2010年8.30号 プレジデント言行録
社会に出た後は「覚える」べきことよりも
「知る」べきことと「考える」べきことが
圧倒的に多くなる。
問題は「何によって知るか」である。
断片的な情報を得るだけなら
インターネットやテレビ、新聞でもいいが、
思考力や想像力を養い、
複眼的なものの見方を身につけたければ、
本を読むに勝るものはない。
(「福原義春『ボロボロになるまで私が読み込んだ本』」27ページより)
人は本を読むと、
「自分だけが悩んでいるわけじゃない」
「世の中のレベルとはこういうものか」
と認識できる。
自分が置かれている空間の広さ、
時代の長さを立体的に捉えられるのだ。
(「脱・横並び発想と『はじめに仮説ありき』」67ページより)
平蔵のリーダーシップで顕著なのは、
現場重視という点だ。(中略)
現場を重視し、率先垂範の勇気を示すことが
平蔵の人望を高めている。本人が命がけなので、
部下も仕事に命を捧げるのだ。
(「部下の意識改革と『鬼平犯科帳』」61ページより)
『現代の経営』は、
繰り返し読めば読むほど味が出てきて、
経験を積むほどわかってくるようになった。
若い頃には理解できないところもあったが、
わからないなりに面白くて、
こういうものを勉強したいと
強く思わせる何かがそこにはあった。
(「商売のネタ探しと『現代の経営』」35ページより)
何事においても、
ぼんやりとニュースや問題を眺めていては
ダメなのだ。ぎりぎりまで突き詰め、
自分の思いを遂げたいという強い思いで
物事を見ると、同じものを見ても、
違う答えを得ることができるのではないか。









