特集/全予測「働き方、生き方、稼ぎ方」

PART2.家族・自分篇 - 17

自分より高収入の女性と結婚するにはどうしたらいいか

 
 
心にまとった鎧を
上手に脱がせてあげる男が勝者となる
 
 
作家・エッセイスト
蝶々
Cho-Cho
コピーライター兼銀座ホステス時代に書いていたブログ『銀座小悪魔日記』が話題になり出版された。その後出された『小悪魔な女になる方法』が35万部を超えるベストセラーに。話題の最新刊は『女子アゲ↑』。
白河桃子=構成
 
 

 周りのいわゆる高年収の女性を見ていると、男性を選ぶ基準は収入や地位ではありません。稼ぐ女は仕事で身も心も疲れている。会社で鎧を脱ぐことが許されないからこそ、気持ちを分かち合ってくれる男性が抱きしめてよしよしと頭をなぜたら、泣いてしまうかもしれません。DJをやっている私の友人は、収入は高くないけれど、こういった女性の気持ちをくみ取るのが得意で、自分よりお金持ちの女性と結婚しています。要するに、上手に心の鎧を脱がせてくれる男性がキャリア女性に選ばれる時代なんです。

 話がうまくなくても、まず「聞いてあげる」だけでモテ度はぐんと上がるものです。男性は会話というと、すぐ解決策を提示しがちですが、とりあえず「がんばってるね。君は正しいよ」と言うだけでいい。女は共感してもらえればそれで満足だから、解決策は特に求められたときだけ提示すればいいんです。あとはスキンシップかな。ただ黙って抱きしめてあげればいい。

 さらに、収入の多い少ないにこだわらずきちんと自分が自信を持てる世界があって、男として毅然としていてくれる人がいいんです。低収入でもいじけることなく、あくまで妻を守るという男の役割を忘れないこと。いくら女性の扱いが上手でも、ホストみたいに依存して暮らしたいだけの男は勝者にはなれません。

 似たような職業だと年収で能力を比較されてしまう可能性が強いですから、別のフィールドでがんばっている男性が有利かもしれません。企業に勤めている女性なら職人系の男性なんかいいんじゃないでしょうか。逆に私なんかはフリーの仕事なので兵隊みたいに組織に律儀なサラリーマンにきゅんときますから。

 年齢でいえば、未来に可能性を秘めているという意味では若い男性が有利といえるでしょう。しかし、おじさんにはおじさんの人生経験や包容力という武器がある。要するに自分の武器はなにかを考え、それを磨いてプレゼンできる人は、挽回のチャンスがたくさんあります。

稼ぐ女ほど、
まっすぐな気持ちにほだされる

 マメな気遣いも大きな武器です。特に稼いでいる女性は表面的な条件より、気持ちがまっすぐで本当に自分のことを思ってくれる人にほだされるもの。逆に、男性に依存しなくては生きられないと思い込んでいる女性ほど、男の収入や肩書などをシビアに見ていますよ。

 経済的に自立している女性にとっては、結局、男性の人間的魅力が大切なんです。気働きでも癒やしでも、女性が認める美点があればいい。今、私の周りで帰国子女の男性とお付き合いする女性が増えています。彼らは、「女はこうあるべき」という価値観の中で育っていないから、女性に過剰な期待を持っていないうえ、レディファーストといった気遣いも自然にできる。日本で育った男性もそれを学べば、お金のあるなしにかかわらず、素敵なキャリア女性を妻にできると思います。

 そもそも今「俺は男だ!」という古い価値観で通せるのは、ダルビッシュ有投手のような超勝ち組だけでは。そこそこ高年収の男性も、一人で家計を背負わず互いに伸ばしていくくらいの気持ちで妻を選んだほうが現実的です。年収1000万円程度で男のプライドにすがりつき、無理やり格下の女性を選んで心身ともに壊れるなら、年収1200万円ぐらいの女性とタッグを組んだら楽しく生活できると思うんですけど。家に専業主婦がいなくても、夫婦ともに忙しいなら家事は外注といった手段もあります。そんなことは女がやるのが当たり前じゃないかと思うような男性は、すでに時代に取り残されているんじゃないでしょうか。

 
 
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