「公文式の英語」の魅力はどこにあるのか

小学生で英検®3級、4級に合格した子の約3人に1人が「公文式の英語」を学習していた! 子供の英語学習として、40年近くの歴史と確かな実績を持つ「公文式」。今回、経験者への調査やインタビューを通じ、選ばれている理由を探ってみた。

※「英検」は公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。

■わが子にバランスの取れた“本物の英語力”を――。

 そう願う親は多いに違いない。2018年、首都圏の中学校で「英語」を入試の選択科目などにしている学校は112校。これは4年前の7倍以上だ。一方、2020年から行われる予定の「大学入学共通テスト」では、民間の資格・検定試験も活用して「読む・聞く・話す・書く」の4技能が評価されることになっている。

 そもそも社会に出れば、いまや英語は多くの仕事で欠かせないツールといっていい。そうした中で注目したいのが「公文式の英語」だ。今回小学生時代に英検®3級(中学卒業程度)、4級(中学中級程度)に合格した中高生への調査が行われた。それによれば、英検®合格前から「公文式の英語」に通っていた子供の割合は33.1%。実におよそ3人に1人だ。多様な子供向け英語教材、英語教室が存在する中、これは非常に高い割合といっていいだろう。

 また、公文式ではTOEFL Primary®、TOEFL Junior®の受験も推奨しており、2017年度の小学生受験者数は5000人を超えたという。ご存じのとおり、TOEFL®は世界130以上の国や地域が採用するグローバルスタンダードのテスト。国際的な評価基準に則って「英語運用能力」がスコアで示される。公文式では、英検®やTOEFL®の受験を後押しすることで、身につけた英語力を客観的に把握する機会を提供しているわけだ。

 

■自分のペースで学習できる!

 公文式というと算数・数学のイメージが強いかもしれないが、英語についても38年の実績がある。その特徴は、まずさまざまな言葉や文章を徹底して「聞いて」「読んで」「書く」こと。それを通じて、豊かな語彙と表現力、読解力を育んでいく。

 そしてもう一つ、学年にとらわれることなく自分のペースで学習を進めていける点も大きな魅力だ。教材を必要に応じて復習できるので、力がつけばどんどん高いレベルの教材に取り組める。だからこそ、小学生で英検®にも合格できるのである。

 わが子が持つ力を最大限引き出したい。それはすべての親に共通する思いだろう。以下に小学生のときに「公文式の英語」を始め、大学時代には留学も経験した2人へのインタビューを掲載する。いったいどのように学び、どんな力がついたのか――。そこにはきっと、子供の英語学習のヒントがあるに違いない。

小学生で“英検®合格”の中高生に調査! ※クリックすると拡大画像をご覧いただけます。

■どこがよかった? 「公文式の英語」。2人の先輩にインタビュー

 小学生で英検®に合格した2人。大学時代には、それぞれ文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」の日本代表メンバーにも選ばれています。

読み書きに加え、耳が鍛えられ リスニング、スピーキングに効果あり! 冬木悠生さん

冬木悠生さん●東北大学大学院理学研究科を経て、2018年4月より社会人。故郷の「とやまふるさと大使」も務める。○英検(R)小学2年生…5級/小学3年生…4級○トビタテ! 留学JAPAN3期生として、スイス連邦工科大学チューリッヒ校、現地化学メーカーで専門的な製薬研究に従事。○好きな英語の言葉 I walk slowly, but I never walk backward. /エイブラハム・リンカーン(米国第16代大統領)

小2から高1まで、9年間「公文式の英語」を続けました。原動力となったのは、まず「知的好奇心を満たしてくれた教材」、そして「親の応援」「教室の先生の支え」「ライバルの存在」の四つです。

 何より頑張れば頑張った分、先の教材に進め、英語の知識や力がつくのを実感できる。これがうれしかったですね。「公文式では学校の3学年以上先を行く!」。そんな目標を立てていました。力試しに、小2で英検®5級、小3で4級を受けたときも、勉強は公文式が中心。無事に合格することができました。

 親と教室の先生はどちらも僕の考えを尊重し、部活などで忙しい中学時代も「どうしたら続けられるか」を一緒に悩んでくれました。そうした周囲の支えのもと、「大変なときは教材を週5枚だけ」と少しずつでも途切れないように時間をやりくりして頑張りました。

 そして大事な「ライバルの存在」。
 公文式では進度上位者の発表や表彰が全国レベルで行われます。これが地方に住んでいた僕に競争意識を芽生えさせてくれました。「もっと上を目指したい」──。僕の中の向上心を刺激してくれたんです。

 公文式で高1まで学習したので、読む力、書く力はもちろん、リスニング機器のおかげで耳も鍛えられました。それがスピーキングにも役立ち、海外でも問題なくコミュニケーションを取ることができました。「トビタテ!留学JAPAN」の3期生として行ったスイス連邦工科大学チューリッヒ校にはさまざまな国籍の学生がいて、やりとりは基本的に英語。また専門分野の論文も当然英語です。語学力があったからこそ、留学中、自分を成長させるチャンスを存分に生かすことができたように思います。勉強だけでなく、何事にも飛び込んでみることで視野が広がり、視座が高まったことが現地での大きな収穫。異なる分野、文化の人たちとの交流によって自身のキャリア観も明確になりました。

 これまで学校の授業、入試、また留学で、英語を苦に感じることはありませんでした。小さいときに公文式を薦めてくれた家族に感謝しないといけません。これからはビジネスを通じて人の命や健康に貢献していきたいと思っています。

身についたのは、失敗を恐れない姿勢、 問題をさまざまな観点から考える力 平野美優さん

平野美優さん●大阪大学外国語学部を卒業。2017年4月、大手商社に入社。○英検(R)小学3年生…5級/小学5年生…4級/小学6年生…3級/中学1年生…準2級/中学2年生…2級○トビタテ! 留学JAPAN1期生として、サンクトペテルブルク大学(ロシア)、日本語学校(ウズベキスタン)に○好きな英語の言葉 Keep your face always toward the sunshine - and shadows will fall behind you./ウォルト・ホイットマン(米国の詩人)

 小1で「公文式の英語」を始めて中2まで、ほかの英会話スクールや進学塾には一切通いませんでした。“新しいことを知りたい、吸収したい”という自分の性格に公文式が合っていたんだと思います。週2回の教室では、上の学年の人たちとも席を並べるので、先輩がやっている教材を見て、「難しそうだけど、面白そう! 早く自分もやりたい」と思っていたのを覚えています。

 英検®は「実力を知るいい機会」と教室の先生に勧められ、小3で5級を受験。小学生のうちに4級と3級、中2で2級(高校卒業程度)に合格しました。特に英検®向けの勉強はせず、小学生のときは公文式の教材に出てきた物語や伝記の原書を親に買ってもらって、英語に親しんでいました。

 長く「公文式の英語」を続けられたのは、自分で考え、答えを出すことの大切さ、そして楽しさをだんだんと実感していったからだと思います。答えが間違っていても、先生は必ず「どうしてこう考えたの?」とより深く考えるように私を促してくれました。失敗を恐れず、自分の頭で物事をとことん追求していく姿勢。これは公文式が私に与えてくれたかけがえのないものの一つです。

 大学時代には、「トビタテ!留学JAPAN」の1期生としてロシアのサンクトペテルブルク大学に10カ月間行きました。講義はそれまで学んだことのない分野で、院生向けだったので初めは正直大変でしたが、一方で、英語を使って最先端の研究、情報を学べること、世界中から集まったクラスメートと意見交換や議論ができることが大きな楽しみでした。「公文式の英語」を通じて、未知の分野を外国語で学ぶ力や一つの問題をさまざまな観点から考える力が身についていたからだと思います。

 また学んだ知識を活用するため、展示会やボランティアなどにも積極的に参加しました。学びや気づきは、行動の中で生かし、修正していくことで再現性のある自分なりの“黄金ルール”になる。これも公文式が教えてくれたことです。就職した総合商社では、将来海外企業との交渉なども大事な仕事になるはず。より専門的な英語も求められますが、むしろそれが楽しみです。新しい知識やスキルが、きっと私の世界を広げてくれると信じています。

「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」とは
海外留学の機運を高めることを目的とし、2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度。2020年までの7年間で約1万人の高校生・大学生を「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の派遣留学生として、返済不要の奨学金や研修等を通して支援する計画。自分自身で留学内容や渡航先、期間を自由に設計できる点が特長。

●お問い合わせ先/株式会社公文教育研究会
URL http://www.kumon.ne.jp/