ここ1~2年、ラゲージ製品の市場が一段と広がっているのにお気づきだろうか。キャリーバッグからスーツケースまで、価格・素材・大きさ・機能等々、選択肢がありすぎて選ぶのに迷ってしまうほどだ。
 まずは、ラゲージ製品を選ぶ場合どのような点に注目したらいいのか。かばんメーカーのエース社で話をうかがってみたところ、もっとも重要なポイントは「軽量性」だという。
「原油高騰の影響で手荷物預かりの重量制限が非常に厳しくなりましたから、急激に軽量化が進んでいます。国内事情としては、団塊世代や女性の海外旅行者が増え、より一層軽いスーツケースが求められるようになったことも大きいです」(マーケティング部・横田地弥生さん)
 いかに軽く、かつ強度を確保するか。従来のABS樹脂と軽くて耐衝撃性のあるポリカーボネートを混合するなど、各社で新素材の開発を競っている。

ここに注目! ラゲージ選びのポイント

エースの商品のなかでビジネスマンに人気のエースジーン。耐久性と機能性を誇るこのキャリーバックは、1泊2日の出張におすすめのサイズだ。

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 2つ目のポイントは「キャスター4輪化傾向」だ。 「2輪キャスタータイプだと、キャスターが他人の足に当たりやすく、それに付随するトラブルが発生する可能性が高くなります。実際、駅や空港へのクレームが2~3年前から増えていると聞いています。体に添って引けないのが不便だというご意見も多く、弊社の定点観測の結果からも、4輪キャスタータイプが増加中です」と横田地さん。
 4輪ならば360度回転して方向転換もスムーズ。キャスター自体への負担も減る。また、キャスターの素材・サイズが見直され、耐久性がアップする傾向にある。軽量性や耐久性を追求した製品は、やはり価格的には割高になる。しかし、もし、それで無駄なストレスが減らせるならば、ビジネストラベル用としての価値は高い。 次に大きさだが、ラゲージサイズの基準値は、1~2泊で高さ50センチ前後、2~3泊で高さ60センチ前後、4泊~1週間で高さ60~80センチといったところが目安になる。海外出張に慣れないと、「あまり大きすぎても」と迷うようだが、今回取材したビジネストラベルの達人は、「ラゲージの場合、確実に大は小を兼ねる」と口を揃えた。 ラゲージの購入を考える際は、たとえば、割れ物を運ぶことがある場合には、枠がジッパータイプよりフレームタイプの方が安心だろうし、デザインや価格を最優先したい方もいるだろう。自分にとっての選ぶポイントを明確にすれば、候補が絞られてくるはずだ。トラベルスタイルは、想像以上に多様なので、スタイル模索中の方は進化するラゲージ情報に注目だ!


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