特集/全予測「働き方、生き方、稼ぎ方」
PART2.家族・自分篇 - 20
実は「中年童貞」である。このままでいいのか
「KY力」を磨いて
吉永小百合クラスの彼女をゲットせよ
徹底的に妥協するな!
高嶺の花を狙え!
まず言っておくが、「中年童貞なんてみっともない」という理由で童貞を捨てる必要はない。これだけ性産業が発達しているのだから、性欲はひとりでも処理できる。女に惑わされず、本当に自分がやりたいことをやればいいんだ。
しかし、中年という年齢を迎え、それでもなおかつ、身を焦がすような恋愛を、セックスをしたいという気持ちがある男は、これから俺が教えることをしっかり聞いてほしい。
俺の見る限り、世の中の一般的な男女は高嶺の花はあきらめて、自分と釣り合う相手を探す道を選んでいる。つまり妥協をしている。そしてその道を選べないのが中年童貞である。高い理想とモテない現実が隔絶していて、年齢を重ねるごとにますます妥協しにくくなる。「ブサイクな女と付き合うくらいなら、恋愛しなくていいや」となっているだろう。
では中年童貞を捨てるためにはどうしたらいいか。これは逆説的な言い方になるが、「徹底的に妥協するな!」ということだ。具体的に言えば、吉永小百合、松坂慶子、黒木瞳ランクの女を本気で狙うのであり、それ以下は認めない。「でも、人妻だし……」。そんなことを言うおまえの顔面に正拳突きを叩き込んでもいいだろうか? そんなこと言う前に、おまえ、童貞だろうが! 「中年であり、かつ童貞」これほどのハンデを背負いながら、なお高嶺に咲く一輪の花を摘もうとするおまえの心意気、まずこれが欲しいのだ。
俺は何も血迷っているわけではない。高嶺の花を狙うという、一見ありえないことを望むことこそが、「中年童貞」を捨てる第一の道である。いや、中年童貞だけではない。この世界において願望を達成していくうえで最も重要なこと、それが「理想をまっすぐに狙う」なのだ。
本当に手に入れたいものに標準を合わせるとき、人はやっと「嫌なことでも経験しよう」となるのである。では、実際に最終目標である吉永小百合にたどりつくにはどうしたらいいか? 何十年と生きてきたおまえであれば即座に結論は出るだろう。そう、「童貞じゃ、まずい」である。相当豊富な経験を積まねば、ブサイクなおまえがあの吉永さんに太刀打ちできるはずがない。とにかくどんな相手でもいいから口説いてみること。セックスをしてみること。そうやって「女」というものを知って知って知りつくした先に、吉永さんが待っているのである。
「中年童貞はみっともないから、童貞を捨てよう」。これではいつまでたっても童貞のままだ。いつの時代も、理想の自分を目指すそのプロセスにおいて人は経験し、成長していくのである。
それでも不安であるというおまえに、今回は特別に(本当に特別だぞ)俺の提唱する恋愛理論である「バタンチュー理論」を授けておく。
「バタンチュー理論」とは一言で言うと、「部屋に入った瞬間、有無を言わさずキスをせよ」という理論である。理由は簡単。玄関は三面を壁で囲まれている狭い空間のためにおまえの唇から逃げにくいからなのだ。恋愛の基本は「押し」である。周囲にどう思われようが関係ない。恥を忘れ、場の空気を読まずに突っ走れ。「バタンチュー理論」に代表されるような、空気をあえて読まない力を、俺は「KY力」と呼んでいる。恋愛でもビジネスでも本当に強い人はわが道を行くKY力が備わっている。しかしおまえは中年童貞でいいのかと気にしている時点で空気を読んでしまっているんだ。童貞を捨てるためには、KY力を磨くことが最優先課題だ。そしていつの日か、吉永さん級の彼女をゲットしてくれ。健闘を祈る!
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