NISAとは?

NISAは有利な制度ですが、対応していない証券会社もあります。必ず利用しなければならない制度ではありませんが、1つはNISAを利用できる証券会社の口座を持っておくとよいでしょう。

⑤キャンペーン

証券会社は、お得なキャンペーンを実施していることがあります。よくあるのが口座開設キャンペーンで、期間中に新規で口座開設を申し込むと特典を受け取れます。一定の取引を行うと特典を受け取れるキャンペーンもあります。

特典は、キャッシュバックやポイントバック手数料無料化などです。せっかく口座を申し込むなら、お得なキャンペーンを実施している証券会社を選んでみてはいかがでしょうか。ただし、期間や条件はキャンペーンごとに異なるので注意が必要です。

楽天証券とマネックス証券のメリット・デメリットを一覧で比較

楽天証券とマネックス証券には、どのようなメリットがありますか?

質問者①
編集部

楽天証券は取引ツールが充実しています。特にパソコン向けの「マーケットスピードⅡ」は手軽に自動売買に取り組むことができ、日経新聞(楽天証券版日経テレコン)を無料で読めるサービスも人気です。 マネックス証券のメリットは、IPO株が公平に分配されることです。抽選はコンピュータで行われ、残高や取引経験などに関わらず平等に分配されます。

楽天証券とマネックス証券の両方で口座開設すべき理由をチェック!両社で迷っている人も必見
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楽天証券とマネックス証券の比較に戻りましょう。両社のメリット・デメリットを以下にまとめました。それぞれについて、詳しく解説します。

楽天証券 マネックス証券
メリット ● 楽天ポイントが貯まる
● 初心者が始めやすい
● ツールが使いやすい
● 他の楽天サービスとお得に連携できる
● 幅広い商品を取り扱っている
● 低コストで投資できる
● 米国株・中国株が充実している
● IPOの抽選が平等
● 少額投資ができる
● NISA口座がお得
● ロボアドバイザーを安く利用できる
● マネックスポイントがお得
デメリット ● IPOの件数がやや少ない
● 1株単位で取引できない
● 楽天証券では使えない楽天ポイントがある
● 国内株式の売買手数料が高め
● 米国株と中国株以外の外国株式に投資できない
● マネックスポイントは投資に直接使えない
● 投資信託の取り扱いがやや少ない

※2022年3月8日時点
SBI証券マネックス証券各公式ページより引用

楽天証券のメリット

楽天グループのサービスを使っていませんが、楽天証券の口座を開設するメリットはありますか?

質問者①
編集部

あります。楽天証券は取扱商品やサービスが豊富なので、他の楽天グループのサービスと連携しなくても、証券会社としての魅力は十分あります。

とはいえ、せっかくなら楽天グループのサービスと連携させることをおすすめします。楽天銀行や楽天カードのように、楽天証券と連携させると優遇されるサービスの利用を検討するとよいでしょう。

楽天証券の主なメリットは、以下の6つです。

  • 楽天ポイントが貯まる
  • 初心者が始めやすい
  • ツールが使いやすい
  • 他の楽天サービスとお得に連携できる
  • 幅広い商品を取り扱っている
  • 低コストで投資できる
楽天証券とマネックス証券の両方で口座開設すべき理由をチェック!両社で迷っている人も必見
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①楽天ポイントが貯まる

楽天市場などの買い物で楽天ポイントを貯めている人も多いでしょう。楽天証券でも楽天ポイントを貯めることができます。

ハッピープログラムでどんどんポイントが貯まる

「ハッピープログラム」は楽天銀行が提供するポイントプログラムで、楽天証券と楽天銀行を連携させると、取引に応じてポイントが付与されます。国内株式や外国株式の場合は取引で発生した手数料が、投資信託の場合は残高がポイント付与の対象です。

【楽天証券におけるハッピープログラムのポイント獲得条件】

国内株式・外国株式 手数料100円ごとに1ポイント
投資信託 ~2022年3月 残高10万円ごとに毎月3~10ポイント
2022年4月~ 残高が初めて一定の残高に到達した月のみ10~500ポイント
個人向け国債 買付金額3万円ごとに1ポイント
楽天FX 10万通貨取引ごとに1ポイント
日経225先物(ラージ・ミニ)・
日経225オプション
手数料100円ごとに1ポイント

※2022年3月8日時点

ただし投資信託に関しては、2022年4月から付与条件が変わります。それまでは条件を満たす限り毎月ポイントが付与されていましたが、2022年4月以降は残高が一定に達した月だけがポイント付与の対象になります。

【ハッピープログラムの投資信託のポイント付与条件(2022年4月~)】

ポイント
月末時点の残高が初めて10万円に到達 10ポイント
月末時点の残高が初めて30万円に到達 30ポイント
月末時点の残高が初めて50万円に到達 50ポイント
月末時点の残高が初めて100万円に到達 100ポイント
月末時点の残高が初めて200万円に到達
月末時点の残高が初めて300万円に到達
月末時点の残高が初めて400万円に到達
月末時点の残高が初めて500万円に到達
月末時点の残高が初めて1,000万円に到達 500ポイント
月末時点の残高が初めて1,500万円に到達
月末時点の残高が初めて2,000万円に到達

※2022年3月8日時点
※「投資信託資産形成ポイント」も同様

資産形成ポイントでも貯まる

ハッピープログラムを利用するためには楽天銀行との連携が必要ですが、楽天証券単独でも「投資信託資産形成ポイント」は付与されます。これは、月末時点の投資信託の残高に応じて毎月ポイントを付与するサービスです。

【投資信託資産形成ポイントの条件(2022年3月まで)】

月末時点の残高 ポイント(毎月)
50万円以上~200万円未満 20ポイント
200万円以上~400万円未満 80ポイント
400万円以上~600万円未満 150ポイント
600万円以上~800万円未満 200ポイント
800万円以上~1,000万円未満 300ポイント
1,000万円以上~2,000万円未満 400ポイント
2,000万円以上 800ポイント

※2022年3月8日時点
※一部の銘柄は獲得ポイントが半分

ただし、こちらも2022年4月から条件が変更され、前述のハッピープログラムの投資信託の条件とまったく同じになります。毎月のポイント付与がなくなるため、注意しましょう。

【投資信託資産形成ポイントのポイント付与条件(2022年4月~)】

ポイント
月末時点の残高が初めて10万円に到達 10ポイント
月末時点の残高が初めて30万円に到達 30ポイント
月末時点の残高が初めて50万円に到達 50ポイント
月末時点の残高が初めて100万円に到達 100ポイント
月末時点の残高が初めて200万円に到達
月末時点の残高が初めて300万円に到達
月末時点の残高が初めて400万円に到達
月末時点の残高が初めて500万円に到達
月末時点の残高が初めて1,000万円に到達 500ポイント
月末時点の残高が初めて1,500万円に到達
月末時点の残高が初めて2,000万円に到達

※2022年3月8日時点
※「ハッピープログラム」の投資信託の条件も同様

②初心者が始めやすい

楽天証券には、初心者でも簡単に資産運用を始められるというメリットがあります。これから資産運用を始める方は、楽天証券が有力候補になるでしょう。

楽天証券は初心者に向く理由を見てみましょう。

スムーズに口座を開設できる

楽天証券の口座は、スマートフォンがあれば簡単に開設できます。大まかに「メール登録」「本人確認」「情報の入力」の3ステップで、最短5分で申し込み手続きが完了します。

初心者にとって証券口座の開設は最初のハードルなので、簡単に口座を開設できる楽天証券は初心者にとってメリットが大きいでしょう。

特に本人確認書類として運転免許証か個人番号カード(マイナンバーカード)を提出できる方は、より簡単に口座を開設できる「スマホで本人確認」を利用できます。これは2020年5月より導入されたもので、それまで口座開設に約5営業日かかっていましたが、最短で翌営業日に開設できるようになりました。

より手軽に口座を開設できるため、該当する本人確認書類を持っている方は「スマホで本人確認」で口座開設を申し込みましょう。

もちろん、これまでの「郵送で本人確認」も利用できるため、該当する本人確認書類を用意できない方やスマートフォンを持っていない方でも口座開設は可能です。

楽天証券の口座開設の詳しい手順は、後述します。

専門用語などの解説が充実している

楽天証券は、初心者向け投資情報の提供に積極的です。無料オンラインセミナーを随時開催しており、投資情報サイト「トウシル」では資産運用にまつわるさまざまな話題をわかりやすく解説しています。

楽天証券は動画を用いた解説にも力を入れており、前述のトウシルでは楽天証券経済研究所のアナリストによる解説を視聴できます。「文字だけでは理解しにくい」という方でも、動画ならわかりやすいでしょう。

忙しい方には「楽天証券マーケットNEWS」がおすすめです。国内株式の市況を1日2回(12:10~、16:00~)、2分程度の動画で配信するサービスで、スマートフォンアプリからでも閲覧できます。平日は働いていて、相場を確認する時間がない方は重宝するでしょう。

楽天証券は、サポート体制も充実しています。平日9~18時に受け付けている「有人チャット」や24時間自動受付の「AIチャット」、平日17時まで対応の会員専用ダイヤルなど、豊富な問い合わせ窓口が用意されているため、初心者でも安心です。

③ツールが使いやすい

日経テレコンを無料で閲覧できる

日経テレコンは、日本経済新聞社が提供するデータベースサービスです。同社が持つ豊富な情報にアクセスできる有料サービスですが、楽天証券は口座開設者向けに一部の機能を無料で開放しています。

日経テレコン(楽天証券版)で利用できる機能

  • 日本経済新聞の朝刊・夕刊(3日分)の閲覧
  • 日経産業新聞(3日分)の閲覧
  • 日経MJ(3日分)の閲覧
  • 過去1年分の新聞記事検索
  • 日経速報ニュースの閲覧

※2022年3月8日時点

日経テレコン(楽天証券版)は、スマートフォンアプリ「iSPEED」やパソコン向けツール「マーケットスピード(マーケットスピードⅡ)」で閲覧できます。

マーケットスピードⅡを提供

「マーケットスピードⅡ」は、楽天証券が無料で提供するパソコン用の国内株式取引ツールです。もともと提供されていた「マーケットスピード」を刷新し、2018年10月から口座保有者に開放されました。

【「マーケットスピードⅡ」と「マーケットスピード」の違い】

マーケットスピードⅡ マーケットスピード
アルゴ注文 ×
マルチウィンドウ ×
テクニカル指標 57種 27種
ザラバ情報 7種 5種
チャートの移動や拡大・縮小 ×

※2022年3月8日時点

マーケットスピードⅡは国内株式の取引に特化し、さまざまな機能が追加・拡充されています。特に「アルゴ注文」は同ツールの看板機能で、事前に指定した条件に合致すると自動的に売買を行います。つまりアルゴ注文を利用すれば、誰でも簡単に自動売買ができるのです。

【アルゴ注文の種類】

アイスバーグ注文 同じ注文を複数回に分けて発注する方法。先の注文が約定すると次の注文を発注する

例)A株式1万株の売りを2,000株ずつ発注
リンク注文 銘柄などが異なる複数の注文を紐付けて発注する方法。先の注文が約定すると次の注文を発注する

例)A株式1万株の売りが約定したら、B株式2,000株の買いを発注
スナイパー注文 売買したい条件に合致した時だけ発注する方法

例)A株式に200円以下の売りが出たら買い注文を発注
トレイリング注文 逆指値注文の条件を株価の動きに応じて自動的に調整する方法

例)A株式が200円以下になれば売り注文を発注、株価が100円上昇し、300円以下になれば売り注文を発注(以降繰り返し)
リザーブ注文 発注する時刻または株価をあらかじめ定めておく方法

例)4月1日11:00になったら発注

マーケットアローなら投資情報がメールで届く

(画像=楽天証券公式ページより引用)

「マーケットアロー」は、投資情報をメールで受け取れるサービスです。投資情報配信会社「フィスコ」が配信するもので、受け取りたい情報を任意に選べます。忙しくて情報を集められない方に向いています。

マーケットアローは、楽天証券の口座を持っていれば無料で利用できます。

【マーケットアローで指定できる投資情報の一覧】

国内株式市場(9種) 為替市場(5種) 海外市場(14種)
オープニングコメント
前場の寄り付き概況
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
クロージングコメント
マザーズ市況
JASDAQ市況
来週の相場見通し
為替市場オープニングコメント
東京市場概況
今日の海外市場を読む
要人発言・経済指標
為替週間見通し
NYオープニングコメント
NY金融市場動向
デイリー金・原油
NYコモディティデータ
昨日のアジア市況
香港・中国市場見通し
香港市場・大引け概況
中国本土市場・午後の概況
中国本土市場・大引け概況
インド市場見通し
インド市場・寄り付き概況
インド市場・大引け概況
アジアインデックス一覧(午後2時)
アジアインデックス一覧(午後6時)

※2022年3月8日時点

決済情報もチェック可能

(画像=楽天証券公式ページより引用)

楽天証券では、ウェブページで「決算速報」も閲覧できます。発表された決算を事前の市場予想(コンセンサス)と比較することで、視覚的にわかりやすく確認できます。決算書が苦手な方でも、直感的に理解できるでしょう。

決算速報、適時開示情報の中にある「業績ニュース」をサプライズ度など3つの視点からの評価を★の数で表示する「ニュース判定」、企業が発表した経常利益の実績、予想値を〇×で判定する「決算カルテ」、企業が発表した売上高などの情報をグラフでわかりやすく表示するなど、これまでの決算速報からさらに使いやすくなります。

出典:楽天証券 決算速報がさらに使いやすく、便利になります!

楽天証券では「会社四季報」の閲覧も可能です。東洋経済新報社が全上場会社の情報を網羅し、企業の概要や過去の業績をまとめています。年4回更新なので情報の鮮度は決算速報に劣りますが、過去からの推移を確認する際には便利です。

決算書を読み解ける方は二次的な情報ではなく、「適時開示」から上場企業の発表を直接確認もできます。

いずれにせよ楽天証券は決算情報を豊富に提供しているため、ニーズに合わせて使い分けるとよいでしょう。

④他の楽天サービスとお得に連携できる

楽天証券は、他の楽天グループ企業と連携させて特典を受けられます。前述の「楽天カード」や「楽天銀行」の他、楽天グループの中核サービス「楽天市場」でもポイント還元率が上がる特典があります。

普段から楽天グループのサービスを利用している場合は、メリットが大きいでしょう。

【楽天証券と楽天グループ連携の例】

連携の特典・サービス
楽天銀行 楽天銀行の普通預金金利が0.02%→0.1%に引き上げ(※1)
楽天銀行⇔楽天証券で自動入出金(スイープ機能)を利用できる
楽天証券の取引がポイント付与の対象に(ハッピープログラム)
楽天カード 投信積立の楽天カード決済で1.0%分のポイントが付与される(※2)
楽天市場 500円以上のポイント投資(投資信託)で楽天市場の還元率が1.0%上乗せ(※3)
楽天モバイル 楽天証券の口座保有者は専用ページから楽天モバイル申し込みで、もれなく2,000ポイント付与

※2022年3月8日時点
※1 2022年4月より300万円超の部分は0.04%
※2 2022年9月より一部の銘柄は0.2%
※3 2022年4月より(1)3万円以上のポイント投資(投資信託)で0.5%上乗せ(2)3万円以上のポイント投資(アメリカ株式)で0.5%上乗せ

⑤幅広い商品を取り扱っている

楽天証券は多くの商品を取り扱っており、それぞれの銘柄数も豊富です。楽天証券で口座を開設すれば、「取引したい商品がない」ということはほとんどないでしょう。

【楽天証券の取扱商品・サービス】

取扱銘柄・サービス
国内株式 東京証券取引所の上場銘柄
名古屋証券取引所の上場銘柄
夜間取引・PTS取引
IPO・PO
立会外分売
貸株サービス
外国株式 アメリカ株式
中国株式
シンガポール株式
タイ株式
マレーシア株式
インドネシア株式
投資信託 2,655本
ラップ口座・ロボアドバイザー 楽ラップ(9コース)
債券 国内債券
外国債券
先物・オプション 株価指数先物(日経225、東証マザーズ)
商品先物(金、パラジウム、大豆など)
オプション(日経225)
海外先物(NYダウ、原油など)
FX 26通貨ペア
CFD 証券CFD(日経225先物など)
商品CFD(金、原油など)
バイナリーオプション 5通貨ペア
外国為替 10通貨
金・プラチナ 金、銀、プラチナ
NISA 一般NISA
つみたてNISA 180本
iDeCo 32本

※2022年3月8日時点

⑥低コストで投資できる

楽天証券の国内株式手数料は、主要ネット証券の中でも最低水準です。300万円までの取引における手数料を比較すると、最も安いのは楽天証券とSBI証券です。

【主要ネット証券における国内株式手数料の比較】

取引金額
50万円 100万円 150万円 200万円 300万円
楽天証券 0円 0円 640円 1,013円 1,013円
マネックス証券 275円 535円 1,013円 1,013円 1,013円
SBI証券 0円 0円 640円 1,013円 1,013円
松井証券 0円 1,100円 2,200円 2,200円 2,200円
auカブコム証券 0円 0円 1,584円 2,079円 3,069円

※2022年3月8日時点
※各社の手数料が最も安くなるように計算
楽天証券マネックス証券SBI証券松井証券auカブコム証券各公式ページより引用

国内株式の手数料コースを「いちにち定額コース」に設定すると1日100万円までは無料で取引でき、投資信託の販売手数料は全銘柄で無料です。低コストで取引できる点は、楽天証券の強みといえるでしょう。

楽天証券のデメリット

【Q】 楽天証券のデメリットは何ですか?

【A】 楽天証券の主なデメリットは、1株単位の取引ができないことです。

取引所では、株式は100株単位で取引することになっています。したがって国内株式は、どの証券会社でも100株単位で取引しなければなりません。

ただし、これは取引所で取引を行う場合の条件です。証券会社内の顧客同士で取引を対当させる場合や、証券会社が直接取引の相手方となる場合は、この制限はありません。近年、この仕組みを使って1株単位で売買できるサービスを提供する証券会社が増えています。

しかし楽天証券は1株単位の取引に対応していないため、それをデメリットと感じる方もいるでしょう。

楽天証券のデメリットも確認しておきましょう。楽天証券の主なデメリットは、以下の3つです。それぞれ簡単に解説します。

  • IPOの件数がやや少ない
  • 1株単位で取引できない
  • 楽天証券では使えない楽天ポイントがある

(画像=Wealth Bridge編集部)

①IPOの件数がやや少ない

楽天証券のIPO実績は、他社と比較すると多いとはいえません。2017~2021年の取扱件数の合計はマネックス証券より100本以上少なく、SBI証券より300本以上も少ないです。

しかし近年は増加しており、2021年はマネックス証券を上回っています。とはいえ2020年以前の実績を考慮すると、楽天証券だけでIPOに申し込んでもなかなか当選しないでしょう。

IPOの当選を目指すなら、やはり複数の証券会社で口座を開設することをおすすめします。

【楽天証券とマネックス証券のIPO実績】

楽天証券 マネックス証券 SBI証券
2017年 7本 49本 85本
2018年 11本 50本 86本
2019年 26本 45本 84本
2020年 38本 50本 85本
2021年 74本 66本 122本
合計 156本 260本 462本

楽天証券マネックス証券SBI証券各公式ページより引用

②1株単位で取引できない

国内株式は、基本的に100株単位で取引されます。証券会社の中には1株単位で取引できるサービスを提供しているところもありますが、楽天証券では1株単位で取引できません。

楽天証券では100株単位でないと売買ができないため、例えば株価が1万円の銘柄は100万円単位で取引することになります。株価が高い銘柄に投資しにくい点は楽天証券のデメリットといえます。

【1株単位で取引できる証券会社の例】

  • マネックス証券(ワン株):1株単位
  • SBI証券(S株):1株単位
  • auカブコム証券(プチ株):1株単位
  • LINE証券(いちかぶ):1株単位

※2022年3月8日時点
マネックス証券SBI証券auカブコム証券LINE証券各公式ページより引用

③楽天証券では使えない楽天ポイントがある

楽天証券では、楽天ポイントを「投資信託」「国内株式」「アメリカ株式」「バイナリーオプション」への投資に使えます。ただし、楽天証券で「楽天証券ポイントコース」を指定している場合に付与される「楽天証券ポイント」は、投資信託への投資にしか使えません。

【楽天証券で使えるポイントの例】

楽天ポイント 楽天証券ポイント
投資信託
国内株式 ──
アメリカ株式 ──
バイナリーオプション ──

※2022年3月8日時点

なお、以下のポイントは使えないため注意しましょう。

【楽天証券で使えないポイントの例】

  • 有効期限切れのポイント
  • 期間限定ポイント
  • 他ポイントから交換した楽天ポイント
  • 2017年9月22日以前に楽天ポイントコースにおいて交換した楽天ポイント

※2022年3月8日時点

マネックス証券のメリット

【Q】 マネックス証券の強みを教えてください。

【A】 マネックス証券の強みは、アメリカ株式と中国株式と取扱数が多いことです。どちらも低コストで取引できます。

アメリカ株式の取引手数料は主要ネット証券並みですが、マネックス証券では米ドルを買う際の為替手数料がかかりません。一時的なキャンペーンという位置付けですが、2019年7月から延長が続いており、為替手数料無料が常態化しています。

反対に中国株式の為替手数料は他社並みですが、取引手数料は比較的安いです。アメリカ株式や中国株式に投資するなら、マネックス証券で口座を開設するとよいでしょう。

マネックス証券の主なメリットは、以下のとおりです。

  • 米国株・中国株が充実している
  • IPOの抽選が平等
  • 少額投資ができる
  • NISA口座がお得
  • ロボアドバイザーを安く利用できる
  • マネックスポイントがお得

(画像=Wealth Bridge編集部)

①米国株・中国株が充実している

マネックス証券では米国株・中国株ともに充実しています。その具体的な内容を見ていきましょう。

米国株の取扱銘柄数は4,900銘柄超

マネックス証券は、4,900銘柄を超えるアメリカ株式を取り扱っています。これは、主要ネット証券の中でもトップクラスです。

【アメリカ株式の取扱銘柄数の比較】

取扱銘柄数
マネックス証券 4,921本
楽天証券 4,768本
SBI証券 5,052本
auカブコム証券 555本
松井証券 400本

※2022年3月8日時点
楽天証券マネックス証券SBI証券松井証券auカブコム証券各公式ページより引用

マネックス証券は「シンボル+(プラス)」というサービスで、新たなアメリカ株式の取り扱いの要望を随時受け付けてきました。これだけ多くの銘柄を取り扱っていることは、マネックス証券が顧客のニーズに応えてきた証拠といえます。

注文の種類も他社と比べて豊富です。アメリカ株式は日本の夜間に取引されますが、マネックス証券なら発注に条件を設定できるため、寝ている間もチャンスを逃しません。

【アメリカ株式の注文方法】

マネックス証券 成行(なりゆき)、指値(さしね)、逆指値、ツイン指値、連続注文、OCO、トレールストップ、トレールストップ(%)
楽天証券 成行、指値、逆指値
SBI証券 成行、指値、逆指値
auカブコム証券 成行、指値、逆指値、Uターン注文、トレールストップ
松井証券 成行、指値

※2022年3月8日時点
楽天証券マネックス証券SBI証券松井証券auカブコム証券各公式ページより引用

またマネックス証券は、2021年9月より主要ネット証券で初めてアメリカ株式の店頭取引を開始しました。前述のとおりアメリカ株式は基本的に日本時間の夜間に取引しますが、同サービスではマネックス証券が取引の相手方となるため、12~17時もアメリカ株式の取引ができます。

これまで米国株取引においては、米国現地取引時間に現地の証券取引所に注文を取り次ぐ委託取引のみ提供しておりましたが、今般、日本時間の日中に米国株の取引が出来るよう、米国株における国内店頭取引のサービスを開始いたします。

出典:マネックス証券 米国株国内店頭取引のサービス提供開始! ~日中でも米国株取引が可能に~

米国ETFの手数料が無料

マネックス証券の「米国株ETF買い放題プログラム」は、アメリカに上場するETF13銘柄を買付手数料の負担なく取引できるサービスです。手数料は翌月末までに全額キャッシュバックされるため、実質的に手数料が無料になります。

ETF(上場投資信託)とはなにか
ETFとはExchange Traded Fund の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。

ETFは日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、NYダウ等の指数に連動するように運用されている投資信託の一種ですが、証券会社に口座を開けば、株式同様手軽に売買できます。

出典:野村アセットマネジメント ETFとは?ETF(上場投資信託)の仕組みやメリット・デメリットをわかりやすく解説【ETFとは①】

【買付手数料が実質無料の米国ETF一覧】

連動指数
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF<VT> FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス
バンガード・S&P500ETF<VOO> S&P500
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF<VTI>
バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF<VWO> FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ中国A株トランジション・インデックス
インベスコ QQQ トラスト シリーズ1<QQQ> ナスダック100指数
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF<SPYD> S&P 500 高配当指数
iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF<HDV> モーニングスター配当フォーカス指数
グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF<QYLD> CBOE NASDAQ-100・バイライト・V2・インデックス
グローバルX リチウム&バッテリーテック ETF<LIT> ソラクティブ・グローバル・ リチウム・インデックス
グローバルX サイバーセキュリティ ETF<BUG> Indxx サイバーセキュリティ インデックス
グローバルX 自動運転&EV ETF<DRIV> ソラクティブ・自動運転&EV・インデックス
グローバルX 米国優先証券 ETF<PFFD> ICE BofAML・ダイバーシファイド・コア・米国優先証券・インデックス
グローバルX・S&P500・カバード・コール・ETF<XYLD> CBOE・S&P500・バイライト・インデックス

※2022年9月1日時点
※<>はティッカー(識別コード)

中国株も2,000銘柄以上の充実度

マネックス証券の中国株式は、香港に上場しているほぼすべての銘柄を取引できます。銘柄数は2,000本を超えており、主要ネット証券で中国株式を取り扱う楽天証券やSBI証券と比較しても、充実しています。

【中国株式の取り扱いの比較】

取扱銘柄数 取扱市場
マネックス証券 2,000本超 香港
楽天証券 1,196本 香港、上海(A株)
SBI証券 1,346本 香港

※2022年3月8日時点
マネックス証券楽天証券SBI証券各公式ページより引用

マネックス証券の中国株式は、手数料も低く設定されています。中国株式を取引するなら、マネックス証券がおすすめです。

【中国株式の手数料の比較】

取引手数料 為替手数料
マネックス証券 0.275%
(49.5~495香港ドル)
0.15円
楽天証券 0.55%
(550~5,500円)
香港:0.15円
上海:0.20円
SBI証券 0.286%
(51.7~517香港ドル)
0.15円

※2022年3月8日時点
マネックス証券楽天証券SBI証券各公式ページより引用

②IPOの抽選が平等

一般的にはなかなか当たらないと言われるIPOですが、マネックス証券では平等な抽選方法を用いています。

一般的にIPOはなかなか当たらない

IPO株は、簡単には当たりません。公開価格(※)を初値(※)が上回るケースが多いため人気があり、応募数が分配数を大きく超えるケースが多いからです。

公開価格とは
IPOに当選した方が上場前に購入する値段

初値(はつね)とは
上場後の最初の株価

証券会社によってはIPOの分配を抽選によらず、任意の顧客に分配することもあります。すると、ただでさえ低い当選確率がさらに下がってしまいます。

新規公開株の個人のお客様への配分は、配分の機会を公平に提供するため、原則として、個人のお客様への配分予定数量の60%については、抽選により配分先を決定いたします。 また、残りの30%については、3.(1)[6]に定める、当社IPOチャレンジポイントに基づく方法により配分先を決定いたします。 更に残りの10%については、(前述の方法により配分されなかったお客様のお申込分を対象に、)お客様の投資についての知識・経験・資力といった「適合性の原則」の徹底を留意しつつ、当社との取引状況等を踏まえて当社が定めた配分基準に従い配分先を決定いたします。

出典:SBI証券 募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針

マネックス証券ではチャンスが平等

マネックス証券では、原則的にIPOの分配をすべて抽選で行います。証券会社による恣意的な分配がないため、誰でもチャンスは平等です。

新規公開株のお客様への配分は、配分の機会を公平に提供するため、原則として、 当社の配分数量の全てを抽選により配分先を決定いたします。

出典:マネックス証券 募集等に係る株券等のお客様への配分に係る基本方針

抽選はコンピュータで行われ、人の手が介在しません。また同じ人に2単元以上当たることもないため、多くの人にIPO株が行き渡ります。

IPO当選を目指すなら、マネックス証券で口座を開設することをおすすめします。

NISA口座でもIPOにチャレンジできる

マネックス証券では、NISA口座でIPOに申し込むこともできます。IPOは当選すれば大きな利益を得られる可能性がありますが、約2割の税金がかかるため手取りは約8割しか残りません。一方でNISA口座なら利益は非課税なので、利益をそのまま受け取れます。

マネックス証券のIPOは課税口座とNISA口座から同時に申し込めますが、その場合は1件の申し込みとみなされ、当選確率が2倍になるわけではないので注意しましょう。

③少額投資ができる

マネックス証券は、少額投資の方法が充実しています。投資信託を100円から購入できる他、1,000円から純金積立もできます。

さらにマネックス証券では、「ワン株」や「ferci(フェルシー)」といったサービスで国内株式を1株単位で売買できます。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

ワン株

ワン株は、国内株式を1株単位で売買できるサービスです。他社にも同様のサービスがありますが、買いの手数料がかからないこと、東京証券取引所だけでなく名古屋証券取引所の銘柄も売買できることは、マネックス証券の強みといえるでしょう。

【証券会社の1株単位取引の比較】

手数料 取扱銘柄(買いと売りの双方が可能な銘柄)
買い 売り
マネックス証券(ワン株) 0円 0.55%
(下限:52円)
東証上場銘柄
名証上場銘柄
SBI証券(S株) 実質0円(※1) 0.55%
(下限:55円)
東証上場銘柄
auカブコム証券(プチ株) 0.55%
(下限:52円)
0.55%
(下限:52円)
東証上場銘柄
名証上場銘柄
LINE証券(いちかぶ) 0.2~1.0% 0.2~1.0% LINE証券指定の銘柄

※2022年3月8日時点
※1 0.55%(下限55円)の手数料が徴収され、翌月下旬頃にキャッシュバック
マネックス証券SBI証券auカブコム証券LINE証券各公式ページより引用

ferci(フェルシー)

ferci(フェルシー)は、マネックス証券が提供するSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)アプリです。話題のトピックについて、投資家同士で相談しながら資産運用ができます。

お金の話はデリケートなので、誰かに相談したいと思ってもなかなかできないでしょう。しかし、ferciなら投資家同士の相談を前提としているため、気軽に利用できるでしょう。

ferciには取引機能もあるため、ワン株と通常の100株単位の取引ができます。ただし、いずれも成行注文でしか発注できません。

④NISA口座がお得

マネックス証券は、NISA口座の取引手数料を一部無料または実質無料としています。国内株式は売買ともに無料で、外国株式(アメリカ株式・中国株式)は買いにかかった手数料が全額キャッシュバックされるため、実質無料で取引できます。

【マネックス証券のNISA手数料】

買い 売り
国内株式 無料 無料
アメリカ株式 実質無料(※1) 0.495%
(0~22ドル)
中国株式 実質無料(※1) 0.275%
(49.5~495香港ドル)

※2022年3月8日時点
※1 翌月の最終営業日までに全額キャッシュバック

投資信託の販売手数料は課税口座を含めてもともと無料で、1株単位の取引(ワン株)も買付手数料は無料です。お得にNISA口座を利用できることは、マネックス証券の大きなメリットといえます。

⑤ロボアドバイザーを安く利用できる

「ロボアドバイザー」は、AIなどに運用を一任できるサービスです。マネックス証券のロボアドバイザー「マネックスアドバイザー」は利用料が比較的安く、低コストで自動運用ができます。

【ロボアドバイザーの手数料比較】

利用料
マネックス証券 マネックスアドバイザー 0.33%
ON COMPASS 1.0075%
楽天証券 楽ラップ 固定報酬型:最大0.97%
成果報酬型:最大0.86%+運用益の5.5%
SBI証券 WealthNavi for SBI証券 1.1%(※1)
SMBC日興証券 THEO 0.715~1.1%(※1)

※2022年3月8日時点
※1 3,000万円超の部分は0.55%

⑥マネックスポイントがお得

マネックス証券にもポイントサービスがあり、条件を満たすと「マネックスポイント」が付与されます。

マネックスポイントはマネックス証券独自のポイントですが、利便性は他のポイントに劣りません。マネックスポイントの概要を確認しておきましょう。

投資信託の保有や株の売買で貯められる

マネックスポイントは、マネックス証券の取引やマネックスカードの利用で貯まります。

【マネックスポイントが貯まる条件】

ポイント還元の概要
投資信託の保有 投信月内の平均残高の0.08%(年率)
国内株式の取引 一日定額コース 日計り(※1)手数料の片道分
取引毎コース 月間手数料が30万円以上の場合、その半額
マネックスカード 投信積立 積立金額の1.1%
通常のお買い物 利用金額の1.0%

※2022年3月8日時点
※1 同一日に同一銘柄の売買を行うこと

マネックスポイントは使い道が多い

貯まったマネックスポイントは国内株式の取引手数料に充当できる他、暗号資産(仮想通貨)と交換もできます。

マネックスポイントの強みは、他の多くのポイントに交換できる点でしょう。dポイントやAmazonギフト券のように、利用機会が多いポイントとの交換が可能です。

【マネックスポイントの使い方】

概要
取引に充当 株式の売買手数料に充当
暗号資産(仮想通貨)に交換 「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」「リップル(XRP)」のいずれかに交換
他のポイントサービスに交換 【交換できるサービス】
dポイント
Amazonギフト券
Tポイント
Pontaポイント
nanacoポイント
WAONポイント
マイル(ANA・JAL)
寄付 【選べる寄付先】
日本赤十字社
READY FOR災害支援プログラム
その他 マネックスグッズ・投資本と交換

※2022年3月8日時点

マネックス証券のデメリット

【Q】 マネックス証券にデメリットはありますか?

【A】 他社と比較すると、国内株式の取引手数料が高めです。主要ネット証券の多くは1日一定額までは国内株式を手数料無料で取引できるコースを用意していますが、マネックス証券にはそのようなコースがありません。

国内株式の手数料は売買のたびに発生するため、売買を繰り返すと負担が大きくなります。そのためマネックス証券は、短期投資よりも中長期投資に向いているといえます。

続いて、マネックス証券のデメリットも確認しておきましょう。主なデメリットは以下の4つです。

  • 国内株式の売買手数料が高め
  • 米国株と中国株以外の外国株式に投資できない
  • マネックスポイントは投資に直接使えない
  • 投資信託の取り扱いがやや少ない

(画像=Wealth Bridge編集部)

①国内株式の売買手数料が高め

主要ネット証券と比べると、マネックス証券の国内株式手数料は高めです。他社は無料で取引できる価格帯を設けているところが多いのですが、マネックス証券にはありません。その価格帯以外でも、手数料は高めです。

【主要ネット証券における国内株式手数料の比較】

取引金額
50万円 100万円 150万円 200万円 300万円
マネックス証券 275円 535円 1,013円 1,013円 1,013円
楽天証券 0円 0円 640円 1,013円 1,013円
SBI証券 0円 0円 640円 1,013円 1,013円
松井証券 0円 1,100円 2,200円 2,200円 3,300円
auカブコム証券 0円 0円 1,584円 2,079円 3,069円

※2022年3月8日時点
※各社の手数料が最も安くなるように計算
楽天証券マネックス証券SBI証券松井証券auカブコム証券各公式ページより引用

②米国株と中国株以外の外国株式に投資できない

マネックス証券の外国株式はアメリカ株式と中国株式だけで、その他の外国株式には投資できません。

楽天証券やSBI証券ではその他の地域も含めて幅広く投資できることを考えると、アメリカと中国の株式にしか投資できない点はマネックス証券のデメリットといえます。

【外国株式の取り扱いの比較】

マネックス証券 楽天証券 SBI証券
アメリカ株式
中国株式
シンガポール株式 ──
タイ株式 ──
マレーシア株式 ──
インドネシア株式 ──
韓国株式 ── ──
ロシア株式 ── ──
ベトナム株式 ── ──

※2022年3月8日時点
マネックス証券楽天証券SBI証券各公式ページより引用

③マネックスポイントは投資に直接使えない

他のさまざまなポイントサービスに交換できるマネックスポイントですが、マネックス証券の取引では、国内株式の手数料に充当する以外の使い道がありません。株式や投資信託の購入代金に直接充てることはできないため、注意してください。

【証券会社のポイント投資の例】

投資に使えるポイント ポイント投資の対象
マネックス証券 マネックスポイント 国内株式(手数料のみ)
楽天証券 楽天ポイント 国内株式
投資信託
アメリカ株式
バイナリーオプション
SBI証券 Tポイント
Pontaポイント
投資信託
auカブコム証券 Pontaポイント 国内株式
投資信託
松井証券 松井証券ポイント 投資信託
SBIネオモバイル証券 Tポイント 国内株式
FX
SMBC日興証券 dポイント 国内株式

※2022年3月8日時点
マネックス証券楽天証券SBI証券auカブコム証券松井証券SBIネオモバイルSMBC日興証券各公式ページより引用

④投資信託の取り扱いがやや少ない

マネックス証券の投資信託の取扱本数は、1,200本以上です。十分な数といえますが、他社と比較すると少し見劣りします。つみたてNISA対象銘柄も同様で、少なくはありませんが多いともいえません。

【投資信託の取扱本数の比較】

投資信託の取扱本数 つみたてNISA
マネックス証券 1,239本 152本
楽天証券 2,655本 180本
SBI証券 2,632本 178本
松井証券 1,590本 173本
auカブコム証券 1,525本 164本

※2022年3月8日時点
楽天証券マネックス証券SBI証券松井証券auカブコム証券各公式ページより引用

できるだけ多くの選択肢から銘柄を選びたい方にとって、マネックス証券は少し物足りないと感じるかもしれません。

楽天証券とマネックス証券の口コミ

【Q】 証券会社選びの際、口コミや評判は参考にするべきでしょうか?

【A】 ある程度は参考にしてもよいでしょう。実際にその証券会社で取引をしている人の声は、やはり参考になります。

ただし、証券会社の魅力は人によって異なります。さまざまな機能が備わった取引ツールを望む人もいれば、必要最低限の機能があれば十分という人もいるでしょう。

口コミや評判に限りませんが、情報はあくまで参考にとどめて、最終的には自分で判断しましょう。

楽天証券の口コミ

楽天ポイントに魅力を感じている声が多く聞かれました。

楽天証券の良い評判・口コミ

女性の口コミ

性別:女性、年齢:30代、職業:専業主婦・主夫

手数料が安い!

色々な証券会社を調べている中で、手数料の安さに惹かれて楽天証券で口座を開設しました。また、楽天証券で取引をしていると、楽天市場などの買い物時のポイント付与率がアップするところも気に入っています。あと、取引アプリ「iSPEED」も使いやすく、これまで取引をあまりしたことがなかった自分でも、安心して取引を始めることができました。

出典:クラウドワークス

男性の口コミ

性別:男性、年齢:30代、職業:正社員

楽天クレジットカード

楽天ユーザであり、楽天のクレジットカードをメインカードとして利用しているので楽天証券を選びました。株式購入時にクレジットカード決済ができることが最大のメリットだと思います。楽天ポイントに還元できるので、投資すればするほどポイントが貯まります。ユーザインターフェースも初心者には分かりやすい作りになっているので操作に迷うことがありませんでした。

出典:クラウドワークス

女性の口コミ

性別:女性、年齢:40代、職業:アルバイト・パート

ポイントがお得です

つみたてNISAの取り扱い商品が多いことがまずメリットですが、積立額に対しても1%のポイントがつくのが決め手で利用しています。年間40万円投資しているので、4000ポイントが入ってくることになり、気が付くとたくさんポイントがたまっているのでとてもお得感があります。積み立てなのでそんなに頻繁にはログインしませんが、取引の確認画面もシンプルで見やすいのでおすすめです。

出典:クラウドワークス

楽天証券の悪い評判・口コミ

男性の口コミ

性別:その他、年齢:50代、職業:正社員

作りが少し古臭い

楽天市場をよく利用しているので、貯まったポイントで投資信託を購入しています。楽天証券はよく利用していますがアプリの作りが古めかしい感じが否めません。もう少し最新的なつくりでワクワクするような画面にしていただきたいと常に感じております。使いやすさなどは問題はなく利用できています。もう少し「見た目」を改善していただくと利用者も増えるかも!?

出典:クラウドワークス

男性の口コミ

性別:その他、年齢:20代、職業:正社員

優待クロスでは

私は楽天証券を一般信用の空売りを用いた所謂株主優待ただ取りをやろうと思って作りました。しかし、楽天証券の一般信用の空売りは口座を作った当時がある程度の数があったのですが、それが年々少なくなっているので、当初の目的である株主優待ただ取りでは主力の証券会社として使い勝って悪くなってしまいましたので株主優待ただ取りを考えている人は少し考えたほうがいいと思います。

出典:クラウドワークス

女性の口コミ

性別:女性、年齢:30代、職業:アルバイト・パート

ポイント還元率改悪

楽天ポイントを使って投資信託や株の買付ができたり、投信積立のクレジットカード決済でもポイントの付与があり、ポイントを利用した投資信託の購入の設定で楽天市場でのお買い物ポイントが+1倍になるので、子どもの証券口座と合わせて開設しました。 サイトが見やすく、注文方法などの説明も詳しく載っており、初心者でも分かりやすいです。 ただ、ポイント制度の変更があり、従来よりもポイント還元率が低くなってしまいました。

出典:クラウドワークス

マネックス証券の口コミ

IPOの抽選方法が良いと感じている人が多くいるようです。

マネックス証券の良い評判・口コミ

男性の口コミ

性別:男性、年齢:40代、職業:アルバイト・パート

銘柄スカウターが便利

手数料なども魅力でしたが、一番は銘柄スカウターがとても便利でした。ほかの証券会社でも銘柄の売り上げや決算などを見るとこができますが、銘柄スカウターはファンダを調べるうえで、とても便利です。特に決算の売り上げや利益、資産や今後の予想、アナリスト予想などがとても見やすくデザインされているので、初心者でも調べやすく、今ではほかのツールは使えません。これだけでも口座開設するメリットがあります

出典:クラウドワークス

女性の口コミ

性別:女性、年齢:50代、職業:経営者

気軽に株式投資!

値上がり益は勿論ですが、株主になることで配当金や株主優待を受取ることもできる事が嬉しいですね。 現物取引手数料は50円(税込:55円)からなので安心して資金不足でも気軽に投資できました。 少額からリーズナブルに投資でき主婦でも気軽にトライ出来る事はホント助かりました。株式チャートも見やすく使いやすかったです。 買付手数料が無料とはホント魅力的でした。

出典:クラウドワークス

マネックス証券の悪い評判・口コミ

女性の口コミ

性別:女性、年齢:30代、職業:正社員

損益が見づらい

当時は取引手数料が安いネット証券で探していました。 また、投資スタイルは米国株中心で考えていたため、ETF含めた幅広いラインナップを取り揃えているマネックス証券に決めました。 直近の成績がグラフで見れる点は良いですが、損益が分かりにくいため今後の改善に期待しています。

出典:クラウドワークス

男性の口コミ

性別:その他、年齢:40代、職業:個人事業主

国内株の手数料は高い

先物取引の注文方法が多彩な事、アメリカ株の取引に優れているので口座開設しました。 先物取引では、利益確定と損切りを同時に設定する指値があります。先物は短期取引が多いので、これは助かります。他にも一定の金額になったら発動する追跡指値もあります。 国内株式の手数料は他の証券会社に比べて高いのでお勧めしません。

出典:クラウドワークス

楽天証券とマネックス証券のキャンペーン

【Q】 証券会社のキャンペーンには、どのようなものがありますか?

【A】 証券会社の多くは、口座開設キャンペーンを実施しています。期間中に新規で口座を開設すると特典が付与されるもので、証券会社によっては口座開設に加えて所定の取引を求めるところもあります。また、期間の定めがない常設のキャンペーン(プログラム)としている証券会社もあります。

特典の内容はさまざまですが、キャッシュバックやポイントバック、取引手数料の優遇などが多いです。お得なキャンペーンで証券会社を選んでもよいかもしれません。

(画像=Wealth Bridge編集部)

楽天証券のキャンペーン

楽天証券は、以下のようなキャンペーンを実施しています。いずれも条件があるため、参加する前にしっかり確認しておきましょう。

【楽天証券のキャンペーン(一部)】

期間 特典
投資マラソン 2022年
3月1日~4月28日
対象商品の取引を行うと抽選で楽天イーグルスグッズ・ヴィッセル神戸グッズ・ポイントが進呈される(最大8,000円相当)
純金・プラチナ積立デビューキャンペーン 2022年
2月25日~3月25日
初めて純金プラチナの積立を開始すると積立金額1,000円ごとに10ポイントが進呈される
ファンド選び応援キャンペーン 2022年
2月14日~5月13日
指定の投資信託を購入すると最大10万ポイントが進呈される
手数料半額キャンペーン(中国株) 2022年
2月1日~3月31日
中国株式の手数料の半額をキャッシュバック
米株積立 or ポイント投資で200万ポイント山分けキャンペーン 2022年
1月7日~3月31日
初めてアメリカ株式の積立(またはポイント投資)を行った方全員で200万ポイントを分配

※2022年3月8日時点
楽天証券公式サイトより引用

マネックス証券のキャンペーン

マネックス証券のキャンペーンは以下のとおりです。こちらも期間や条件があるため、しっかり確認してから申し込みましょう。

【マネックス証券のキャンペーン(一部)】

期間 特典
マネックス・アクティビスト・ファンド買付キャンペーン 2022年
3月1日~3月31日
指定の投資信託を購入すると抽選で最大現金3万円が進呈される
マネックスカード投信積立開始記念キャンペーン 2022年
2月25日~4月7日
マネックスカードの投信積立を行うと最大1,000ポイントが進呈される
マネックスカードキャンペーン【アプラス主催】 2022年
2月7日~5月31日
マネックスカードの発行、利用、Apple Payの設―定で最大2,200ポイントが進呈される
米国株デビュー応援プログラム ── 初回入金から20日間アメリカ株式の手数料を最大3万円までキャッシュバック
「ON COMPASS」デビュー応援プログラム ── 初回利用から最大1年間「ON COMPASS」の残高0.4%分の手数料をキャッシュバック
ご家族・ご友人紹介プログラム ── 紹介者1件あたり1万円(最大月に5万円)キャッシュバック

※2022年3月8日時点
マネックス証券公式サイトより引用

楽天証券とマネックス証券、自分にはどちらが向いている?

【Q】 候補の証券会社が自分に向いているかどうか、どう判断すればよいのでしょうか?

【A】 まずは、投資に対する自分のこだわりを明確にしましょう。そうすれば、「数多くの選択肢から投資先を選びたいなら取扱銘柄数の多い証券会社」「外国株に投資したいなら外国株が充実している証券会社」といったように、選ぶべき証券会社が明確になるはずです。

楽天証券が向いている人

(画像=Wealth Bridge編集部)

楽天証券は、普段から楽天グループのサービスを利用している方におすすめです。貯まっている楽天ポイントを投資に利用できるだけでなく、楽天証券の取引を通じてポイントを受け取ることもできます。楽天銀行や楽天カードなどを利用している方は、まず楽天証券を検討するとよいでしょう。

投資信託の選択肢を重視する方にも向いています。楽天証券の投資信託の取り扱いは、主要ネット証券の中でもトップクラスです。課税口座はもちろん、つみたてNISAでも豊富な選択肢から銘柄を選べます。

楽天証券は、自動売買に挑戦したい方にもおすすめです。マーケットスピードⅡで利用できるアルゴ注文は、プログラミングの知識がなくても自動売買に取り組めます。

マネックス証券が向いている人

(画像=Wealth Bridge編集部)

マネックス証券は、IPOの当選を目指すならぜひ口座を開設したい証券会社です。マネックス証券は原則的にIPO株のすべてをコンピュータによる無作為な抽選で分配するため、恣意的な分配がありません。1人に2単元以上分配されることもないので、多くの方に当選のチャンスがあります。

ただし、IPOの当選確率を上げるには複数の証券会社で申し込むほうが有利なので、楽天証券だけでなく別の証券会社の口座も併せて申し込むとよいでしょう。

マネックス証券は、アメリカ株式や中国株式に投資したい方にもおすすめです。どちらも豊富な銘柄を取り扱っており、アメリカ株式は特殊な注文方法で取引でき、中国株式は他社よりも低コストで取引できるという強みがあります。

楽天証券の口座開設手順

【Q】 証券会社の口座開設には何が必要ですか?

【A】 本人確認書類と個人番号(マイナンバー)を確認できる書類が必要です。

証券会社は口座開設の申し込みを受ける際、必ず本人確認を行うことを「犯罪収益移転防止法(マネロン法)」で義務付けられています。よって運転免許証や健康保険証など、所定の本人確認書類を提出しなければなりません。

本人確認書類と別に、マイナンバーの提出も「マイナンバー法」や「所得税法」などで義務付けられています。個人番号カード(マイナンバーカード)や通知カードなど、証券会社が指定する書類を提出しましょう。

(画像=楽天証券公式ページより引用)

楽天証券の口座開設手順は、本人確認の方法によって大きく2つに分かれます。

スマートフォンのカメラを使用して本人確認書類と顔写真を提出する「スマホで本人確認」と、本人確認書類画像をアップロードする「書類アップロードで本人確認」です。

(画像=Wealth Bridge編集部)

【楽天証券 口座開設の手順】

スマホで本人確認
(最短翌営業日)
書類アップロードで本人確認
(およそ5営業日)
手順 1.メール登録
2.本人確認書類と顔写真の撮影
3.氏名など本人情報の入力&ログインパスワードの登録
4.最短翌営業日にログインIDの受け取り(メール)
5.初期設定(マイナンバーの提出)
1.メール登録
2.本人確認書類画像のアップロード
3.氏名などの本人確認情報の入力
4.およそ5営業日後にログインIDとパスワードを受け取り(郵送)
5.初期設定(マイナンバーの提出)
提出できる
本人確認書類
運転免許証個人番号カード(マイナンバーカード) 運転免許証
個人番号カード(マイナンバーカード)
健康保険証
住民票の写し・印鑑登録証明書
パスポート(※1)
在留カード・特別永住者証明書
住民基本台帳カード

※2022年3月8日時点
※1 2020年2月4日以降に申請されたものは不可
楽天証券公式サイトより引用

大まかな流れは同じですが、「スマホで本人確認」のほうが手軽でスピーディーに口座を開設できます。しかし、提出できる本人確認書類が少ないので注意してください。

運転免許証や個人番号カード(マイナンバーカード)を提出できるなら「スマホで本人確認」を、そうでないなら「書類アップロードで本人確認」を選びましょう。

マネックス証券の口座開設手順

【Q】 手軽に口座を開設する方法はありますか?

【A】 オンラインで完結できる方法が、便利でおすすめです。

2018年11月に犯罪収益移転防止法の規則が一部変更され、本人確認をオンラインで完結できるようになりました。これに伴い、多くの証券会社がスマートフォンなどを利用した本人確認方法を採用しています。

書類がないため記入する手間がなく、郵送物を待つことも返送することもないため、スピーディーに口座を開設できます。

ただしオンラインの本人確認では、提出できる本人確認書類が少ない傾向があるため注意しましょう。

(画像=マネックス証券公式ページより引用)

マネックス証券の口座開設の方法も2つあります。手続きをインターネット上で完結できる「オンライン口座開設」と、書類をやり取りして口座を開設する「郵送による口座開設」です。大まかな流れをまとめました。

(画像=Wealth Bridge編集部)

【マネックス証券 口座開設の手順】

オンライン口座開設
(最短翌営業日)
郵送による口座開設
(1週間程度)
手順 1. メール登録
2. 本人情報の入力と本人確認書類の撮影
3. 顔写真の撮影または三菱UFJ銀行の連携で本人確認
4. 開設完了メール記載のURLからログインID・パスワードを確認
5. 初回ログイン後、アンケートに回答
1. 申し込みフォームに本人情報を入力し、口座開設キットを請求
2. 口座開設キットを受け取り、口座開設申込書や本人確認書類等を返送
3. 簡易書留で郵送される開設完了通知書を受け取り、記載のログインIDやパスワードを確認
4. 初回ログイン後、アンケートに回答
提出できる
本人確認書類
個人番号カード(マイナンバーカード)
運転免許証+通知カード
【以下1点(顔写真付きのもの)】
個人番号カード(マイナンバーカード)
運転免許証
運転経歴証明書
パスポート(※1)
在留カード・特別永住者証明書
住民基本台帳カード・福祉手帳

【以下2点(顔写真がないもの)】
住民票の写し
住民票の記載事項証明書
印鑑登録証明書
健康保険証
年金手帳
児童扶養手当証書・医療受給者証・医療手帳

※2022年3月8日時点
※1 2020年2月4日以降に申請されたものは不可
マネックス証券公式サイトより引用

他の証券会社もチェック!おすすめベスト5

【Q】 楽天証券やマネックス証券以外におすすめの証券会社はありますか?

【A】 「SBI証券」は取引手数料が安く、取扱商品・サービスも豊富なのでおすすめです。同社はネット証券で大きなシェアを持っており、IPOは対面証券を含めてもトップクラスの取扱実績を誇ります。

国内株式以外を取引しないなら、「SBIネオトレード証券」もおすすめです。国内株式以外の商品はほとんど取り扱っていませんが、手数料が安いため主要ネット証券よりも低コストで取引できるでしょう。

ここまでは、楽天証券とマネックス証券を中心に解説してきました。しかし証券会社はたくさんあるため、2社の比較では物足りないと感じた人もいるかもしれません。もちろん楽天証券やマネックス証券はおすすめですが、それ以外でおすすめの証券会社も見てみましょう。

前述のとおり、証券会社は以下の5つのポイントで比較することが大切です。

【証券会社の5つのチェックポイント】

  • 取引手数料
  • 取引ツールの使い勝手
  • ポイントサービス
  • つみたてNISA・一般NISAの対応
  • キャンペーン

5つのポイントを考慮した証券会社のおすすめランキングは、以下のようになりました。

(画像=Wealth Bridge編集部)

【証券会社おすすめランキング】

取引手数料 取引ツールの使い勝手 ポイントサービス つみたてNISA・一般NISAの対応 キャンペーン
1位
SBI証券
2位
auカブコム証券
3位
松井証券
4位
LINE証券
5位
SBIネオトレード証券
×

※2022年3月8日時点
SBI証券auカブコム証券松井証券LINE証券SBIネオトレード証券各公式ページより引用

それぞれの特徴を詳しく解説します。

1位 SBI証券

(画像=SBI証券公式ページより引用)

SBI証券は、ネット証券でトップクラスのシェアを持つ証券会社です。IPOに強みがあり、2021年3月通期は証券業界で取扱数が最多でした。

SBI証券のIPO取扱実績は証券業界でもダントツの80銘柄! 2021年3月通期の新規上場会社のうち、約93.0%の銘柄を取扱いました。 出典:SBI証券 今後の成長に期待!IPO取扱銘柄数No.1のSBI証券でチャンスを掴もう!

【IPO取扱実績ランキング(2021年3月通期)】

  • SBI証券:80銘柄
  • みずほ証券:58銘柄
  • SMBC日興証券:47銘柄
  • 大和証券:44銘柄
  • 楽天証券:43銘柄

ただしSBI証券のIPOは全体の60%が抽選で、30%は使用した「IPOチャレンジポイント(※)」が多い順に、10%はSBI証券が任意に配分します。そのため、取扱実績の割に当選確率は高くないかもしれません。やはりIPO当選を目指すなら、他の証券会社でも申し込んだほうがよいでしょう。

※SBI証券でIPOの抽選に外れた時に付与されるポイント。IPOの申し込み時に使うと当選確率が上がる。

国内株式の取引手数料(※1) 50万円 0円
100万円 0円
200万円 1,013円
取引ツール HYPER SBI
HYPER SBI 2
SBI証券 株アプリ
SBI証券 米国株アプリ
かんたん積立アプリ
ポイントサービス Tポイント
Vポイント
Pontaポイント
dポイント
NISAへの対応 一般NISA
つみたてNISA
キャンペーンの充実度
投資信託 2,633本
国内株式の1株単位取引
IPOの取り扱い
外国株式の取り扱い 9ヵ国
iDeCoの取り扱い

※2022年3月8日時点
※1 手数料が最も安くなるよう計算
SBI証券公式ページより引用

2位 auカブコム証券

(画像=auカブコム証券公式ページより引用)

auカブコム証券は、「三菱UFJフィナンシャル・グループ」と「KDDIグループ」が運営する証券会社です。

auカブコム証券は、特にauユーザーにおすすめです。2022年3月28日からau PAYカードによる投信積立の決済ができるようになり、1.0%分のポイントが還元されます。au回線を契約している人は最大4.0%が上乗せされ、最大5.0%のポイントを獲得できます。

au回線の保有者は、株式手数料が1.0%割引される「auで株式割」も利用できます。auのスマホなどを契約している場合は、auカブコム証券を検討するとよいでしょう。

国内株式の取引手数料(※1) 50万円 0円
100万円 0円
200万円 2,079円
取引ツール kabuステーション
カブナビ
カブボード
カブボードフラッシュ
EVERチャート
kabuスコープ
kabuカルテ
kabu.com for iPhone、Android、au
kabu smart
ポイントサービス Pontaポイント
NISAへの対応 一般NISA
つみたてNISA
キャンペーンの充実度
投資信託 1,525本
国内株式の1株単位取引
IPOの取り扱い
外国株式の取り扱い 1ヵ国
iDeCoの取り扱い

※2022年3月8日時点
※1 手数料が最も安くなるように計算
auカブコム証券公式ページより引用

3位 松井証券

(画像=松井証券公式ページより引用)

松井証券は1918年創業の老舗証券会社です。手厚いサポート体制が強みで、ネット証券ながら資産運用に関する幅広い相談を受け付けています。

【松井証券のサポートの例】

  • 投信サポート:専門スタッフが投資信託全般について電話で回答
  • 米国株サポート:専門スタッフがアメリカ株式全般について電話で回答
  • 株の取引相談窓口:専門の相談員が株式の売買について電話で回答

※2022年3月8日時点

松井証券は充実した取引ツールも魅力です。高機能のパソコン向けツール「ネットストック・ハイスピード」を始め、さまざまなツールを提供しています。スマートフォンアプリも用意されているため、目的に応じて使い分ければ場所を選ばず快適に取引できるでしょう。

国内株式の取引手数料 50万円 0円
100万円 1,100円
200万円 2,200円
取引ツール ネットストック・ハイスピード
株価ボード
株アプリ
株touch
投信アプリ
QUICK情報
QUICKリサーチネット
テーマ投資ガイド
チャートフォリオ
アクティビスト追跡ツール
フル板情報(BRiSK for松井証券)
ポイントサービス 松井証券ポイント
NISAへの対応 一般NISA
つみたてNISA
キャンペーンの充実度
投資信託 1,590本
国内株式の1株単位取引 ──
IPOの取り扱い
外国株式の取り扱い 1ヵ国
iDeCoの取り扱い

※2022年3月8日時点
松井証券公式ページより引用

4位 LINE証券

(画像=LINE証券公式ページより引用)

LINE証券は、「LINEグループ」と「野村グループ」が運営するスマホ証券です。

スマホ証券とは
スマートフォンでの取引を前提とした証券会社のことで、小さい画面でも取引しやすいように情報や取扱商品をあえて絞っています。

LINE証券は、1株単位で取引できる「いちかぶ」というサービスを提供しています。LINE証券が取引の相手方となるため、取引時間外でもリアルタイムで株式を売買できます。日中の取引が難しい人は、LINE証券で株取引を始めてみてはいかがでしょうか。

【いちかぶの取引時間】

  • 日中取引:9:00~11:20、11:30~12:20、12:30~14:50
  • 夜間取引:17:00~21:00

※銘柄によって取引できる時間帯が異なる

国内株式の取引手数料(※1) 50万円 275円
100万円 535円
200万円 1,013円
取引ツール LINE取引サイト
ポイントサービス LINEポイント
NISAへの対応 一般NISA ──
つみたてNISA
キャンペーンの充実度
投資信託 33本
国内株式の1株単位取引
IPOの取り扱い
外国株式の取り扱い ──
iDeCoの取り扱い

※2022年3月8日時点
※1 手数料が最も安くなるよう計算
LINE証券公式ページより引用

5位 SBIネオトレード証券

(画像=SBIネオトレード証券公式ページより引用)

SBIネオトレード証券は「SBIグループ」傘下の証券会社です。SBI証券は幅広い商品を取り扱っていますが、SBIネオトレード証券は国内株式取引に特化しています。

SBIネオトレード証券の強みは、業界最安水準の手数料です。「定額プラン」を選ぶと1日100万円まで無料で取引でき、100万円を超える場合でも比較的安いコストで取引できます。国内株式取引用として口座を開設してもよいでしょう。

【国内株式の手数料比較】

取引金額
50万円 100万円 150万円 300万円 500万円
SBIネオトレード証券 0円 0円 440円 660円 880円
SBI証券 0円 0円 640円 1,013円 1,013円
楽天証券 0円 0円 640円 1,013円 1,013円
マネックス証券 275円 535円 1,013円 1,013円 1,013円

※2022年3月8日時点
※各社の手数料が最も安くなるように計算
SBIネオトレード証券SBI証券楽天証券マネックス証券各公式ページより引用

国内株式の取引手数料(※1) 50万円 0円
100万円 0円
200万円 660円
取引ツール NEOTRADE R
NEOTRADE S
NEOTRADE W
カブ板
株価ボード
ポイントサービス ──
NISAへの対応 一般NISA
つみたてNISA
キャンペーンの充実度
投資信託 10本
国内株式の1株単位取引 ──
IPOの取り扱い
外国株式の取り扱い ──
iDeCoの取り扱い ──

※2022年3月8日時点
※1 手数料が最も安くなるように計算
SBIネオトレード証券公式ページより引用

楽天証券とマネックス証券、両方で口座を開設して「いいとこ取り」もあり

楽天証券とマネックス証券にはそれぞれ強み・弱みがあるため、一概に優劣を決めることはできません。

どちらかで口座を開設するよりも両方の口座を開設して、それぞれの強みを使い分けるとよいでしょう。

楽天証券とマネックス証券のQ&A

Q 楽天証券が向いているのはどんな人でしょうか?

特に、楽天グループのサービスを利用している人が向いています。取引などを通じて受け取った楽天ポイントを他の楽天グループのサービスで利用できるだけでなく、他の楽天グループの利用で受け取った楽天ポイントを楽天証券の投資に利用することもできます。

「楽天カード」や「楽天銀行」と連携させることで、さまざまな優遇や特典を受けられることも魅力です。楽天証券は、楽天グループを利用している人が最初に検討するべき証券会社といえるでしょう。

Qマネックス証券が向いているのはどんな人でしょうか?

マネックス証券は、アメリカ株式や中国株式への投資を検討している人におすすめです。主要ネット証券の中でも取り扱いが多いため、他社よりも多くの選択肢から投資先を選べます。

アメリカ株式については、成行や指値といった基本的な注文方法の他、OCOやトレールストップといった複雑な注文も可能です。うまく使いこなせば、日本の夜間に取引されるアメリカ株式でも、チャンスを逃さず売買できるでしょう。

中国株式については、手数料の安さも強みです。他社と比べて手数料が安めなので、有利に取引できます。

Qどちらで口座を開設すればよいか迷っています。両方で開設できますか?

楽天証券とマネックス証券の両方で口座を開設することができます。むしろ両方で口座を開設することで、それぞれの強みを使い分けられるのでおすすめです。

証券会社にはそれぞれ強みがありますが、1社でしか口座を開設しない場合、享受できるメリットは1社分だけです。また、その証券会社のデメリットも避けられないでしょう。

複数の証券会社で口座を開設し、取引に応じて使い分ければ、より多くのメリットを享受でき、デメリットを補完できます。使わなくなった場合は口座を閉じることもできるので、興味がある証券会社があれば積極的に口座を開設しましょう。

Q IPO投資をやるならどちらがよい?

強いていうなら、マネックス証券です。過去の実績が楽天証券より多く、IPOの分配も公平な抽選によって行われます。口座数はマネックス証券のほうが少なく、その分競争率が下がると考えられるため、当選のチャンスはマネックス証券のほうが大きいでしょう。

【口座数の比較】

  • 楽天証券:714万1,203口座(2021年12月)
  • マネックス証券:217万8,315口座(2022年2月)

楽天証券マネックス証券各公式ページより引用

IPO当選を目指すなら、両方で口座を開設することをおすすめします。IPOの抽選は証券会社ごとに行われるため、両社で口座を保有していればそれぞれで抽選に参加できるからです。

Q 老後の資産形成を目的にしています。どちらがふさわしい?

一概にはいえませんが、やはり両社で口座を開設するほうが老後の資産形成にも有利でしょう。

老後の資産形成に利用したい制度にiDeCoとつみたてNISAがありますが、iDeCoの取扱本数は楽天証券のほうが多く、つみたてNISAのクレジットカード決済では、マネックス証券のほうが多くのポイントを受け取れます。

楽天証券 マネックス証券
iDeCoの取扱本数 32本 27本
つみたてNISAのクレジットカード決済のポイント還元率 1.0%(※1) 1.1%

※2022年3月8日時点
※1 2022年9月から一部の銘柄は0.2%
楽天証券マネックス証券各公式ページより引用

老後に向けた資産形成を行う場合も両方で口座を開設し、楽天証券でiDeCo、マネックス証券でつみたてNISAといったように、口座を使い分けるとよいでしょう。

Q 低コストなのはどちら?

商品によって異なります。国内株式は、楽天証券のほうが低コストで取引できるでしょう。

【国内株式の手数料比較】

取引金額
50万円 100万円 150万円 300万円 500万円
楽天証券 0円 0円 640円 1,013円 1,013円
マネックス証券 275円 535円 1,013円 1,013円 1,013円

※2022年3月8日時点
※各社の手数料が最も安くなるように計算
楽天証券マネックス証券各公式ページより引用

一方でアメリカ株式と中国株式の手数料は、マネックス証券のほうが安いです。アメリカ株式は為替手数料が、中国株式は取引手数料が低く設定されています。

【アメリカ株式・中国株式の手数料比較】

アメリカ株式 中国株式
取引手数料 為替手数料 取引手数料 為替手数料
楽天証券 0.495%
(0~22ドル)
0.25円 0.55%
(550~5,500円)
香港:0.15円
上海:0.20円
マネックス証券 0.495%
(0~22ドル)
買い:無料(※1)
売り:0.25円
0.275%
(49.5~495香港ドル)
香港:0.15円

※2022年3月8日時点
※1 買いの為替手数料の無料は2019年7月から常態化
楽天証券マネックス証券各公式ページより引用

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