特集/全予測「働き方、生き方、稼ぎ方」

PART2.家族・自分篇 - 15

裁判員に選ばれた場合、欠席できるのはどんなときか

 
 
「体調不良」でも大丈夫。
最後には「告発」という手もある
 
 
新潟大学教授
西野喜一
Kiichi Nishino
1949年、福井県生まれ。73年東京大学法学部卒業。79年ミシガン大学ロースクール修士課程修了。博士(法学)。東京地方裁判所判事補、新潟地方裁判所判事などを経て、90年より現職。著書に『裁判員制度の正体』など。
星野貴彦(本誌編集部)=構成
 
 

対象事件の約3割は

4日以上拘束される

 2009年5月までに殺人などの凶悪犯罪の刑事裁判に裁判員制度が導入される予定です。三人の裁判官と共に選挙権をもつ人たちから無作為に選ばれた六人の裁判員が被告人を裁きます。この制度は陪審制度の導入賛成派と反対派のせめぎ合いの結果うまれた「妥協の産物」。裁判員に興味のある方もいるかもしれませんが、軽はずみな興味から多大な不利益を被る恐れがあるのです。

 裁判員に選ばれれば数日間は間違いなく拘束されます。最高裁は対象裁判の約7割が3日以内に終わると試算していますが、逆に言えば4日以上かかる事件が約3割もあるわけです。さらに裁判員に選ばれた事実は公表できません。(……続きは本誌をご覧ください)

 
 
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