人に教えたくない店 [320]
フランス留学時代はもっぱら自炊。そんな暮らしの中で
無性に食べたくなるのは"お世話になった"カレーうどんでした
加藤紀子さん
デビューしてしばらくの間、「しまだ」のお父さんには本当に助けていただきました。お弁当を食べられればましなくらいにとにかく忙しくて、買っておいたハンバーガーを移動車中でかじったり……。ただ、そういうものが続くと心がすさんでしまい、温かい料理が食べたくなるんです。だから寸暇を見つけては、しまだへGO。カレーうどんをいただいてました。あまりの好きっぷりに、あるとき「じゃ、今年の加藤の誕生会はしまだで、うどんで」ということに(笑)。自他共に認める大好物です。
2000年4月より約2年間、フランス語の勉強のために渡仏していたのですが、その間も帰国する度にしまだ。もちろんカレーうどんです(笑)。今もパリの友人が来日するとここの畳席へ案内しています。
大好きなパリに留学し、人間として少しは強くなれたと思っています。すべて自分の責任という経験も初めてでしたし、伝えたいことを明確に語れるようになりました。この5月にアルバムを出したのですが、フランス語の意味が情景つきでリアルに理解できるので、感情の機微も歌いこめます。大きな収穫ですね。
その帰国後、友人を通して知り合い、とても仲よくさせていただいているのが「ビックママ」のママです。ここの肉質はすばらしいの一言。それに、ママの人柄が出ている料理はどれもバツグンにおいしくて、素直に何度でも感動させられます。
パリを自炊で乗り切ったことで、料理の奥深さを痛感。以前にも増して、人が作ってくださる料理には敬意を払っていただいています。
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●割烹、手打ちうどん・そば
しまだ
やみつきになる味というのは、このカレーうどんのこと
●カレーうどん屋、手打ち蕎麦屋、割烹などいろいろな顔をもち、飽くなき食欲に応えている。この春、東京・新宿3丁目に、念願だったカレーうどんとラーメンの専門店を出店した。
●東京都港区南青山3-13-3
TEL03-3403-0201
営業時間/11:30〜14:00、18:00〜翌4:00(LO) 日曜・祝日定休 カード可 ※2階の座敷席での宴会は予約を

- 正式には「ヤング麺カレースープうどん」というカレーうどん。エビ天カレースープうどん1050円のほか3種がある。ご主人の島田美登さんのうどん好きが高じて誕生。香辛料や果物など28種を合わせて1日がかりでつくるルウを鶏がら&とんこつスープでのばし、かけ汁と牛乳をプラス。まろやかなコクの中にスパイスの風味が爽快だ。
- ヒラメの平造り1400円。刺し身は天然ものにこだわる。
- 昔懐かしい味として常連に人気のハムカツ740円。これもご主人の好物で、子供の頃に憧れたハム厚めを実現している。

●スーパー焼き肉
ビックママ
ここのおいしさを言葉で表現するには、まだまだ時間がかかりそうです
●もともと渋谷で屋台を引いていたという博多出身のママ。当時から料理のおいしさで知られ、常連の後押しを受けて開店した、まさに「食いしんぼワールド」だ。この店を愛してやまなかった故・ナンシー関さんの消しゴム版画が目印。
●東京都目黒区東山1-6-13 リテイラ中目黒1F
TEL03-3710-8687
営業時間/18:00〜24:00(LO)、日曜・祝日は〜22:00(LO) 月曜休み カード可 ※食事時は予約を
- 角皿は左から、ハラミ、ミノ、タンの刺し身盛り合わせ2000円。楕円皿は胡麻油と塩で味わうレバ刺し1000円。肉刺しはここの名物で、よそではお目にかかれないバツグンの鮮度を味わえる。炭火で焼く焼き肉メニューもある。
- お腹いっぱいでもついついオーダーしてしまう、おいし〜い卵かけごはん530円。福島県の養鶏場から直接仕入れている卵は、黄身が驚くほどしっかりしていて美しく、旨味が濃厚だ。
- 一鉢300円〜で楽しめる今日の一品。手前はモツのぴり辛煮こみ、奥は八頭のきぬかつぎ。ほぼ常時味わえるモツ煮のほかは日替わりで、酒呑みを魅了してやまない料理が揃う。
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