2022年度の国公立大学入試で東京大学の合格者数1位は開成だった。41年連続1位という快挙だが、東大・京大を含む旧帝大など難関国立大の「現役合格率」で見ると、格付けは変わる。1位は、学年の半数が東大か京大へ進学する灘校。「プレジデントFamily」編集部が大学通信の協力を得て調べたベスト150校を一挙公開しよう――。(前編/全2回)

※本稿は、『プレジデントFamily 中学受験大百科2022』の一部を再編集したものです。

東京大学のゲート
写真=iStock.com/ranmaru_
※写真はイメージです

1位の灘は学年の半分が東大京大含む難関国立大に合格

【私立中高一貫校 難関国立大学現役合格率ベスト10】
(学校名・所在地・卒業生数・難関国立大現役合格者数・同合格率)
1 灘 兵庫 221人 110人  49.8%
2 聖光学院 神奈川 228人 99人 43.4%
3 東大寺学園 奈良 200人 86人 43.0%
4 開成 東京 405人 167人 41.2%
5 甲陽学院 兵庫 201人 78人 38.8%
6 久留米大附設 福岡 189人 73人 38.6%
7 栄光学園 神奈川 172人 65人 37.8%
8 桜蔭 東京 228人 81人 35.5%
9 六甲学院 兵庫 167人 57人 34.1%
10 大阪星光学院 大阪 176人 58人 33.0%

今回紹介するランキング(ベスト150の詳細データは文末掲載)は、全国の私立中高一貫校の難関国立大学への現役合格率だ。2022年度入試では大学入学共通テストの平均点が大きく下がり、出願傾向にも大きな変化が見られた。

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