人に教えたくない店 [332]
10年ほど前、勝沼のワイナリーを訪ねて、土壌の大切さを
知りました。以来、ワインの奥深さに魅せられています。
藤吉久美子さん
女子校時代の同級生が個展を開いたのは3年前だったでしょうか。花の写真展で、そのギャラリーのご好意で、近所のお店が期間限定で展示してくださることになり、皆で訪ねたのが「ルバイヤート」でした。そうしたら山梨・勝沼にあるワイナリーの経営というではありませんか。
実は結婚してすぐに「日本の最高のワインを味わう旅」のお仕事をいただいて、夫婦で勝沼のワイナリーを訪ねたことがあるんです。私たちにとっては新婚旅行代わり(笑)。そのとき訪ねた一軒に丸藤ワイナリーがあり、そこのワイン名がルバイヤートだったんですね。まさか東京で再会できるとは! あの旅では日本のワインのおいしさに驚かされたのですが、10年を経てさらに洗練されていました。お料理も何もかもがおいしくて、ついついワインが進みます。この再会には、何か縁を感じずにはいられませんでした。
でも、普段の外食では、都心のお店に入ることはあまりなくて、よく家族で出かけたり、お友達を案内しているのが「森のギャラリーCafe」です。骨董家具や雑貨を扱うお店なので、待ち合わせも楽しいし、掘り出し物を見つける喜びも。カフェといっても、ここはお料理がおいしくて、名物のカレーといい、オムライスといい、どれも野菜がたっぷり使われていて、体にやさしいおいしさ。入り口がわかりにくいこともあって、隠れ家気分も味わえます。
今度は主人と二人、ぜひルバイヤートさんに伺わなくては。それに勝沼にも行きたくなっちゃったわ。
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●ワイン・レストラン
ルバイヤート
ワイン好きを
満足させる味つけに
とても感動。
隠し味に秘密あり
●昨年の国産ワインコンクールで、甲州種で初の金賞に輝いた「ルバイヤート甲州シュール・リー」を醸造する丸藤ワイナリーの直営。オープンは4年半前。ルバイヤートのほか、ヨーロッパ各地やオーストラリアなどのワインも揃う。
●東京都新宿区若宮町10-7
TEL.03-5228-3903
営業時間/17:30〜23:00(LO)、金曜と祝前日は〜23:30(LO) 日曜・祝日定休 カード可 ※予約が確実

- 仔羊のグリル1600円。ハーブを利かせた香ばしさとパンチのある風味に誘われてナイフを入れれば、中は見事なロゼ色! クセのない食べやすい味わいで人気がある。
- ホタテのカルパッチョ1200円。醤油を隠し味に使った玉ねぎドレッシングが絶妙なおいしさで、頬張った瞬間に驚きの味が広がる。青じその葉やみょうがなど、和の薬味使いも上手い。
- スモークレバーのパテ900円。鶏の白レバーをスモークし、生クリームや卵を混ぜて蒸し焼きにする、フランのようなパテ。黒胡椒との相性がよく、後を引く。5年をかけて完成をみたというシェフ自慢の一品だ。いずれも料理はヨーロッパの調理法をベースに、和テーストを加味。国産ぶどうである甲州種を意識した食べやすい味つけが受けている。

●カフェ
森のギャラリーCafe
丁寧につくっていることが
伝わってくるやさしい味わい。
訪ねるたびに心身が癒されるようで、
とても和めます
●家具ファクトリーに併設していた小さなカフェが、小麦粉を使わないオリジナルカレーの人気とともにスペースを拡張。どの料理も健康のことが考えられていて、多種類の野菜を味わえる。ディナーにはシチューなど一品料理もある。
●東京都調布市深大寺東町5-1-2
TEL.0424-90-9157
営業時間/11:00〜21:00(LO)、ランチは〜14:00、ディナーは17:30〜
無休(年末年始を除く) カード不可 ※ランチは予約が確実。大人数での来店は要予約
- 胡麻風味ドレッシングで味わう、たたみいわしのミラクルサラダ1000円。
- 彩り野菜のサラサラカリー1155円。20種以上のスパイスを鍋で焙煎し、ホールを煮出してつくるスープタイプ。スパイスがじわじわ利いてくる飽きのこないおいしさ。
- ふわふわたまごのオムライス995円。ディナーでは海老ソテー付きで1155円になる。
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