JT賞共存

テーマ:共存

2019優秀賞

画題「田園とニュータウン」
小髙紘佑(74歳)
無職 神奈川県横浜市


神奈川県平塚市では、田園のすぐ向こうの丘陵地に三角屋根とパステルカラーが特徴のニュータウンが形成されていて、その間を東海道新幹線が走ります。主に農業を営む人と、ニュータウンに暮らす新住民では、生活スタイルや価値観などがそれぞれ異なりますが、この地域では互いに交流しながら快適に共存しています。

2019佳作

画題「共に生きる」
小澤 宏(65歳)
無職 神奈川県小田原市

2019佳作

画題「ともに生きる」
竹端正伸(30歳)
公務員 岡山県岡山市

2019次点(五十音順)

「ヤマナシに見守られ」秋篠重仁(58歳)岩手県盛岡市
「日暮れ」杉浦正幸(43歳)愛媛県西条市
「黄昏エール」田村祐二(50歳)滋賀県近江八幡市
「人と共に」古谷康祐(19歳)大阪府守口市
「悠久の昔から」星野郁男(69歳)山梨県上野原市

企業コメント

優秀賞の「田園とニュータウン」からは、生活スタイルの異なる人々の複雑な関わり合いや、それぞれの価値観の違いなどを感じることができます。自然と人間社会の“共存”を一目で実感できる日本らしい情景に心揺さぶられました。佳作には、花と蜘蛛とカエルが自然界で精一杯生きている姿を美しく切り取った「共に生きる」と、猫と人間の程よい距離感がほほ笑ましい「ともに生きる」の2点を選びました。

JTグループでは、地域の方と社員が一緒に取り組む森林保全活動「JTの森」を全国9カ所で実施。また、ゴミをひろうという体験を通して「すてない」気持ちを育む市民参加型の「ひろえば街が好きになる運動」も推進しています。グループ内においては、温室効果ガスの総排出量を2020年に2009年比20%削減するとした目標を、2017年に3年前倒して達成。社内外で環境活動の輪を広げています。

日本たばこ産業株式会社

審査員評

優秀賞は住宅、東海道新幹線、そして自然がつくる秋の恵みを、独自の視点で切り取ったよい作品です。「共に生きる」は蓮池での生物間の共存のあり方を美しく描き、「ともに生きる」は漁の魚をもらった猫を構図良くとらえながら人と動物の共存を表現しました。